伝説の魔術師の弟子になれたけど、収納魔法だけで満足です

カタナヅキ

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プロローグ

第2話 少年の弟子入り

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「すい君ごめんね。僕もすい君と仲良くしたい。これからよろしく」

そう言って僕からギューしに行ってすい君も背が高いからちょっと背伸びしてチュッチュッとした。
一瞬動きが止まったけどすぐにすい君もしてくれた。

そして最後にもう1回ギューってして来て耳元ですい君が

「先輩…僕…」

と何か言いかけた所で海里君が俺もー!とドンッとすい君を押した。

そしてギューチュッチュッと挨拶して来た。
僕も返して海里君越しに紫音君が黙ってこっちを見てるのが見えた。

だから少し海里君と離れて紫音君に向かって手を広げた。

「えっ…?」

「紫音君も!僕と仲良くしてくれる?」

そう聞くとギクシャクと歩いて来て

「もちろんです」

と言って挨拶してくれた。
だから僕も笑って少し強めにギューってしてチュッチュッと返した。


「僕に可愛い後輩がこんなに沢山出来た。嬉しい」

と笑いかけた所で

「こんなとこいた!!」大和

「何でこんな端っこにいるんだよ」煌

「探したんだよ」灯夜

「あれー?紫音達といるー」だいちゃん

「心配…した…」龍君

と1年組のみんなが来た。

「みんな!朝ぶりー!他の子達はいいの?」

きっと中等部の人達や高等部の人達は5人と話をしたいはずだ。
だってさっきからずっとこっちを見てる人達が沢山いる。

「いやー、俺達はいいの!てか、俺達は桜李と話がしたいんだよ。それに多分、これは桜李目当てだと思うけど」

と灯夜が言ってみんな頷いていた。

「なーにを言ってんのー」

とアハハと笑っていると後ろからフワッと誰かに包まれた。

「やっと会えた。桜李」
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