好きになった人は

 直人はオメガに生まれた自分を「アルファを幸せに出来る存在」だとして、
 好意的に受け入れている。
 そして、十歳のある日、同い年のアルファ「信司」に出会った。

 仲良く遊んだ最後に、再会を願って握手をした二人。
 そこでお互いが運命だと言うことに気が付いた。
 しかし、二人の意思だけではどうすることも出来なかった別れを経て、再会を願うことに。
 月日は過ぎ、ついにその日を迎えるのですが……。
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