2 / 20
プロローグ突入はキャンセルできますか?
しおりを挟む
前世の俺は、俗に言う“声優オタク”だった。
彼女いない歴=年齢。魔法使いになって五年が過ぎた遺伝子の末代。生活費以外の金は、推しであるアイドル声優のCDやライブのチケットにつぎ込む独身貴族。
あるとき、そんな俺の愛してやまない推し声優A子が、乙女ゲームのアニメ化作品で悪役令嬢を演じると発表された。推しの悪役演技が聞けることに、全俺が歓喜した。
嬉しすぎて原作のゲーム【月下のエタニティ】を購入して全ルートプレイし、スチルもコンプした挙句設定資料集まで読み込んだ。もちろんアニメは第一話からリアルタイムで視聴した。
その結果がコレである。
「ほんと、コレのどこが乙女ゲームだよ」
異世界転生。乙女ゲーム転生。
女オタクなら喉から手が出る程欲しいシチュエーションかもしれないが、俺は生憎の男。どうせ転生するならエロゲの主人公の方が良かったかもしれない。
まあ、金髪碧眼のそこそこの美形として生まれてこれたことは素直に嬉しいけど。
そう。俺は月下のエタニティーー略して月エタの世界に、よりにもよってヒロインの兄というポジションで転生してしまったのだ。王太子や隣国の王子が義弟になる可能性があるとか普通に嫌すぎる。
しかし俺は考えた。前世の知識をフル活用し、原作ストーリーの幕開けを阻止してしまえばいい。妹には悪いがロイヤル義弟コースは勘弁願いたい。
それに悪役令嬢にも幸せになってもらいたい。確かにきっかけは推しの声帯だったが、ゲームをプレイしているうちに、彼女も俺にとって“推し”の一人になっていたのだ。
その為に努力し、史上最年少の二十三歳という若さで、このアレビオス王国が誇る魔法師団の団長という地位を得た。ヒロインの兄もそこそこのチートらしい。
このチートがあれば、俺が今からやろうとしていることも難なくこなせる。そんじょそこらの一般通過魔法使いじゃできないことをやってのける。
目の前の竜を倒して、悪役令嬢の父親を死の運命から救うのだ。
* * *
「遺跡に住み着いた竜を討伐しに向かった王国騎士団から、我らが魔法師団への援軍要請がありました。どうします? アレン団長」
俺ーーアレン・サミュエル・リーヴィスが魔法師団の団長という立場になって半年。とうとうこの日が来たかと息を呑んだ。
魔の森と名高い樹海の奥にある、西の塔と呼ばれる遺跡に、黒い竜が住み着いて一週間。近隣の村はことごとく竜の餌食となり、王国騎士団が討伐に向かったものの、成果は今ひとつだった。
ここ二、三日で更に被害が広がり、騎士団は今まで犬猿の仲とされてきた魔法師団に苦渋の選択で援軍を要請してきたのだ。
まあ犬猿の仲になった理由は、俺が引きずり下ろした先代魔法師団長の人間性がゴミだったからなんだけど。
「俺が直接出るよ。風魔法が得意な奴か、飛行できる従魔のいるテイマーが欲しいな。今から名前を言う三十人を連れてきて。空を飛んで行けば夜には向こうに着ける」
俺は今日この日の為にここまで成り上がったと言っても過言ではない。迷うことなく出撃を決めた。
騎士団の方から援軍要請をしてきたのだから、これで大手を振って助けに行ける。
原作ゲームの設定によれば、このとき魔法師団は「否」と回答し、援軍を送らなかったそうだ。あの先代狸ジジイならあり得る。
