1 / 1
安全食堂@福岡
しおりを挟む
望月先輩は美しい。
ひかえめにいっても美人だ。
普通に言うと、指先から髪の毛の先までキラキラしている。
おおげさに言えば女神。
そんな先輩とたびたび二人一組で地方へ出張。
最高の職場だ。
そりゃあ、仕事一直線のバリキャリ望月先輩を口説けるほど、俺はいい男ではない。
むしろ、そんな度胸もない弱そうなやつだからこそ、組まされたのかもしれない。
望月先輩は『金がかかりそうな女性』ナンバーワンの称号を、俺が新卒で入って以来、獲得し続けている。
まあ、いわゆる高嶺の花子さんだ。
が、彼女の秘密を俺は知っている。
なぜなら俺は、特殊能力者なのだ。
集中すれば近くにいる人間の頭の中の思考を読み取ることができる。
どうせ一生プライベートで仲良くなんかできないだろう。
社内一美人で仕事ができて、いつも良い匂いがしている望月先輩が何を考えているか。
少しだけ知りたい、と魔が差したのだった。
その結果。
「武田くん。お昼に行ってみたい店があるの」
と、言った先輩は、駅からサッと道案内をする。
スパダリならぬスパ先輩だ。
女性なのにスマートすぎて、正直俺よりだいぶ格好いい。
商談の話や会社の話、天気の話、当たり障りの無い会話をするうちに到着した。
紅い看板が印象的な店だ。
開店と同時に人が集まり出す。
あたかもライブの前に待機列に並ぶ参加者のようだ。
いや、昼食はライブと呼んで差し支えない。
会社員の一日の楽しみのピークはここだ。
開店前から老若男女が毎日集う店というのは伊達ではない。
11時の駐車場は、平日だというのに満員だ。
中に入ると、林檎の絵の描いてある可愛らしい色紙がある。
福岡の誇るあの有名歌手に間違いない。
御利益がありそうな気がしてなんとなく拝む。
さて、店内カウンターに案内される。
座ってみて驚くのがその厨房の位置だ。
店の真ん中。
なんとオープンスペース。
そこにカウンターがあり、それ以上でもそれ以下でもない。
奥で作って持ってくるわけでなく、本当に厨房が目の前にあるのだ。
アイランドキッチンというおしゃれな造りが流行しているが、その先を行っている。
島どころではない。ベルリンの壁が崩壊した東西ドイツである。
ここでは客と厨房が渾然一体となる。
望月が食堂であり、食堂が望月だ。
ラーメンを湯切りするお爺さんの足下すら見ることができる。
いまだかつてここまで透明な厨房があっただろうか。
クラゲさえはっきりと肉眼で見つけられるほどの透明度である。
安全食堂の安全は、そんじょそこらの安全では無いのだ。
完全な透明性を前に衝撃を受ける。
ただものではない予感をビシバシと感じながらメニューを見る。
ラーメン。焼きめし。
基本的にその二文字しか目に入らない。
いや、本当を言うと餃子も気になっていたが。
メニューのラーメンは一種類だけだ。
ネギだとかチャーシュー二枚だとか高菜ラーメンとか、トッピングを変える店も多いが、ここはそのような小細工はない。ラーメンの四文字のみで勝負というのが潔い。
迷う余地なしですぐにオバチャンを呼ぶ。
というか、呼ぶ間もなく喰い気味に「何にしましょっ」と威勢の良いかけ声が飛んでくる。
チャーハンとラーメン。かたさは? カタで。
