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五章、眠れる火竜と獅子王の剣
96、オレはお前のことが好きなのかな?憎らしいのかな?(軽☆)
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枕投げは、ロザニイルが「とにかく投げろ! 投げ合え!」と大雑把すぎるルールを唱えて、兵士たちまで巻き込んで盛大に行われた。
そして、気付いたら終わっていた。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎるものなんだ。
部屋に戻る前に、僕は例の薬を試すことを決意したのだが……、
「これ、後ろから挿入するタイプなんだなぁ……」
ロザニイル直筆の処方箋を手に、僕は眉尻を下げた。ぷっくりとした小粒の薬は、外側が透明な殻のようで、内部にゼリー状の薬剤が詰められている。
行為前はもちろん行為後の数週間でも有効、というかなり優れた薬のようなのだが――所謂、座薬だ。
あまり好んで用いたくない。
しかし、僕はこれを使っておかなければならない。
何故なら……大森林の迷宮で僕は行為に及んでしまっているので。実は、ちょっと心配していたのだ……。
「うぅ……」
厠でこそこそと薬を挿入して、僕は情けない気分で通路に出た。
歩くときに異物感が気になってしまう。これはもうさっさとベッドに入って寝てしまおう……。
自室に戻ると、ノウファムは不在で、ロザニイルが待っていた。
「ロザニイル、今夜は3人で寝る?」
カンタータで3人で寝た夜を思い出しながら僕が大きなベッドにそろりと上がると、ロザニイルはいつも通りの笑顔を見せてくれた。
普通だ。
「ん……いや、ちょっと寝る前に寄っただけなんだ」
「そ、そっか」
「薬は飲んだのか?」
「うん、ああ……飲む【対抗薬】じゃなくて、挿れるほうを…… 」
「お、おお! どうよ、中で溶けてる? 浸透してる?」
「いや、どうと言われると恥ずかしい……まだ溶けてないかな」
俯せにベッドに寝転がると、真っ白のシーツが清潔で手触りよく、マットレスが面全体で身体を受け止めてくれる。
浮いているような寝心地の良さに、僕はうっとりとした。
「寝るのか? 寝るのか?」
ソワソワとした感じでロザニイルがベッドに乗っかって、近づいてくる。
「一緒に寝るの?」
「いや」
否定しつつ、ロザニイルは掛け布越しに僕の腰のあたりを撫でた。
「ちょっと診ていく。オレの薬だし、責任あるからな」
お医者さんみたいに言うと、ロザニイルはなにやら意識を集中させて魔力をあてている。布越しなのに、皮膚の上がじんわりとあったかい感じがする――、
「あー、浅いな。もうちっと奥じゃないと聖杯器官に届かねえぞ」
「あっ……」
脚の付け根からお腹に向けて、ロザニイルが手を滑らせる。魔力の行使に伴って、僕の内部で薬がつるりと奥に進まされるのが感じられた。
自分で突っ込むのと違い、勝手に奥に進んでくる異物は怖くて、内壁がひくひくと震えてしまう。
侵入に反応するみたいに奥が甘く疼いて、僕の心には強い動揺が湧いた。
「えっ、そ、そんなことできるぅ?」
「できるからしてる。オレが天才だとわかったか~?」
ロザニイルは能天気な声だ。
聖杯器官を目指して潜り込んでくる異物は小さなはずなのに、内部で蠢くとその感触ばかりを意識が追いかけてしまう――感じてしまう。
僕はロザニイルに気付かれないように、掛け布の下の手でシーツをきゅっと握って刺激に耐えた。
「……っ」
腰が揺れてしまいそう。息が乱れてしまいそう。僕は必死に平静を装った。
バレちゃだめ。
平気なフリをしなきゃ、だめ。
――なのに。
「このへんにあるんだ。聖杯器官は……うん。特に異変はなさそうでよかったな」
ロザニイルがそこを布越しにトントンと叩いて、その場所を目指して中を動かされた瞬間、快感の波がざわりと高く立ち上った。
「あ、んぁっ……!」
ビクビクと腰が揺れて、反射みたいに甘い声が零れてしまう。
「っ!?」
ぴたっとロザニイルが動きを止めて、僕は終わったと思った。
「あ……」
「あっ……」
お互いの声が気まずく重なる。
僕は自分の股間がちょっと萌してしまっていることに気付いて、情けない気持ちでいっぱいになった。
「わ、悪ぃ。そういうつもりじゃなかった……」
ロザニイルがすごく慌てた様子で、動揺しまくっている声であたふたしている。
うわぁ、恥ずかしい。シーツを握る手が汗で濡れる。羞恥の汗だ。
「だ、だ、大丈夫。僕がその、ごめん」
恐る恐るロザニイルに視線を向けると、ロザニイルは手の甲で口元を隠すようにして林檎みたいに真っ赤な顔になっていた。
「この薬は、改良の必要があるな! よ、よし。改良するからな。それで……今現在中にあるやつは、ほっとくわけにいかねえよな。も、もうちょっとなんだ……」
「あ、う、うん。うん……」
僕はカクカクと頷いた。
「体温で透明な殻が溶けちゃいそうだし、」
「う、うん。わかる。わかるよ」
「そそそそかそか、じゃ、最後もうちっとだけ、奥に進めるぜ。ほんとにあと少しなんだ」
「うん、僕、大丈夫――ッ、ふあ、ッ!」
ぐぐっと隘路を進まれて、敏感な器官にノックするように薬の頭が届いた瞬間、全身にビリビリッと快感が爆ぜた。
「~~ッ!!」
その瞬間の薬の頭はすごく弱い部分に触れたみたいで、僕は腰を浮かせるようにして数秒間びくびくと悶絶していた。
「は、……はぁっ……」
「お、おい。大丈夫かよ……エーテルぅ……」
数秒かけて衝撃から立ち直った僕が呼吸を落ち着かせていると、ロザニイルは掛け布の上から僕の背中のあたりを壊れ物を扱うみたいにそーっと撫でてくれた。
そして、弱々しく感情の波を揺らす声で、くしゃりと泣きそうに呟いた。
「お前、お前……そんな煽情的に……オレ……オレさ」
布の上から覆いかぶさるように抱き着かれて、僕はどきりとした。
「ロ、ロザニイル……」
いつもと違う空気が、ちょっと怖い。
僕たちの間に、透明で不可視の線みたいなのがある。
それが感じられる。
そこを越えそうな――そんな空気に気付いて、僕は震えた。
「エーテル。オレはさ、身体がおかしくなっちまう聖杯の気持ちがわかってるんだ。敏感になって、発情して乱れちまって、そんな自分が嫌だったんだ。だからオレは、お前に欲情したり襲ったりしねえ。絶対、しねえ。……でも、オレ今……お前のことをうっかり襲っちまいそう……っ」
ふーっと吐かれた鼻息が、熱い。
僕はどう言葉を返していいかわからずに、身体を固くした。
「なあ。オレ、お前が頑張ってて、世界のために一生懸命だって知ってて、ノウファム陛下が好きなのに隠してる……隠せてると思い込んでるお前に、好感持ってたよ」
ロザニイルは切々と声を響かせた。余裕のなさそうな、泣きそうな声で。
「でもさ、同時に……お前が嫌だった。オレを犠牲にして、その癖お前ったら、オレに嫉妬してやがった。すげえムカついた。お前が憎らしいって思った瞬間も、間違いなくあったんだ」
「ろ、ロザニイル……」
それは夢だ。
そんな台詞が、もう虚しくて、不誠実に思えて、僕は何も言えなくなった。
「オレはお前のことが好きなのかな? 憎らしいのかな? わかんねえ。もう、わかんねえ……っ」
苦しそうに吐き捨てたロザニイルは、その直後に小さく「あっ」と呟いた。悲鳴みたいな声だった。
そして、ぴくっと身体を跳ね上げ、僕から離れて誰かに声をかけた。
「……よ、よお。おかえり。お前……どこ行ってたんだ」
戸口に向けて語り掛ける声がぎこちなくて、僕はすごくすごく嫌な予感がした。
「……ノウファム」
戸口に立っていたのは、キューイを抱っこしたノウファムだった。
真っ白なアザラシ妖精のキューイを抱っこしている姿はとても微笑ましい。
……微笑ましい、はずなのだが……今はとても殺気立っていた。
「お、オレはさ、医療行為をしてたんだぜ……薬を挿れてたんだ……ちょっと刺激が強すぎたけど……、その」
言い訳をおろおろと呟いて、ロザニイルはベッドから離れた。
「――お、おやすみ……!! 悪かったなぁ……っ!?」
……そして、ノウファムを押しのけ、逃げるように部屋を出て行ってしまった。
そして、気付いたら終わっていた。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎるものなんだ。
部屋に戻る前に、僕は例の薬を試すことを決意したのだが……、
「これ、後ろから挿入するタイプなんだなぁ……」
ロザニイル直筆の処方箋を手に、僕は眉尻を下げた。ぷっくりとした小粒の薬は、外側が透明な殻のようで、内部にゼリー状の薬剤が詰められている。
行為前はもちろん行為後の数週間でも有効、というかなり優れた薬のようなのだが――所謂、座薬だ。
あまり好んで用いたくない。
しかし、僕はこれを使っておかなければならない。
何故なら……大森林の迷宮で僕は行為に及んでしまっているので。実は、ちょっと心配していたのだ……。
「うぅ……」
厠でこそこそと薬を挿入して、僕は情けない気分で通路に出た。
歩くときに異物感が気になってしまう。これはもうさっさとベッドに入って寝てしまおう……。
自室に戻ると、ノウファムは不在で、ロザニイルが待っていた。
「ロザニイル、今夜は3人で寝る?」
カンタータで3人で寝た夜を思い出しながら僕が大きなベッドにそろりと上がると、ロザニイルはいつも通りの笑顔を見せてくれた。
普通だ。
「ん……いや、ちょっと寝る前に寄っただけなんだ」
「そ、そっか」
「薬は飲んだのか?」
「うん、ああ……飲む【対抗薬】じゃなくて、挿れるほうを…… 」
「お、おお! どうよ、中で溶けてる? 浸透してる?」
「いや、どうと言われると恥ずかしい……まだ溶けてないかな」
俯せにベッドに寝転がると、真っ白のシーツが清潔で手触りよく、マットレスが面全体で身体を受け止めてくれる。
浮いているような寝心地の良さに、僕はうっとりとした。
「寝るのか? 寝るのか?」
ソワソワとした感じでロザニイルがベッドに乗っかって、近づいてくる。
「一緒に寝るの?」
「いや」
否定しつつ、ロザニイルは掛け布越しに僕の腰のあたりを撫でた。
「ちょっと診ていく。オレの薬だし、責任あるからな」
お医者さんみたいに言うと、ロザニイルはなにやら意識を集中させて魔力をあてている。布越しなのに、皮膚の上がじんわりとあったかい感じがする――、
「あー、浅いな。もうちっと奥じゃないと聖杯器官に届かねえぞ」
「あっ……」
脚の付け根からお腹に向けて、ロザニイルが手を滑らせる。魔力の行使に伴って、僕の内部で薬がつるりと奥に進まされるのが感じられた。
自分で突っ込むのと違い、勝手に奥に進んでくる異物は怖くて、内壁がひくひくと震えてしまう。
侵入に反応するみたいに奥が甘く疼いて、僕の心には強い動揺が湧いた。
「えっ、そ、そんなことできるぅ?」
「できるからしてる。オレが天才だとわかったか~?」
ロザニイルは能天気な声だ。
聖杯器官を目指して潜り込んでくる異物は小さなはずなのに、内部で蠢くとその感触ばかりを意識が追いかけてしまう――感じてしまう。
僕はロザニイルに気付かれないように、掛け布の下の手でシーツをきゅっと握って刺激に耐えた。
「……っ」
腰が揺れてしまいそう。息が乱れてしまいそう。僕は必死に平静を装った。
バレちゃだめ。
平気なフリをしなきゃ、だめ。
――なのに。
「このへんにあるんだ。聖杯器官は……うん。特に異変はなさそうでよかったな」
ロザニイルがそこを布越しにトントンと叩いて、その場所を目指して中を動かされた瞬間、快感の波がざわりと高く立ち上った。
「あ、んぁっ……!」
ビクビクと腰が揺れて、反射みたいに甘い声が零れてしまう。
「っ!?」
ぴたっとロザニイルが動きを止めて、僕は終わったと思った。
「あ……」
「あっ……」
お互いの声が気まずく重なる。
僕は自分の股間がちょっと萌してしまっていることに気付いて、情けない気持ちでいっぱいになった。
「わ、悪ぃ。そういうつもりじゃなかった……」
ロザニイルがすごく慌てた様子で、動揺しまくっている声であたふたしている。
うわぁ、恥ずかしい。シーツを握る手が汗で濡れる。羞恥の汗だ。
「だ、だ、大丈夫。僕がその、ごめん」
恐る恐るロザニイルに視線を向けると、ロザニイルは手の甲で口元を隠すようにして林檎みたいに真っ赤な顔になっていた。
「この薬は、改良の必要があるな! よ、よし。改良するからな。それで……今現在中にあるやつは、ほっとくわけにいかねえよな。も、もうちょっとなんだ……」
「あ、う、うん。うん……」
僕はカクカクと頷いた。
「体温で透明な殻が溶けちゃいそうだし、」
「う、うん。わかる。わかるよ」
「そそそそかそか、じゃ、最後もうちっとだけ、奥に進めるぜ。ほんとにあと少しなんだ」
「うん、僕、大丈夫――ッ、ふあ、ッ!」
ぐぐっと隘路を進まれて、敏感な器官にノックするように薬の頭が届いた瞬間、全身にビリビリッと快感が爆ぜた。
「~~ッ!!」
その瞬間の薬の頭はすごく弱い部分に触れたみたいで、僕は腰を浮かせるようにして数秒間びくびくと悶絶していた。
「は、……はぁっ……」
「お、おい。大丈夫かよ……エーテルぅ……」
数秒かけて衝撃から立ち直った僕が呼吸を落ち着かせていると、ロザニイルは掛け布の上から僕の背中のあたりを壊れ物を扱うみたいにそーっと撫でてくれた。
そして、弱々しく感情の波を揺らす声で、くしゃりと泣きそうに呟いた。
「お前、お前……そんな煽情的に……オレ……オレさ」
布の上から覆いかぶさるように抱き着かれて、僕はどきりとした。
「ロ、ロザニイル……」
いつもと違う空気が、ちょっと怖い。
僕たちの間に、透明で不可視の線みたいなのがある。
それが感じられる。
そこを越えそうな――そんな空気に気付いて、僕は震えた。
「エーテル。オレはさ、身体がおかしくなっちまう聖杯の気持ちがわかってるんだ。敏感になって、発情して乱れちまって、そんな自分が嫌だったんだ。だからオレは、お前に欲情したり襲ったりしねえ。絶対、しねえ。……でも、オレ今……お前のことをうっかり襲っちまいそう……っ」
ふーっと吐かれた鼻息が、熱い。
僕はどう言葉を返していいかわからずに、身体を固くした。
「なあ。オレ、お前が頑張ってて、世界のために一生懸命だって知ってて、ノウファム陛下が好きなのに隠してる……隠せてると思い込んでるお前に、好感持ってたよ」
ロザニイルは切々と声を響かせた。余裕のなさそうな、泣きそうな声で。
「でもさ、同時に……お前が嫌だった。オレを犠牲にして、その癖お前ったら、オレに嫉妬してやがった。すげえムカついた。お前が憎らしいって思った瞬間も、間違いなくあったんだ」
「ろ、ロザニイル……」
それは夢だ。
そんな台詞が、もう虚しくて、不誠実に思えて、僕は何も言えなくなった。
「オレはお前のことが好きなのかな? 憎らしいのかな? わかんねえ。もう、わかんねえ……っ」
苦しそうに吐き捨てたロザニイルは、その直後に小さく「あっ」と呟いた。悲鳴みたいな声だった。
そして、ぴくっと身体を跳ね上げ、僕から離れて誰かに声をかけた。
「……よ、よお。おかえり。お前……どこ行ってたんだ」
戸口に向けて語り掛ける声がぎこちなくて、僕はすごくすごく嫌な予感がした。
「……ノウファム」
戸口に立っていたのは、キューイを抱っこしたノウファムだった。
真っ白なアザラシ妖精のキューイを抱っこしている姿はとても微笑ましい。
……微笑ましい、はずなのだが……今はとても殺気立っていた。
「お、オレはさ、医療行為をしてたんだぜ……薬を挿れてたんだ……ちょっと刺激が強すぎたけど……、その」
言い訳をおろおろと呟いて、ロザニイルはベッドから離れた。
「――お、おやすみ……!! 悪かったなぁ……っ!?」
……そして、ノウファムを押しのけ、逃げるように部屋を出て行ってしまった。
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