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一章
噂の真相
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麻友から奥野ときちんと話をするように言われた花耶だったが、中々その機会は得られそうもなかった。プロジェクトが佳境に入っているため奥野は多忙を極めていたし、花耶もその影響を受けて連日残業続きで、とても話が出来る状態ではなかったからだ。
余裕がない時にこんな話をすると奥野の気分を害するかもしれないし、そうなれば自分の仕事にも影響が出る可能性がある事も、花耶が二の足を踏んだ理由だった。プロジェクトが終われば奥野の補佐も終わる事を考えると、プロジェクトが終わってからの方がいいような気がして、花耶はそれまで待つことにした。
麻友から話をするように言われた三日後の夕方、花耶は一人で会議室の片付けをしていた。ふいにドアが開く音がしたためそちらの方に視線を向けると、そこにいたのは伊東だった。一瞬奥野かと思った花耶は、相手がそうでなかったためにホッとした半面、あらぬ噂の相手だった事に緊張感がじわりと湧くのを感じた。
「どうされましたか?」
さすがに誰もいない会議室で、しかも変な噂が流れていた伊東と二人きりになるのには抵抗があった。この場面をもし篠田達が見たら、またいい様に噂されてしまうのが容易に想像できたからだ。きっと尾ひれを何枚もつけて嬉々として広げるだろう。きわめて事務的に、素っ気ないほど感情を乗せずにそうと告げると、伊東は曖昧な笑みを浮かべたまま花耶に近づいてきた。何となく嫌な感じがして表情が硬くなった。
「ねぇ三原さん。何で噂の事、否定したの?」
「え?」
いきなりの問いかけの意味が分からず、花耶は咄嗟に返す言葉が出なかった。あの噂は篠田達が流したもので、伊東は関係ないと思っていたからだ。伊東にとっても不本意なはずで、否定した方がお互いのためだとも思っていた。なのになぜ、伊東はそれを咎めるようなニュアンスを示すのだろう。
「篠田さん達から聞いたよ。君、僕の事好きなんだって?」
「は?」
今度こそ花耶は、言っている意味が分からなかった。今、伊東は、誰が誰を好きだと言った?意味が分からずに花耶が伊東の真意を探ろうと表情を探ると、伊東はふっと笑ってから手の届きそうな距離まで詰めてきた。
「ああ、照れてる?本人の前じゃ当然かな。聞いた話じゃ、プロジェクトに立候補したのも僕との繋がりが欲しかったんだって?」
「何を…」
いきなりの展開について行けずに花耶が戸惑っているのを、伊東はそれを照れているからだと受け取ったらしい。表情は穏やかに見えるが、言っている事は事実とはかけ離れ過ぎていて、熱に浮かされているようにも見えた。
「僕は尻軽で頭の弱そうな子は好きじゃなくてね。控えめで賢い子が好みなんだ」
そう言って伊東は、花耶に手を伸ばしてそっと頬に触れた。目に熱が籠っているのが見て取れて、嫌悪感が一層強くなった。触られたところが気持ち悪い…
「君は地味だし、野暮ったいけど…素材は悪くなさそうだね。奥野さんだけでなくあの松永さんまで認めてるなんて。女子社員にしては凄いと思うよ。それに、僕は男に簡単に股を開くような女は嫌いでね。その点、君はキスもした事なさそうだし、処女だろう?従順そうなところもいいよね。君がどうしてもって言うなら付き合ってあげてもいいよ。まぁ、隠してるみたいだけど、その胸もいいね。じっくり躾けていくのもいいかな」
笑顔で言われた言葉に、花耶はぞっと背筋が凍る気がした。随分上から目線の物言いが気に障るが、言っている内容はそれを上回る不快さだった。伊東が女性を対等な存在とはみていない事は一目瞭然だった。しかも躾けるとはどういう意味だ。あまりにも自分本位な言い方に、花耶は絶対に無理、と心の中で叫んだ。