援軍を得られなかった騎士団の竜討伐部隊はほぼ全滅。悪役令嬢の父親で騎士団長だった公爵も、この戦いで命を落とした。
そして当主の死を受けて、まだ年若い嫡男が新公爵となる。新公爵は親族に言われるがまま、妹に性根の腐った家庭教師を宛てがい、その人格形成に多大な損失を与えてしまい……。
その結果出来上がったのが、自分より弱い者を見下して嗤う悪役令嬢、ラビニア・エリザベス・ロッドフォードというわけだ。
母親がいれば違ったのかもしれないが、彼女の母親はラビニアが三歳の頃に病で帰らぬ人となっていた。
(俺の見立てでは、父親が生きていれば歪まず素直に育ちそうなんだよなぁ。聞いた話だと、父親は真っ当な人物らしいし……)
ラビニアの父親であるロッドフォード騎士団長と直接話をしたことはない。式典なんかで遠目に見たことはあるが、そもそも向こうは公爵家当主で俺は貧乏男爵家の次男。関わりがある方が不思議だ。
その為周囲の噂から人物像を描いてみただけだが、今のところ悪い話は聞かないし、むしろ良い話しか聞こえてこない。
(これは何がなんでも生きててもらわないと……。そしてラビニアには幸せな人生を歩んでもらい、ついでに俺のロイヤル義弟コースも阻止してやる……)
こうして全力で空を駆けた俺たちは、予想通り夜には野営地に辿り着いた。
部下たちには怪我人の救助と手当てを言いつけ、俺はそのまま竜退治に向かう。
重傷を負った騎士の、震える唇から紡がれた言葉が、俺の耳の奥に響き続けて消えない。
「団長が、まだ戻ってきてないんです。自分が殿を務めるから、振り返らず走れって……」
騎士たちが竜と戦ったという、遺跡を目指して樹海を駆け抜ける。
どうか間に合ってくれ、なんて祈りながら。
* * *
相対した竜は遺跡の塔よりも巨大な身体を揺らし、雷鳴のような咆哮を夜の森に轟かせた。驚いた鳥たちが一斉に木から飛び立つ。
奴は俺に気づくと濁った琥珀色の目玉をギョロりと回し、今にも食らいついてきそうな形相で睨みつけてきた。
しかし我ながら不思議なことに、これほど大きな相手から殺気を向けられても、全くと言っていい程肝が冷えない。
曲者揃いの魔法師団で揉まれながら、ひたすら場数をこなしてきたのは無駄ではなかった。コレに関してだけは、散々こき使ってくれた先代狸ジジイに感謝だな。
「よし! 原作通りの邪竜だ。弱点は光魔法だったな」
原作ではこの邪竜、このとき騎士団を全滅させたものの魔力を消耗してしまい、遺跡から去って行方をくらますのだ。
そして力を蓄え七年後。ゲーム本編開始の数ヶ月前に当たる時間軸で、今度は王都を襲う。それをたまたま城下の教会にいたヒロインが、得意の光魔法で討伐して王都を守った。
ヒロインは貧乏男爵家の末娘という立場から一転、国を救う光の聖女として注目の的となり、諦めていた王立学園高等部への入学が認められ、そこでゲームスタート。
そう、つまりこのプロローグとも言える邪竜の王都襲撃事件があったからこそ、ゲーム本編が存在するのだ。
そこで俺はこう考えた。
それならもう、いっそそのプロローグを潰してしまえばいいのでは?
このまま俺が邪竜を倒せば、討伐部隊の全滅は防げるしゲーム本編も始まらない。一石二鳥とはまさにこのことである。
自分の勝ちを確信し、口元がニヤける。頭上に巨大な光る槍を出現させ、竜の心臓へと狙いを定めた。
「貫け! ホーリーランス!!」
プロローグ突入はキャンセル可能ですか?
