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第55話 連携
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「私達が捕まえた魚、全部捨てて逃げる事しかできなかった……悔しすぎる」
「あれ?コトミンなら川に沈められたんじゃないの?ボアや赤毛熊の時みたいに川に引き込めば勝てたんじゃない?」
「あれは川底が深い場所じゃないと無理。それに体力も使うから滅多にやれない」
今日訪れた川はオオツノオークを沈めるほどの水深はないらしく、人魚族のコトミンでも逃げる事しかできなかった。陸上を走るのが苦手な彼女の代わりにウルが背中に乗せて逃げてくれた。
「ウル君は凄いね~!!こんなに小さいのにコトミンちゃんとスラミン君を乗せて走れるなんて偉い偉い!!」
「ハフハフッ(←お腹を撫でられてくすぐったい)」
「やっぱり魔物だから普通の狼よりも力が強いんだな。もっと大きくなれば俺達が乗れるぐらい大きくなるかも」
「その時が楽しみ」
「ぷるぷるっ(頭の上の特等席は譲らない)」
ウルは子供の狼ぐらいの大きさだが、コトミンを乗せて村まで戻るだけの脚力と体力を誇り、彼が居なければコトミンは川を泳いで逃げるしかなかった。だが、喜んでばかりはいられず、オオツノオークがコトミン達の臭いを辿って村まで追いかけてくる可能性は十分にあった。
「こうしちゃいられない!!すぐに門を修理しないと……待てよ?」
「レイト君?」
「……いい方法を思いついた!!村の人たちを呼んできて!!」
オオツノオークが村に訪れる前にレイトはある作戦を思いつき、村人を呼び出して準備を急ぐ――
――コトミン達が戻ってから一刻が経過した頃、数匹のオークを引き連れたオオツノオークが村に迫っていた。このオオツノオークはレイトが倒した個体と兄弟の間柄であり、こちらが兄で弟よりも体毛が毛深いのが特徴だった。
「プギャアアアッ!!」
「プ、プギィッ……」
「プギィイッ……」
自分の後に付いてくる手下にオオツノオークは鳴き声を上げると、恐怖の表情を浮かべながらオーク達は村の出入口の門へ向かう。門は破壊された状態のまま放置されており、あっさりとオーク達は村の中に侵入できた。
オオツノオークの狙いは川で逃げられたコトミン達だけではなく、最初から村を襲う予定だった。だが、弟が先走って村へ向かったのは想定外であり、いくら兄弟と言えども勝手な行動を取ったことに兄は激怒していた。だから手下を先に送り込んで弟が村の中にいるのを確かめさせる。
「プギィッ?」
「プギィイッ?」
「プギャッ?」
村に入り込んだ数匹のオークは人間の姿を探すが見つからず、前回に侵入してきた時と村の雰囲気が異なる事に気が付く。不自然なまでに村人の姿が見えず、先に村に攻め込んだはずのオオツノオークの姿も見えない。
弟のオオツノオークを連れて帰らねば兄の方に厳しい折檻を受けるため、オーク達は必死にオオツノオークを探す。そして村の中央まで辿り着くと、そこには信じがたい光景が映し出された。
「「「プギィイッ!?」」」
オークの視界に巨大な肉を火で炙っている人間の少年の姿が映し出され、美味しそうに焼きあがった肉を手にしていた。その臭いを嗅いだだけでオークの群れは食欲に支配され、命令を忘れて少年の元へ向かう。
「「「プギィイイッ!!」」」
「よし、引っかかったな……今だっ!」
食べ物に釣られて駆けつけてきたオークの群れに対し、肉を焼いていたレイトは合図を出す。その直後、建物の屋根に待機していた村人が姿を現して手に持っていた石を投げつける。
「この野郎!!」
「くたばれ豚がっ!!」
「よくも俺たちの村を無茶苦茶にしてくれたな!!」
「「「プギャッ!?」」」
奇襲を受けたオークの群れは足を止め、あちこちから投げ込まれる石から身を守ろうとする。その間にレイトは肉を下ろすと、オークの群れが動きを止めている間に両手に魔力を集中させて刃盾を作り出す。
オオツノオークを倒した時のように丸鋸状の形にした刃盾を高速回転させ、怯んでいるオークに目掛けて両手を振りかざす。オークの身体を切りつける度に血飛沫が舞い上がり、村中に悲鳴が響き渡る。
「プギャッ!?」
「フゴゴッ!?」
「プギィッ!?」
「おらおらおらっ!!さっさと逃げないと痛い目を見るぞ!!」
レイトが刃盾を繰り出す度に血が舞い、激痛に耐えかねたオークの何体かが逃げ出そうとした。だが、それを予測して村人は罠を用意しており、建物の陰に隠れると事前に用意していた|《ロープ》を数人がかりで引っ張ってオークの足元を転がせる。
「おらぁっ!!」
「踏ん張れっ!!」
「プギャアッ!?」
人間よりも何倍も重たいオークを転ばせるのは簡単なことではないが、男性だけではなく女性も一緒に手伝い、次々とオークを転ばせる事に成功した。この時に隠れていたコトミン達が飛び出し、倒れたオークに止めを刺す。
「ガアアッ!!」
「アガァッ!?」
「ぷるしゃああっ!!
「ていっ、ていっ」
「ゴボォッ!!」
「え~いっ!!」
「プギャアアアッ!?」
ウルは倒れたオークの首に噛みついて肉を引きちぎり、コトミンはスラミンの吐き出す水を粘土のように練り固めてオークの顔面を包み込む。そしてハルナは大き目の漬物石を手にしてオークの頭に叩きつけた。
事前にレイトに切りつけられて怪我を負い、その状態で村人に転ばされたオークはまともに身動きも取れず、レイトが手を下さずとも村人達とコトミン達だけで倒せた。だが、一番の問題は群れの長であり、手下の悲鳴を聞きつけてきたのか村の門から遂に姿を現す。
――プギャアアアアッ!!
村中に再びオオツノオークの鳴き声が響き渡り、その声を耳にしただけで村人達は震えあげる。その一方でレイトは肩で息をしながらも両手の刃盾を構え、他の人間に注意を行う。
「皆さんは下がって!!ここは俺達に任せてください!!」
「わ、分かりました!!後の事はお願いします!!」
「お前等、早く家の中に隠れろ!!」
「ひいいっ!?」
オオツノオークを恐れて村人は近くの建物の中に避難すると、レイトの元にはコトミン達が集まる。最後の一匹となったオオツノオークはレイト達に倒されたオーク達の姿を見て怒りの表情を浮かべる。
「プギャアアアッ!!」
「わわっ!?す、凄く怒ってるよ!?」
「仲間を殺されたんだから仕方ない……誰だって怒る」
「さっき倒した奴よりちょっとやばそうだな……二人とも、作戦通りにいくぞ!!」
レイトは右手の刃盾を元の形状に戻すと、反魔盾を発動させた。それを見てコトミンは事前に作り上げた水弾を投げ込み、隣に立っていたハルナはオオツノオークに目掛けて漬物石を投げ込む。
「レイト!!」
「どりゃっ!!」
「え~いっ!!」
「プギャッ!?」
水弾と漬物石がオオツノオークの顔面に迫り、マンモスのように長い牙に的中した。漬物石は弾かれてしまったが、水弾は角に当たった瞬間に水飛沫と化してオオツノオークの視界を奪う。
「ブフゥッ!?」
「ウル、今だっ!!」
「ウォオンッ!!」
オオツノオークが怯んだ隙を見逃さず、レイトはウルに指示を出す。ウルはオオツノオークの足元に迫ると、牙を刃物のように利用して切りつける。
「ガウッ!!」
「プギャッ!?」
「ここだっ!!」
視界を封じられ、足元を切りつけられたオオツノオークが倒れると見越してレイトは駆け出す。いくら相手が自分よりも巨体だとしても、倒れた敵ならば怖くはない。右手に構築した刃盾を高速回転させながら向かうが、予想外の事態が起きた。
「プギィイイッ!!」
「ウォンッ!?」
「そんなっ!?」
「レイト!?」
「あ、危ない!?」
倒れると思われたオオツノオークだったが、普通のオークよりも分厚い毛皮を生やしていたため、ウルの牙を受けても表面の毛が切れた程度で損傷は追っていなかった。倒れる直前で体勢を立て直すと、正面から迫るレイトに気付いて牙を繰り出す。
二つの牙がレイトの目前に迫り、片腕の刃盾だけでは防ぎきる事はできない。もう駄目かと思われたとき、スラミンが口元をすぼめて水を放つ。
「ぷるしゃあっ!!」
「うわっ!?」
「プギャッ!?」
後方から足元に水を浴びたレイトは転んでしまい、体勢が崩れたお陰で二つの牙を回避した。しかもオオツノオークの懐に潜り込む形となり、この最大の好機を逃さずに右手を繰り出す。
「このぉっ!!」
「プギャアアアッ!?」
オオツノオークの股下を潜り抜けながら右手に構築した刃盾を股間に叩き込み、オオツノオークの絶叫が村中に響き渡る。下半身を激しく切りつけられたオオツノオークは膝を崩すと、レイトは刃盾を解除して両手を後頭部に構えて最後の攻撃を繰り出す。
「いい加減にくたばれっ!!」
「ッ――――!?」
両手で反魔盾《リフレクション》を発動させてオークの頭に強烈な衝撃を叩き込み、目元と耳から血を噴き出しながらオオツノオークは倒れた――
「あれ?コトミンなら川に沈められたんじゃないの?ボアや赤毛熊の時みたいに川に引き込めば勝てたんじゃない?」
「あれは川底が深い場所じゃないと無理。それに体力も使うから滅多にやれない」
今日訪れた川はオオツノオークを沈めるほどの水深はないらしく、人魚族のコトミンでも逃げる事しかできなかった。陸上を走るのが苦手な彼女の代わりにウルが背中に乗せて逃げてくれた。
「ウル君は凄いね~!!こんなに小さいのにコトミンちゃんとスラミン君を乗せて走れるなんて偉い偉い!!」
「ハフハフッ(←お腹を撫でられてくすぐったい)」
「やっぱり魔物だから普通の狼よりも力が強いんだな。もっと大きくなれば俺達が乗れるぐらい大きくなるかも」
「その時が楽しみ」
「ぷるぷるっ(頭の上の特等席は譲らない)」
ウルは子供の狼ぐらいの大きさだが、コトミンを乗せて村まで戻るだけの脚力と体力を誇り、彼が居なければコトミンは川を泳いで逃げるしかなかった。だが、喜んでばかりはいられず、オオツノオークがコトミン達の臭いを辿って村まで追いかけてくる可能性は十分にあった。
「こうしちゃいられない!!すぐに門を修理しないと……待てよ?」
「レイト君?」
「……いい方法を思いついた!!村の人たちを呼んできて!!」
オオツノオークが村に訪れる前にレイトはある作戦を思いつき、村人を呼び出して準備を急ぐ――
――コトミン達が戻ってから一刻が経過した頃、数匹のオークを引き連れたオオツノオークが村に迫っていた。このオオツノオークはレイトが倒した個体と兄弟の間柄であり、こちらが兄で弟よりも体毛が毛深いのが特徴だった。
「プギャアアアッ!!」
「プ、プギィッ……」
「プギィイッ……」
自分の後に付いてくる手下にオオツノオークは鳴き声を上げると、恐怖の表情を浮かべながらオーク達は村の出入口の門へ向かう。門は破壊された状態のまま放置されており、あっさりとオーク達は村の中に侵入できた。
オオツノオークの狙いは川で逃げられたコトミン達だけではなく、最初から村を襲う予定だった。だが、弟が先走って村へ向かったのは想定外であり、いくら兄弟と言えども勝手な行動を取ったことに兄は激怒していた。だから手下を先に送り込んで弟が村の中にいるのを確かめさせる。
「プギィッ?」
「プギィイッ?」
「プギャッ?」
村に入り込んだ数匹のオークは人間の姿を探すが見つからず、前回に侵入してきた時と村の雰囲気が異なる事に気が付く。不自然なまでに村人の姿が見えず、先に村に攻め込んだはずのオオツノオークの姿も見えない。
弟のオオツノオークを連れて帰らねば兄の方に厳しい折檻を受けるため、オーク達は必死にオオツノオークを探す。そして村の中央まで辿り着くと、そこには信じがたい光景が映し出された。
「「「プギィイッ!?」」」
オークの視界に巨大な肉を火で炙っている人間の少年の姿が映し出され、美味しそうに焼きあがった肉を手にしていた。その臭いを嗅いだだけでオークの群れは食欲に支配され、命令を忘れて少年の元へ向かう。
「「「プギィイイッ!!」」」
「よし、引っかかったな……今だっ!」
食べ物に釣られて駆けつけてきたオークの群れに対し、肉を焼いていたレイトは合図を出す。その直後、建物の屋根に待機していた村人が姿を現して手に持っていた石を投げつける。
「この野郎!!」
「くたばれ豚がっ!!」
「よくも俺たちの村を無茶苦茶にしてくれたな!!」
「「「プギャッ!?」」」
奇襲を受けたオークの群れは足を止め、あちこちから投げ込まれる石から身を守ろうとする。その間にレイトは肉を下ろすと、オークの群れが動きを止めている間に両手に魔力を集中させて刃盾を作り出す。
オオツノオークを倒した時のように丸鋸状の形にした刃盾を高速回転させ、怯んでいるオークに目掛けて両手を振りかざす。オークの身体を切りつける度に血飛沫が舞い上がり、村中に悲鳴が響き渡る。
「プギャッ!?」
「フゴゴッ!?」
「プギィッ!?」
「おらおらおらっ!!さっさと逃げないと痛い目を見るぞ!!」
レイトが刃盾を繰り出す度に血が舞い、激痛に耐えかねたオークの何体かが逃げ出そうとした。だが、それを予測して村人は罠を用意しており、建物の陰に隠れると事前に用意していた|《ロープ》を数人がかりで引っ張ってオークの足元を転がせる。
「おらぁっ!!」
「踏ん張れっ!!」
「プギャアッ!?」
人間よりも何倍も重たいオークを転ばせるのは簡単なことではないが、男性だけではなく女性も一緒に手伝い、次々とオークを転ばせる事に成功した。この時に隠れていたコトミン達が飛び出し、倒れたオークに止めを刺す。
「ガアアッ!!」
「アガァッ!?」
「ぷるしゃああっ!!
「ていっ、ていっ」
「ゴボォッ!!」
「え~いっ!!」
「プギャアアアッ!?」
ウルは倒れたオークの首に噛みついて肉を引きちぎり、コトミンはスラミンの吐き出す水を粘土のように練り固めてオークの顔面を包み込む。そしてハルナは大き目の漬物石を手にしてオークの頭に叩きつけた。
事前にレイトに切りつけられて怪我を負い、その状態で村人に転ばされたオークはまともに身動きも取れず、レイトが手を下さずとも村人達とコトミン達だけで倒せた。だが、一番の問題は群れの長であり、手下の悲鳴を聞きつけてきたのか村の門から遂に姿を現す。
――プギャアアアアッ!!
村中に再びオオツノオークの鳴き声が響き渡り、その声を耳にしただけで村人達は震えあげる。その一方でレイトは肩で息をしながらも両手の刃盾を構え、他の人間に注意を行う。
「皆さんは下がって!!ここは俺達に任せてください!!」
「わ、分かりました!!後の事はお願いします!!」
「お前等、早く家の中に隠れろ!!」
「ひいいっ!?」
オオツノオークを恐れて村人は近くの建物の中に避難すると、レイトの元にはコトミン達が集まる。最後の一匹となったオオツノオークはレイト達に倒されたオーク達の姿を見て怒りの表情を浮かべる。
「プギャアアアッ!!」
「わわっ!?す、凄く怒ってるよ!?」
「仲間を殺されたんだから仕方ない……誰だって怒る」
「さっき倒した奴よりちょっとやばそうだな……二人とも、作戦通りにいくぞ!!」
レイトは右手の刃盾を元の形状に戻すと、反魔盾を発動させた。それを見てコトミンは事前に作り上げた水弾を投げ込み、隣に立っていたハルナはオオツノオークに目掛けて漬物石を投げ込む。
「レイト!!」
「どりゃっ!!」
「え~いっ!!」
「プギャッ!?」
水弾と漬物石がオオツノオークの顔面に迫り、マンモスのように長い牙に的中した。漬物石は弾かれてしまったが、水弾は角に当たった瞬間に水飛沫と化してオオツノオークの視界を奪う。
「ブフゥッ!?」
「ウル、今だっ!!」
「ウォオンッ!!」
オオツノオークが怯んだ隙を見逃さず、レイトはウルに指示を出す。ウルはオオツノオークの足元に迫ると、牙を刃物のように利用して切りつける。
「ガウッ!!」
「プギャッ!?」
「ここだっ!!」
視界を封じられ、足元を切りつけられたオオツノオークが倒れると見越してレイトは駆け出す。いくら相手が自分よりも巨体だとしても、倒れた敵ならば怖くはない。右手に構築した刃盾を高速回転させながら向かうが、予想外の事態が起きた。
「プギィイイッ!!」
「ウォンッ!?」
「そんなっ!?」
「レイト!?」
「あ、危ない!?」
倒れると思われたオオツノオークだったが、普通のオークよりも分厚い毛皮を生やしていたため、ウルの牙を受けても表面の毛が切れた程度で損傷は追っていなかった。倒れる直前で体勢を立て直すと、正面から迫るレイトに気付いて牙を繰り出す。
二つの牙がレイトの目前に迫り、片腕の刃盾だけでは防ぎきる事はできない。もう駄目かと思われたとき、スラミンが口元をすぼめて水を放つ。
「ぷるしゃあっ!!」
「うわっ!?」
「プギャッ!?」
後方から足元に水を浴びたレイトは転んでしまい、体勢が崩れたお陰で二つの牙を回避した。しかもオオツノオークの懐に潜り込む形となり、この最大の好機を逃さずに右手を繰り出す。
「このぉっ!!」
「プギャアアアッ!?」
オオツノオークの股下を潜り抜けながら右手に構築した刃盾を股間に叩き込み、オオツノオークの絶叫が村中に響き渡る。下半身を激しく切りつけられたオオツノオークは膝を崩すと、レイトは刃盾を解除して両手を後頭部に構えて最後の攻撃を繰り出す。
「いい加減にくたばれっ!!」
「ッ――――!?」
両手で反魔盾《リフレクション》を発動させてオークの頭に強烈な衝撃を叩き込み、目元と耳から血を噴き出しながらオオツノオークは倒れた――
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