若いからできること

ゆい

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昔の記憶1

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ー小学生の頃ー
私は恋多き女の子でした。
ぽっちゃりとした体型で、髪の毛はベリーショート。
いつも男の子と鬼ごっこをして遊んでいました。
その頃好きになったのがショウくん。
小学生にしては珍しいロングヘア、お洒落な男の子でした。

時はたち、小学四年生。
私は男の子と遊ぶことはなくなっていました。
しかし、ショウくんと同じクラスで好きという気持ちが高まっていました。
好きという気持ちを伝えたくなっていたのです。

直接言う勇気もない、、
でも、伝えたい、、
んー、、
そうだ!手紙を書こう!!
でも、直接渡す勇気はないな、、、
連絡帳に挟めば絶対に見てもらえる!!

そう思った私は手紙を書いて、先生が見た後の連絡帳に挟さむことにしたのです。
※連絡帳…親から先生への連絡や、次の日の授業スケジュールを書いて毎日持って帰るものでした。


手紙を無事、連絡帳に挟むことに成功した私、、

その日はドキドキして帰りました。


しかし
その日、その次の日も彼から手紙について話してくることはなかったのです、、 







時はたち1年後
私は小学5年生になっていました。
私はとある休み時間に友人のユキとアヤとおしゃべりを楽しんでいました。
ユキ「今週末、ジュンくんと遊ぶんだー」
私    「そーなの!いいなぁ、何する       の??」
ユキ「市民プールに行くよー」
アヤ「いいなぁー」
私    「デートいいなぁ」

ユカは学年でも珍しく、ジュンという同級生と付き合っていました。

ユキ「まきこは、ショウくん一筋だもんねー」
私   「あはは」
アヤ「告白とかしないの??」
私    「実は去年手紙渡したんだよね、」
ユキ「え、そーなの!?それで??」
私    「それでって???」
アヤ「返事はきいたの??」
私    「ん?何も??」
ユキ「えー!聞かなきゃ」
アヤ「きいてみてあげようか?」
私    「え、いいの!?ありがとう」

当時の私は恋愛ドラマなどもみたことがなく、付き合うという概念が無かったのです。
ただ、ショウくんの気持ちを聞けるということで胸がいっぱいでした。

結果として、、
アヤとユキがショウに聞いてくれ、付き合うことが決まったのです。

付き合うということがどういうことかはよくわかっていませんでしたが、デートができるということにとても喜んでいました。

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