答えは“YES”である。
彼女いない歴=年齢。魔法使いになって五年が過ぎた遺伝子の末代。生活費以外の金は、推しであるアイドル声優のCDやライブのチケットにつぎ込む独身貴族。
あるとき、そんな俺の愛してやまない推し声優A子が、乙女ゲームのアニメ化作品で悪役令嬢を演じると発表された。推しの悪役演技が聞けることに、全俺が歓喜した。
嬉しすぎて原作のゲーム【月下のエタニティ】を購入して全ルートプレイし、スチルもコンプした挙句設定資料集まで読み込んだ。もちろんアニメは第一話からリアルタイムで視聴した。
その結果がコレである。
「ほんと、コレのどこが乙女ゲームだよ」
異世界転生。乙女ゲーム転生。
女オタクなら喉から手が出る程欲しいシチュエーションかもしれないが、俺は生憎の男。どうせ転生するならエロゲの主人公の方が良かったかもしれない。
まあ、金髪碧眼のそこそこの美形として生まれてこれたことは素直に嬉しいけど。
そう。俺は月下のエタニティーー略して月エタの世界に、よりにもよってヒロインの兄というポジションで転生してしまったのだ。王太子や隣国の王子が義弟になる可能性があるとか普通に嫌すぎる。
しかし俺は考えた。前世の知識をフル活用し、原作ストーリーの幕開けを阻止してしまえばいい。妹には悪いがロイヤル義弟コースは勘弁願いたい。
それに悪役令嬢にも幸せになってもらいたい。確かにきっかけは推しの声帯だったが、ゲームをプレイしているうちに、彼女も俺にとって“推し”の一人になっていたのだ。
その為に努力し、史上最年少の二十三歳という若さで、このアレビオス王国が誇る魔法師団の団長という地位を得た。ヒロインの兄もそこそこのチートらしい。
このチートがあれば、俺が今からやろうとしていることも難なくこなせる。そんじょそこらの一般通過魔法使いじゃできないことをやってのける。
目の前の竜を倒して、悪役令嬢の父親を死の運命から救うのだ。
* * *
「遺跡に住み着いた竜を討伐しに向かった王国騎士団から、我らが魔法師団への援軍要請がありました。どうします? アレン団長」
俺ーーアレン・サミュエル・リーヴィスが魔法師団の団長という立場になって半年。とうとうこの日が来たかと息を呑んだ。
魔の森と名高い樹海の奥にある、西の塔と呼ばれる遺跡に、黒い竜が住み着いて一週間。近隣の村はことごとく竜の餌食となり、王国騎士団が討伐に向かったものの、成果は今ひとつだった。
ここ二、三日で更に被害が広がり、騎士団は今まで犬猿の仲とされてきた魔法師団に苦渋の選択で援軍を要請してきたのだ。
まあ犬猿の仲になった理由は、俺が引きずり下ろした先代魔法師団長の人間性がゴミだったからなんだけど。
「俺が直接出るよ。風魔法が得意な奴か、飛行できる従魔のいるテイマーが欲しいな。今から名前を言う三十人を連れてきて。空を飛んで行けば夜には向こうに着ける」
俺は今日この日の為にここまで成り上がったと言っても過言ではない。迷うことなく出撃を決めた。
騎士団の方から援軍要請をしてきたのだから、これで大手を振って助けに行ける。
原作ゲームの設定によれば、このとき魔法師団は「否」と回答し、援軍を送らなかったそうだ。あの先代狸ジジイならあり得る。
援軍を得られなかった騎士団の竜討伐部隊はほぼ全滅。悪役令嬢の父親で騎士団長だった公爵も、この戦いで命を落とした。
そして当主の死を受けて、まだ年若い嫡男が新公爵となる。新公爵は親族に言われるがまま、妹に性根の腐った家庭教師を宛てがい、その人格形成に多大な損失を与えてしまい……。
その結果出来上がったのが、自分より弱い者を見下して嗤う悪役令嬢、ラビニア・エリザベス・ロッドフォードというわけだ。
母親がいれば違ったのかもしれないが、彼女の母親はラビニアが三歳の頃に病で帰らぬ人となっていた。
(俺の見立てでは、父親が生きていれば歪まず素直に育ちそうなんだよなぁ。聞いた話だと、父親は真っ当な人物らしいし……)
ラビニアの父親であるロッドフォード騎士団長と直接話をしたことはない。式典なんかで遠目に見たことはあるが、そもそも向こうは公爵家当主で俺は貧乏男爵家の次男。関わりがある方が不思議だ。
その為周囲の噂から人物像を描いてみただけだが、今のところ悪い話は聞かないし、むしろ良い話しか聞こえてこない。
(これは何がなんでも生きててもらわないと……。そしてラビニアには幸せな人生を歩んでもらい、ついでに俺のロイヤル義弟コースも阻止してやる……)