この注文の流れに自己陶酔しながら、くんできた水を飲む。
プロのおひとりさまとしては、間違っても注文でひよってはいけない。
うーん、かたさ? 普通? とか、どうしよっかなあとか、ちょっと待ってとか、御託を並べるのは禁忌である。
もちろん、正解は『カタ』である。
というか、それ以外の選択肢は無い。
忍者の合い言葉だと「山」といったら「川」だ。
「ラーメン」のかたさの好みは福岡における口頭試問である。
間違えると非県民だとばれる。
ちなみに、「ラーメン」の味に選択肢はない。
「とんこつ」しかないからである。
福岡のラーメンは「とんこつラーメン」のみであり、みそだとかしょうゆは別の食べ物になるのだ。
そして、メニューの『大盛り』は要注意だ。
これも罠である。
うかつに頼んでしまうと、非県民と呼ばれる。
何故か。
麺を大盛りにするとスープが薄まるのだ。
濃さが売りのとんこつラーメンでは、薄いというのは最悪の悪口だ。
本当に美味しいとんこつを食べ続けたければ、薄めてはいけない。
麺の量は通常で、食べ終わってから替え玉を頂くのが正解だ。
間違えなかったことに安堵して周囲を見て待つ。
店内でも団体様が待っている。
5人、6人で子連れで来るとテーブル席しかない。
そこまでして食べたい味なのだろうか。
と思うと、気がはやる。
いやがおうにも期待が高まる。
どうぞーと出されたのは、特に奇もてらいも無いラーメンだ。
しかし、あまりとんこつの匂いがしない。
息が詰まりそうなとんこつを想像していれば逆に拍子抜けするくらいだ。
まずは麺を一口すする。
細い。
カタめの麺がするすると入る。
美味しいが、この時点ではまだとりたてて感動はない。
定石通りといった感じだ。
次にスープを頂こうとして手がとまる。
澄み切っている。
とんこつの色ではない。
(ここは福岡だぞ?)
望月は周囲を見渡した。
厨房のお爺さんが麺の湯切りをしている。
きびきびと動き回るおかあさんたちの語尾は「けん」「ちょる」「ばい」。
いや、確かに福岡であった。
しかし、ラーメンでとんこつ以外を出すのはもはや福岡ではない。
もしや、売り上げと引き替えに県民性を売ったのか。
明らかにとんこつ特有のどろっと感がない。
とんこつのどろっと感を濁り酒にたとえると、これは清酒、いや、もはや水だ。
(この店は水に麺を入れるのか?)
疑心暗鬼。
緊張感が高まる。
震える手でれんげをつかみ、澄み渡る水に入れる。
そして、おそるおそる飲んでみる。
脳裏から懐かしい音色が流れ出す。
初等教育時代に吹いたソプラノリコーダーである。
清冽な水の泉から豚の顔をした女神がゆっくりとせり上がってくる。
とんこつだ。
明らかに澄み切ったスープからとんこつの女神が降臨した。
(意味が分からない)
混乱した望月、今度はスープと麺を同時に頂く。
さらに意味が分からなくなった。
完全にとんこつでありそれ以外の何者でもないのだが、澄んでいる。
このとんこつは澄んでいるのだ。
一口ごとに、固定概念が打ち壊されていく。
合間にチャーシューを食べる。
このチャーシューがまた分厚くて良い。
とんこつなのにとんこつではない。
夢かうつつか分からない自分の肩を揺さぶってくれる。
(あっそうだった、ラーメンの最中!)
