222 / 367
獣人王国編
第220話 大迷宮へ向けての準備
しおりを挟む
――数日後、遂にリルは白狼騎士団を全員引き連れて大迷宮へ向かう準備を開始した。この数日の間は新しく入った騎士達の一人一人の能力と性格を確認し、部隊分けを行う時に誰が部隊長に相応しいのかを選定する。その結果、30人の隊長と30の部隊が出来上がった。
今回の部隊に関しては大迷宮攻略のために急遽作り出された部隊に過ぎず、大迷宮の攻略が終わり次第に解散される予定だった。また、立場的にリルとチイは全部隊の管理を行い、各部隊と連絡を取って指示を出す立場となる。今まで通りに二人が率先して動いて大迷宮の攻略を行うわけにはいかない。
ガオ王子が謹慎処分を言い渡された事から、城内の殆どの家臣はリルが王位継承者となると確信し、そんな彼女を危険な目に遭わせる事を難色を示している。しかし、大迷宮の攻略を果たせばそれは歴史的な偉業であり、いずれこの国の王となるリルがその偉業を果たせば国中の誰もが彼女を王と認める正に千載一遇の機会である。今回の任務を成功させるか否かで彼女が王位に就けるかどうか決まるといっても過言ではなかった。
大迷宮へ挑む前に行う準備としてまずは一か月分の食糧、それと武器や防具の準備も行う。他にもケモノ王国では貴重になりつつある回復薬も用意する必要があり、この時に薬剤師のリリスが活躍する。彼女は国が保管していた薬草を許可された限りの範囲で利用し、一先ずは30名分の回復薬を用意した。これらを隊長に渡すと、回復薬を使用するときは判断を誤らないように注意を行う。
『いいですか?私の回復薬は少量でも効果を発揮します。なので回復薬を使用するときは一気に使わず、必要最低限の量で留めてください。それと迷宮内で発見した薬草は必ず私に届けてくださいよ。大迷宮に生えている薬草は地上の薬草よりも効果が高いですからね』
リリスは隊長たちに渡すときに念入りに注意を行い、必ず探索中に見つけた薬草は自分に渡すように告げる。ちなみにレア達の部隊は治癒魔導士のネコミンと文字変換の能力で治療を行えるレアがいるために用意されていない。
『さて、出発する前に君の服と住む場所も用意しないといけないな』
『服、ですか?』
『旅の時はともかく、女の子として過ごすならもっと可愛げのある服を用意しておいた方が良いだろう?』
リルの男にはよく分からない理論によって「レイナ」の姿で騎士となったレアは彼女の言葉通りに城内に専用の部屋を用意され、女物の服と下着を用意される。ちなみに最初から騎士団に所属していたチイ、ネコミン、ハンゾウ、リリスの4名とレイナに関しては騎士団の中でも別格扱いされ、他の騎士達よりも位は高い。
最初からリルに従っていた4名はともかく、加入時期に関しては黒狼騎士団の者達と殆ど変わりがないレイナがチイ達と同じ扱いを受ける事に不満を抱く者が現れるのではないかと危惧したが、そんな輩に対してリルは堂々と言い放つ。
『ここにいるレイナ君は勇者殿の一番のお気に入りだ。もしも彼女に何かあれば勇者殿が許さないから態度には気を付けるんだぞ』
『ちょっと!?』
堂々と騎士達の前でリルがレイナの紹介を行ったせいで、レイナは勇者であるレアのお気に入りの相手と認識されてしまい、騎士達の間でもぞんざいな扱いはされなくなる。それでも嫉妬する者は少なからず存在し、特にオウソウのような騎士は彼女の存在を煙たがった。
『ちっ……勇者の腰巾着め、偉そうにしおって』
廊下ですれ違った時にオウソウはレイナに対して陰口を叩き、そんな彼にレイナは何も言い返せずにため息を吐く事しか出来なかった。こんな事でこれから女騎士として上手くやっていけるのかという不安もあるが、レイナの気持ちはともかく大迷宮攻略のための準備は進み、遂に白狼騎士団は大迷宮へ向けて出発を開始した。
「行くぞ!!必ずや我々の手で大迷宮を攻略し、ケモノ王国の安泰を取り戻すんだ!!」
『おおっ!!』
リルの号令の元、白馬に跨った騎士達が続き、城下町を抜けて南方に存在する「巨塔の大迷宮」へと向かう。この際にリルは事前に黒狼騎士団に所属していた者達の鎧は白く染め上げ、正に白狼騎士団の名前に相応しい恰好にさせる。
純白の鎧を纏った騎士達の行進を見て民衆は何事かと驚くが、その先頭を歩くリルを見て遂に王女である彼女が騎士団を率いている姿を見て重大な任務を与えられた事を悟る。
「リルル王女様!!どうかお気を付けて!!」
「頑張って王女様~!!」
「ご武運をっ!!」
民衆の人気が高いリルは行進するだけでも数多くの人々の声援を受け、そんな彼等にリルは微笑みながら手を振る。そんな彼女を見ていると本当にこのくに王女である事をレイナは認識し、一方で民衆の期待に応えるために今回の任務を成功させなければという思いを抱く。
(巨塔の大迷宮か……どんな場所だろう)
ヒトノ帝国にてレイナは大迷宮に挑んだ事はあるが、今回の巨塔の大迷宮はリル達によるとヒトノ帝国の大迷宮よりも厄介な場所らしく、決して油断は出来ない。だが、ヒトノ帝国にいた頃よりもレイナの側には心強い味方が存在し、レイナ自身も強くなった。この仲間達ならば共に戦えると信じてレイナはリルの後に続いた――
※申し訳ありません、予約投稿をミスして次の話を先に投稿してました(´;ω;`)
今回の部隊に関しては大迷宮攻略のために急遽作り出された部隊に過ぎず、大迷宮の攻略が終わり次第に解散される予定だった。また、立場的にリルとチイは全部隊の管理を行い、各部隊と連絡を取って指示を出す立場となる。今まで通りに二人が率先して動いて大迷宮の攻略を行うわけにはいかない。
ガオ王子が謹慎処分を言い渡された事から、城内の殆どの家臣はリルが王位継承者となると確信し、そんな彼女を危険な目に遭わせる事を難色を示している。しかし、大迷宮の攻略を果たせばそれは歴史的な偉業であり、いずれこの国の王となるリルがその偉業を果たせば国中の誰もが彼女を王と認める正に千載一遇の機会である。今回の任務を成功させるか否かで彼女が王位に就けるかどうか決まるといっても過言ではなかった。
大迷宮へ挑む前に行う準備としてまずは一か月分の食糧、それと武器や防具の準備も行う。他にもケモノ王国では貴重になりつつある回復薬も用意する必要があり、この時に薬剤師のリリスが活躍する。彼女は国が保管していた薬草を許可された限りの範囲で利用し、一先ずは30名分の回復薬を用意した。これらを隊長に渡すと、回復薬を使用するときは判断を誤らないように注意を行う。
『いいですか?私の回復薬は少量でも効果を発揮します。なので回復薬を使用するときは一気に使わず、必要最低限の量で留めてください。それと迷宮内で発見した薬草は必ず私に届けてくださいよ。大迷宮に生えている薬草は地上の薬草よりも効果が高いですからね』
リリスは隊長たちに渡すときに念入りに注意を行い、必ず探索中に見つけた薬草は自分に渡すように告げる。ちなみにレア達の部隊は治癒魔導士のネコミンと文字変換の能力で治療を行えるレアがいるために用意されていない。
『さて、出発する前に君の服と住む場所も用意しないといけないな』
『服、ですか?』
『旅の時はともかく、女の子として過ごすならもっと可愛げのある服を用意しておいた方が良いだろう?』
リルの男にはよく分からない理論によって「レイナ」の姿で騎士となったレアは彼女の言葉通りに城内に専用の部屋を用意され、女物の服と下着を用意される。ちなみに最初から騎士団に所属していたチイ、ネコミン、ハンゾウ、リリスの4名とレイナに関しては騎士団の中でも別格扱いされ、他の騎士達よりも位は高い。
最初からリルに従っていた4名はともかく、加入時期に関しては黒狼騎士団の者達と殆ど変わりがないレイナがチイ達と同じ扱いを受ける事に不満を抱く者が現れるのではないかと危惧したが、そんな輩に対してリルは堂々と言い放つ。
『ここにいるレイナ君は勇者殿の一番のお気に入りだ。もしも彼女に何かあれば勇者殿が許さないから態度には気を付けるんだぞ』
『ちょっと!?』
堂々と騎士達の前でリルがレイナの紹介を行ったせいで、レイナは勇者であるレアのお気に入りの相手と認識されてしまい、騎士達の間でもぞんざいな扱いはされなくなる。それでも嫉妬する者は少なからず存在し、特にオウソウのような騎士は彼女の存在を煙たがった。
『ちっ……勇者の腰巾着め、偉そうにしおって』
廊下ですれ違った時にオウソウはレイナに対して陰口を叩き、そんな彼にレイナは何も言い返せずにため息を吐く事しか出来なかった。こんな事でこれから女騎士として上手くやっていけるのかという不安もあるが、レイナの気持ちはともかく大迷宮攻略のための準備は進み、遂に白狼騎士団は大迷宮へ向けて出発を開始した。
「行くぞ!!必ずや我々の手で大迷宮を攻略し、ケモノ王国の安泰を取り戻すんだ!!」
『おおっ!!』
リルの号令の元、白馬に跨った騎士達が続き、城下町を抜けて南方に存在する「巨塔の大迷宮」へと向かう。この際にリルは事前に黒狼騎士団に所属していた者達の鎧は白く染め上げ、正に白狼騎士団の名前に相応しい恰好にさせる。
純白の鎧を纏った騎士達の行進を見て民衆は何事かと驚くが、その先頭を歩くリルを見て遂に王女である彼女が騎士団を率いている姿を見て重大な任務を与えられた事を悟る。
「リルル王女様!!どうかお気を付けて!!」
「頑張って王女様~!!」
「ご武運をっ!!」
民衆の人気が高いリルは行進するだけでも数多くの人々の声援を受け、そんな彼等にリルは微笑みながら手を振る。そんな彼女を見ていると本当にこのくに王女である事をレイナは認識し、一方で民衆の期待に応えるために今回の任務を成功させなければという思いを抱く。
(巨塔の大迷宮か……どんな場所だろう)
ヒトノ帝国にてレイナは大迷宮に挑んだ事はあるが、今回の巨塔の大迷宮はリル達によるとヒトノ帝国の大迷宮よりも厄介な場所らしく、決して油断は出来ない。だが、ヒトノ帝国にいた頃よりもレイナの側には心強い味方が存在し、レイナ自身も強くなった。この仲間達ならば共に戦えると信じてレイナはリルの後に続いた――
※申し訳ありません、予約投稿をミスして次の話を先に投稿してました(´;ω;`)
0
お気に入りに追加
975
あなたにおすすめの小説

文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。

召喚されたら無能力だと追放されたが、俺の力はヘルプ機能とチュートリアルモードだった。世界の全てを事前に予習してイージーモードで活躍します
あけちともあき
ファンタジー
異世界召喚されたコトマエ・マナビ。
異世界パルメディアは、大魔法文明時代。
だが、その時代は崩壊寸前だった。
なのに人類同志は争いをやめず、異世界召喚した特殊能力を持つ人間同士を戦わせて覇を競っている。
マナビは魔力も闘気もゼロということで無能と断じられ、彼を召喚したハーフエルフ巫女のルミイとともに追放される。
追放先は、魔法文明人の娯楽にして公開処刑装置、滅びの塔。
ここで命運尽きるかと思われたが、マナビの能力、ヘルプ機能とチュートリアルシステムが発動する。
世界のすべてを事前に調べ、起こる出来事を予習する。
無理ゲーだって軽々くぐり抜け、デスゲームもヌルゲーに変わる。
化け物だって天変地異だって、事前の予習でサクサククリア。
そして自分を舐めてきた相手を、さんざん煽り倒す。
当座の目的は、ハーフエルフ巫女のルミイを実家に帰すこと。
ディストピアから、ポストアポカリプスへと崩壊していくこの世界で、マナビとルミイのどこか呑気な旅が続く。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる