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冒険者編
事件の真相
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「行っちゃったよあの人……どうしよう」
「別にいいんじゃないですか?こんな事もあろうかと、予備を用意しておきました」
「予備あるんかい」
リーリスは奪われた資料の予備を取り出し、このような事態を想定してヒカゲに自分の選定した人物の資料を写本して貰っていたという。
「それにしてもあの人、まだ確かな証拠を見つけていないのに捕まえに向かったんですかね。状況的にこの人が怪しいのは確かですけど、目撃情報だけで捕まえるのは無理がありますよ」
「ゼーニ商会の人達みたいに捕まえて尋問するつもりじゃない?」
「本当に怖い国ですね。でも……この資料に記されている住所は二か月前のですよ。仮に犯人だった場合、何時までも同じ場所に宿泊していると思いますか?」
「言われてみれば……」
クロガネが記した黒兵衛の資料は二か月前の物であり、この人物は流れ者なので家は持たず、住所も当時宿泊していた宿屋しか記されていない。仮に宿を引き払っていた場合は無駄足となるが、そんな事も気付かずに出て行ったソウシにリーリスは呆れる。
「でもこの人が本当に犯人なのかな?」
「さっきも言いましたけど、証拠はありません。それでも状況的にはこの人が怪しいのは間違いないです。二つの事件に関わり合いのある人物ですから」
「だけどどうやって死体から血液を抜き取ったんだろう。刀傷があったとは言ってたけど……」
クロガネと信也の変死体の死因は出血死であり、二人の肉体には刀傷が刻まれていた。しかし、現場には血痕一滴も残っておらず、特別な凶器を使用されたとしか考えられない。
「そこなんですけどね……実は凶器に心当たりがあるんです」
「心当たり?」
「ルノさんは魔剣を知ってますか?」
「ううん」
「魔剣というのは名前の通りに魔法の力を宿した刀剣の事です。他にも帝国には聖剣と呼ばれる兵器が保管されていますが、その辺は説明が長くなるので省略します」
魔剣とはこちらの世界に存在する特殊な武器であり、魔道具のように特別な効果を施す刀剣である。但し、魔剣の類は使用者の肉体に大きな負担を与える事から現在は帝国では使用は禁止されており、所持する事も許されていない危険な代物という。
「歴史に名前を刻んだ7つの有名な魔剣は「七大魔剣」と呼ばれています。その中に妖刀の異名を持つ月光と呼ばれる危険な代物が存在します」
「月光?」
「この刀は相手を斬りつける事で生命力を奪うという性質を持っています。斬られた人間は生気を奪われて身体がミイラのように干からびて死んでしまう剣です」
「怖いなそれ……え、ミイラ?」
「そうです。さっきの信也の死体、完全に干からびてましたよね。死亡してから時間が経過したからああなったのかと思いましたが、もしかしたら……」
「いや、でもその刀は生気を吸い上げるんでしょ?血液を吸い上げるとは限らないんじゃない?」
「前にあのガイアという蜥蜴がルノさんの血液を吸い上げて興奮してましたよね。吸血鬼も他者の血液を吸い上げる事で能力を強化しています。そう考えるとこの世界では血液に魔力が宿る事になります。そして魔力は生命力その物……そう考えたらおかしくはないですよ」
「う~んっ……かなり厳しい考察だと思うけど」
リーリスの予測が正しければ犯人の使用する凶器は血液を吸い上げるのではなく、生気その物を吸収する妖刀という事になる。しかし、それが事実ならばクロガネはともかく、信也が殺される理由が分からなくなる。
「仮に犯人が月光を使っていたとしても、どうして信也という人は殺されたの?それにあの家にあった刀も盗まれてるんでしょ?」
「刀が盗まれているからといって犯人がその刀を使って信也とクロガネを殺したとは限りません。後で売り捌くつもりで売却したのかも知れませんし、今も所持しているかもしれません。それに私が最初に信也に聞き込みを行おうとしたのは一番怪しい人だったからです」
「どうして?」
「この人はクロガネさんに刀を依頼した後もちょくちょく屋敷に訪れていたようです。なんでも自分が刀を受け取った事を他の人間に話していないのか何度も問い質してきたそうです。この国で刀を持つ事を許されているのは政府の関係者だけですからね」
「じゃあ、リーリスは信也が口封じのためにクロガネを殺したと考えていたんだ」
「ええ、結局は真偽は不明のままですけど……重要なのはこの信也がクロガネの屋敷に頻繁に訪れていたという事です」
「えっ……?」
クロガネの日記を書き写した資料に視線を向け、リーリスは自分の推測を話す。
「二か月前、クロガネはゼーニ商会の依頼を受けてアダマンタイトの銅像の製作に取り掛かっています。そして二カ月後に変死体で私達に発見された。ここまではいいですね?」
「うん。ゼーニ商会の人が最初に見つけたんだよね」
「そうです。銅像を受け取りに訪れた商会の人間は自分達が殺したと疑われるのを恐れ、クロガネの死体を処理しました。しかし、その一方で探偵を雇い、彼を殺した犯人の捜索を行いました。恐らく、この探偵は犯人の正体を掴みかけたようですが、犯人に殺されて集めていた証拠も自宅ごと焼き払われた」
「可哀想だな……」
「ですが、ここで気になるのは銅像です。未だにこのアダマンタイトの銅像だけが見つかっていません。考えられるとしたら犯人は最初からこの銅像を狙っていたんじゃないでしょうか?」
「銅像を?」
ここでリーリスは間を置くと、彼女が考えた事件の真相を語る。
「恐らく犯人の目的はゼーニ商会が用意した大量のアダマンタイトです。クロガネがアダマンタイト製の銅像を作り出すという話を聞き、刀の研磨という名目で彼に近づきました。目的は勿論銅像です。しかし、クロガネさんと接触しても銅像の在処が分からなかった。恐らく、例の井戸の中に存在する工房で製作していたんですね」
「なるほど、あそこなら気付かれないか」
「脅しても情報を吐く人物ではないと考えたのか、それとも別の理由があったのか分かりませんが、犯人はクロガネを殺す前に彼の元に頻繁に訪れていた信也と接触しています。信也の資料のここの部分を見てください」
「どれどれ……」
――信也がまた訪れた。しかも厄介な事にあいつに工房の秘密を知られてしまった。だが、逆にこれで良かったのかも知れない。これでお互いに弱みを握った事になる。もうあいつが家に現れる事はないだろう。それがお互いのためだ。
「これって……」
「そうです。信也は偶然にもクロガネが工房に入るところ知ったようです。だからクロガネの弱味を知った彼は安心して屋敷に訪れなくなったそうです。仮に自分の秘密を暴かれても、逆にクロガネの秘密を暴くつもりだったんでしょうね」
「信也は工房の入り方を知っていた……まさか!?」
「そうです。犯人は信也を殺したのはクロガネの工房の入り方を聞き出した後、邪魔者の彼を殺し、まんまと銅像を奪ったわけです」
「…………」
あくまでもリーリスの語る言葉は彼女の推測にしか過ぎず、証拠も残っていない。しかし、仮説というにはあまりにも説得力があり、ルノも彼女の推測が間違っているとは思えなかった。
「別にいいんじゃないですか?こんな事もあろうかと、予備を用意しておきました」
「予備あるんかい」
リーリスは奪われた資料の予備を取り出し、このような事態を想定してヒカゲに自分の選定した人物の資料を写本して貰っていたという。
「それにしてもあの人、まだ確かな証拠を見つけていないのに捕まえに向かったんですかね。状況的にこの人が怪しいのは確かですけど、目撃情報だけで捕まえるのは無理がありますよ」
「ゼーニ商会の人達みたいに捕まえて尋問するつもりじゃない?」
「本当に怖い国ですね。でも……この資料に記されている住所は二か月前のですよ。仮に犯人だった場合、何時までも同じ場所に宿泊していると思いますか?」
「言われてみれば……」
クロガネが記した黒兵衛の資料は二か月前の物であり、この人物は流れ者なので家は持たず、住所も当時宿泊していた宿屋しか記されていない。仮に宿を引き払っていた場合は無駄足となるが、そんな事も気付かずに出て行ったソウシにリーリスは呆れる。
「でもこの人が本当に犯人なのかな?」
「さっきも言いましたけど、証拠はありません。それでも状況的にはこの人が怪しいのは間違いないです。二つの事件に関わり合いのある人物ですから」
「だけどどうやって死体から血液を抜き取ったんだろう。刀傷があったとは言ってたけど……」
クロガネと信也の変死体の死因は出血死であり、二人の肉体には刀傷が刻まれていた。しかし、現場には血痕一滴も残っておらず、特別な凶器を使用されたとしか考えられない。
「そこなんですけどね……実は凶器に心当たりがあるんです」
「心当たり?」
「ルノさんは魔剣を知ってますか?」
「ううん」
「魔剣というのは名前の通りに魔法の力を宿した刀剣の事です。他にも帝国には聖剣と呼ばれる兵器が保管されていますが、その辺は説明が長くなるので省略します」
魔剣とはこちらの世界に存在する特殊な武器であり、魔道具のように特別な効果を施す刀剣である。但し、魔剣の類は使用者の肉体に大きな負担を与える事から現在は帝国では使用は禁止されており、所持する事も許されていない危険な代物という。
「歴史に名前を刻んだ7つの有名な魔剣は「七大魔剣」と呼ばれています。その中に妖刀の異名を持つ月光と呼ばれる危険な代物が存在します」
「月光?」
「この刀は相手を斬りつける事で生命力を奪うという性質を持っています。斬られた人間は生気を奪われて身体がミイラのように干からびて死んでしまう剣です」
「怖いなそれ……え、ミイラ?」
「そうです。さっきの信也の死体、完全に干からびてましたよね。死亡してから時間が経過したからああなったのかと思いましたが、もしかしたら……」
「いや、でもその刀は生気を吸い上げるんでしょ?血液を吸い上げるとは限らないんじゃない?」
「前にあのガイアという蜥蜴がルノさんの血液を吸い上げて興奮してましたよね。吸血鬼も他者の血液を吸い上げる事で能力を強化しています。そう考えるとこの世界では血液に魔力が宿る事になります。そして魔力は生命力その物……そう考えたらおかしくはないですよ」
「う~んっ……かなり厳しい考察だと思うけど」
リーリスの予測が正しければ犯人の使用する凶器は血液を吸い上げるのではなく、生気その物を吸収する妖刀という事になる。しかし、それが事実ならばクロガネはともかく、信也が殺される理由が分からなくなる。
「仮に犯人が月光を使っていたとしても、どうして信也という人は殺されたの?それにあの家にあった刀も盗まれてるんでしょ?」
「刀が盗まれているからといって犯人がその刀を使って信也とクロガネを殺したとは限りません。後で売り捌くつもりで売却したのかも知れませんし、今も所持しているかもしれません。それに私が最初に信也に聞き込みを行おうとしたのは一番怪しい人だったからです」
「どうして?」
「この人はクロガネさんに刀を依頼した後もちょくちょく屋敷に訪れていたようです。なんでも自分が刀を受け取った事を他の人間に話していないのか何度も問い質してきたそうです。この国で刀を持つ事を許されているのは政府の関係者だけですからね」
「じゃあ、リーリスは信也が口封じのためにクロガネを殺したと考えていたんだ」
「ええ、結局は真偽は不明のままですけど……重要なのはこの信也がクロガネの屋敷に頻繁に訪れていたという事です」
「えっ……?」
クロガネの日記を書き写した資料に視線を向け、リーリスは自分の推測を話す。
「二か月前、クロガネはゼーニ商会の依頼を受けてアダマンタイトの銅像の製作に取り掛かっています。そして二カ月後に変死体で私達に発見された。ここまではいいですね?」
「うん。ゼーニ商会の人が最初に見つけたんだよね」
「そうです。銅像を受け取りに訪れた商会の人間は自分達が殺したと疑われるのを恐れ、クロガネの死体を処理しました。しかし、その一方で探偵を雇い、彼を殺した犯人の捜索を行いました。恐らく、この探偵は犯人の正体を掴みかけたようですが、犯人に殺されて集めていた証拠も自宅ごと焼き払われた」
「可哀想だな……」
「ですが、ここで気になるのは銅像です。未だにこのアダマンタイトの銅像だけが見つかっていません。考えられるとしたら犯人は最初からこの銅像を狙っていたんじゃないでしょうか?」
「銅像を?」
ここでリーリスは間を置くと、彼女が考えた事件の真相を語る。
「恐らく犯人の目的はゼーニ商会が用意した大量のアダマンタイトです。クロガネがアダマンタイト製の銅像を作り出すという話を聞き、刀の研磨という名目で彼に近づきました。目的は勿論銅像です。しかし、クロガネさんと接触しても銅像の在処が分からなかった。恐らく、例の井戸の中に存在する工房で製作していたんですね」
「なるほど、あそこなら気付かれないか」
「脅しても情報を吐く人物ではないと考えたのか、それとも別の理由があったのか分かりませんが、犯人はクロガネを殺す前に彼の元に頻繁に訪れていた信也と接触しています。信也の資料のここの部分を見てください」
「どれどれ……」
――信也がまた訪れた。しかも厄介な事にあいつに工房の秘密を知られてしまった。だが、逆にこれで良かったのかも知れない。これでお互いに弱みを握った事になる。もうあいつが家に現れる事はないだろう。それがお互いのためだ。
「これって……」
「そうです。信也は偶然にもクロガネが工房に入るところ知ったようです。だからクロガネの弱味を知った彼は安心して屋敷に訪れなくなったそうです。仮に自分の秘密を暴かれても、逆にクロガネの秘密を暴くつもりだったんでしょうね」
「信也は工房の入り方を知っていた……まさか!?」
「そうです。犯人は信也を殺したのはクロガネの工房の入り方を聞き出した後、邪魔者の彼を殺し、まんまと銅像を奪ったわけです」
「…………」
あくまでもリーリスの語る言葉は彼女の推測にしか過ぎず、証拠も残っていない。しかし、仮説というにはあまりにも説得力があり、ルノも彼女の推測が間違っているとは思えなかった。
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