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獣人国
ガオンとクズノ
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――数週間前、ガオンの元に一人の人間の青年が訪れる。正確にはガオンが住んでいる屋敷に無断で忍び込んできたという方が正しく、寝室で就寝しようとしていたガオンの前にその青年は姿を現した。
『おやおや、この国で2番目に位置する将軍の屋敷としては随分と小さな屋敷ですねぇっ』
『は、はひものだっ!?』
『話をする前にその歯磨きは置いてもらえませんかね?』
寝る前に今はいない妻子が描かれていた絵を眺めていたガオンの元に現れたのは魔王軍の最高幹部である「クズノ」であり、屋敷の警備を潜り抜けて入り込んできたクズノにガオンは咄嗟に挑もうとしたが、それを予期していたかのようにクズノは両手を上げて自分が抵抗する意思がない事を伝える。
『落ち着いて下さいガオン将軍、私は貴方の敵ではありません』
『我が屋敷に忍び込んでおいて一体何を言っている!!』
『嘘ではありませんよ。その証拠に貴方のために贈り物を用意しました』
『何だと……?』
クズノは自分の被っているシルクハットを取り出すと、帽子の中に手を伸ばすと黒色の魔石を取り出す。それを見たガオンは魔石の正体が獣人国領内では滅多に手に入らない「収納石」である事に気付き、驚いた表情を浮かべる。
『それは……収納石か!?』
『その通りです。中身は自分でご確認下さい』
『一体何の真似だ……こ、これは?』
差し出された収納石をガオンは何の抵抗もなく受け取ると、収納石に触れた瞬間に異空間に繋がる黒渦が自動的に発生し、ガオンの目の前の床に金色に光り輝く筒状の塊が次々と床に落ちてきた。
『こ、これは……金か!?しかもこれほどの両を……!?』
『どうぞ、お受け取り下さい』
この世界では宝石の類は存在しないため、最も金銭的に高価があるのが黄金だと認識されている。しかもクズノが持ち込んできた金塊の量は100kgを超えており、これだけでも金銭的価値は非常に高い。
『貴様、これほどの金塊をどうやって入手した!?』
『そのような事は将軍がお気になさることはありません。今回は将軍にお近づきになりたくて黄金を用意しただけでございます』
『……これは賄賂か?しかし、人間である貴様がどうして俺に媚びを売る?』
ガオンはクズノの顔に見覚えがなく、獣人国の貴族や大商人の関係者ではないと確信する(そもそも獣人族領に人間は殆どいないため)。自分の将軍という立場を利用して甘い汁を吸おうとする輩かと思ったが、それにしては持ち込んできた金塊の量が尋常ではなく、これ程の価値のある代物をあっさりと渡そうとするクズノにガオンは興味を抱く。
『まあいいだろう。贈り物というのなら貰ってやろうではないか……それで、この俺に何の用だ』
『おや、意外と話が早いお方だ……では率直に言わせてもらいますと将軍にこの国の王座に就いて欲しいのです。この金塊はそのための必要経費という事でお使い下さい』
『何だと……俺を王位に!?』
クズノの言葉にガオンは激しく動揺し、幾ら立場上は大将軍の右腕である彼でも職務上はただの将軍の一人でしかなく、現在の獣人国を収める王族の血縁関係者ですらない。もしもガオンが王位に就くとしたら今現在の王族を排斥し、獣人国の家臣達を支配下に収めなければならない。
『馬鹿な事言うな!!貴様はこの俺に謀反を起こせというのか!!』
『その通りでございます。貴方は王の器に相応しい……それに本当に将軍はこの国に忠誠を誓っているのですか?貴方はこの国の誰よりも戦上手、これまでに他国の城をいくつも落とした功績者です。それなのに未だに大将軍の地位にさえ付けず、あくまでも将軍の一人としか世間でも認識されていません』
『ぬうっ……』
最初は拒否を示したガオンだが、クズノの言葉を聞いて眉を顰め、確かに彼は心の何処かで自分の待遇に不満を抱いていた。ガオンはこれまでに十数個の他国の城を落とし、獣人族の領地の拡大に貢献していた。しかし、その手柄は彼だけの功績とは認められず、戦場を指揮していたウォン大将軍の優れた手腕と認識されていた。ガオンは自身こそが獣人国最強の将軍だと自負しており、それだけに未だに自分が大将軍の立場に就けない事に苛立ちも募らせていた。
『ガオン将軍もご存じのはず……今の大将軍は王族の血縁関係者、分かりやすく言えば王族の身内です。だからこそ国王はガオン将軍の功績を素直に認めようとはしないのです。この国で重要な職に就けるのは王族の関係者だけでしょう』
『馬鹿な……だが、確かに言われてみれば……』
『将軍!!貴方は騙されているのです!!貴方の力を恐れた王族の大将軍に!!』
『ぬうっ……!!』
話を聞けば聞くほどにガオンはクズノの話にのめり込み、何時しか本当に自分が国に都合よく利用されているだけではないのかと考えてしまう。そんな彼にクズノは甘い言葉を仕掛け、現在の彼の状況を打破する方法を教える。
『おやおや、この国で2番目に位置する将軍の屋敷としては随分と小さな屋敷ですねぇっ』
『は、はひものだっ!?』
『話をする前にその歯磨きは置いてもらえませんかね?』
寝る前に今はいない妻子が描かれていた絵を眺めていたガオンの元に現れたのは魔王軍の最高幹部である「クズノ」であり、屋敷の警備を潜り抜けて入り込んできたクズノにガオンは咄嗟に挑もうとしたが、それを予期していたかのようにクズノは両手を上げて自分が抵抗する意思がない事を伝える。
『落ち着いて下さいガオン将軍、私は貴方の敵ではありません』
『我が屋敷に忍び込んでおいて一体何を言っている!!』
『嘘ではありませんよ。その証拠に貴方のために贈り物を用意しました』
『何だと……?』
クズノは自分の被っているシルクハットを取り出すと、帽子の中に手を伸ばすと黒色の魔石を取り出す。それを見たガオンは魔石の正体が獣人国領内では滅多に手に入らない「収納石」である事に気付き、驚いた表情を浮かべる。
『それは……収納石か!?』
『その通りです。中身は自分でご確認下さい』
『一体何の真似だ……こ、これは?』
差し出された収納石をガオンは何の抵抗もなく受け取ると、収納石に触れた瞬間に異空間に繋がる黒渦が自動的に発生し、ガオンの目の前の床に金色に光り輝く筒状の塊が次々と床に落ちてきた。
『こ、これは……金か!?しかもこれほどの両を……!?』
『どうぞ、お受け取り下さい』
この世界では宝石の類は存在しないため、最も金銭的に高価があるのが黄金だと認識されている。しかもクズノが持ち込んできた金塊の量は100kgを超えており、これだけでも金銭的価値は非常に高い。
『貴様、これほどの金塊をどうやって入手した!?』
『そのような事は将軍がお気になさることはありません。今回は将軍にお近づきになりたくて黄金を用意しただけでございます』
『……これは賄賂か?しかし、人間である貴様がどうして俺に媚びを売る?』
ガオンはクズノの顔に見覚えがなく、獣人国の貴族や大商人の関係者ではないと確信する(そもそも獣人族領に人間は殆どいないため)。自分の将軍という立場を利用して甘い汁を吸おうとする輩かと思ったが、それにしては持ち込んできた金塊の量が尋常ではなく、これ程の価値のある代物をあっさりと渡そうとするクズノにガオンは興味を抱く。
『まあいいだろう。贈り物というのなら貰ってやろうではないか……それで、この俺に何の用だ』
『おや、意外と話が早いお方だ……では率直に言わせてもらいますと将軍にこの国の王座に就いて欲しいのです。この金塊はそのための必要経費という事でお使い下さい』
『何だと……俺を王位に!?』
クズノの言葉にガオンは激しく動揺し、幾ら立場上は大将軍の右腕である彼でも職務上はただの将軍の一人でしかなく、現在の獣人国を収める王族の血縁関係者ですらない。もしもガオンが王位に就くとしたら今現在の王族を排斥し、獣人国の家臣達を支配下に収めなければならない。
『馬鹿な事言うな!!貴様はこの俺に謀反を起こせというのか!!』
『その通りでございます。貴方は王の器に相応しい……それに本当に将軍はこの国に忠誠を誓っているのですか?貴方はこの国の誰よりも戦上手、これまでに他国の城をいくつも落とした功績者です。それなのに未だに大将軍の地位にさえ付けず、あくまでも将軍の一人としか世間でも認識されていません』
『ぬうっ……』
最初は拒否を示したガオンだが、クズノの言葉を聞いて眉を顰め、確かに彼は心の何処かで自分の待遇に不満を抱いていた。ガオンはこれまでに十数個の他国の城を落とし、獣人族の領地の拡大に貢献していた。しかし、その手柄は彼だけの功績とは認められず、戦場を指揮していたウォン大将軍の優れた手腕と認識されていた。ガオンは自身こそが獣人国最強の将軍だと自負しており、それだけに未だに自分が大将軍の立場に就けない事に苛立ちも募らせていた。
『ガオン将軍もご存じのはず……今の大将軍は王族の血縁関係者、分かりやすく言えば王族の身内です。だからこそ国王はガオン将軍の功績を素直に認めようとはしないのです。この国で重要な職に就けるのは王族の関係者だけでしょう』
『馬鹿な……だが、確かに言われてみれば……』
『将軍!!貴方は騙されているのです!!貴方の力を恐れた王族の大将軍に!!』
『ぬうっ……!!』
話を聞けば聞くほどにガオンはクズノの話にのめり込み、何時しか本当に自分が国に都合よく利用されているだけではないのかと考えてしまう。そんな彼にクズノは甘い言葉を仕掛け、現在の彼の状況を打破する方法を教える。
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