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四章、隻眼の王と二つの指輪
79、四回目の貴方と三回目の僕の告白(☆)
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壁の向こうに、ノウファムはひとりでいた。
地面に座り、自失した様子で虚空を見つめて、記憶の海に溺れていた。
「お初にお目にかかります、ノウファム殿下」
僕だ。僕が、初対面の挨拶をしている。
「お初にお目にかかります、ノウファム殿下」
全く同じ姿の僕による「初めまして」が二回続く。繰り返しだ。同じ時間が、繰り返されたのだ。
――小さくなった三回目の僕がカジャと再会を喜んでいる。僕が二回目だと認識している世界だ。
「カジャ、君は記憶があるんだね。よかった」
「エーテル、そなたも記憶があるのですね」
抱き合って涙を流す僕たちを、少年のノウファムが無言で見ている。
膨大な記憶の映像が空間を滝のように流れていく。
濃密な情報量に、頭がパンクしそうだ。
「お……にい、さま……」
よろよろと近づき、手を伸ばして呼べば、ふと隻眼が僕を視た。
ぞくりとするほど、そこには怖い気配があった。
ノウファムは、突然気配を急変させた。
「ア!」
地面に引き倒されて、ぐい、と両腕を上にあげさせられて――光の輪みたいなもので両手首を拘束されるまでが、一瞬だった。
無言で地面に縫い留めるみたいに覆いかぶさってきて、僕を抱きすくめる体温は熱くて、煽情的な眼差しには執着めいた感情が浮かんでいた。
「……っ」
胸のうちで、鼓動が早鐘のように騒いでいる。
記憶に溺れたノウファムの心が僕をみている。僕に――欲情している。
それが肌で感じられて、高揚した。
「ノウファム様……、ノウファム」
良い匂いがする。
僕の大好きな匂いだ――それが、こんなに近い。
ああ、腰が熱くなる。
胸がときめく。
頭がくらくらする。
「僕が、わかりますか」
願望を、欲求を籠めて、眼差しを送る。
魔力を籠めて、支配の念を注ぐ。
【僕をみて】
睫毛を切なく伏せると、唇に濡れた吐息を感じた。
優しくやわらかなキスはなんだか切なくて、胸が苦しくなる。
ああ、美味しい。もっと激しく貪ってほしい――、
【僕を求めて】
瞳で訴えるようにすれば、雄の気配が濃くなって、啄むようなキスが繰り返される。
僕は興奮の吐息を零した。
「僕、ノウファムを探しにきたんだ、よ……」
キスの合間に喉を震わせれば、ノウファムの右手が僕の右耳のあたりから頬にかけてを包み込むように撫でた。
あったかい。
「死んでほしくなかったんだ……、いつも。いつも」
一生懸命に話しかけながら、返ってこない言葉に泣きそうになってしまう。
「ん……、ん、ンぅ」
動物が本能のままにするみたいに口付けが深くされて、舌が絡められて、くぐもった声で乱れてしまう。
口の中の敏感なところをびちゃびちゃと愛撫されると、じゅわっと唾液が溢れて、股座が熱くなる。
――もっと触れ合いたい。
僕の手で、抱きしめたい。
ああ、目の前のノウファムは喋ってくれないけれど、記憶の中の声が聞こえる。
「嫌だ、……嫌だよぉっ……!!」
僕の計らいで発情させられたロザニイルが、泣いている。
ノウファムはそれを繰り返し、毎回同じように発情に耐えて、ロザニイルを励ましている。
「安心しろ、ロザニイル。俺は抱かない……」
つらそうな顔で、うんざりだって顔で、背中を向けて同じ台詞を繰り返す。
「……俺は他に好きな奴がいるんだ……」
切ない声色に、僕の情緒がぐらりと揺れた。
「ノウファムには、他に好きな人がいた……?」
そんなの、知らない。
恋愛なんてしたことがない、恋愛の仕方がわからない、僕が知っているノウファムは、そんな王様だった。
自分でも不思議なほどショックを受けていると、現実世界の、僕を愛撫するノウファムが一瞬唸るみたいに声を発した。
「……いた」
「っ!」
ノウファムは首筋に頭を埋めて、ちゅくちゅくと音を立てながら鎖骨や顎にキスが繰り返される。
腿に硬い勃起したものの当たる感触を感じて、息を乱して腰を揺らしてしまう。
「……ぁ、……っ?」
勃起を感じると、僕のショックがちょっと和らいだ。
――この人、僕に欲情してる!
それが、嬉しい。
名前も知らない誰かに勝ったような気分になる。
あげない。
譲らない。
僕の彼なんだ。僕が抱かれるんだ――抱いてもらうんだ。
そんな想いで、頭がいっぱいになる。
僕はむくむくと湧き上がる想いで頬を熱くさせて、おねだりした。
「ぼ、僕は、嫌じゃないんだ、よ……、ノウ、ファム……っ」
「ン……」
身を捩っていると、大きくて厳ついノウファムの手が身体の線を辿り、ゆっくりすぎるもどかしい手付きで焦らすように愛撫をしてくる。
「嫌じゃないのか?」
意外そうな声が、しっかりとした芯みたいなものを取り戻しつつある。
……正気を取り戻しかけている?
「僕、好き……」
脚に擦りつけるように教えられるノウファムの陰茎が、硬い。大きい。はち切れそう――熱い。
着衣の下で主張する股間の怒張を意識して全身を火照らせながら、僕は必死にノウファムに呼びかけた。
「あ――貴方が、好き。僕は、好き……っ」
「……俺が」
「うん……うんっ!」
夢をみるような声が呟いて、性急な手つきでズボンと下穿きが脱がされる。意図は明確だった。
自分も脱いで肌をさらけ出すノウファムは、水を浴びた獣がするみたいにふるふると首を振った。
「エーテル?」
露出したノウファムの下半身は鋼のように逞しい筋肉を魅せていて、怒張は雄々しく、天を衝くように勃ちあがって臨戦態勢だった。
脈動を感じて、僕の喉がごくりと鳴る。
「う――うん」
獣の衝動と理性の狭間に彷徨うような隻眼が、熱っぽく僕を求めている。
「発情しているのか?」
「あっ……」
きざしていた僕の昂りが、優しく摩られる。気持ちいい。気持ちいい。
僕は腰をゆらして、甘ったるく喘いだ。
「あ、は、発情は……、」
「気持ちよさそうだな」
「ん、んっ……」
声が悦んでいる。
恥ずかしさよりも、喜びと興奮が勝ってしまう。おかしい。おかしくなっていく。
記憶のノウファムが、カジャと会話する声がきこえる。
「いっそお前が好きなんだと告白なさったら、わかってもらえるんじゃないですか。兄上」
――カジャは、ノウファムの好きな相手を知っていたんだ?
僕はまたショックを受けた。
「う、うぅっ……」
情緒が乱れて情けない声をあげると、感情の変遷を感じたらしきノウファムがギクリとする。その気配が普段のノウファムに近くて僕はちょっと安心した。
「急にどうした、エーテル」
「す、好きなひとがいるって……」
僕の言わんとしていることを理解したのか、ノウファムが「ああ」と視線を泳がせる。
「し、し、しらなかっ……僕、しらなかっ……」
「ああ――」
泳がせていた視線が、僕をみる。
「お前だぞ」
「っ?」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
短く吐き出された吐息は蕩けるように熱くて、僕はくらくらした。
「俺が好きなのは、お前だと言った」
「へ……」
眦を情欲の色に染めて、ノウファムの手が僕の腰をさする。
ぞくぞくとした気持ち良さがそこから湧いて、僕は泣いてしまいそうになった。
「お前も、俺が好きなのか?」
「あっ……、ふ、ふ……っ」
包み込むように握られて、先走りを溢れさせる先端を指でくちくちと愛でられると、射精感が高まった。
「エーテル?」
「す、すき……っ」
甘ったるく告白すると、指先が鈴口を広げるようにして、とぷっと勢いよく官能の蜜が溢れる感覚が背筋を震わせる。
連鎖するみたいに、堰を切られたみたいに、そのまま全部洩らしてしまいそう。
我慢できなくなってしまいそう。
「あぁんっ、だめ!」
僕は狂おしく悶えながら首を振った。
「だめ?」
頬を寄せる近さで、ノウファムが柔らかに吐息を零す。
「どうして? 出したいだろう?」
声は子供をあやすように優しかった。
触れ合った胸が忙しない鼓動を伝えていて、情緒が乱れる。告げられた事実と、与えられる気持ち良さで、わけがわからなくなりそうだ。
「ぼ、僕だけイくのが、だめ」
僕はうるうると目を潤ませて、足を暴れさせた。
「だ、だ、抱いて、ください。僕、を……っ」
記憶の映像で、いつかの僕がノウファムに杖を向けている。
「恐れながら、陛下は不能でいらっしゃるのでしょうか?」
……いつかの僕が、すごいことを言っている。
ノウファムは記憶と現実のギャップを愉しむような眼になって、嬉しそうに僕の後ろに指を滑らせた。
「俺のエーテルは、可愛いな」
愛し気に囁かれて探られる後ろは、聖杯器官から溢れた蜜でとろとろになっている。
濡れた窄まりや縁の部分をふにふにと揉まれると、僕のお腹の中で欲しがりな器官がきゅんきゅんとなって、僕は動物みたいにハァハァと発情の吐息を繰り返すことしかできなくなってしまった。
地面に座り、自失した様子で虚空を見つめて、記憶の海に溺れていた。
「お初にお目にかかります、ノウファム殿下」
僕だ。僕が、初対面の挨拶をしている。
「お初にお目にかかります、ノウファム殿下」
全く同じ姿の僕による「初めまして」が二回続く。繰り返しだ。同じ時間が、繰り返されたのだ。
――小さくなった三回目の僕がカジャと再会を喜んでいる。僕が二回目だと認識している世界だ。
「カジャ、君は記憶があるんだね。よかった」
「エーテル、そなたも記憶があるのですね」
抱き合って涙を流す僕たちを、少年のノウファムが無言で見ている。
膨大な記憶の映像が空間を滝のように流れていく。
濃密な情報量に、頭がパンクしそうだ。
「お……にい、さま……」
よろよろと近づき、手を伸ばして呼べば、ふと隻眼が僕を視た。
ぞくりとするほど、そこには怖い気配があった。
ノウファムは、突然気配を急変させた。
「ア!」
地面に引き倒されて、ぐい、と両腕を上にあげさせられて――光の輪みたいなもので両手首を拘束されるまでが、一瞬だった。
無言で地面に縫い留めるみたいに覆いかぶさってきて、僕を抱きすくめる体温は熱くて、煽情的な眼差しには執着めいた感情が浮かんでいた。
「……っ」
胸のうちで、鼓動が早鐘のように騒いでいる。
記憶に溺れたノウファムの心が僕をみている。僕に――欲情している。
それが肌で感じられて、高揚した。
「ノウファム様……、ノウファム」
良い匂いがする。
僕の大好きな匂いだ――それが、こんなに近い。
ああ、腰が熱くなる。
胸がときめく。
頭がくらくらする。
「僕が、わかりますか」
願望を、欲求を籠めて、眼差しを送る。
魔力を籠めて、支配の念を注ぐ。
【僕をみて】
睫毛を切なく伏せると、唇に濡れた吐息を感じた。
優しくやわらかなキスはなんだか切なくて、胸が苦しくなる。
ああ、美味しい。もっと激しく貪ってほしい――、
【僕を求めて】
瞳で訴えるようにすれば、雄の気配が濃くなって、啄むようなキスが繰り返される。
僕は興奮の吐息を零した。
「僕、ノウファムを探しにきたんだ、よ……」
キスの合間に喉を震わせれば、ノウファムの右手が僕の右耳のあたりから頬にかけてを包み込むように撫でた。
あったかい。
「死んでほしくなかったんだ……、いつも。いつも」
一生懸命に話しかけながら、返ってこない言葉に泣きそうになってしまう。
「ん……、ん、ンぅ」
動物が本能のままにするみたいに口付けが深くされて、舌が絡められて、くぐもった声で乱れてしまう。
口の中の敏感なところをびちゃびちゃと愛撫されると、じゅわっと唾液が溢れて、股座が熱くなる。
――もっと触れ合いたい。
僕の手で、抱きしめたい。
ああ、目の前のノウファムは喋ってくれないけれど、記憶の中の声が聞こえる。
「嫌だ、……嫌だよぉっ……!!」
僕の計らいで発情させられたロザニイルが、泣いている。
ノウファムはそれを繰り返し、毎回同じように発情に耐えて、ロザニイルを励ましている。
「安心しろ、ロザニイル。俺は抱かない……」
つらそうな顔で、うんざりだって顔で、背中を向けて同じ台詞を繰り返す。
「……俺は他に好きな奴がいるんだ……」
切ない声色に、僕の情緒がぐらりと揺れた。
「ノウファムには、他に好きな人がいた……?」
そんなの、知らない。
恋愛なんてしたことがない、恋愛の仕方がわからない、僕が知っているノウファムは、そんな王様だった。
自分でも不思議なほどショックを受けていると、現実世界の、僕を愛撫するノウファムが一瞬唸るみたいに声を発した。
「……いた」
「っ!」
ノウファムは首筋に頭を埋めて、ちゅくちゅくと音を立てながら鎖骨や顎にキスが繰り返される。
腿に硬い勃起したものの当たる感触を感じて、息を乱して腰を揺らしてしまう。
「……ぁ、……っ?」
勃起を感じると、僕のショックがちょっと和らいだ。
――この人、僕に欲情してる!
それが、嬉しい。
名前も知らない誰かに勝ったような気分になる。
あげない。
譲らない。
僕の彼なんだ。僕が抱かれるんだ――抱いてもらうんだ。
そんな想いで、頭がいっぱいになる。
僕はむくむくと湧き上がる想いで頬を熱くさせて、おねだりした。
「ぼ、僕は、嫌じゃないんだ、よ……、ノウ、ファム……っ」
「ン……」
身を捩っていると、大きくて厳ついノウファムの手が身体の線を辿り、ゆっくりすぎるもどかしい手付きで焦らすように愛撫をしてくる。
「嫌じゃないのか?」
意外そうな声が、しっかりとした芯みたいなものを取り戻しつつある。
……正気を取り戻しかけている?
「僕、好き……」
脚に擦りつけるように教えられるノウファムの陰茎が、硬い。大きい。はち切れそう――熱い。
着衣の下で主張する股間の怒張を意識して全身を火照らせながら、僕は必死にノウファムに呼びかけた。
「あ――貴方が、好き。僕は、好き……っ」
「……俺が」
「うん……うんっ!」
夢をみるような声が呟いて、性急な手つきでズボンと下穿きが脱がされる。意図は明確だった。
自分も脱いで肌をさらけ出すノウファムは、水を浴びた獣がするみたいにふるふると首を振った。
「エーテル?」
露出したノウファムの下半身は鋼のように逞しい筋肉を魅せていて、怒張は雄々しく、天を衝くように勃ちあがって臨戦態勢だった。
脈動を感じて、僕の喉がごくりと鳴る。
「う――うん」
獣の衝動と理性の狭間に彷徨うような隻眼が、熱っぽく僕を求めている。
「発情しているのか?」
「あっ……」
きざしていた僕の昂りが、優しく摩られる。気持ちいい。気持ちいい。
僕は腰をゆらして、甘ったるく喘いだ。
「あ、は、発情は……、」
「気持ちよさそうだな」
「ん、んっ……」
声が悦んでいる。
恥ずかしさよりも、喜びと興奮が勝ってしまう。おかしい。おかしくなっていく。
記憶のノウファムが、カジャと会話する声がきこえる。
「いっそお前が好きなんだと告白なさったら、わかってもらえるんじゃないですか。兄上」
――カジャは、ノウファムの好きな相手を知っていたんだ?
僕はまたショックを受けた。
「う、うぅっ……」
情緒が乱れて情けない声をあげると、感情の変遷を感じたらしきノウファムがギクリとする。その気配が普段のノウファムに近くて僕はちょっと安心した。
「急にどうした、エーテル」
「す、好きなひとがいるって……」
僕の言わんとしていることを理解したのか、ノウファムが「ああ」と視線を泳がせる。
「し、し、しらなかっ……僕、しらなかっ……」
「ああ――」
泳がせていた視線が、僕をみる。
「お前だぞ」
「っ?」
一瞬、何を言われたのかわからなかった。
短く吐き出された吐息は蕩けるように熱くて、僕はくらくらした。
「俺が好きなのは、お前だと言った」
「へ……」
眦を情欲の色に染めて、ノウファムの手が僕の腰をさする。
ぞくぞくとした気持ち良さがそこから湧いて、僕は泣いてしまいそうになった。
「お前も、俺が好きなのか?」
「あっ……、ふ、ふ……っ」
包み込むように握られて、先走りを溢れさせる先端を指でくちくちと愛でられると、射精感が高まった。
「エーテル?」
「す、すき……っ」
甘ったるく告白すると、指先が鈴口を広げるようにして、とぷっと勢いよく官能の蜜が溢れる感覚が背筋を震わせる。
連鎖するみたいに、堰を切られたみたいに、そのまま全部洩らしてしまいそう。
我慢できなくなってしまいそう。
「あぁんっ、だめ!」
僕は狂おしく悶えながら首を振った。
「だめ?」
頬を寄せる近さで、ノウファムが柔らかに吐息を零す。
「どうして? 出したいだろう?」
声は子供をあやすように優しかった。
触れ合った胸が忙しない鼓動を伝えていて、情緒が乱れる。告げられた事実と、与えられる気持ち良さで、わけがわからなくなりそうだ。
「ぼ、僕だけイくのが、だめ」
僕はうるうると目を潤ませて、足を暴れさせた。
「だ、だ、抱いて、ください。僕、を……っ」
記憶の映像で、いつかの僕がノウファムに杖を向けている。
「恐れながら、陛下は不能でいらっしゃるのでしょうか?」
……いつかの僕が、すごいことを言っている。
ノウファムは記憶と現実のギャップを愉しむような眼になって、嬉しそうに僕の後ろに指を滑らせた。
「俺のエーテルは、可愛いな」
愛し気に囁かれて探られる後ろは、聖杯器官から溢れた蜜でとろとろになっている。
濡れた窄まりや縁の部分をふにふにと揉まれると、僕のお腹の中で欲しがりな器官がきゅんきゅんとなって、僕は動物みたいにハァハァと発情の吐息を繰り返すことしかできなくなってしまった。
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