と我に返ってまたすする。
食べているうちに余計なことが考えられなくなってくる。
麺、スープ、麺、ネギ、スープ、麺、紅しょうが、スープ……。
煩悩が洗われ、清められていくようである。
澄んだスープが心を研ぎ澄ませていく。
これは浄化だ。
カタルシスだ。
と、望月が無心になったころ、『焼きめし』が届いた。
煩悩の権化のような、卵がちょうどよく焼かれた焼きめし。
チャーハンと言わないところが良いではないか。
中華料理のあの炒飯様ではございません。
日本的庶民B級グルメの一つ、焼きめしでございます。
ただ、わたくしにはわたくしなりのよさがあるのです。
それでもよろしければ……という、奥ゆかしさと矜持を感じる。
よく見れば紅い蕪のようなものが刻まれて入っている。
ピンク色が梅の花のように彩りを加えて視覚的にも美しい。
風流を感じつつ口に運ぶ。
割烹着を着たお母さんが脳裏に出現した。
昭和のお母さんのような奥ゆかしい大和撫子である。
と、思いきや、顔を見ると優しそうな男の人だった。
こ焼きめし、見た目はわりと厳ついのだが、圧倒的に優しい。
そして、安心感がちがう。
衝撃や感動ではなく、これで正しいという確信。
100人の客がいたら、100人ともが○のパネルを出すだろうという信頼。
ただし、量が多い。
替え玉を頼もうとした望月の目論見がもろくも崩れ去るほどには、焼きめしはボリューミーだ。
来るときに見た古墳のように、円くぎゅっと押し固められているに違いない。
替え玉を諦めたそのとき、信じられないものを見つけてしまった。
『味変のたれ』である。
これほど苦い後悔を植え付けるというのか――。
望月は悔いた。
替え玉を頼みたいが頼めない。
焼きめしを頼まずラーメン一本にしておけば、替え玉ができたかもしれない。
だが、替え玉を頼んでいれば焼きめしには出逢えなかった。
望月は悟った。
これは人生というものの伏線だ。
人生は選択の連続。
AとB、二つの分かれ道があって、どちらかの道には歩み出さなければならない。
さもなければ、ずっと同じところに留まり続けることになり、両方手に入らない。
そう、人間は歩み続けるべきなのだ。
後悔と痛みを抱えながら、愛情と惜別に泣きながら、この身一つで進まねばなるまい。
焼きめしか、替え玉か――
この哀惜の念は、今日という道のりを彼女が確かに進んだ証である。
焼きめしをかきこみ、ラーメンスープをのむ。
ラーメンライスもまた良し。
と、彼女は思った。
望月の出張、そして任務はまだまだ続く。
ひかえめにいっても美人だ。
普通に言うと、指先から髪の毛の先までキラキラしている。
おおげさに言えば女神。
そんな先輩とたびたび二人一組で地方へ出張。
最高の職場だ。
そりゃあ、仕事一直線のバリキャリ望月先輩を口説けるほど、俺はいい男ではない。
むしろ、そんな度胸もない弱そうなやつだからこそ、組まされたのかもしれない。
望月先輩は『金がかかりそうな女性』ナンバーワンの称号を、俺が新卒で入って以来、獲得し続けている。
まあ、いわゆる高嶺の花子さんだ。
が、彼女の秘密を俺は知っている。
なぜなら俺は、特殊能力者なのだ。
集中すれば近くにいる人間の頭の中の思考を読み取ることができる。
どうせ一生プライベートで仲良くなんかできないだろう。
社内一美人で仕事ができて、いつも良い匂いがしている望月先輩が何を考えているか。
少しだけ知りたい、と魔が差したのだった。
その結果。
「武田くん。お昼に行ってみたい店があるの」
と、言った先輩は、駅からサッと道案内をする。
スパダリならぬスパ先輩だ。
女性なのにスマートすぎて、正直俺よりだいぶ格好いい。
商談の話や会社の話、天気の話、当たり障りの無い会話をするうちに到着した。
紅い看板が印象的な店だ。
開店と同時に人が集まり出す。
あたかもライブの前に待機列に並ぶ参加者のようだ。
いや、昼食はライブと呼んで差し支えない。
会社員の一日の楽しみのピークはここだ。
開店前から老若男女が毎日集う店というのは伊達ではない。
11時の駐車場は、平日だというのに満員だ。
中に入ると、林檎の絵の描いてある可愛らしい色紙がある。
福岡の誇るあの有名歌手に間違いない。
御利益がありそうな気がしてなんとなく拝む。
さて、店内カウンターに案内される。
座ってみて驚くのがその厨房の位置だ。
店の真ん中。
なんとオープンスペース。
そこにカウンターがあり、それ以上でもそれ以下でもない。
奥で作って持ってくるわけでなく、本当に厨房が目の前にあるのだ。
アイランドキッチンというおしゃれな造りが流行しているが、その先を行っている。
島どころではない。ベルリンの壁が崩壊した東西ドイツである。
ここでは客と厨房が渾然一体となる。
望月が食堂であり、食堂が望月だ。
ラーメンを湯切りするお爺さんの足下すら見ることができる。
いまだかつてここまで透明な厨房があっただろうか。
クラゲさえはっきりと肉眼で見つけられるほどの透明度である。
安全食堂の安全は、そんじょそこらの安全では無いのだ。
完全な透明性を前に衝撃を受ける。
ただものではない予感をビシバシと感じながらメニューを見る。
ラーメン。焼きめし。
基本的にその二文字しか目に入らない。
いや、本当を言うと餃子も気になっていたが。
メニューのラーメンは一種類だけだ。
ネギだとかチャーシュー二枚だとか高菜ラーメンとか、トッピングを変える店も多いが、ここはそのような小細工はない。ラーメンの四文字のみで勝負というのが潔い。
迷う余地なしですぐにオバチャンを呼ぶ。
というか、呼ぶ間もなく喰い気味に「何にしましょっ」と威勢の良いかけ声が飛んでくる。
チャーハンとラーメン。かたさは? カタで。
この注文の流れに自己陶酔しながら、くんできた水を飲む。
プロのおひとりさまとしては、間違っても注文でひよってはいけない。
うーん、かたさ? 普通? とか、どうしよっかなあとか、ちょっと待ってとか、御託を並べるのは禁忌である。
もちろん、正解は『カタ』である。
というか、それ以外の選択肢は無い。
忍者の合い言葉だと「山」といったら「川」だ。
「ラーメン」のかたさの好みは福岡における口頭試問である。
間違えると非県民だとばれる。
ちなみに、「ラーメン」の味に選択肢はない。
「とんこつ」しかないからである。
福岡のラーメンは「とんこつラーメン」のみであり、みそだとかしょうゆは別の食べ物になるのだ。
そして、メニューの『大盛り』は要注意だ。
これも罠である。
うかつに頼んでしまうと、非県民と呼ばれる。
何故か。
麺を大盛りにするとスープが薄まるのだ。
濃さが売りのとんこつラーメンでは、薄いというのは最悪の悪口だ。
本当に美味しいとんこつを食べ続けたければ、薄めてはいけない。
麺の量は通常で、食べ終わってから替え玉を頂くのが正解だ。
間違えなかったことに安堵して周囲を見て待つ。
店内でも団体様が待っている。
5人、6人で子連れで来るとテーブル席しかない。
そこまでして食べたい味なのだろうか。
と思うと、気がはやる。
いやがおうにも期待が高まる。
どうぞーと出されたのは、特に奇もてらいも無いラーメンだ。
しかし、あまりとんこつの匂いがしない。
息が詰まりそうなとんこつを想像していれば逆に拍子抜けするくらいだ。
まずは麺を一口すする。
細い。
カタめの麺がするすると入る。
美味しいが、この時点ではまだとりたてて感動はない。
定石通りといった感じだ。
次にスープを頂こうとして手がとまる。
澄み切っている。
とんこつの色ではない。
(ここは福岡だぞ?)
望月は周囲を見渡した。
厨房のお爺さんが麺の湯切りをしている。
きびきびと動き回るおかあさんたちの語尾は「けん」「ちょる」「ばい」。
いや、確かに福岡であった。
しかし、ラーメンでとんこつ以外を出すのはもはや福岡ではない。
もしや、売り上げと引き替えに県民性を売ったのか。
明らかにとんこつ特有のどろっと感がない。
とんこつのどろっと感を濁り酒にたとえると、これは清酒、いや、もはや水だ。
(この店は水に麺を入れるのか?)
疑心暗鬼。
緊張感が高まる。
震える手でれんげをつかみ、澄み渡る水に入れる。
そして、おそるおそる飲んでみる。
脳裏から懐かしい音色が流れ出す。
初等教育時代に吹いたソプラノリコーダーである。
清冽な水の泉から豚の顔をした女神がゆっくりとせり上がってくる。
とんこつだ。
明らかに澄み切ったスープからとんこつの女神が降臨した。
(意味が分からない)
混乱した望月、今度はスープと麺を同時に頂く。
さらに意味が分からなくなった。
完全にとんこつでありそれ以外の何者でもないのだが、澄んでいる。
このとんこつは澄んでいるのだ。
一口ごとに、固定概念が打ち壊されていく。
合間にチャーシューを食べる。
このチャーシューがまた分厚くて良い。
とんこつなのにとんこつではない。
夢かうつつか分からない自分の肩を揺さぶってくれる。
(あっそうだった、ラーメンの最中!)
と我に返ってまたすする。
食べているうちに余計なことが考えられなくなってくる。
麺、スープ、麺、ネギ、スープ、麺、紅しょうが、スープ……。
煩悩が洗われ、清められていくようである。
澄んだスープが心を研ぎ澄ませていく。
これは浄化だ。
カタルシスだ。
と、望月が無心になったころ、『焼きめし』が届いた。
煩悩の権化のような、卵がちょうどよく焼かれた焼きめし。
チャーハンと言わないところが良いではないか。
中華料理のあの炒飯様ではございません。
日本的庶民B級グルメの一つ、焼きめしでございます。
ただ、わたくしにはわたくしなりのよさがあるのです。
それでもよろしければ……という、奥ゆかしさと矜持を感じる。
よく見れば紅い蕪のようなものが刻まれて入っている。
ピンク色が梅の花のように彩りを加えて視覚的にも美しい。
風流を感じつつ口に運ぶ。
割烹着を着たお母さんが脳裏に出現した。
昭和のお母さんのような奥ゆかしい大和撫子である。
と、思いきや、顔を見ると優しそうな男の人だった。
こ焼きめし、見た目はわりと厳ついのだが、圧倒的に優しい。
そして、安心感がちがう。
衝撃や感動ではなく、これで正しいという確信。
100人の客がいたら、100人ともが○のパネルを出すだろうという信頼。
ただし、量が多い。
替え玉を頼もうとした望月の目論見がもろくも崩れ去るほどには、焼きめしはボリューミーだ。
来るときに見た古墳のように、円くぎゅっと押し固められているに違いない。
替え玉を諦めたそのとき、信じられないものを見つけてしまった。
『味変のたれ』である。
これほど苦い後悔を植え付けるというのか――。
望月は悔いた。
替え玉を頼みたいが頼めない。
焼きめしを頼まずラーメン一本にしておけば、替え玉ができたかもしれない。
だが、替え玉を頼んでいれば焼きめしには出逢えなかった。
望月は悟った。
これは人生というものの伏線だ。
人生は選択の連続。
AとB、二つの分かれ道があって、どちらかの道には歩み出さなければならない。
さもなければ、ずっと同じところに留まり続けることになり、両方手に入らない。
そう、人間は歩み続けるべきなのだ。
後悔と痛みを抱えながら、愛情と惜別に泣きながら、この身一つで進まねばなるまい。
焼きめしか、替え玉か――
この哀惜の念は、今日という道のりを彼女が確かに進んだ証である。
焼きめしをかきこみ、ラーメンスープをのむ。
ラーメンライスもまた良し。
と、彼女は思った。
望月の出張、そして任務はまだまだ続く。
0
お気に入りに追加
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クルマでソロキャンプ🏕
アーエル
エッセイ・ノンフィクション
日常の柵(しがらみ)から離れて過ごすキャンプ。
仲間で
家族で
恋人で
そして……ひとりで
誰にも気兼ねなく
それでいて「不便を感じない」キャンプを楽しむ
「普通ではない」私の
ゆるりとしたリアル(離れした)キャンプ記録です。
他社でも公開☆
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
メゾンドにゃんこ
冴條玲
エッセイ・ノンフィクション
賃貸と持ち家はどちらがいいのか――?
そんなことを考えている猶予は、もはやない。
このエッセイは、破壊神と化した子猫たちがアパートを破壊する前にと、お金もないのにマイホーム購入に踏み切ったままんの、にゃこ色のリフォーム奮闘記です。
※ 新築の庭付き一戸建てを買うお金などないので、タダ同然の古家を買って、経験ゼロのド素人がDIYでフルリフォームという暴挙に出た、その結末は――!?
ポケっこの独り言
ポケっこ
エッセイ・ノンフィクション
ポケっこです。
ここでは日常の不満とかを書くだけのものです。しょーもないですね。
俺の思ってることをそのまま書いたものです。
気まぐれ更新ですが、是非どうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる