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1章、楽師、南海に囀りて
7、平穏な船旅、術者は貴重
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「乗船してる冒険者の中に術者の一人二人いるだろ、いない?」
御座船にて、ソファで気位の高い子猫然として寝そべるミハイ皇子が注文を付けた。
7、平穏な船旅、術者は貴重
「も、申し訳ありません……っ」
護衛として貸し出されたはずの妖精の騎士がすっかり皇子の夜伽係として認知され、居心地悪そうにしている。その妖精らしさ溢れる耳が幼い皇子の手でやわやわと愛でられ、顎から頬が撫でられる。
「アレクセイが謝る必要はないよ、扉が薄いのがわるい~っ、きいてもきいてないフリすればいいのに、文句つけるこいつらが、わるいっ」
ミハイ皇子が駄々をこねるように脚をバタバタさせていた。
「わがままだなあ」
ハルディアが率直な声をこぼしている。
「おお英雄さん。相手は皇子様だぜ」
思わず小声で苦笑するサミルには、肩をすくめて。
「アイザール側のお抱え術者も冒険者の術者も手一杯ですよ」
多忙らしきグリエルモが寄越した壮年の配下兵士が困り顔である。この兵士はジャクレンという名前らしく、アイザール人らしき褐色肌に白髪混じりの黒髪に垂れ目がちであたたかみのある黒目をしていて、渋みの中にどことなくアットホームな親しみやすさみたいなものを感じさせる人だった。
(グリエルモ自身もそんなおひとだし、配下も将に似るのかも知れぬ)
サミルはそのように判じつつ、術者を捜す大義名分を傘に気ままな船内散歩に繰り出した。
風を受ける帆が船尾から吹く潮風を孕み、追い風の中、後ろに白く掻き分けられた波の尾を引いて船が進む。自然の速度より、だいぶ疾く。
貴重な術者が班分けされて交代で航行に必要な支援術を操り、航海を助けている。
サミルには魔術と呪術の区別もつかないが、海水を飲料水に変えるやら、船体の保護やら、どれも重要な術を行使させているのはわかった。
術者は数が少なくて、腕しだいでは奇跡の如くあれこれと便利な事ができるので、その待遇は上等だ。彼らなくして旅は成り立たない――、
「やっぱ、そんな貴重な術者に房事の防音係なんて、頼めないよな。『一人二人いるだろ』と言ったってさあ」
ハルディアが肩を竦める。サミルは口元に笑みを浮かべた。
「おお、英雄さん。お前さんが進言したのがきっかけだぞ」
「わかってるさ。でもさ、身分の高い貴族とか王族とかが、無茶ぶりをしてそれが通るのが当たり前って顔するのは俺は好きじゃないなあ」
「無理そうですって報告すりゃいいだけさ。そうすりゃ英雄さんみたいに『やっぱ、頼めないよな』で終わる話だ」
――ハルディアは貴族や王族があまり好きではないらしい。
サミルは心の中に情報を留め置いた。
船内をぶらり、歩きまわる――、
仮眠用ベッド付きの操舵室では経験豊富な操舵手が操舵輪を操り、甲板に出れば人が多い。何かをしている者も多いが、単に海景色を楽しんだり、外の空気を満喫する者も多かった。
日の光が眩く世界を照らす視界に、何処までも続くような海が広がっている。
穏やかで果てなき水溜まりに目を凝らしていると、この世界には陸地なんて最初からなかったのではないかとか、自分たちの落ち着く場所はこの船というちっぽけな人工物しかないのだとかいう感傷が湧いてくる。
雄大な自然を感じる時にふしぎな神聖めいた気分になるのは、同時に自分の小ささも感じるからなのだろう。
そして、そんな環境で小さな存在どうしで群れて肩を寄せ合っていると、奇妙な親近感や仲間意識、集団への帰属意識みたいなものが高まっていくのだ。
「おーい、なにやってんだぁ。降りろぉ」
帆柱に冒険者が登っている。お調子者なのか、まるで仔猿のような軽装の冒険者は、仲間にニールと呼ばれていた。
「登ってみたいじゃん!」
「海に捨てていくぞ!」
帆柱の下で仲間以外の兵や冒険者も集まって、ちょっとした騒ぎになっている。
「登ってみたくなるよな。うん、おじさんわかるぅ!」
責任者のはずのグリエルモは一緒になって登り始め、垂直に交わる固定棒の上にしゃがむようにして配下に手を振った。
「絶景だ。やっぱ高い場所は最高だな! よーし、第一回マスト登り大会するわ。優勝は俺!」
太陽の輝く光輪がその背で燦然と甲板の群衆を照らしつけ、暑い。
「おっ、海豚が俺らと一緒にいくってよ」
グリエルモが少年のような声で海を指す。
ぱしゃりと煌めく飛沫をあげて、おなじ方向に跳ねて進む海豚が数頭みえて、何人かが破顔して手を振った。
居並ぶ面々の顔を見遣れば、いずれも明るい顔をしている。
「雰囲気の良い船で、大変けっこう」
「楽師さん、俺があれで優勝したら惚れ直す?」
ハルディアが羊肉の串焼きらしきものを差し出しながら、何やら言っている。
「いや待て英雄さんよ。その言葉はつっこみ所がちと多いな。俺は別に英雄さんに惚れちゃあいないし、『優勝は俺』ともう宣言されてるぞ」
鼻先につきつけられた素朴な串に刺さった肉は、すこし焦げたソースと、まぶされたスパイシーな粉が放つ香ばしい香りがして、食欲を刺激する。
「どうぞ」
――口を開けろというわけだ。
(餌付けでもされるのか、俺は)
「ん」
口を開ければ、口内に先端が贈られる。
最初に舌に感じるのは、熱さとソースと粉の味付けだ。暑い中で味わうには濃い目の刺激的な味は、悪くない。
噛めば、意外と柔らかい。微妙に筋があって嚙み切るのに苦心する部分もあるが。
「美味いね」
「だろ? 気に入ると思ったんだ」
「美味いものの好みは趣味が合うらしい」
サミルはハルディアに嫣然と微笑んだ。
「他の趣味も合うといいね」
ハルディアはそう言って自分の分の串焼きに齧りついている。
(おや。あれは、呪術で生成した鳥ではないか?)
騒ぎの中、ふとサミルは船尾方向に気付く――冒険者がひそやかな風情で、北から飛んできた妖しい光で全身を構築されたような自然ならぬ鳥を迎えている。
「所属ギルドは、エインヘリアの冒険者ギルドか」
サミルはこそりと耳をそば立てた。
見ているだけで暑苦しい黒ローブを着込んだ術者が腕をあげ、呪術で生成された鳥を留まらせる。
鳥は口をひらき、ひとの言葉を囀った。
言語は中央言葉だ。具体的な会話内容があまり聞き取れない。
(何か話しているのはわかるのだが……ああ、これが防諜系の術だったりするのかね)
隣のハルディアが暢気な声をあげている。
「西端の船がイカに絡まれてるってさ、楽師さん。イカが食えるかな」
カランカランと、忙しなく鐘が鳴らされる。
船首が方向をゆったりと変えていく。
「戦闘準備だ! イカを捌くぞ!」
「俺たちのワガママ皇子にイカをお召し上がりいただく!」
兵が指示を飛ばし、冒険者たちが戦闘準備をして集まる。
グリエルモは上機嫌で声を響かせた。
「『神の子』がイカ焼き大会の予言をしているぞ。この戦いは――後世に語り継がれる冒険譚に、なるッ! ゆえに、我こそは英雄なり、勇名を語り継がれんと志す野郎どもは張り切って狩ってくれたまえ!」
ハルディアがちらりとサミルを視る。
「いや、予言などしてないぞ――正直、俺はそれほど二つ名のもとになっている能力を奮わぬ。よくああいった類の鼓舞に名を利用される。そして評判が独り歩きするわけだ」
帆柱に登っていた冒険者が身軽に降りて、騒動の中で船尾の仲間と合流していた。
冒険者たちはメルシム、マクミランと互いを呼ぶようだった。
(術者がメルシム、と)
あれは腕のよい術者らしい――あとで声をかけてみようか、とサミルは心に留めておいた。
御座船にて、ソファで気位の高い子猫然として寝そべるミハイ皇子が注文を付けた。
7、平穏な船旅、術者は貴重
「も、申し訳ありません……っ」
護衛として貸し出されたはずの妖精の騎士がすっかり皇子の夜伽係として認知され、居心地悪そうにしている。その妖精らしさ溢れる耳が幼い皇子の手でやわやわと愛でられ、顎から頬が撫でられる。
「アレクセイが謝る必要はないよ、扉が薄いのがわるい~っ、きいてもきいてないフリすればいいのに、文句つけるこいつらが、わるいっ」
ミハイ皇子が駄々をこねるように脚をバタバタさせていた。
「わがままだなあ」
ハルディアが率直な声をこぼしている。
「おお英雄さん。相手は皇子様だぜ」
思わず小声で苦笑するサミルには、肩をすくめて。
「アイザール側のお抱え術者も冒険者の術者も手一杯ですよ」
多忙らしきグリエルモが寄越した壮年の配下兵士が困り顔である。この兵士はジャクレンという名前らしく、アイザール人らしき褐色肌に白髪混じりの黒髪に垂れ目がちであたたかみのある黒目をしていて、渋みの中にどことなくアットホームな親しみやすさみたいなものを感じさせる人だった。
(グリエルモ自身もそんなおひとだし、配下も将に似るのかも知れぬ)
サミルはそのように判じつつ、術者を捜す大義名分を傘に気ままな船内散歩に繰り出した。
風を受ける帆が船尾から吹く潮風を孕み、追い風の中、後ろに白く掻き分けられた波の尾を引いて船が進む。自然の速度より、だいぶ疾く。
貴重な術者が班分けされて交代で航行に必要な支援術を操り、航海を助けている。
サミルには魔術と呪術の区別もつかないが、海水を飲料水に変えるやら、船体の保護やら、どれも重要な術を行使させているのはわかった。
術者は数が少なくて、腕しだいでは奇跡の如くあれこれと便利な事ができるので、その待遇は上等だ。彼らなくして旅は成り立たない――、
「やっぱ、そんな貴重な術者に房事の防音係なんて、頼めないよな。『一人二人いるだろ』と言ったってさあ」
ハルディアが肩を竦める。サミルは口元に笑みを浮かべた。
「おお、英雄さん。お前さんが進言したのがきっかけだぞ」
「わかってるさ。でもさ、身分の高い貴族とか王族とかが、無茶ぶりをしてそれが通るのが当たり前って顔するのは俺は好きじゃないなあ」
「無理そうですって報告すりゃいいだけさ。そうすりゃ英雄さんみたいに『やっぱ、頼めないよな』で終わる話だ」
――ハルディアは貴族や王族があまり好きではないらしい。
サミルは心の中に情報を留め置いた。
船内をぶらり、歩きまわる――、
仮眠用ベッド付きの操舵室では経験豊富な操舵手が操舵輪を操り、甲板に出れば人が多い。何かをしている者も多いが、単に海景色を楽しんだり、外の空気を満喫する者も多かった。
日の光が眩く世界を照らす視界に、何処までも続くような海が広がっている。
穏やかで果てなき水溜まりに目を凝らしていると、この世界には陸地なんて最初からなかったのではないかとか、自分たちの落ち着く場所はこの船というちっぽけな人工物しかないのだとかいう感傷が湧いてくる。
雄大な自然を感じる時にふしぎな神聖めいた気分になるのは、同時に自分の小ささも感じるからなのだろう。
そして、そんな環境で小さな存在どうしで群れて肩を寄せ合っていると、奇妙な親近感や仲間意識、集団への帰属意識みたいなものが高まっていくのだ。
「おーい、なにやってんだぁ。降りろぉ」
帆柱に冒険者が登っている。お調子者なのか、まるで仔猿のような軽装の冒険者は、仲間にニールと呼ばれていた。
「登ってみたいじゃん!」
「海に捨てていくぞ!」
帆柱の下で仲間以外の兵や冒険者も集まって、ちょっとした騒ぎになっている。
「登ってみたくなるよな。うん、おじさんわかるぅ!」
責任者のはずのグリエルモは一緒になって登り始め、垂直に交わる固定棒の上にしゃがむようにして配下に手を振った。
「絶景だ。やっぱ高い場所は最高だな! よーし、第一回マスト登り大会するわ。優勝は俺!」
太陽の輝く光輪がその背で燦然と甲板の群衆を照らしつけ、暑い。
「おっ、海豚が俺らと一緒にいくってよ」
グリエルモが少年のような声で海を指す。
ぱしゃりと煌めく飛沫をあげて、おなじ方向に跳ねて進む海豚が数頭みえて、何人かが破顔して手を振った。
居並ぶ面々の顔を見遣れば、いずれも明るい顔をしている。
「雰囲気の良い船で、大変けっこう」
「楽師さん、俺があれで優勝したら惚れ直す?」
ハルディアが羊肉の串焼きらしきものを差し出しながら、何やら言っている。
「いや待て英雄さんよ。その言葉はつっこみ所がちと多いな。俺は別に英雄さんに惚れちゃあいないし、『優勝は俺』ともう宣言されてるぞ」
鼻先につきつけられた素朴な串に刺さった肉は、すこし焦げたソースと、まぶされたスパイシーな粉が放つ香ばしい香りがして、食欲を刺激する。
「どうぞ」
――口を開けろというわけだ。
(餌付けでもされるのか、俺は)
「ん」
口を開ければ、口内に先端が贈られる。
最初に舌に感じるのは、熱さとソースと粉の味付けだ。暑い中で味わうには濃い目の刺激的な味は、悪くない。
噛めば、意外と柔らかい。微妙に筋があって嚙み切るのに苦心する部分もあるが。
「美味いね」
「だろ? 気に入ると思ったんだ」
「美味いものの好みは趣味が合うらしい」
サミルはハルディアに嫣然と微笑んだ。
「他の趣味も合うといいね」
ハルディアはそう言って自分の分の串焼きに齧りついている。
(おや。あれは、呪術で生成した鳥ではないか?)
騒ぎの中、ふとサミルは船尾方向に気付く――冒険者がひそやかな風情で、北から飛んできた妖しい光で全身を構築されたような自然ならぬ鳥を迎えている。
「所属ギルドは、エインヘリアの冒険者ギルドか」
サミルはこそりと耳をそば立てた。
見ているだけで暑苦しい黒ローブを着込んだ術者が腕をあげ、呪術で生成された鳥を留まらせる。
鳥は口をひらき、ひとの言葉を囀った。
言語は中央言葉だ。具体的な会話内容があまり聞き取れない。
(何か話しているのはわかるのだが……ああ、これが防諜系の術だったりするのかね)
隣のハルディアが暢気な声をあげている。
「西端の船がイカに絡まれてるってさ、楽師さん。イカが食えるかな」
カランカランと、忙しなく鐘が鳴らされる。
船首が方向をゆったりと変えていく。
「戦闘準備だ! イカを捌くぞ!」
「俺たちのワガママ皇子にイカをお召し上がりいただく!」
兵が指示を飛ばし、冒険者たちが戦闘準備をして集まる。
グリエルモは上機嫌で声を響かせた。
「『神の子』がイカ焼き大会の予言をしているぞ。この戦いは――後世に語り継がれる冒険譚に、なるッ! ゆえに、我こそは英雄なり、勇名を語り継がれんと志す野郎どもは張り切って狩ってくれたまえ!」
ハルディアがちらりとサミルを視る。
「いや、予言などしてないぞ――正直、俺はそれほど二つ名のもとになっている能力を奮わぬ。よくああいった類の鼓舞に名を利用される。そして評判が独り歩きするわけだ」
帆柱に登っていた冒険者が身軽に降りて、騒動の中で船尾の仲間と合流していた。
冒険者たちはメルシム、マクミランと互いを呼ぶようだった。
(術者がメルシム、と)
あれは腕のよい術者らしい――あとで声をかけてみようか、とサミルは心に留めておいた。
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