こうして全力で空を駆けた俺たちは、予想通り夜には野営地に辿り着いた。
部下たちには怪我人の救助と手当てを言いつけ、俺はそのまま竜退治に向かう。
重傷を負った騎士の、震える唇から紡がれた言葉が、俺の耳の奥に響き続けて消えない。
「団長が、まだ戻ってきてないんです。自分が殿を務めるから、振り返らず走れって……」
騎士たちが竜と戦ったという、遺跡を目指して樹海を駆け抜ける。
どうか間に合ってくれ、なんて祈りながら。
* * *
相対した竜は遺跡の塔よりも巨大な身体を揺らし、雷鳴のような咆哮を夜の森に轟かせた。驚いた鳥たちが一斉に木から飛び立つ。
奴は俺に気づくと濁った琥珀色の目玉をギョロりと回し、今にも食らいついてきそうな形相で睨みつけてきた。
しかし我ながら不思議なことに、これほど大きな相手から殺気を向けられても、全くと言っていい程肝が冷えない。
曲者揃いの魔法師団で揉まれながら、ひたすら場数をこなしてきたのは無駄ではなかった。コレに関してだけは、散々こき使ってくれた先代狸ジジイに感謝だな。
「よし! 原作通りの邪竜だ。弱点は光魔法だったな」
原作ではこの邪竜、このとき騎士団を全滅させたものの魔力を消耗してしまい、遺跡から去って行方をくらますのだ。
そして力を蓄え七年後。ゲーム本編開始の数ヶ月前に当たる時間軸で、今度は王都を襲う。それをたまたま城下の教会にいたヒロインが、得意の光魔法で討伐して王都を守った。
ヒロインは貧乏男爵家の末娘という立場から一転、国を救う光の聖女として注目の的となり、諦めていた王立学園高等部への入学が認められ、そこでゲームスタート。
そう、つまりこのプロローグとも言える邪竜の王都襲撃事件があったからこそ、ゲーム本編が存在するのだ。
そこで俺はこう考えた。
それならもう、いっそそのプロローグを潰してしまえばいいのでは?
このまま俺が邪竜を倒せば、討伐部隊の全滅は防げるしゲーム本編も始まらない。一石二鳥とはまさにこのことである。
自分の勝ちを確信し、口元がニヤける。頭上に巨大な光る槍を出現させ、竜の心臓へと狙いを定めた。
「貫け! ホーリーランス!!」
プロローグ突入はキャンセル可能ですか?
答えは“YES”である。
95
お気に入りに追加
200
あなたにおすすめの小説
転生したら従者になった話
涼音
BL
異世界に転生してしまった主人公は、20の誕生日に交通事故で死んだ。
死んだ筈が目を開けたら赤ん坊だった
20で事故に遭い死んだ事を鮮明に記憶に残しながら
その世界は、小説とかによくある魔法や剣の世界【イルヴィアーナ】
主人公の家系は代々王族に仕えている。
ユーラス・シュリアンとして生まれた主人公は王子の従者としてまともに働けるのか
総攻めのハーレムモノになってしまう可能性も無きにしも非ず
side ユアン →なし
side シアン →*
「第三王子の従者になります」の改定版です。
こちらで今度から更新していきますのでよろしくお願いします
がっつり内容が変わるかもしれませんが、そこは御許しください
【報告】タグに主人公攻め入れていたんですが、何か書いてる内に雲行きが怪しくなって来たので外しました。攻めか受けはもう少し後から考えます。
転生したら断罪イベ最中で王子側だったオレの話
ひやむつおぼろ
BL
「お前は愛しいアンジュを虐げた!お前との、婚約は……」
くらり、と目の前が歪む。あ、あれ?なんだこのフリフリ衣装?!なんだこの左腕にしなだれかかる化粧の濃い勘違いドレス女!オレはスーツ着て電車に揺られてたはず……。
「ジュリアス様、どうかなさいました?さぁ、早くルミナスとの婚約を解消して私と王家を継ぎましょう?」
女が胸を押し付けて上目遣いでこちらを見つめる。うっわぁ。わざとらしい。香水臭い!誰か助けて、と周りを見渡すと人!人!人!会食か何かなのか、グラスを持ち、扇を持ったドレス姿の女や、タキシード姿の男たちがヒソヒソと話し合っている。
ージュリアス様って第三王子だろう?
ーああ、それに第一王子が来月皇太子になるはずだが…。
ールミナス様、婚約破棄されてしまうのかしら。あることないこと吹き込んで、男爵の位のくせにあんなに馴れ馴れしく…許せないわ…。
外野の言葉を察するに、これは断罪イベとかいうやつか?しかも、このケバ女は王妃になりたくてオレに嘘を吹き込んでたと…。そんな曲がったこと許されねぇな!
「ルミナス、ルミナスすまない。アンジュはこう言っていたが、君がそういうことをした証拠を教えてもらってないんだ。アンジュとルミナスとオ…私で、別室で話をしないか?」
日本人の頃の記憶ではなく、ジュリアスだった頃の記憶を呼び戻しながら、ルミナスを探す。
「はい、ジュリアス殿下の仰せのままに…」
ルミナスと呼ばれたその人は、銀髪碧眼の男だった。
……?なんで?
ーー
ランキングに婚約破棄多いから、短編で書いてみることにしました。楽しみです。
追記……皆様!見ていただきありがとうございます!こんなはずじゃなかった!もっとちゃんとねって書けばよかった!深夜の寝れない時間に書きたいところを書いて出して書いて出してとしてるのでたっくさんボロがある…味のある作品になっています!
なんでやねんてツッコミながら見てください。
追記……順番変わりましたしおり挟んでた皆様すみません!
ヒロイン不在の異世界ハーレム
藤雪たすく
BL
男にからまれていた女の子を助けに入っただけなのに……手違いで異世界へ飛ばされてしまった。
神様からの謝罪のスキルは別の勇者へ授けた後の残り物。
飛ばされたのは神がいなくなった混沌の世界。
ハーレムもチート無双も期待薄な世界で俺は幸せを掴めるのか?
殺されて退場する筈なのに主人公の愛が重い
春野ゆき
BL
途中で読むのを辞めた小説で弟子である主人公に殺されるキャラクター「アルネ」に転生した「俺」は殺される未来を変える為に主人公に愛情深く接すると決意する。そんな風に接していたら主人公に懐かれ過ぎてしまった。国内はずっと不穏だし、次々と事件が起こるけどシナリオはこれで合ってるのか?
旧題︰悪役だけど暴君主人公を良い子に育てます
攻めの幼少期から始まりますが、幼少期の頃の話はそんなに長くないです。
兄2人からどうにかして処女を守りたいけどどうしたものか
たかし
BL
完璧イケメンの兄×2に処女を狙われてるんですけど、回避する方法を誰か知りませんかね?!
親同士の再婚で義兄弟になるとかいうありがちなストーリーのせいで、迫る変態完璧兄貴2人と男前で口の悪い弟のケツ穴攻防戦が今、始まる___________
まぁ、ざっくり言ってコメディです
多分エロも入ります。多分てか絶対。
題名からしてもう頭悪いよね。
ちょっとしてからエロが加速し始めるんじゃないかな(適当)
あ、リクエストかなんかあればどうぞ〜
採用するかはなんとも言えません(笑)
最後にカメ更新宣言しときます( ✌︎'ω')✌︎
*追記*
めちゃくちゃギャグテイストです。
キャラがふわふわしとるわ。
なんか…その……あの、じわじわ開発されてく感じ。うん。
少女漫画の当て馬に転生したら聖騎士がヤンデレ化しました
猫むぎ
BL
外の世界に憧れを抱いていた少年は、少女漫画の世界に転生しました。
当て馬キャラに転生したけど、モブとして普通に暮らしていたが突然悪役である魔騎士の刺青が腕に浮かび上がった。
それでも特に刺青があるだけでモブなのは変わらなかった。
漫画では優男であった聖騎士が魔騎士に豹変するまでは…
出会う筈がなかった二人が出会い、聖騎士はヤンデレと化す。
メインヒーローの筈の聖騎士に執着されています。
最上級魔導士ヤンデレ溺愛聖騎士×当て馬悪役だけどモブだと信じて疑わない最下層魔導士
モブに転生したはずが、推しに熱烈に愛されています
奈織
BL
腐男子だった僕は、大好きだったBLゲームの世界に転生した。
生まれ変わったのは『王子ルートの悪役令嬢の取り巻き、の婚約者』
ゲームでは名前すら登場しない、明らかなモブである。
顔も地味な僕が主人公たちに関わることはないだろうと思ってたのに、なぜか推しだった公爵子息から熱烈に愛されてしまって…?
自分は地味モブだと思い込んでる上品お色気お兄さん(攻)×クーデレで隠れМな武闘派後輩(受)のお話。
※エロは後半です
※ムーンライトノベルにも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる