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獣人国
ミルの要求
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「全く……ガキども急にあんたが消えて心配してたよ。まあ、仕送りが毎月送られていたから生きている事は分かっていたけどね」
「そう……」
「だけどあんた、一体何処で何をしているんだい?正直に言えば良い噂は耳にしないよ」
「うっ……!?」
ミルの質問にリディアは言葉が詰まり、まさか魔王軍に加担して帝国を相手に無茶をしていたなどとは言えず、助けを求めるようにルノに視線を向ける。そんな彼女の姿を見てミルは今更思い出したようにルノの存在を尋ねる。
「そういえばあんたは誰だい?見たところ、リディアの男ってわけでもなさそうだね……友人かあるいは仕事の同僚というところかい?」
「まあ、似たような感じです。今は俺が保護者という感じです」
「ちょっと、どんな説明してんのよ!?」
「こんなガキが保護者を名乗るなんて……あんた、一体何をやらかしたんだい?」」
ルノの適当な説明にリディアは慌てふためくが、表向きはリディアが海獄島を抜け出したのは帝国に魔王軍の情報を洗いざらい話すことを条件にルノが連れ出した。そういう意味では保護者という言葉も間違いとは言い切れない。最も事情を知らないミルにとっては年下の少年に保護されているというリディアに疑問を抱く。
「まあ、その辺の話は後でしっかり聞かせてもらうよ。それよりもあんたらさっき薬師を探していると言っていたね?一体何の用だい?」
「ミルさんは薬師なんですね?他の人はいないんですか?」
「探せばいるとは思うけど、この街で一番の薬師はあたしさ。なんたって100年以上も薬師として活動していた時期もあるからね」
森人族である人間よりも遥かに長寿のため、この街に住み着く前は別の地方で薬師として生活をしていた。その腕前は確からしく、リディアも彼女が病を患った子供たちの治療を行っていたのを知っている。
「このおばさんが言っている事は本当よ。こいつの薬はよく聞くから金を持て余している連中を相手に高く薬を売っ払っては生活費の足しにしていたわ」
「誰がおばさんだい!!」
「へえ……じゃあ、回復薬も作れますよね」
「あんた……馬鹿にしてるのかい?回復薬程度も作れない薬師なんているわけないだろうが。素材さえ用意してくれればどんな薬だって作ってやるよ」
ミルの腕前はリディアも保証し、彼女は材料さえ存在すれば最高品質の薬を作り出せるという。その言葉を聞いたルノは試しにどの程度の量の回復薬まで作り出せるのかを尋ねる。
「ちょっとした事情で実は大量の回復薬が欲しいんですけど……ミルさんの場合は1日にどれほどの回復薬を作り出せますか?」
「そうさね……まあ、材料が本当にあるなら1日で100本程度の回復薬なら作り出せるよ」
「えっ……1日でそんなに作れるんですか!?」
「普通の人間には真似は出来ないだろうけどね、こっちは薬剤作りに100年以上も続けているベテランなんだよ。その程度の回復薬も作れないなら薬師の職業なんて恥ずかしくて名乗れないね」
「へえっ……凄いですね」
「おお、そうさ!!凄いだろう?けど、これはあくまでも材料がある話だよ。あんた達に100本も作り出せる程の薬草を用意出来るのかい?」
ルノの言葉に気分を良くしたようにミルは答え、ともかく材料さえ用意出来れば大量の回復薬を作り出せる事を約束する。その言葉を聞いたルノは安心して彼女に依頼を行うことにした。
「じゃあ、お願いがあるんですけど、実は俺たちは近いうちにこの街から出ていくんです。その時に大量の回復薬を用意したいんですけど、本当に材料を用意すれば作ってもらえますか?」
「それは仕事の依頼という事でいいのかい?だったら金の方も請求させてもらうよ」
「まあ、そうなるわよね……」
「えっと……いくらぐらいですか?」
「そうだね……普通の客なら本当は金貨20枚という所だけど、一応は顔見知りが相手だからね。半額の金貨10枚でどうだい?」
「はあ!?あんた、ぼったくりすぎじゃないの!?」
「言っておくけどこれでも良心的な値段だからね?普通の薬師なら金貨30枚でも引き受けない仕事なんだよ。いやなら他の奴に当たりな!!」
金貨10枚という今のルノ達にとっては大金の金額を請求してきたミルに対し、リディアはどうするつもりなのかとルノの様子を伺う。帝国に戻れば金貨10枚程度の資金など簡単に用意できるのだが、今のルノ達は金銭を殆ど所有していない。荷物といえば海獄島から持ち込んだ果物ぐらいしか存在せず、昨日のうちに回収していた駐屯所の倉庫の物資はほぼ全て民衆に渡してしまったので金銭に替えられる価値の高い品物も所持していない。
「う~ん……金貨10枚か。じゃあ、冒険者ギルドに立ち寄って適当な仕事でも……あ、ダメだ。ギルドカードも持ってきないや」
「そもそも獣人国に冒険者ギルドなんて滅多に存在しないわよ?帝国と違ってこの国は傭兵ギルドが多いのよ」
「じゃあ、今まで見たいに魔物を狩ってお金を稼ぐのも難しいか……参ったな」
ここが帝国領ならば冒険者ギルドに赴き、適当な魔物の討伐依頼を引き受けて報酬金を得ることもできたかもしれないが、生憎と13番街には冒険者ギルドは存在しなかった。しかも今現在のルノは冒険者の証であるギルドカードも所持していないのでそもそも仕事を引き受けることも出来ない状態だった。
「そう……」
「だけどあんた、一体何処で何をしているんだい?正直に言えば良い噂は耳にしないよ」
「うっ……!?」
ミルの質問にリディアは言葉が詰まり、まさか魔王軍に加担して帝国を相手に無茶をしていたなどとは言えず、助けを求めるようにルノに視線を向ける。そんな彼女の姿を見てミルは今更思い出したようにルノの存在を尋ねる。
「そういえばあんたは誰だい?見たところ、リディアの男ってわけでもなさそうだね……友人かあるいは仕事の同僚というところかい?」
「まあ、似たような感じです。今は俺が保護者という感じです」
「ちょっと、どんな説明してんのよ!?」
「こんなガキが保護者を名乗るなんて……あんた、一体何をやらかしたんだい?」」
ルノの適当な説明にリディアは慌てふためくが、表向きはリディアが海獄島を抜け出したのは帝国に魔王軍の情報を洗いざらい話すことを条件にルノが連れ出した。そういう意味では保護者という言葉も間違いとは言い切れない。最も事情を知らないミルにとっては年下の少年に保護されているというリディアに疑問を抱く。
「まあ、その辺の話は後でしっかり聞かせてもらうよ。それよりもあんたらさっき薬師を探していると言っていたね?一体何の用だい?」
「ミルさんは薬師なんですね?他の人はいないんですか?」
「探せばいるとは思うけど、この街で一番の薬師はあたしさ。なんたって100年以上も薬師として活動していた時期もあるからね」
森人族である人間よりも遥かに長寿のため、この街に住み着く前は別の地方で薬師として生活をしていた。その腕前は確からしく、リディアも彼女が病を患った子供たちの治療を行っていたのを知っている。
「このおばさんが言っている事は本当よ。こいつの薬はよく聞くから金を持て余している連中を相手に高く薬を売っ払っては生活費の足しにしていたわ」
「誰がおばさんだい!!」
「へえ……じゃあ、回復薬も作れますよね」
「あんた……馬鹿にしてるのかい?回復薬程度も作れない薬師なんているわけないだろうが。素材さえ用意してくれればどんな薬だって作ってやるよ」
ミルの腕前はリディアも保証し、彼女は材料さえ存在すれば最高品質の薬を作り出せるという。その言葉を聞いたルノは試しにどの程度の量の回復薬まで作り出せるのかを尋ねる。
「ちょっとした事情で実は大量の回復薬が欲しいんですけど……ミルさんの場合は1日にどれほどの回復薬を作り出せますか?」
「そうさね……まあ、材料が本当にあるなら1日で100本程度の回復薬なら作り出せるよ」
「えっ……1日でそんなに作れるんですか!?」
「普通の人間には真似は出来ないだろうけどね、こっちは薬剤作りに100年以上も続けているベテランなんだよ。その程度の回復薬も作れないなら薬師の職業なんて恥ずかしくて名乗れないね」
「へえっ……凄いですね」
「おお、そうさ!!凄いだろう?けど、これはあくまでも材料がある話だよ。あんた達に100本も作り出せる程の薬草を用意出来るのかい?」
ルノの言葉に気分を良くしたようにミルは答え、ともかく材料さえ用意出来れば大量の回復薬を作り出せる事を約束する。その言葉を聞いたルノは安心して彼女に依頼を行うことにした。
「じゃあ、お願いがあるんですけど、実は俺たちは近いうちにこの街から出ていくんです。その時に大量の回復薬を用意したいんですけど、本当に材料を用意すれば作ってもらえますか?」
「それは仕事の依頼という事でいいのかい?だったら金の方も請求させてもらうよ」
「まあ、そうなるわよね……」
「えっと……いくらぐらいですか?」
「そうだね……普通の客なら本当は金貨20枚という所だけど、一応は顔見知りが相手だからね。半額の金貨10枚でどうだい?」
「はあ!?あんた、ぼったくりすぎじゃないの!?」
「言っておくけどこれでも良心的な値段だからね?普通の薬師なら金貨30枚でも引き受けない仕事なんだよ。いやなら他の奴に当たりな!!」
金貨10枚という今のルノ達にとっては大金の金額を請求してきたミルに対し、リディアはどうするつもりなのかとルノの様子を伺う。帝国に戻れば金貨10枚程度の資金など簡単に用意できるのだが、今のルノ達は金銭を殆ど所有していない。荷物といえば海獄島から持ち込んだ果物ぐらいしか存在せず、昨日のうちに回収していた駐屯所の倉庫の物資はほぼ全て民衆に渡してしまったので金銭に替えられる価値の高い品物も所持していない。
「う~ん……金貨10枚か。じゃあ、冒険者ギルドに立ち寄って適当な仕事でも……あ、ダメだ。ギルドカードも持ってきないや」
「そもそも獣人国に冒険者ギルドなんて滅多に存在しないわよ?帝国と違ってこの国は傭兵ギルドが多いのよ」
「じゃあ、今まで見たいに魔物を狩ってお金を稼ぐのも難しいか……参ったな」
ここが帝国領ならば冒険者ギルドに赴き、適当な魔物の討伐依頼を引き受けて報酬金を得ることもできたかもしれないが、生憎と13番街には冒険者ギルドは存在しなかった。しかも今現在のルノは冒険者の証であるギルドカードも所持していないのでそもそも仕事を引き受けることも出来ない状態だった。
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