「ご遠慮させていただきます」
吐き気を催すような伊東の正体に、花耶はあえて感情を込めずに事務的に返した。正直言って同じ空間に居たくないほどの不快さで、それはかつて花耶を追い回した変質者の言い分と大差なかった。伊東は見た目も悪くなく、女性にもてそうだったから、そっち側の人間だったとは思いもしなかった。嫌悪感を込めた視線を返すと、伊東の顔がゆがんだ。
「この僕が付き合ってあげてもいいって言ってるのに…断るだって?」
一気に剣呑な雰囲気を纏った伊東に、花耶は自分の見立てが間違いではなかったと確信した。全く嬉しくはなかったが。多分、いや、間違いなくこっちが本性なのだろう。
「私にはもったいないので、どうぞもっと素敵な方をお探しください」
はっきり言うと逆上しそうだと感じ、花耶はへり下った言い方でやんわりと断った。さすがに社内なので無体な事はしないだろうが、逆上させると面倒なタイプかもしれないし、ここで騒ぎになるとまたどんな噂を流されるかわかったものではない。
「そう言うところ、健気でいいよね。やっぱり僕の事を思ってたんだね」
どうやったらそう受け取れるのか…と花耶は伊東の言い様に驚きを隠せなかった。まさか断る時の常套句を額面通りに受け取られるとは思わなかった。得体のしれぬ恐怖を感じ、花耶は数歩下がって伊東と距離を取ろうとしたが、その前に腕を取られてしまった。何とも言えない不快感が、掴まれたところからどくりと湧き上がった。
「伊東君~、いる~?」
室内の重苦しい雰囲気に割り入ってきたのは、明るくのんきな声だった。声と共に会議室のドアが開き、花耶がそちらに視線を向けると、その先には篠田と土井がいた。花耶と目が合うと、篠田がにやりと嫌な笑い方をして、花耶は直ぐに嵌められたのだと感じた。一方でさすがに伊東も彼女たちの乱入は想定外だったらしく、慌てて花耶の腕を掴んでいた手を離した。
「あれ~、伊東君、三原さんと一緒だった?」
「ごめん、もしかして邪魔しちゃった?」
声は申し訳なさそうにも聞こえるが、表情はそれとは正反対で獲物を見つけた肉食獣のものだった。普段から花耶を下に見て落とす事を楽しんでいる二人にとって、この状況は正にうってつけのネタなのだろう。これ以上ないくらいに表情が輝いて見えた。
「やだ。やっぱり噂は本当だったのね~」
「三原さんって、大人しそうに見えるけど、意外に積極的だったのね」
この状況を見てどうしたらそう受け取れるのかと花耶は頭が痛くなったが、この二人にはそんな事がどうでもいいのは明白だった。彼女たちは何かきっかけさえあれば、そこに巧みに嘘を交えて流すのが得意なのだ。たとえ花耶がどんなに嫌がっていようとも、伊東と二人でいたという事実は彼女たちにとって、花耶が伊東に迫っている事になるのだ。
「伊東君、せっかく三原さんが勇気出しているんだから、ここは無碍にしちゃ可哀そうよ」
「そうそう、地味だけど胸は大きいし、元は悪くないと思うわ」
化粧で散々盛り込んでいる二人に言われるのは非常にに不本意で随分な言い様だが、伊東は特に気分を害した風はなかった。もしかすると三人は手を組んでいるのかもしれない、と花耶は感じた。
「だったら邪魔しないでくださいよ」
「やだ~伊東君ったら」
「よかったわね、三原さん」
余所行きの営業スマイルで二人にそう告げる伊東と、それを受けて囃し立てる二人に、花耶は何の茶番なのだろう…と呆れるしかなかった。三人の中ではすでに、花耶が伊東に迫った事になっているらしい。
とはいえ、この状況は非常にまずい。やっと堀江のお陰で消えていた噂がまた広がるかもしれないのだ。しかも今度は二人でいたという事実と伊東の発言があるだけに、どんな尾ひれがつくかわかったものではなかった。花耶はこの話を聞いたらどう思うだろう…と、とある人物に思い至り、背中がひやりと伝うものを感じて身を震わせた。
「じゃ、邪魔者は消えるわね~」
「伊東君、三原さんの事よろしくね」
そう言って二人は伊東を煽るように会議室を去ろうとし、花耶は絶望的な気持ちになった。
余裕がない時にこんな話をすると奥野の気分を害するかもしれないし、そうなれば自分の仕事にも影響が出る可能性がある事も、花耶が二の足を踏んだ理由だった。プロジェクトが終われば奥野の補佐も終わる事を考えると、プロジェクトが終わってからの方がいいような気がして、花耶はそれまで待つことにした。
麻友から話をするように言われた三日後の夕方、花耶は一人で会議室の片付けをしていた。ふいにドアが開く音がしたためそちらの方に視線を向けると、そこにいたのは伊東だった。一瞬奥野かと思った花耶は、相手がそうでなかったためにホッとした半面、あらぬ噂の相手だった事に緊張感がじわりと湧くのを感じた。
「どうされましたか?」
さすがに誰もいない会議室で、しかも変な噂が流れていた伊東と二人きりになるのには抵抗があった。この場面をもし篠田達が見たら、またいい様に噂されてしまうのが容易に想像できたからだ。きっと尾ひれを何枚もつけて嬉々として広げるだろう。きわめて事務的に、素っ気ないほど感情を乗せずにそうと告げると、伊東は曖昧な笑みを浮かべたまま花耶に近づいてきた。何となく嫌な感じがして表情が硬くなった。
「ねぇ三原さん。何で噂の事、否定したの?」
「え?」
いきなりの問いかけの意味が分からず、花耶は咄嗟に返す言葉が出なかった。あの噂は篠田達が流したもので、伊東は関係ないと思っていたからだ。伊東にとっても不本意なはずで、否定した方がお互いのためだとも思っていた。なのになぜ、伊東はそれを咎めるようなニュアンスを示すのだろう。
「篠田さん達から聞いたよ。君、僕の事好きなんだって?」
「は?」
今度こそ花耶は、言っている意味が分からなかった。今、伊東は、誰が誰を好きだと言った?意味が分からずに花耶が伊東の真意を探ろうと表情を探ると、伊東はふっと笑ってから手の届きそうな距離まで詰めてきた。
「ああ、照れてる?本人の前じゃ当然かな。聞いた話じゃ、プロジェクトに立候補したのも僕との繋がりが欲しかったんだって?」
「何を…」
いきなりの展開について行けずに花耶が戸惑っているのを、伊東はそれを照れているからだと受け取ったらしい。表情は穏やかに見えるが、言っている事は事実とはかけ離れ過ぎていて、熱に浮かされているようにも見えた。
「僕は尻軽で頭の弱そうな子は好きじゃなくてね。控えめで賢い子が好みなんだ」
そう言って伊東は、花耶に手を伸ばしてそっと頬に触れた。目に熱が籠っているのが見て取れて、嫌悪感が一層強くなった。触られたところが気持ち悪い…
「君は地味だし、野暮ったいけど…素材は悪くなさそうだね。奥野さんだけでなくあの松永さんまで認めてるなんて。女子社員にしては凄いと思うよ。それに、僕は男に簡単に股を開くような女は嫌いでね。その点、君はキスもした事なさそうだし、処女だろう?従順そうなところもいいよね。君がどうしてもって言うなら付き合ってあげてもいいよ。まぁ、隠してるみたいだけど、その胸もいいね。じっくり躾けていくのもいいかな」
笑顔で言われた言葉に、花耶はぞっと背筋が凍る気がした。随分上から目線の物言いが気に障るが、言っている内容はそれを上回る不快さだった。伊東が女性を対等な存在とはみていない事は一目瞭然だった。しかも躾けるとはどういう意味だ。あまりにも自分本位な言い方に、花耶は絶対に無理、と心の中で叫んだ。
「ご遠慮させていただきます」
吐き気を催すような伊東の正体に、花耶はあえて感情を込めずに事務的に返した。正直言って同じ空間に居たくないほどの不快さで、それはかつて花耶を追い回した変質者の言い分と大差なかった。伊東は見た目も悪くなく、女性にもてそうだったから、そっち側の人間だったとは思いもしなかった。嫌悪感を込めた視線を返すと、伊東の顔がゆがんだ。
「この僕が付き合ってあげてもいいって言ってるのに…断るだって?」
一気に剣呑な雰囲気を纏った伊東に、花耶は自分の見立てが間違いではなかったと確信した。全く嬉しくはなかったが。多分、いや、間違いなくこっちが本性なのだろう。
「私にはもったいないので、どうぞもっと素敵な方をお探しください」
はっきり言うと逆上しそうだと感じ、花耶はへり下った言い方でやんわりと断った。さすがに社内なので無体な事はしないだろうが、逆上させると面倒なタイプかもしれないし、ここで騒ぎになるとまたどんな噂を流されるかわかったものではない。
「そう言うところ、健気でいいよね。やっぱり僕の事を思ってたんだね」
どうやったらそう受け取れるのか…と花耶は伊東の言い様に驚きを隠せなかった。まさか断る時の常套句を額面通りに受け取られるとは思わなかった。得体のしれぬ恐怖を感じ、花耶は数歩下がって伊東と距離を取ろうとしたが、その前に腕を取られてしまった。何とも言えない不快感が、掴まれたところからどくりと湧き上がった。
「伊東君~、いる~?」
室内の重苦しい雰囲気に割り入ってきたのは、明るくのんきな声だった。声と共に会議室のドアが開き、花耶がそちらに視線を向けると、その先には篠田と土井がいた。花耶と目が合うと、篠田がにやりと嫌な笑い方をして、花耶は直ぐに嵌められたのだと感じた。一方でさすがに伊東も彼女たちの乱入は想定外だったらしく、慌てて花耶の腕を掴んでいた手を離した。
「あれ~、伊東君、三原さんと一緒だった?」
「ごめん、もしかして邪魔しちゃった?」
声は申し訳なさそうにも聞こえるが、表情はそれとは正反対で獲物を見つけた肉食獣のものだった。普段から花耶を下に見て落とす事を楽しんでいる二人にとって、この状況は正にうってつけのネタなのだろう。これ以上ないくらいに表情が輝いて見えた。
「やだ。やっぱり噂は本当だったのね~」
「三原さんって、大人しそうに見えるけど、意外に積極的だったのね」
この状況を見てどうしたらそう受け取れるのかと花耶は頭が痛くなったが、この二人にはそんな事がどうでもいいのは明白だった。彼女たちは何かきっかけさえあれば、そこに巧みに嘘を交えて流すのが得意なのだ。たとえ花耶がどんなに嫌がっていようとも、伊東と二人でいたという事実は彼女たちにとって、花耶が伊東に迫っている事になるのだ。
「伊東君、せっかく三原さんが勇気出しているんだから、ここは無碍にしちゃ可哀そうよ」
「そうそう、地味だけど胸は大きいし、元は悪くないと思うわ」
化粧で散々盛り込んでいる二人に言われるのは非常にに不本意で随分な言い様だが、伊東は特に気分を害した風はなかった。もしかすると三人は手を組んでいるのかもしれない、と花耶は感じた。
「だったら邪魔しないでくださいよ」
「やだ~伊東君ったら」
「よかったわね、三原さん」
余所行きの営業スマイルで二人にそう告げる伊東と、それを受けて囃し立てる二人に、花耶は何の茶番なのだろう…と呆れるしかなかった。三人の中ではすでに、花耶が伊東に迫った事になっているらしい。
とはいえ、この状況は非常にまずい。やっと堀江のお陰で消えていた噂がまた広がるかもしれないのだ。しかも今度は二人でいたという事実と伊東の発言があるだけに、どんな尾ひれがつくかわかったものではなかった。花耶はこの話を聞いたらどう思うだろう…と、とある人物に思い至り、背中がひやりと伝うものを感じて身を震わせた。
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