KAGUYA

Pikochu

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第一章~タイムリープそして~横浜編

~影~

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放課後柏が俺に挨拶しに来た。

「裕子と付き合えるようにしてくれてありがとうございます。彼女を大事にしますね。」

「おぅ。裕子の事は任せた。浮気するんじゃね~ぞぉ!」

「浮気なんてしませんよ」
そうして一礼して戻って行った。
そろそろ帰るか。そういうとチャリにのって家に帰った。

今日も原と真也が来ている。好きにさせよう。そう思った。

そして2日が過ぎた。

学校へ行くと、「もうすぐゴールデンウィークだね。どこに遊びに行く?」
なんて声もちらほら聞こえてくる。
その日の午前は何も起きなかった。

しかし昼休みに柏が入ってくる。

「尾崎さん今日集会があるんですが来てくれませんか?」

「集会ならお前1人でも大丈夫だろ。何か特別な事あった?」

「いえいえ特にこれと言って何もないんですが、族長会議で留守にするんでその間頼めないかな~と」

「別に俺集会に参加してるわけでもね~し、そこんとこは高橋に任せればいいんじゃね?」

「夜に何かご予定でも?」

「いや何もないけどたまにはゆっくりしたいなと思ってね」

「わかりました。今日は1人で行きます」
柏は納得したようだった。肩を落としてクラスへ戻ってゆく。
集会に行っても別に参加するわけでもないからヒマなのだ。
塩沢が俺の元にやってくる。

「どうした?桐山とは上手くいってるか?」

「それが直人最近『ヤらせて』ばっかりなんですよ。ちょっと幻滅しちゃって・・・・・・」

「まぁ男だし早くヤりたいんだろう。桐山には俺から言っておくよ」

「尾崎君付き合ってくれませんか? あたしまだ諦めてないんで」

「ちょっとした事件があってな、しばらく彼女は作らない事にした」

「何かあったんですか?」

「ま~そりゃ色々とね。とりあえず今は誰とも付き合わない。桐山にはキツく言っておく」
そして3組に行き桐山を呼び出すと説教を始めた。

「塩沢から聞いたぞ。女の子の気持ちを1番に考えろ。じゃなきゃ別れさせる」
等色々ぶつけてやった。

「分かったよ。今後言動には気をつける。別れたくないし」
桐山はガックリしながらそう言った。
2組に戻ると塩沢の元へ行き説教してきた事を伝えた。
すると塩沢は礼を言ってきた。
カップルって大変なんだな~そう思いつつ昼休み終りのチャイムが鳴る。

5時限目、6時間目はちゃんと授業を受けた。
午前中寝ていると午後はどうしても目が冴えてしまう。
授業が引けるとあゆが近寄ってくる。

「何か用か? 問題ごとなら御免だぞ」
そういうとノートを差し出してきた。
「あんた午前中寝てて昼休みもなんかしてたでしょう。これ今日の分だからちゃんと復習しときなさいよ。30分だけ待っててあげるんだから」
そう言ってノートを借り、ペラペラとめくってゆく。
記憶の宮殿にノートの内容を記憶させると15分位覚えた。

女子グループにいるあゆに近づく「ノートありがとう。とりあえず全部覚えたよ」
「えっ。まだ15分位しか経ってないじゃない。本当に覚えてるの?」
あゆは不思議な顔をしていた。しかし高校の授業などそんなに勉強しなくても記憶の宮殿にしまっておく程度でいいと考えてた。
「ちゃんと覚えてるよ。いつもサンキューな」

そう言って頭を撫でる。
あゆは少し顔を赤らめた。

「これでテストの点数悪かったらもう見せないんだからね!」

「テスト位余裕だよ。期末試験楽しみにしとけ」
そういうと帰る用意をしチャリで家に帰った。

原と真也が特攻服でまたいる。

「お前等自分達の家があるのになぜ俺のうちに集る」

「利便性がいいから?まぁ真吾のうちに集るの半ばクセになってるからな」
原が答えた。

「今日は集会だろ。あまり遅くなるなよ。俺はジムに行って運動してくるから帰ってくるまでゲームしてていいぞ」

「は~~~~い」
2人はそういうと、俺はジムに向かった。


「こんにちわコーチ。体動かしに来ました」
軽く準備運動をしグローブをはめてサンドバッグを叩く。
数十分叩き続けてるだろうか後ろから声を掛けられた。

「尾崎君試合観に来てくれてありがとう。凄く励まされたよ。おかげでTKO勝ちだったし」

「あれは小柳さんの実力ですよ。これからも頑張って上目指して下さいね」

「また試合のとき応援に来てくれるかな?」

「いいですよ。日曜とかたいがいヒマしてるんで」

「尾崎君と一緒にきてたガタイのいい人いたじゃん?あの人もボクサー?」

「いえ違いますよ。彼は暴走族の頭です。総合体育館までチャリでいくのダルかったんで呼び出してアシ代わりに使いました」
小柳はハッとすると一息ついて俺に話しかけて来た。

「暴走族の頭と友達なんて凄いね。それにアシ代わりって。ボクシングを喧嘩に使ったら逮捕されたとき大変だよ。なるべく問題ごとは起こさないようにね」

「はい。わかりました。失礼します」
そう言ってまたサンドバッグをたたき続ける。
腹筋、腕立て、縄跳び、シャドーボクシングと続けてする。
外が暗くなってきた。そろそろ帰るか。


「コーチ、ありがとうございました。また来ます」

「おぅ!また来いよ」


そういえば原と真也の為にゲームでも買って行ってやるか。
俺はゲームショップに入ると『ときめきメモリアル』を買った。
たまにはギャルゲーもいいな。今後付き合う彼女との参考になるし。

家に着くと原と真也はまだゲームをしていた。
「おう、お前等。新しいゲーム買ってきてやったぞ」

「何何?新しいゲームもいいな~、ってこれギャルゲーじゃん」

「お前等の恋愛の参考になると思ってな。2人でやってみろ。」

そういうと俺はシャワーを浴びに部屋から出て行った。
そしてシャワーに出て部屋に戻ると、原がゲームをパッケージから取り出し、ゲームを開始する。
そして1時間が過ぎる。

「なにこれめっちゃ面白い。詩織は俺の彼女だ」

「何言ってんだ俺の彼女だ」

2人がくだらない事でモメている。
ようこそヲタクの道へ。そう心の中で思った。
そうしてる間に20時になった。

「俺等そろそろいくわ~真吾も集会でるんでしょ?」

「俺は今日はお休みだからいかねーよ」

「そっか~じゃあな~また明日」

「おぅ。また明日来んのか!」
そう言って窓から出て行った。
俺はヒマなので大学入試試験のテキストを開いて勉強していた。
あっという間に22時だ。
そう思ったときPHSが鳴る。
なんなんだこんな時間に。

「ハイ尾崎だけど」
電話の相手は柏だった。

「俺です。今からそっち行ってもいいですか?」

「別に構わないけど」

「じゃあ10分位で着きますのでよろしくお願いします」

『プチッツーッツーッ』一方的に切られた。
それにしても今度はなんだ。
10分位すると柏の車の音が聞こえた。
俺は外に出ると柏が出てきた。

「とりあえず家入れよ」
そう言って部屋に連れてきた。

「んでどうした?」

「いまさっき族長会議に行って来たんですが、神埼のヤローが宣戦布告をしてきたんですよ。竹内も・・・・・・あ~竹内ってのは皇帝エンペラーの頭なんですけど何も言わないんですよ。このままじゃGW明けにでも戦争が起きちまいます」
ついに喧嘩吹っかけてきたか。いつかはこうなると思ってたんだが。

「よしその件は預かっておく。早くてGWゴールデンウィーク明けだろう? 人数でも勝ってるんだから気にする事ねえよ。どうせ走り屋だろ?」

「走り屋でも喧嘩が強いのがゴロゴロ居る所ですよ」

「まぁなんとかなるさ。俺に任せろ」
根拠の無い事を言ってみる。

「神埼はヤバイですからね。俺でも喧嘩したくない相手です」
柏は消極的な発言をした。
ようは戦争があるかもしれないから助けてくれと言う話だ。

「誰が来ても負けねえ。そう思わないとやってられないぞ。柏も一応暴走族の頭なんだろう?」

「そりゃそうですけどなるべくなら大きなモメ事は起こしたくないです」

「神鬼没の連中にはその話まだするんじゃねーぞ」

「わかりました。俺はこれから集会に行ってきます。お邪魔しました」
そう言って柏は家を出て行った。
とうとう幽霊スペクターとの争いの影が見え始めてきたな。
こういうときって皇帝エンペラーの総長は止めたりするもんじゃねえのかな~。
そんな事を思いデスクの椅子に腰掛けた。

まぁ喧嘩売ってくるなら上等じゃねーか。数でも負けてないしな。
神埼とかいう野郎をぶっ飛ばしてシャブ止めさせるのには丁度いい。
そう思い俺はパジャマに着替えベッドに入った。


ちょっと早く寝るのもいいだろう。睡眠は大事だ。
俺は眠った。

翌日学校へ行くとどこからともなく噂が流れてくる。

「神鬼没と幽霊スペクターが戦争だってよ。コワッ!」

どうやら幽霊スペクター側が情報を漏らしたらしい。
あゆが近づいてくると。

「あんたまた喧嘩でもすんの? 今度はでかい喧嘩なんだってね。学校にバレたら停学になるわよ。ま~あたしの知ったこっちゃないけどね」

「戦争になるかはまだわかんねーさ。話し合いの余地あるんじゃねえかな」

「相手はイケイケの暴走族なのよ。話し合いで纏まるわけないじゃない。真吾バカなの?」

「最悪頭だけ潰せばいいしな」

「その頭がメチャクチャ強いって評判よ。あたしでもしってるわ。多分柏より強いわよ。真吾ヤバイんじゃない?」
あゆが心配してくれている。

「ま~どうにかなるさ。見てろって」

「バ~カ」
そういうとあゆは自分の席に戻って女子とお喋りしてる。
佐伯も近づいてきてこう言う。

「今度ばかりは相手が悪いんじゃないの?侘び入れて許してもらいなよ」

「キッパリ断る!」
俺は一瞬でそう答えた。

「戦う前から逃げてちゃ前に進めないんだよ。それがおとこってやつだ」

「尾崎君の強さはしってるけど幽霊スペクターの頭は柏さん以上に強いって聞いたことあるよ。さすがに皇帝エンペラーの総長よりも強いとは聞かないけど。それくらい有名な人だよ」

薬物中毒者ジャンキーなんかに負ける気はしねえよ」
そういうとホームルームのチャイムが鳴った。
俺はまた爆睡する。

午前11時50分に起きる。
昼前には目覚めちゃうんだよな~便利な体だ。
そう思うとボーッと授業を聞き流していた。
そしてチャイムが鳴る。昼休みだ。
俺が弁当を取り出すと佐伯が近づいてきた。

「一緒に昼飯食べようよ。中古車雑誌でもみながら」
そうして佐伯と一緒に飯を食った。
そういえばクラスで喋るのってあゆと佐伯くらいだな。そろそろ輪も広げたいんだけど皆俺と関わるのを嫌がってるしな~。
今度誰かに声かけてみよ~っと。俺は内心思うのであった。

飯を食ってると裕子が来た。

「よう。柏とは上手くいってるか?」

「それが暴走族の集会にあたしを連れてってくれないんだもん。ずっとヒマしてた。集会の日、真吾の家に行ってもいい?」

「彼氏がいるのに他の男の所いくのはマズいだろう。間違いがあるかもしれないし」

「今後はお友達でいきましょ。あたしも集会のたびに待つのは飽きるわ。お友達だったら家に行ってもいいよね?」

「ま~断る理由はないんだが。集会に俺も引っ張り出される事があるから毎回というわけにはいかないぞ。それでもいいなら」

「ヤッター。じゃあ今度の土曜真吾の家に行くね♪」

怒ってあゆが近づいてくる。
「あんた真吾にフラれたんでしょ。慣れ慣れしいのよこのクソビッチ」

「あら、子ギャルちゃんヤキモチでもやいてるの? あなたには関係ない事よ」

「あんた彼氏いるんだから彼氏と遊んでもらいなさいよ。なんで真吾の所にくるわけ?」

「あたしと真吾は友達だもの。仲良くして何が悪いの?」
こうした口論が5分以上続いた。
「もういい。勝手にして」
あゆが怒って女子グループに戻ってゆく。

「裕子ちゃん勝利ぃ♪」と裕子が言う。

「じゃあ今度遊びに行くね。じゃねえ~バイバイ♪」
そう言って裕子はクラスに戻って行った。
あゆがまた近づいてくる。

「ホントムカつくあのクソビッチ。真吾も鼻の下のばしてるんじゃないわよ」

「別に鼻の下なんて伸ばしてねーし。友達として話してたんだよ」

「あ~なんか生理中な気分。あのビッチ見てるとイライラする」

「もう生理なんて来てるの?」

『パチ~ン』頬を引っぱたかれた。

「ほんとデリカシーの無い男ね」

そういうとあゆは席についた。
チャイムが鳴る、午後の授業だ。
5時限目と6時限目はしっかりきいておいた。
あゆにノートを借りに行く。

「あんた午前中も起きてなさいよね」そう言われて「ハイ」と答えることしか出来なかった。15分位ノートを見つめあゆに返した。

「毎日ありがとうな」

そして頭をポンポンと優しく叩いた。
あゆは少し照れていた。
そして家に帰ろうとする。

柏が校門の前で待っていた。
「どうした?」

「最近不良グループが尾崎さんを狙ってるって情報が入りましてね。尾崎さんなら大丈夫かもしれませんが一応用心しといて下さい」

「忠告ありがと。でも暴走族じゃないんだよね?」

「ハイ。下克上狙ってる単なる不良グループです」

「わかったよ。サンキュー」
そうしてチャリに乗って家に帰った。


家に帰ると部屋に行く。

「おかえり~!」
原と真也がまたいる。
こいつら本当に学校行ってるんだろうな?そう思った。

「今日はゲーセンでも行こうぜ」
真也が提案してくる。

「別に構わないけど。何かしたいことでもあるの?」

パチスロ機ジャグラーにリベンジしてやろうかと」
なんだそんな事かと思いつつ、ゲーセンに向かった。
俺は特にやる事がないのでアイスを食いながら2人のパチスロを見てた。
すると不良グループに取り囲まれる。

「ピンクの髪。お前が尾崎か?」リーダーっぽいやつが言ってくる。
原と真也も立ち上がり相手を睨みつけている。

「お前を倒して俺等がこの街の最強になるぜ。怨みは無いがぶっ殺す!」
そういうと8人が襲い掛かってくる。
大乱闘だ。
原と真也も合わせてこちらは3人。原と真也は相手をあっという間にボコボコにした。

「スマン許してくれ」リーダー格の男がそういうと真也はそいつを思い切り蹴り飛ばす。

「喧嘩吹っかけてきて許して下さいはねえんじゃねえのか?コラ!」
真也が言った。
他のグループメンバーも詫びを入れてくる。
俺もリーダー格の男にパンチを喰らわすと、「二度と関わってくるんじゃねえ!」そう言った。
原と真也は8人相手に蹴りやパンチを入れている。
もう相手は戦意喪失してるのに原と真也は止まらない。

5分位見てると相手はもうボコボコで何度も許してくれと言ってる。中には気絶してる者もいる。

「もういいよ」
俺がそういうと原と真也が戻ってきた。

「俺達に喧嘩売ってきたなら代償払えや」俺がそういうとキョトンとして。

「代償は何を?」とリーダー格の不良が言ってきた。

「全員財布出せ」俺がそう言うと全員の財布から金を奪った。

「今日の所はこれで許してやる。二度とツラ見せんな。それと今後このゲーセンに来たらボコるからな」
俺はそう言うと不良グループは逃げていった。

原は「金は分けろよ」と言ってくる。チャッカリしたやつだ。
俺は原と真也に2万ずつ渡した。

引き続き原と真也はスロットをやっていた。
んが!どうやら負けたようだった。

俺は2人にアイスを奢ってやると、「ギャンブルの才能ないんじゃね? 諦めろ。金使うだけ無駄だ。どうせ何も帰ってこないしな」そう言った。

「もうスロットはやらないよ。帰ろうぜ~」真也がそう言った。


家に着くとまた2人はゲームを始めた。

「よくあきねえな。彼女はどうした?」

「ん?デートは今日は休み。なんか真吾のとこ来たくなってね」

原はそう言った。

「俺の彼女は家で勉強らしい」
真也がそう答えた。

「お前等も勉強しろよ」

「テスト前になったらね。俺一夜漬け派なんだ。授業はちゃんと聞いてるけどね」
原が無邪気にそう答える。

「勉強たるもの日々の積み重ねだぞ。毎日の努力が結果に繋がるんだよ」
俺はそう言ったが2人の耳には届いてない様子だった。

「そうそう明日デートだから来れないから。真吾寂しいだろうけど我慢するんだよ」
真也がそう言った。ちょっとイラッとした。

「お前等が家に来ないと俺ものんびりできていいよ。明日はジムにでも行ってくるさ」
そして2人共22時までゲームをしていた所を俺がもう遅いからと言って追い出した。
シャワーを浴びてパジャマに着替える。
ベッドの中で記憶の宮殿を呼び覚ますと、今日の復習をした。
よし、記憶は定着してる。
そう思うと眠るのであった。


翌日は特に何も無かった。
昼休みにまたあゆにノートを借り授業の復習をした。
今日は原も真也も来ないからゆっくりできるな。
そう思うと午後も眠くなってきた。
目が覚めると放課後。よく寝たな。
今日は1日中寝てた。
あゆに午後の授業の分のノートを見せてもらってすぐに返した。
「サンキュー!俺帰るわ」

そうして校門に行くと柏が立っていた。

「昨日襲われたって聞きましたよ。お怪我は?」

「原と向井もいたから平気。心配してくれてありがとな。原と向井を止めるほうが大変だったよ。アハハ」

「あの2人たしか皇帝エンペラーですよね。尾崎さん神鬼没じゃないですか。よく仲良く遊んでられますね」

「中学時代からの親友だからな。暴走族が違っても友情は変わらない」

「いい事ですね。これからも仲良くやって下さい。俺は失礼します」
俺が襲われた事を知っていた。柏の情報力は凄いな。
そう感心しつつチャリでジムに行った。
いつも通りの練習メニューを終え、家に帰ってきた。
母親に弁当を渡すと、「あの可愛い子はもう家に来ないのかい?」

「あぁ。別れたからね。ちょっと色々あってさ」

「そう、残念ね。お嫁さん候補だと思ってちょっと期待したのに」

「そんな早く結婚なんてしねーよ」

そうして夜は家族で食事した。
シャワーを浴びて部屋に戻ると、原と真也がいないため部屋が大きく感じられた。
ちょっと俺もときメモをやってみるかな。
そう思いゲームをした。
やはりPS4から比べたら画面は雑だな。
早くPS4がやりたいぜ。FF15まだ途中なのにトラックにひかれたからな~。
スマホも早く欲しいところだ。PHSなんて不便でしょうがない。

ポケベル持ってる奴等も満足してるのだろうか?
そうしてすぐゲームに飽きると俺はベッドに横になりながらこれまでの数週間を思い出す。
結構いろんな事があったな~。前の人生じゃ考えられない事もたくさん起きてる。
これは時間や時代を歪める事とかにならないよな。そう思った。
ま~考えていてもしょうがない。今は高校生なんだ。高校ライフを楽しもう。

そうして俺は眠りについた。


土曜日また事件が発生するともしらずにその日は眠りにつくのであった。


Coming soon!!
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