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冒険者の試験
第50話 それでも僕は……
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――赤毛熊が謎の魔術師によって倒された後、警備兵が駆けつけてきた。彼等は現場にいたレノ達から事情を聞き出し、輸送中の赤毛熊が脱走して暴れていた所を彼等が止めてくれたことに感謝した。
「貴方達のお陰で被害を食い止められました。本当にありがとうございます」
「いや、別に気にしなくていいっすよ」
「……止めを刺したのは私達じゃないし」
「…………」
赤毛熊が死んだ場所には灰の山だけが残り、それをレノは黙ったまま見つめていた。彼だけは警備兵の質問に答えず、代わりにネコミンとエリナが事情を説明した。
「あの、そこにいる彼も冒険者なんですか?何だか様子がおかしいようですが……」
「あ、ああ……えっと、緊張してるんですよ。あんな化物と戦った後だからまだ動揺して落ち着いてないんです」
「新人の冒険者にはよくあること……今はそっとしておいて」
「はあっ……」
警備兵はレノが黙り込んだまま動かないことに不審に思うが、ともかく赤毛熊が街中に現れて暴れたにも関わらずに人的被害は出なかった。しかし、どうしてこんな場所に赤毛熊が現れたのかだけは謎のままだった。
転倒していた馬車を調べたところ御者は既に消えており、中には赤毛熊を取り抑えるために用意されていた餌が発見された。この餌には睡眠効果のある野草が混じっており、赤毛熊を眠らせて王都にまで運んでいた事が判明する。
「馬車が転倒した際に怪しい人間は見かけませんでしたか?」
「いや、全然見てないっすね」
「そもそも人の姿がなかった……不自然なぐらいに」
警備兵の言葉を聞いてエリナとネコミンは今更ながらに赤毛熊に襲われた際、街道には人の姿がなかったことを思い出す。馬車に乗っていた人間どころか一般人も見かけておらず、まるで赤毛熊が現れることを予測していたかのように街道には最初から人間はいなかった。
「そうですか……分かりました。では後のことは我々に任せてください。後日、またお話を伺いにくるかもしれませんがその時はご容赦下さい」
「え?もう帰っていいんですか?」
「はい、そちらの方も疲れているようですし今日の所はお引き取りくださって結構です」
「レノ……もう帰ってもいい」
「……うん」
事情を聞いた警備兵は3人が戻ることを許可すると、ネコミンはレノの腕を掴む。ようやくレノは言葉を発するが、どうにも心あらずと言った様子だった――
――学園へと戻ったレノは学生寮の自室のベッドに横たわり、赤毛熊が炎の魔法で倒された光景を思い返す。赤毛熊が倒される寸前、謎の魔術師が発した言葉を思い出す。
「ファイアボール……確か、火属性の攻撃魔法の初級呪文か」
レノは収納魔術師なので攻撃魔法を覚えることはできないが、他の魔術師が扱う魔法に関しては祖母から色々と教わっていた。そしてレノが知る限りでは謎の魔術師が発動した「ファイアボール」なる呪文は火属性の攻撃魔法の中でも最も威力が弱いのはずだった。
ファイアボールという名前の通りに火球を作り出して相手に攻撃を仕掛ける魔法だが、この火球の規模と熱量は魔術師の力量で異なる。例えば未熟な魔術師ならば小さな火球しか生み出せないが、熟練の魔術師ならば1メートルを超える程の巨大な火球を生み出せる。ちなみに火属性の適性がなければ扱えない魔法であるため、魔術師ならば誰もが覚えるわけではない。
(凄い魔法だったな。初級魔法とは思えないぐらい……)
一番威力が低いはずの初級魔法で赤毛熊を倒す魔術師が居ることを知り、レノは自分とのあまりの実力差に落ち込んでしまう。彼の場合は収納魔術師だが、赤毛熊を一撃で屠れるほどの攻撃手段は持ち合わせていない。
子供の頃と比べてレノは魔術師として成長したつもりだが、改めて攻撃魔法を扱える魔術師の凄さを思い知った。これまでレノが倒してきた魔物達も本物の魔術師にとっては取るに足らぬ存在かもしれず、そう考えると増々落ち込んでしまう。
「はあっ……強くなったと思ったのに」
幼少期と比べればレノは魔力量も大幅に増加されて収納魔法を利用した様々な攻撃手段も身に着けた。しかし、本職の魔術師と比べてもまだまだ劣り、今のままでは「大魔導士」には到底なれない。
「諦めて帰って祖母ちゃんに謝ろうかな……」
弱気になったレノは天井を見上げながら自分が祖母の元へ戻り、頭を下げて彼女に謝罪する光景を思い浮かべる。そんな情けない自分の姿にレノは頬を叩く。
(馬鹿か俺は!!それだと今まで頑張って来た事が馬鹿みたいになるだろうが!!)
これまでの努力を無駄にするような考えを否定してレノは起き上がり、今までしてきた苦労を思い出す。2年間も頑張って荷物運びの仕事を行って金を稼ぎ、3年間も冒険者養成学園で厳しい訓練を受けたのは冒険者に成るためではなく、自分が大魔導士になるという夢を叶えるためだと思い出す。
大魔導士になるためにレノは必ず白銀級冒険者にまで上り詰めなければならず、ようやく冒険者の資格を得たというのに諦めて帰るなど有り得ない。考えを改め直したレノはベッドから起き上がると、気合を入れ直すために頬を叩く。
「諦めてたまるか!!」
他の魔術師のように戦うことができなくともレノは夢を諦めるつもりはなく、大魔導士になって祖母を見返すために彼は前に進む――
――この数年後、歴史上で初の収納魔術師の白銀級冒険者が誕生した。
※これにて収納大魔導士と呼ばれたい少年は完結です。本当は色々と書きたいこともありましたが、これにて終わりとさせていただきます。
「貴方達のお陰で被害を食い止められました。本当にありがとうございます」
「いや、別に気にしなくていいっすよ」
「……止めを刺したのは私達じゃないし」
「…………」
赤毛熊が死んだ場所には灰の山だけが残り、それをレノは黙ったまま見つめていた。彼だけは警備兵の質問に答えず、代わりにネコミンとエリナが事情を説明した。
「あの、そこにいる彼も冒険者なんですか?何だか様子がおかしいようですが……」
「あ、ああ……えっと、緊張してるんですよ。あんな化物と戦った後だからまだ動揺して落ち着いてないんです」
「新人の冒険者にはよくあること……今はそっとしておいて」
「はあっ……」
警備兵はレノが黙り込んだまま動かないことに不審に思うが、ともかく赤毛熊が街中に現れて暴れたにも関わらずに人的被害は出なかった。しかし、どうしてこんな場所に赤毛熊が現れたのかだけは謎のままだった。
転倒していた馬車を調べたところ御者は既に消えており、中には赤毛熊を取り抑えるために用意されていた餌が発見された。この餌には睡眠効果のある野草が混じっており、赤毛熊を眠らせて王都にまで運んでいた事が判明する。
「馬車が転倒した際に怪しい人間は見かけませんでしたか?」
「いや、全然見てないっすね」
「そもそも人の姿がなかった……不自然なぐらいに」
警備兵の言葉を聞いてエリナとネコミンは今更ながらに赤毛熊に襲われた際、街道には人の姿がなかったことを思い出す。馬車に乗っていた人間どころか一般人も見かけておらず、まるで赤毛熊が現れることを予測していたかのように街道には最初から人間はいなかった。
「そうですか……分かりました。では後のことは我々に任せてください。後日、またお話を伺いにくるかもしれませんがその時はご容赦下さい」
「え?もう帰っていいんですか?」
「はい、そちらの方も疲れているようですし今日の所はお引き取りくださって結構です」
「レノ……もう帰ってもいい」
「……うん」
事情を聞いた警備兵は3人が戻ることを許可すると、ネコミンはレノの腕を掴む。ようやくレノは言葉を発するが、どうにも心あらずと言った様子だった――
――学園へと戻ったレノは学生寮の自室のベッドに横たわり、赤毛熊が炎の魔法で倒された光景を思い返す。赤毛熊が倒される寸前、謎の魔術師が発した言葉を思い出す。
「ファイアボール……確か、火属性の攻撃魔法の初級呪文か」
レノは収納魔術師なので攻撃魔法を覚えることはできないが、他の魔術師が扱う魔法に関しては祖母から色々と教わっていた。そしてレノが知る限りでは謎の魔術師が発動した「ファイアボール」なる呪文は火属性の攻撃魔法の中でも最も威力が弱いのはずだった。
ファイアボールという名前の通りに火球を作り出して相手に攻撃を仕掛ける魔法だが、この火球の規模と熱量は魔術師の力量で異なる。例えば未熟な魔術師ならば小さな火球しか生み出せないが、熟練の魔術師ならば1メートルを超える程の巨大な火球を生み出せる。ちなみに火属性の適性がなければ扱えない魔法であるため、魔術師ならば誰もが覚えるわけではない。
(凄い魔法だったな。初級魔法とは思えないぐらい……)
一番威力が低いはずの初級魔法で赤毛熊を倒す魔術師が居ることを知り、レノは自分とのあまりの実力差に落ち込んでしまう。彼の場合は収納魔術師だが、赤毛熊を一撃で屠れるほどの攻撃手段は持ち合わせていない。
子供の頃と比べてレノは魔術師として成長したつもりだが、改めて攻撃魔法を扱える魔術師の凄さを思い知った。これまでレノが倒してきた魔物達も本物の魔術師にとっては取るに足らぬ存在かもしれず、そう考えると増々落ち込んでしまう。
「はあっ……強くなったと思ったのに」
幼少期と比べればレノは魔力量も大幅に増加されて収納魔法を利用した様々な攻撃手段も身に着けた。しかし、本職の魔術師と比べてもまだまだ劣り、今のままでは「大魔導士」には到底なれない。
「諦めて帰って祖母ちゃんに謝ろうかな……」
弱気になったレノは天井を見上げながら自分が祖母の元へ戻り、頭を下げて彼女に謝罪する光景を思い浮かべる。そんな情けない自分の姿にレノは頬を叩く。
(馬鹿か俺は!!それだと今まで頑張って来た事が馬鹿みたいになるだろうが!!)
これまでの努力を無駄にするような考えを否定してレノは起き上がり、今までしてきた苦労を思い出す。2年間も頑張って荷物運びの仕事を行って金を稼ぎ、3年間も冒険者養成学園で厳しい訓練を受けたのは冒険者に成るためではなく、自分が大魔導士になるという夢を叶えるためだと思い出す。
大魔導士になるためにレノは必ず白銀級冒険者にまで上り詰めなければならず、ようやく冒険者の資格を得たというのに諦めて帰るなど有り得ない。考えを改め直したレノはベッドから起き上がると、気合を入れ直すために頬を叩く。
「諦めてたまるか!!」
他の魔術師のように戦うことができなくともレノは夢を諦めるつもりはなく、大魔導士になって祖母を見返すために彼は前に進む――
――この数年後、歴史上で初の収納魔術師の白銀級冒険者が誕生した。
※これにて収納大魔導士と呼ばれたい少年は完結です。本当は色々と書きたいこともありましたが、これにて終わりとさせていただきます。
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