53 / 158
三章、悪役の流儀
52、あれは、暗殺の符牒だ(軽☆)
しおりを挟む
「パーティを続けよ。少し脅かしてしまったが、私は楽しいパーティを所望するのだ。楽しんでおくれ」
魔術の炎が消えた後、カジャは享楽的な気配を纏い、パーティの継続を命じた。
暴君の機嫌を損ねないよう、歪なパーティが再開される。
船上の者は皆、心の中に溶けぬ氷を抱え込んで身を震わせながら、暴君の所望する「楽しいパーティ」を演出する役者になったように無理をして笑っていた。
「魔術を使ったら疲れたなぁ。エーテル」
にやにやと笑い、カジャが僕を抱きかかえて席を立つ。
「私は休もう。誰かさんを真似して、可愛い聖杯を抱っこして、いい子いい子して」
周囲でカジャの機嫌を気にしていた者たちが、ビクッと怯えて身を竦ませてから僕を見た。
売られていく子牛を見るような眼だ。僕はどんな顔を返せばよいのかわからずに、微妙な表情で俯いた。
「ノウファム、《邪魔をするなよ》」
カジャは強い口調で臣従の指輪による命令を唱え、息を紡いで同じ文言を繰り返した。
「……《邪魔をするなよ》」
「……?」
二度言った。
何故だろう、と思っていると、僕の耳にはネイフェンがアップルトンと話す声が拾われた。
きっと防諜魔術を使っている――僕はそう思った。
「朔は半月の後に見られるものですな」
なんだか、そんな言葉を聞いたことがある気がする……。
僕の頭がずきずきとした。嫌な予感がする……。
「効きが悪いんだ」
「?」
カジャがぽつりと呟いて、一瞬「なんのことだろう」と首を傾げてから、僕はハッとした。
「臣従の指輪……」
赤い唇が肯定を告げる。
他の客室より格段に豪華に装飾が凝られた扉が従者の手で開かれて、広い部屋の寝台に寝かされる。
カジャの部屋だ。
物があまりなくて、寒々とした感じなのがカジャらしい、と僕は思った。
思っているうちに、カジャが顔の両横に手をついて上に跨ってくる。
ほっそりとした指が、僕に見覚えのある薬をつきつける。
「《お飲み》」
――魔女家の秘薬だ。
僕の身体を作り変える薬だ。
命令されるまま飲み下すと、腹の中から少しずつ熱が溶けていくようだった。
たまにノウファムから感じていた良い匂いがふつふつと思い出されて、腰がじんじんとしてくる。
体が火照って、落ち着かない気分になる。
「体調の変化が感じられる――効きが早いね? 王族が近くにいるからかな?」
「……!」
「ロザニイルもそうだった」
遠いいつかの思い出を語るように言って、カジャは僕の服を乱した。
「あ……っ」
上をはだけさせられて、胸元に唇を寄せられると僕の鼓動が高鳴る。
昨日苛まれ続けた場所は、赤く腫れて敏感になっていた。
「少し腫れて、女のようだね。突起がぴんとなっていて、欲しがっているようだ」
カジャの声に、堪らない気分になる。
僕はぐっと唇を引き結んで、両腕で顔を隠した。
「恥ずかしいのかいエーテル。お兄様にはここを可愛がってもらえなかったの?」
「……っ」
「お兄様は、お前を抱かなかったのだろう?」
確信をこめて断言され、右の乳首を飴を転がすように舐められて、指先で左の乳輪をくるくると円を描くように煽られる。
淫らな欲を高める愛撫が、蜜毒のような快楽の波を生む。
「ぁ……ぁ、ぅ……っ」
身体が否応なしにうずいて身を捩り、足先でシーツを乱してしまう。
「いい子だね、高まってきたね、エーテル? おっぱい気持ちいいね?」
「そ……、ち、違うっ」
「恥ずかしいのかな? 気持ちいいのが恥ずかしいのかな? エーテル?」
カジャは面白がるように左の乳輪をこすこすと擦り、甘く痺れるような、切なくもどかしい刺激を送り続けた。
自分の内部が波を立てている。甘くて怖い蜜毒みたいな官能が、どんどん高められていく。
荒い息を繰り返しながら、僕は必死で自分の口を手で押さえた。
「ん、ふ、ぅ、ンぅ、……っ」
意識が胸に集中してしまう。
そこに与えられる刺激ばかりを追ってしまう。
拾ってしまう。
感じてしまう。
欲しがってしまう――、
僕はいつの間にか、カジャにアピールするみたいに背を反らして、胸を浮かせていた。
「ふ、ふーっ、ふぅ……っ」
自分の呼吸が獣のよう。
はしたない。恥ずかしい。けれど、抑えられない。
「胸をそんなに健気に浮かせて、私におねだりしているみたいだね。ここを可愛がってほしいんだね?」
カジャは糖分過多な甘ったるい砂糖菓子みたいな声で言って、白い指先で左の乳首をぴんと弾いた。
「あッ、んぁア!」
焦らされて待ちわびた刺激は、鋭い快感の矛となって僕の全身を大きく痙攣させた。
抑えられない悲鳴のような嬌声に、カジャは上機嫌になった。
「可愛い声で鳴いてくれたね。私のエーテル。気持ちよかったんだね」
くるりと体が返されて下衣が脱がされると、快感に震える身体に恐怖が湧いた。
「私たちは……一緒に何度も頑張ってきた仲だったんだ。ずっと一緒にやってきた……」
「い、……いやだ」
うつ伏せに這いつくばるような情けない恰好をさせられて、尻を上げさせられる――僕は涙目になって情けなく懇願した。
「なにがイヤ? 以前のことを聞くのが?」
勃ちあがり、反り返って先走りに濡れそぼっていた僕の雄蕊がカジャの手のひらに握られる。
「あ、触っちゃ、あぅ、あ、あ!」
「出したいって泣いているよ、エーテルの可愛い雄が。気持ちよくなりたいようって、震えておねだりしているよ」
ちゅこちゅこと軽い水音を立てて竿が扱かれて、同時に後ろの窄まりを舌でぺろりと舐め上げられると、腰がガクガクと震えてあられもない声で啼いてしまう。
「あ、や、後ろ、舐めちゃ」
「あ、ふ。美味しい……っ。奥からどんどん溢れてくる……発情してるんだね、エーテル。愛らしいね」
恍惚とした声が熱い吐息と振動を伝えて、ちゅぷっと後孔をしゃぶられる。
溢れる液体をちゅぱちゅぱ、じゅるじゅると啜る音が立てられる。
前への刺激も休む暇なく与えられて、腰の震えが止まらなくなってしまう。
「カ、カジャ! あ、あ……っ、あ……っ♡」
声が甘く悦んでしまう。
そんなの、ダメだ。
「腰をこんなに揺らして、お前は本当に欲しがりだね。お前、以前は性欲なんてなさそうな男だったのに……」
僕は嫌だ。嫌なはずなんだ――なのに、腰が揺れて、おかしくなってしまう。
「カ、カジャ、……っ」
下半身に濡れた熱が溜まって、渦巻いて、洩らしてしまいそうな感覚がある。それが、強くなっていく――、
「エーテル、お前が言ったのだよ? 聖杯に人権などない。ただの魔力増強装置だと思えと」
暴君の声が、ふと被害者みたいに僕の胸を突いた。
胸の中で情緒がざわりと騒いで、目が熱くなる。
「エーテル、エーテル。お前がロザニイルと私たちにこれを強要したのだよ? なのに、忘れてしまったのだね」
淫猥な水音が、カジャの声を彩っている。
下半身がとろとろになって、発情している。
発情して善がる身体を「もっと高まれ」と煽られている――、
「ほら、後ろの孔がひくひくして……また溢れてきたよ。私に舐められて、嬉しい嬉しいって泣いているようだ」
カジャが慈しむようにそこを愛でて、僕をおかしくさせる。
これは、こんなのは、いけないことだ。
そんな思いが、ぶわりと湧いた。
一緒に込み上げてきたのは、罪悪感だった。
ああ、きっと僕は、これをしていた。そんな気がするんだ。
僕は、これを彼らに押し付けていた。ロザニイルは、こんな気分だったんだ。
記憶を失う前の僕は――酷い奴だったんだ。きっと、そうだったんだ。
「ぼ、僕が、僕が……っ」
ぽろぽろと涙が零れる。
もう、おかしくなっちゃう。舐められて、扱かれて、僕は。
「おかしくなるっ……、僕、あ、あ、おかしくなっちゃうぅ……ッ!」
顔をぐしゃぐしゃに歪めて叫べば、カジャはいい子いい子とお尻を撫でて、前をいっそう激しく追い詰めた。
「許してあげる。許すよ、エーテル。他の誰が許さなくても、私は許すよ」
優しい声だ。
すごく、すごく。
「愛しているよ。……私の聖杯」
「あ……あ、あ、アぁぁッ!!」
カジャが甘く鼓膜をふるえさせ、僕はびゅくびゅくとその手に吐精を導かれて白濁の蜜を迸らせた。
勢いよく吐き出す精は快感を強くともなって、僕の意識を快楽に染めて真っ白にした。
【朔は半月の後に見られる……】
真っ白な忘我の一瞬、ネイフェンの声が蘇る。
僕の中の何かが、……きっと、忘れていた記憶が、囁いた。
【あれは、暗殺の符牒だ……】
魔術の炎が消えた後、カジャは享楽的な気配を纏い、パーティの継続を命じた。
暴君の機嫌を損ねないよう、歪なパーティが再開される。
船上の者は皆、心の中に溶けぬ氷を抱え込んで身を震わせながら、暴君の所望する「楽しいパーティ」を演出する役者になったように無理をして笑っていた。
「魔術を使ったら疲れたなぁ。エーテル」
にやにやと笑い、カジャが僕を抱きかかえて席を立つ。
「私は休もう。誰かさんを真似して、可愛い聖杯を抱っこして、いい子いい子して」
周囲でカジャの機嫌を気にしていた者たちが、ビクッと怯えて身を竦ませてから僕を見た。
売られていく子牛を見るような眼だ。僕はどんな顔を返せばよいのかわからずに、微妙な表情で俯いた。
「ノウファム、《邪魔をするなよ》」
カジャは強い口調で臣従の指輪による命令を唱え、息を紡いで同じ文言を繰り返した。
「……《邪魔をするなよ》」
「……?」
二度言った。
何故だろう、と思っていると、僕の耳にはネイフェンがアップルトンと話す声が拾われた。
きっと防諜魔術を使っている――僕はそう思った。
「朔は半月の後に見られるものですな」
なんだか、そんな言葉を聞いたことがある気がする……。
僕の頭がずきずきとした。嫌な予感がする……。
「効きが悪いんだ」
「?」
カジャがぽつりと呟いて、一瞬「なんのことだろう」と首を傾げてから、僕はハッとした。
「臣従の指輪……」
赤い唇が肯定を告げる。
他の客室より格段に豪華に装飾が凝られた扉が従者の手で開かれて、広い部屋の寝台に寝かされる。
カジャの部屋だ。
物があまりなくて、寒々とした感じなのがカジャらしい、と僕は思った。
思っているうちに、カジャが顔の両横に手をついて上に跨ってくる。
ほっそりとした指が、僕に見覚えのある薬をつきつける。
「《お飲み》」
――魔女家の秘薬だ。
僕の身体を作り変える薬だ。
命令されるまま飲み下すと、腹の中から少しずつ熱が溶けていくようだった。
たまにノウファムから感じていた良い匂いがふつふつと思い出されて、腰がじんじんとしてくる。
体が火照って、落ち着かない気分になる。
「体調の変化が感じられる――効きが早いね? 王族が近くにいるからかな?」
「……!」
「ロザニイルもそうだった」
遠いいつかの思い出を語るように言って、カジャは僕の服を乱した。
「あ……っ」
上をはだけさせられて、胸元に唇を寄せられると僕の鼓動が高鳴る。
昨日苛まれ続けた場所は、赤く腫れて敏感になっていた。
「少し腫れて、女のようだね。突起がぴんとなっていて、欲しがっているようだ」
カジャの声に、堪らない気分になる。
僕はぐっと唇を引き結んで、両腕で顔を隠した。
「恥ずかしいのかいエーテル。お兄様にはここを可愛がってもらえなかったの?」
「……っ」
「お兄様は、お前を抱かなかったのだろう?」
確信をこめて断言され、右の乳首を飴を転がすように舐められて、指先で左の乳輪をくるくると円を描くように煽られる。
淫らな欲を高める愛撫が、蜜毒のような快楽の波を生む。
「ぁ……ぁ、ぅ……っ」
身体が否応なしにうずいて身を捩り、足先でシーツを乱してしまう。
「いい子だね、高まってきたね、エーテル? おっぱい気持ちいいね?」
「そ……、ち、違うっ」
「恥ずかしいのかな? 気持ちいいのが恥ずかしいのかな? エーテル?」
カジャは面白がるように左の乳輪をこすこすと擦り、甘く痺れるような、切なくもどかしい刺激を送り続けた。
自分の内部が波を立てている。甘くて怖い蜜毒みたいな官能が、どんどん高められていく。
荒い息を繰り返しながら、僕は必死で自分の口を手で押さえた。
「ん、ふ、ぅ、ンぅ、……っ」
意識が胸に集中してしまう。
そこに与えられる刺激ばかりを追ってしまう。
拾ってしまう。
感じてしまう。
欲しがってしまう――、
僕はいつの間にか、カジャにアピールするみたいに背を反らして、胸を浮かせていた。
「ふ、ふーっ、ふぅ……っ」
自分の呼吸が獣のよう。
はしたない。恥ずかしい。けれど、抑えられない。
「胸をそんなに健気に浮かせて、私におねだりしているみたいだね。ここを可愛がってほしいんだね?」
カジャは糖分過多な甘ったるい砂糖菓子みたいな声で言って、白い指先で左の乳首をぴんと弾いた。
「あッ、んぁア!」
焦らされて待ちわびた刺激は、鋭い快感の矛となって僕の全身を大きく痙攣させた。
抑えられない悲鳴のような嬌声に、カジャは上機嫌になった。
「可愛い声で鳴いてくれたね。私のエーテル。気持ちよかったんだね」
くるりと体が返されて下衣が脱がされると、快感に震える身体に恐怖が湧いた。
「私たちは……一緒に何度も頑張ってきた仲だったんだ。ずっと一緒にやってきた……」
「い、……いやだ」
うつ伏せに這いつくばるような情けない恰好をさせられて、尻を上げさせられる――僕は涙目になって情けなく懇願した。
「なにがイヤ? 以前のことを聞くのが?」
勃ちあがり、反り返って先走りに濡れそぼっていた僕の雄蕊がカジャの手のひらに握られる。
「あ、触っちゃ、あぅ、あ、あ!」
「出したいって泣いているよ、エーテルの可愛い雄が。気持ちよくなりたいようって、震えておねだりしているよ」
ちゅこちゅこと軽い水音を立てて竿が扱かれて、同時に後ろの窄まりを舌でぺろりと舐め上げられると、腰がガクガクと震えてあられもない声で啼いてしまう。
「あ、や、後ろ、舐めちゃ」
「あ、ふ。美味しい……っ。奥からどんどん溢れてくる……発情してるんだね、エーテル。愛らしいね」
恍惚とした声が熱い吐息と振動を伝えて、ちゅぷっと後孔をしゃぶられる。
溢れる液体をちゅぱちゅぱ、じゅるじゅると啜る音が立てられる。
前への刺激も休む暇なく与えられて、腰の震えが止まらなくなってしまう。
「カ、カジャ! あ、あ……っ、あ……っ♡」
声が甘く悦んでしまう。
そんなの、ダメだ。
「腰をこんなに揺らして、お前は本当に欲しがりだね。お前、以前は性欲なんてなさそうな男だったのに……」
僕は嫌だ。嫌なはずなんだ――なのに、腰が揺れて、おかしくなってしまう。
「カ、カジャ、……っ」
下半身に濡れた熱が溜まって、渦巻いて、洩らしてしまいそうな感覚がある。それが、強くなっていく――、
「エーテル、お前が言ったのだよ? 聖杯に人権などない。ただの魔力増強装置だと思えと」
暴君の声が、ふと被害者みたいに僕の胸を突いた。
胸の中で情緒がざわりと騒いで、目が熱くなる。
「エーテル、エーテル。お前がロザニイルと私たちにこれを強要したのだよ? なのに、忘れてしまったのだね」
淫猥な水音が、カジャの声を彩っている。
下半身がとろとろになって、発情している。
発情して善がる身体を「もっと高まれ」と煽られている――、
「ほら、後ろの孔がひくひくして……また溢れてきたよ。私に舐められて、嬉しい嬉しいって泣いているようだ」
カジャが慈しむようにそこを愛でて、僕をおかしくさせる。
これは、こんなのは、いけないことだ。
そんな思いが、ぶわりと湧いた。
一緒に込み上げてきたのは、罪悪感だった。
ああ、きっと僕は、これをしていた。そんな気がするんだ。
僕は、これを彼らに押し付けていた。ロザニイルは、こんな気分だったんだ。
記憶を失う前の僕は――酷い奴だったんだ。きっと、そうだったんだ。
「ぼ、僕が、僕が……っ」
ぽろぽろと涙が零れる。
もう、おかしくなっちゃう。舐められて、扱かれて、僕は。
「おかしくなるっ……、僕、あ、あ、おかしくなっちゃうぅ……ッ!」
顔をぐしゃぐしゃに歪めて叫べば、カジャはいい子いい子とお尻を撫でて、前をいっそう激しく追い詰めた。
「許してあげる。許すよ、エーテル。他の誰が許さなくても、私は許すよ」
優しい声だ。
すごく、すごく。
「愛しているよ。……私の聖杯」
「あ……あ、あ、アぁぁッ!!」
カジャが甘く鼓膜をふるえさせ、僕はびゅくびゅくとその手に吐精を導かれて白濁の蜜を迸らせた。
勢いよく吐き出す精は快感を強くともなって、僕の意識を快楽に染めて真っ白にした。
【朔は半月の後に見られる……】
真っ白な忘我の一瞬、ネイフェンの声が蘇る。
僕の中の何かが、……きっと、忘れていた記憶が、囁いた。
【あれは、暗殺の符牒だ……】
0
お気に入りに追加
155
あなたにおすすめの小説

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
異世界転移で、俺と僕とのほっこり溺愛スローライフ~間に挟まる・もふもふ神の言うこと聞いて珍道中~
兎森りんこ
BL
主人公のアユムは料理や家事が好きな、地味な平凡男子だ。
そんな彼が突然、半年前に異世界に転移した。
そこで出逢った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
あまりにモテすぎ、トラブルばかりで、人間不信になっていたエイシオ。
自分に自信が全く無くて、自己肯定感の低いアユム。
エイシオは優しいアユムの料理や家事に癒やされ、アユムもエイシオの包容力で癒やされる。
お互いがかけがえのない存在になっていくが……ある日、エイシオが怪我をして!?
無自覚両片思いのほっこりBL。
前半~当て馬女の出現
後半~もふもふ神を連れたおもしろ珍道中とエイシオの実家話
予想できないクスッと笑える、ほっこりBLです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
完結保証!
このお話は、小説家になろう様、エブリスタ様でも掲載中です。
※表紙絵はミドリ/緑虫様(@cklEIJx82utuuqd)からのいただきものです。
貢がせて、ハニー!
わこ
BL
隣の部屋のサラリーマンがしょっちゅう貢ぎにやって来る。
隣人のストレートな求愛活動に困惑する男子学生の話。
社会人×大学生の日常系年の差ラブコメ。
※現時点で小説の公開対象範囲は全年齢となっております。しばらくはこのまま指定なしで更新を続ける予定ですが、アルファポリスさんのガイドラインに合わせて今後変更する場合があります。(2020.11.8)
■2024.03.09 2月2日にわざわざサイトの方へ誤変換のお知らせをくださった方、どうもありがとうございました。瀬名さんの名前が僧侶みたいになっていたのに全く気付いていなかったので助かりました!
■2024.03.09 195話/196話のタイトルを変更しました。
■2020.10.25 25話目「帰り道」追加(差し込み)しました。話の流れに変更はありません。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる