40 / 69
外の世界へ
第40話 魔術師との戦い
しおりを挟む
「あんたは冒険者の恥晒しだ。このまま警備兵に突き出してやる」
「ま、まま、待てよ!!もう許してくれ、お前等には二度と関わらない!!」
「……そんな言葉を信じろと?」
「よく言うぜ!!あたしを散々痛めつけた癖に!!」
ナオが戦っている間にミズネは拾った水筒をネココに浴びせ、彼女の怪我の治療を行う。万全の状態に戻ったネココは痛めつけられた分の仕返しに男を蹴りつけた。
「吹っ飛べっ!!」
「うぎゃっ!?」
子供とはいえ、人間よりも運動能力が優れているネココに顔面を蹴りつけられた男は鼻血を噴き出す。必死に地面を這いつくばって男は逃げようとしたが、それを見越してナオは唯一の路地裏の脱出口に画面を塞いだ。
「な、何だ!?どうなってやがる!?」
「逃げ場はない。もう諦めろ!!」
「ひいいっ!?」
唯一の出入口を塞がれた男は情けない悲鳴を上げ、画面を何度も叩きつけた。そんな男に三人は迫るが、突然にナオとミズネは強い魔力を感知して上空に振り返った。
屋根の上に何時の間にか赤色のマントを羽織った人物が存在し、その人物は杖を構えていた。狙いはナオ達ではなく冒険者の男であり、杖先から「火球」を放つ
「ファイアボール!!」
「危ない!?」
「わあっ!?」
「くっ!?」
男が魔法を放ったのを見てナオ達は魔術師だと気付き、三人は散らばると火球は冒険者の男の元へ向かう。男は逃げる暇もなく火球に衝突し、全身が火達磨と化す。
「うぎゃあああっ!?」
「まずい!?ミズネ!!」
「分かってる!!アクアボール!!」
ミズネは杖を構えて水の塊を放つと、男の身体に燃え広がった炎は消された。しかし、既に全身が黒焦げと化した男は地面に倒れて動かない。魔法を喰らった時点で男は事切れていたらしく、いくらミズネの魔法でも治す事はできないのか彼女は首を振った。
火属性の魔法で男を始末した魔術師にナオは睨みつけると、相手はマントで身を隠した状態で三人に杖を構えた。どうやら降りて来るつもりはないらしく、今度はネココに目掛けて火球を放つ。
「ファイアボール」
「うわっ!?」
「ネココ、避けるな!!」
迫りくる火球に対してネココは避けようとしたが、嫌な予感がしたナオは彼女を呼び止めて自分が前に出た。もしも敵が熟練の魔術師だった場合、魔法を操作する芸当ができてもおかしくはない。
(画面で防ぐしかない!!)
ネココを守るためにナオは前に飛び出すと、画面を引き寄せて拡大化させた。そして火球が画面に衝突した瞬間に爆発するが、ナオのステータス画面は傷一つ付かない。他の人間の目には不可視の壁が二人を魔法から守ったようにしか見えない。
「ちっ……噂は本当だったか。まさかお前のようなガキが古代魔法を扱えるとはな」
「噂!?」
「……ナオの事を知ってるの?」
「こ、この卑怯者!!さっさと降りて来いよ!!」
魔術師はマントから顔を晒すと、三十代前半の男性だと判明した。火属性の魔法の使い手なのは間違いないが、どうして自分達を襲ってきたのかとナオは警戒する。最初は襲って来た冒険者の仲間かと思ったが、それにしては男を始末するなど不可解な点が多い。
屋根の上から男は降りるつもりはないらしく、杖を構えた状態でナオ達を見下ろす。そんな彼の態度にミズネは苛立ち、杖を構えて無理やり引きずり落とそうとした。
「アクアウィップ!!」
「馬鹿がっ!!そんな魔法に捕まるかっ!!」
相性的にはミズネの方が有利のはずだが、男は彼女が繰り出した水の鞭を回避しながら杖を繰り出し、無詠唱で小さな火球を誕生させて放つ。
(無詠唱まで!?この男、只者じゃない!!)
魔法の操作や無詠唱を扱える時点で並の魔術師ではないとナオは悟り、ミズネの元に火球が届く前にナオは画面を手元に引き寄せて火球を防ぐ。先ほどの攻防で火球は画面を破壊できない事は承知ずみであり、相手の攻撃は脅威とはならない。
二度も自分の魔法を防いだナオに大して男は冷静に分析し、不用意に魔法を連発するような真似はしない。魔法の腕だけでなく観察眼も優れており、男はナオではなく他の人間に狙いを定める。
「ファイアボール・ツヴァイ!!」
「なっ!?」
「ふ、二つ!?」
「ナオ、一つは私が落とす!!」
男は二つの火球を同時に繰り出すと、一か所に集まった三人の左右から火球を放つ。一つの画面しか生み出せないナオでは片方しか防げず、それを見越してミズネは片方を自分の魔法で相殺した。
「アクアボール!!」
「このっ!!」
「わああっ!?」
ナオとミズネが協力して二つの魔法を食い止めると、ネココは爆音に耐えられずに耳を塞いで伏せる。人間よりも聴覚が優れているだけに大きな音に敏感らしく、彼女のためにもナオは男を早々に倒す事にした。
「いい加減にしろ!!あんた、何が目的だ!?」
「ふんっ、強がっているのも今の内だ。もうお前の弱点は分かったぞ?」
「何だと!?」
「どうやら見えない防御魔法のような物を扱えるようだが、複数の魔法には対応できないようだな。恐らく、壁の様な物を作り出して自分の周りに展開する魔法か?」
「…………」
数回の攻防で男はナオの古代魔法の性質をだいたいは理解し、弱点を正確に見抜いた。ナオの魔法は画面を一つだけしか生成できず、多方向からの攻撃には対処しにくいという弱点がある。それはミズネも把握しており、だからこそ彼女は援護に回った。
「どうやら図星だったようだな。下級魔法程度は防げるようだが、これは防げるかな?」
「っ……!?ナオ、気をつけて!!」
「分かってる!!ネココを頼む!!」
男の魔力が急激に膨れ上がり、先ほどよりも強力な魔法を繰り出そうとしている事に気づいたナオは画面を拡大化させて上空に展開した。男は杖を突き出すと、魔法陣を展開して特大の炎を放つ。
「フレイムアロー!!」
「くぅっ!?」
「ネココ、伏せて!!」
「な、何なんだよ!?」
杖先から火炎が解き放たれ、先ほどの火球の何倍もの威力があると思われた。それでもナオの画面に阻まれるが、炎の熱気によって空き地全体の温度が上がり始め、それに気づいたナオは相手の狙いに気付く。
(俺達を蒸し焼きにするつもりか!?けど、これだけの魔法を撃ち続ければ魔力の消費が激しいはずだぞ!!)
自分達が炎の熱気に倒れる前に男の魔力が先に尽きるとナオは考えたが、魔法を撃ち込んでいる最中に男は青色に光り輝く液体が入った瓶を取り出し、それを口に含むと魔力が膨れ上がった。魔力感知で異変に察したナオは驚く。
「ど、どうして!?」
「ふん、俺の魔力切れを期待しているなら無駄だ!!お前等がくたばる方が先のようだな!!」
男が飲み込んだのは「魔力回復薬」と呼ばれる薬であり、これを飲めば一時的に魔力の自然回復力を高められる。即ち男が薬を飲んでいる間は魔力が切れる事はなく、徐々に空き地に熱が広がり始めた。
「あちちっ!?も、もう無理だ!!あそこから逃げよう!!」
「駄目、下手に動いたら狙い撃ちされる!!」
「大丈夫、俺を信じて!!」
「ははははっ!!この期に及んでお前達に何ができる!?」
ネココは路地裏からの脱出を提案するが、一本道の通路に逃げ込めば男の思うつぼであり、ミズネは引き留めた。ナオは画面で魔法を防ぎながらも男の位置を魔力感知で特定し、反撃を試みた。
(後悔するのはお前の方だ!!)
男は自分が優位に立っていると思っているようだが、ナオの魔法はどんな攻撃も防ぐ事ができる。その性質を生かしてナオは男の放つ炎の魔法を押し返しながら画面を移動させる。
「ま、まま、待てよ!!もう許してくれ、お前等には二度と関わらない!!」
「……そんな言葉を信じろと?」
「よく言うぜ!!あたしを散々痛めつけた癖に!!」
ナオが戦っている間にミズネは拾った水筒をネココに浴びせ、彼女の怪我の治療を行う。万全の状態に戻ったネココは痛めつけられた分の仕返しに男を蹴りつけた。
「吹っ飛べっ!!」
「うぎゃっ!?」
子供とはいえ、人間よりも運動能力が優れているネココに顔面を蹴りつけられた男は鼻血を噴き出す。必死に地面を這いつくばって男は逃げようとしたが、それを見越してナオは唯一の路地裏の脱出口に画面を塞いだ。
「な、何だ!?どうなってやがる!?」
「逃げ場はない。もう諦めろ!!」
「ひいいっ!?」
唯一の出入口を塞がれた男は情けない悲鳴を上げ、画面を何度も叩きつけた。そんな男に三人は迫るが、突然にナオとミズネは強い魔力を感知して上空に振り返った。
屋根の上に何時の間にか赤色のマントを羽織った人物が存在し、その人物は杖を構えていた。狙いはナオ達ではなく冒険者の男であり、杖先から「火球」を放つ
「ファイアボール!!」
「危ない!?」
「わあっ!?」
「くっ!?」
男が魔法を放ったのを見てナオ達は魔術師だと気付き、三人は散らばると火球は冒険者の男の元へ向かう。男は逃げる暇もなく火球に衝突し、全身が火達磨と化す。
「うぎゃあああっ!?」
「まずい!?ミズネ!!」
「分かってる!!アクアボール!!」
ミズネは杖を構えて水の塊を放つと、男の身体に燃え広がった炎は消された。しかし、既に全身が黒焦げと化した男は地面に倒れて動かない。魔法を喰らった時点で男は事切れていたらしく、いくらミズネの魔法でも治す事はできないのか彼女は首を振った。
火属性の魔法で男を始末した魔術師にナオは睨みつけると、相手はマントで身を隠した状態で三人に杖を構えた。どうやら降りて来るつもりはないらしく、今度はネココに目掛けて火球を放つ。
「ファイアボール」
「うわっ!?」
「ネココ、避けるな!!」
迫りくる火球に対してネココは避けようとしたが、嫌な予感がしたナオは彼女を呼び止めて自分が前に出た。もしも敵が熟練の魔術師だった場合、魔法を操作する芸当ができてもおかしくはない。
(画面で防ぐしかない!!)
ネココを守るためにナオは前に飛び出すと、画面を引き寄せて拡大化させた。そして火球が画面に衝突した瞬間に爆発するが、ナオのステータス画面は傷一つ付かない。他の人間の目には不可視の壁が二人を魔法から守ったようにしか見えない。
「ちっ……噂は本当だったか。まさかお前のようなガキが古代魔法を扱えるとはな」
「噂!?」
「……ナオの事を知ってるの?」
「こ、この卑怯者!!さっさと降りて来いよ!!」
魔術師はマントから顔を晒すと、三十代前半の男性だと判明した。火属性の魔法の使い手なのは間違いないが、どうして自分達を襲ってきたのかとナオは警戒する。最初は襲って来た冒険者の仲間かと思ったが、それにしては男を始末するなど不可解な点が多い。
屋根の上から男は降りるつもりはないらしく、杖を構えた状態でナオ達を見下ろす。そんな彼の態度にミズネは苛立ち、杖を構えて無理やり引きずり落とそうとした。
「アクアウィップ!!」
「馬鹿がっ!!そんな魔法に捕まるかっ!!」
相性的にはミズネの方が有利のはずだが、男は彼女が繰り出した水の鞭を回避しながら杖を繰り出し、無詠唱で小さな火球を誕生させて放つ。
(無詠唱まで!?この男、只者じゃない!!)
魔法の操作や無詠唱を扱える時点で並の魔術師ではないとナオは悟り、ミズネの元に火球が届く前にナオは画面を手元に引き寄せて火球を防ぐ。先ほどの攻防で火球は画面を破壊できない事は承知ずみであり、相手の攻撃は脅威とはならない。
二度も自分の魔法を防いだナオに大して男は冷静に分析し、不用意に魔法を連発するような真似はしない。魔法の腕だけでなく観察眼も優れており、男はナオではなく他の人間に狙いを定める。
「ファイアボール・ツヴァイ!!」
「なっ!?」
「ふ、二つ!?」
「ナオ、一つは私が落とす!!」
男は二つの火球を同時に繰り出すと、一か所に集まった三人の左右から火球を放つ。一つの画面しか生み出せないナオでは片方しか防げず、それを見越してミズネは片方を自分の魔法で相殺した。
「アクアボール!!」
「このっ!!」
「わああっ!?」
ナオとミズネが協力して二つの魔法を食い止めると、ネココは爆音に耐えられずに耳を塞いで伏せる。人間よりも聴覚が優れているだけに大きな音に敏感らしく、彼女のためにもナオは男を早々に倒す事にした。
「いい加減にしろ!!あんた、何が目的だ!?」
「ふんっ、強がっているのも今の内だ。もうお前の弱点は分かったぞ?」
「何だと!?」
「どうやら見えない防御魔法のような物を扱えるようだが、複数の魔法には対応できないようだな。恐らく、壁の様な物を作り出して自分の周りに展開する魔法か?」
「…………」
数回の攻防で男はナオの古代魔法の性質をだいたいは理解し、弱点を正確に見抜いた。ナオの魔法は画面を一つだけしか生成できず、多方向からの攻撃には対処しにくいという弱点がある。それはミズネも把握しており、だからこそ彼女は援護に回った。
「どうやら図星だったようだな。下級魔法程度は防げるようだが、これは防げるかな?」
「っ……!?ナオ、気をつけて!!」
「分かってる!!ネココを頼む!!」
男の魔力が急激に膨れ上がり、先ほどよりも強力な魔法を繰り出そうとしている事に気づいたナオは画面を拡大化させて上空に展開した。男は杖を突き出すと、魔法陣を展開して特大の炎を放つ。
「フレイムアロー!!」
「くぅっ!?」
「ネココ、伏せて!!」
「な、何なんだよ!?」
杖先から火炎が解き放たれ、先ほどの火球の何倍もの威力があると思われた。それでもナオの画面に阻まれるが、炎の熱気によって空き地全体の温度が上がり始め、それに気づいたナオは相手の狙いに気付く。
(俺達を蒸し焼きにするつもりか!?けど、これだけの魔法を撃ち続ければ魔力の消費が激しいはずだぞ!!)
自分達が炎の熱気に倒れる前に男の魔力が先に尽きるとナオは考えたが、魔法を撃ち込んでいる最中に男は青色に光り輝く液体が入った瓶を取り出し、それを口に含むと魔力が膨れ上がった。魔力感知で異変に察したナオは驚く。
「ど、どうして!?」
「ふん、俺の魔力切れを期待しているなら無駄だ!!お前等がくたばる方が先のようだな!!」
男が飲み込んだのは「魔力回復薬」と呼ばれる薬であり、これを飲めば一時的に魔力の自然回復力を高められる。即ち男が薬を飲んでいる間は魔力が切れる事はなく、徐々に空き地に熱が広がり始めた。
「あちちっ!?も、もう無理だ!!あそこから逃げよう!!」
「駄目、下手に動いたら狙い撃ちされる!!」
「大丈夫、俺を信じて!!」
「ははははっ!!この期に及んでお前達に何ができる!?」
ネココは路地裏からの脱出を提案するが、一本道の通路に逃げ込めば男の思うつぼであり、ミズネは引き留めた。ナオは画面で魔法を防ぎながらも男の位置を魔力感知で特定し、反撃を試みた。
(後悔するのはお前の方だ!!)
男は自分が優位に立っていると思っているようだが、ナオの魔法はどんな攻撃も防ぐ事ができる。その性質を生かしてナオは男の放つ炎の魔法を押し返しながら画面を移動させる。
22
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
素質ナシの転生者、死にかけたら最弱最強の職業となり魔法使いと旅にでる。~趣味で伝説を追っていたら伝説になってしまいました~
シロ鼬
ファンタジー
才能、素質、これさえあれば金も名誉も手に入る現代。そんな中、足掻く一人の……おっさんがいた。
羽佐間 幸信(はざま ゆきのぶ)38歳――完全完璧(パーフェクト)な凡人。自分の中では得意とする持ち前の要領の良さで頑張るが上には常に上がいる。いくら努力しようとも決してそれらに勝つことはできなかった。
華のない彼は華に憧れ、いつしか伝説とつくもの全てを追うようになり……彼はある日、一つの都市伝説を耳にする。
『深夜、山で一人やまびこをするとどこかに連れていかれる』
山頂に登った彼は一心不乱に叫んだ…………そして酸欠になり足を滑らせ滑落、瀕死の状態となった彼に死が迫る。
――こっちに……を、助けて――
「何か……聞こえる…………伝説は……あったんだ…………俺……いくよ……!」
こうして彼は記憶を持ったまま転生、声の主もわからぬまま何事もなく10歳に成長したある日――
転生メイドは絆されない ~あの子は私が育てます!~
志波 連
ファンタジー
息子と一緒に事故に遭い、母子で異世界に転生してしまったさおり。
自分には前世の記憶があるのに、息子は全く覚えていなかった。
しかも、愛息子はヘブンズ王国の第二王子に転生しているのに、自分はその王子付きのメイドという格差。
身分差故に、自分の息子に敬語で話し、無理な要求にも笑顔で応える日々。
しかし、そのあまりの傍若無人さにお母ちゃんはブチ切れた!
第二王子に厳しい躾を始めた一介のメイドの噂は王家の人々の耳にも入る。
側近たちは不敬だと騒ぐが、国王と王妃、そして第一王子はその奮闘を見守る。
厳しくも愛情あふれるメイドの姿に、第一王子は恋をする。
後継者争いや、反王家貴族の暗躍などを乗り越え、元親子は国の在り方さえ変えていくのだった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
最強スキルで無双したからって、美女達によってこられても迷惑なだけなのだが……。冥府王は普通目指して今日も無双する
覧都
ファンタジー
男は四人の魔王を倒し力の回復と傷ついた体を治す為に魔法で眠りについた。
三十四年の後、完全回復をした男は、配下の大魔女マリーに眠りの世界から魔法により連れ戻される。
三十四年間ずっと見ていたの夢の中では、ノコと言う名前で貧相で虚弱体質のさえない日本人として生活していた。
目覚めた男はマリーに、このさえない男ノコに姿を変えてもらう。
それはノコに自分の世界で、人生を満喫してもらおうと思ったからだ。
この世界でノコは世界最強のスキルを持っていた。
同時に四人の魔王を倒せるほどのスキル<冥府の王>
このスキルはゾンビやゴーストを自由に使役するスキルであり、世界中をゾンビだらけに出来るスキルだ。
だがノコの目標はゾンビだらけにすることでは無い。
彼女いない歴イコール年齢のノコに普通の彼女を作ることであった。
だがノコに近づいて来るのは、大賢者やお姫様、ドラゴンなどの普通じゃない美女ばかりでした。
果たして普通の彼女など出来るのでしょうか。
普通で平凡な幸せな生活をしたいと思うノコに、そんな平凡な日々がやって来ないという物語です。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
エルティモエルフォ ―最後のエルフ―
ポリ 外丸
ファンタジー
普通の高校生、松田啓18歳が、夏休みに海で溺れていた少年を救って命を落としてしまう。
海の底に沈んで死んだはずの啓が、次に意識を取り戻した時には小さな少年に転生していた。
その少年の記憶を呼び起こすと、どうやらここは異世界のようだ。
もう一度もらった命。
啓は生き抜くことを第一に考え、今いる地で1人生活を始めた。
前世の知識を持った生き残りエルフの気まぐれ人生物語り。
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバ、ツギクルにも載せています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる