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大迷宮編 〈後半編〉
最終ステータス 〈王国&護衛長&ライオネル〉
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アルト(王族第一位継承者)
性別:男
身長:180センチ
年齢:20才
1人称:撲
好きな食べ物:ハニーベアーの燻製肉
苦手な食べ物:魚介類
口調:仲間にだけは砕けた口調
趣味:読書(無趣味)
大切なもの:リノン(最愛の相手)ポチ子(親友)ゴンゾウ(親友)レノ(戦友)
苦手なもの:リオ・美香
良属性:聖・無
悪属性:風・火・雷
特徴:バルトロス王国の国王であり、六種族同盟を果たした事で剣乱武闘の汚点を拭う。剣技の腕はリノンには劣るが、聖剣の使い手として大きく成長している。国王となった事で最前線に出る機会は少ないが、それでも王国内でも大将軍に匹敵する実力者。
幼少の頃から様々な優れており、レノ達のような優秀な人材を引き寄せるカリスマ性もある。国王として様々な困難を乗り越えて成長したが、未だに付きまとってくる美香や従姉妹のリオには敵わず、何時も逃げ回っている。
レノとゴンゾウは親友であり、基本的には王城にいる時は成るべく行動を共にしている。仕事で忙しい時は学園で過ごしていた頃が恋しくなり、鳳凰学園の復旧のために投資している。現在は新しい都市づくりに協力しており、魔導機兵を利用した荷物の運搬を魔導大国と相談している。
聖剣――デュランダル
・衝撃波
(文字通り、刀身から凄まじい衝撃波を生み出す。但し、範囲が広いために周囲に人工物がある場合は大きな被害を生み出してしまう)
・衝風刃
(レノの乱刃を参考にした三日月状の衝撃波。オリジナルと比べて規模は大きいが、威力に大差はない)
・衝風烈波
(衝風刃の強化版)
・ディバインスラッシュ
(自身の魔力を刀身に掻き集め、光の奔流を放出するアルトが得意とする必殺技。デュランダルの衝撃波を利用すれば威力を向上させる事も可能)
・ディバインスパイラル
(テン直伝の必殺技。魔力消費も少なく、相手を確実に削り取るため殺傷能力が高い。リオ戦では彼自身が魔方陣の罠で疲労していたこともあり、本来の威力を発揮できなかったがレノの「撃雷」と酷似している)
リノン
性別:女
身長:170センチ
年齢:19歳
1人称:私
好きな食べ物:肉類
苦手な食べ物:無し
口調:目上には敬語。親しい者には砕けた口調
趣味:仕事
大切なもの:レノ(弟的存在)アルト(親友)ポチ子(親友)ゴンゾウ(親友)
苦手なもの:美香(勝手に恋愛敵として見られているから)
良属性:火・無
悪属性:風・水・雷
特徴:旧世界の人間の血を引く没落貴族の娘だったが、今現在はアルトの専属騎士として昇格を果たす。小さい頃からアルト達と共に行動しており、その剣技は王国の中でも3本指に入る。アルトとは強い信頼関係で結ばれているが、恋愛関係に発達する予定は今後もない。
剣士としては完成した領域に入り、その美貌から多くの男たちを無意識に虜にしており、アルトの自分に対する想いは気付いているが、応える気は一切ない。
幼馴染であるアルト・ポチ子・ゴンゾウとは一際仲が良く、ジャンヌやレミアとも仲は良好。レノに対して当初は弟的な存在として扱っていたが、今では彼の方が頼りがいのある存在に成長してしまい、少し心境に変化が訪れつつある。実力は大将軍やジャンヌと比べると見劣りしてしまうが、人間でありながら炎属性まで極めた才能豊かな少女であり、実際にシュンを打ち倒す程に成長している。
火属性
・火炎剣
(刀身に炎を走らせ、威力を上げる。ゴーレムの硬い外殻を切り裂くなど、馬鹿に出来ない切れ味を誇る。今ではレーザーサーベルのように刀身を発熱させる)
・爆炎剣
(火炎剣の発展型。爆炎を放つ魔法剣であり、威力はリノンの力加減で大きく変化する)
・旋風(つむじ)
(足元に向けて刀身を走らせる。魔法というわけではないがこの世界でも珍しい剣技)
・火炎陣
(突き刺した刀身から炎を流し込み、内側から爆発させる。大型の魔物、特に「ゴーレム」などに有効。ジャンヌはこれを応用した「極炎陣」を使用できる)
・火針
(指の形を所謂「ピストル」の形にして、指先から火の弾丸を放つ。こちらは無詠唱で発動できる)
・秘剣・火焔
(シュンの居合を見て作り上げた抜刀型の砲撃魔法。鞘の内側に収めた炎属性の魔力を圧縮させ、抜き放つと同時に火炎の刃を放つ。威力は凄まじいが、リノンの力量では魔力を込めるのに時間が掛かり過ぎる)
ポチ子(愛され系ペット)
性別:女
身長:160センチ
年齢:17才
口癖:わぅんっ!(わふぅっ!)
好きな食べ物:ドックフード(ほぼ主食)
苦手な食べ物:酒が入った物
口調:基本的に敬語
趣味:レノに甘える事、コトミとじゃれつく事
大切なもの:レノ(飼い主)リノン(親友)ゴンゾウ(親友)アルト(親友)コトミ(類友)
苦手なもの:小難しい話
良属性:無(肉体強化)
悪属性:風・火・水・雷
特徴:登場人物の中でも珍しい普通の家の出の少女であり、生まれながらに特別な力を持っているわけではないが、戦闘方面では大いに活躍している。
レノに好意を抱いており、甘えてくるのは愛情表現を表しているが、当の本人にはいまいち気づかれていない。立場が似ている(レノに可愛がられるという点)コトミとは比較的に仲が良く、一緒に昼寝も行う。最近では一緒に暮らせなくなったレノ達の事が寂しがりながらも王城で勤務している。ゴンゾウとはお互いの長所をカバーし合い、良き相棒。
戦闘法は獣人族の犬族に伝わる「犬牙流」歴史は三十数年と浅いが、確かな実力者しか選ばれない。猫の獣人であるバルとの仲は良好であり、何気に黒猫酒場ではウエイトレスとして働いている。両親が温泉宿を経営しており、時々試練と称して実家に帰ってくるように言われている。
ゴンゾウ
性別:男
身長:3メートル58センチ
年齢:18才
1人称:俺
好きな食べ物:肉類(骨付き肉が大好き)
苦手な食べ物:豆(自分の指で摘むのが難しい)
口調:区切って話す
趣味:鍛錬
大切なもの:レノ(戦友)アルト(親友)リノン(親友)ポチ子(相棒)ジャンヌ(尊敬)カノン(尊敬)
苦手なもの:政治に関わる事
良属性:無し(肉体強化のみ)
悪属性:無し(魔法は使えない)
特徴:腕力だけならば間違いなく王国一を誇り、巨人族からのレノが苦労して入手した黄金の鉞で敵を薙ぎ払う。巨人族の中でも極めて珍しい「鬼人化」と呼ばれる能力を所有しており、巨人族代表のダンゾウの息子で現在は放浪島に収監されているケンキとは従兄弟に当たるが、本人は自分を育ててくれた家族を大切にしている。
剣や槍の類ではなく、破壊力に特化した棍棒や斧を好んで扱い、奥の手の「鬼人化」を使用すればソフィアにも勝る身体能力を得る。レノ以外で単独で大型の魔物を打ち倒せる実力者であり、大将軍に昇格してからも激しい戦闘地域に赴き、戦果を挙げている。
リノンたち剣士が技術で挑むのに対し、彼は腕力任せの攻撃手段だけで戦い続ける。それが巨人族の戦い方であり、彼等は「技」を捨てて「力」に専念する事を信条とする。大将軍の中ではレノに次ぐ実力者である事は間違いなく、鬼人化の彼に勝てるのはレノとホムラ以外に存在しない。
特殊能力
・鬼人化
(肉体強化を行い、皮膚が赤黒く変化。さらに第二形態が存在し、今度は逆に筋肉が圧縮して縮小化し、こ感覚が研ぎ澄まされる)
・部分強化
(肉体の一部だけを鬼人化で強化させる。肉体の負担は少ないが、精神的に疲労するらしい)
・金剛撃
(腕力任せの一撃。が、当たれば殆どの相手は戦闘不能に追い込める)
・大金剛撃
(レノの弾撃のように回転を加えた一撃。威力は凄まじいが隙も大きく、主に自分よりも巨体の相手にしか使用しない)
カノン
性別:女
身長:165センチ
年齢:25才
1人称:私
好きな食べ物:鍋(大勢と一緒に食べられるから)
苦手な食べ物:アイス
口調:敬語
趣味:魔銃の調整
大切なもの:教え子たち
苦手なもの:無視される事
良属性:風・火・無
悪属性:水
特徴:バルトロス王国の大将軍にして二丁魔銃を操る大将軍。実力は確かであり、遠距離から正確に狙撃できる腕を持ち、単独で動くよりも誰かと組む事でその真価を発揮する。色々と災難に巻き込まれやすい体質。
四人の大将軍の中でも一番の古株であり、統率力に優れているため、彼女が兵士たちの指導を行う事が多く、数多くの者達から慕われている。大将軍の中では一番非力であると自分でも認識しており、そのために魔銃の弾丸に特別な魔力を込めた特殊弾を開発している。
武器
・レイザー
(右手で愛用する魔銃であり、外見はマグナムと酷似している。速射が可能であり、弾丸をまるでレーザーのように射出する)
・キャノン
(左手に装着している手袋に取り付けられた戦車の銃口を想像させる魔銃であり、威力は高いが一発撃つ事の間隔が長く、レイザーと同時に使用する事でカバーする)
技
・バレット
(火属性の弾丸を射出)
・シューター
(レーザーを想像させる熱線を放射)
・バーニング・シェル
(触れた瞬間に激しい爆発を起こす弾丸)
・ライトニング・シェル
(本物の雷並の速度を誇る電撃を放つ)
レミア
性別:女
身長:164センチ
年齢:21歳
1人称:私
好きな食べ物:何でも食べる
苦手な食べ物:嫌いなものはない
口調:基本的には敬語
趣味:英雄コレクター
大切なもの:レノ
苦手なもの:魔王(数多くの英雄を殺したから)
良属性:不明(憑依術は聖属性ではあるが、彼女の場合は憑依した人物の得意とした魔法も扱える)
悪属性:不明
特徴:英雄マニア、伝説マニア、歴史マニアでもあり、色々と頼りになる大将軍。彼女自身の実力はそれほどではないが、憑依する事で歴史上の偉人の力を発揮できる。銀の英雄の「ナナ」最優の聖天魔導士「ミキ」を憑依可能であり、黒煙を操る「エン」だけは先の剣乱武闘の失態もあるため、憑依を拒んでいる。
雷光の英雄と謳われるレノに心酔しており、彼の言う事ならば王命よりも優先する。「英雄は色を好む」と判断しているため、他の女性とレノが良い仲になろうが気にせずに求愛してくる。
子供の頃から大将軍の位についているため、基本的な能力は高く、カノンに次いで兵士の指揮を取り行っている。本人的には寿退職して幸せな家庭を築きたいが、今の王国には必要不可欠の存在の1人である。ちなみに彼女が憑依させる者達はあくまでも本人の記憶と意識を持った存在であり、生まれ変わりや英雄本人ではない。
特殊能力
・憑依術
(過去の英霊の魔晶石を利用して肉体に憑依させる)
・銀の英雄(ナナ)
(本名はヒメナ。レミアが最も頼りにする英雄であり、魔剣「飛燕」と「氷華」を操り、剣技で圧倒するのではなく腕力でねじ伏せる剛剣を得意とする)
・片翼の天使(ミキ)
(誰もが知っている聖導教会の最優の聖天魔導士。五大属性を全て操り、聖属性にも特化した魔術師。レノが聖天魔導士になる前は最強の称号も有していた)
・紅蓮のエン
(長らくの間、存在が知られていても姿を見せなかった英雄。その実力は上記の二名にも劣らず、能力的に危険すぎるためレミアも滅多に憑依しない。正確には過去の英雄というよりも悪英雄であり、悪名の方が有名である)
ジャンヌ
性別:乙女
身長:170センチ
年齢:20才
1人称:私
好きな食べ物:レノが造る物なら何でも
苦手な食べ物:ステーキ(レア)
口調:敬語
趣味:家庭菜園
大切なもの:レノ(初恋)、仲間達
苦手なもの:しつこく見合い話を持ち込んでくる人
良属性:聖・無
悪属性:闇
特徴:鮮血のジャンヌと言われるほどの実力者であり、現在もテンペスト騎士団の団長として働いている。聖剣と戦斧を使い分けて戦闘を行い、間違いなく王国内では三本指に入る実力者であり、実質的には大将軍にも劣らない功績の持ち主。
レノを意識し始めてから彼にアプローチを掛けているつもりが、未だに告白へと踏み込めず、彼に見合い話が来たというだけで苛立ちを露わにするほどだった。カトレアの事は吹っ切れ、時折聖導教会に訪れては彼女の墓参りを行い、センリから巫女姫の護衛役として教会に戻ってこないかを誘われたが断っている。
王国内ではレノ、ゴンゾウに次ぐ三本指に入る実力者であり、本来ならば大将軍や専属騎士の位に昇格してもおかしくはないが、本人はテンペスト騎士団の団長の位を望んでいる。
聖遺物
・レーヴァティン
(真紅の炎を操る浄化の聖剣。魔力を蓄積させることで威力を上昇させ、場合によってはカラドボルグにも匹敵する聖剣。但し、魔力容量がそれほど多くないジャンヌではそこまでの威力は望めない)
・巨人殺し(ジャイアント・キリング)
(元々はジャンヌが聖導教会から抜け出す時に持ち込んだ武器。非常に頑丈で相当な重量を誇るが、レノのカリバーン作成の際に何時の間にかアイリィに提供(強奪に近い)しており、現在は似たような武器を所有している)
ハヤテ
性別:男性
身長:172センチ
年齢:124才
1人称:わっし
好きな食べ物:麺類
苦手な食べ物:辛い物
口調:独特な喋り方
趣味:鍛錬
大切なもの:レフィーア(主人)アトラス大森林(故郷)
苦手なもの:洗脳された同胞
良属性:風
悪属性:火
アトラス大森林を守護する護衛長の古株であり、実質的にカイザンよりも上に立つ実力者であり、過去にホムラとも何度か対戦をした事がある。普段から両目を閉じているのはレイアに敗北した事で自分が視力に頼り過ぎている事に気づき、独自に修行を行って「心眼」を修得する。
シュンを超える居合術の達人であり、その斬撃はあらゆる魔法を断ち切り、護衛長最強の名に相応しい実力者。森人族の間では年若いが、アトラス大森林の守護戦士達は彼を崇拝しており、数多くの弟子が存在する。コウシュンもフウカも元々はハヤテの弟子であり、カイザンも幼少の頃はフウカと共に指導を受けていた。
自分を唯一打ち破ったレイアが死亡した事を悲しんでおり、同時に息子であるレノに彼女と同じ可能性を見出し、何時か立ち会う事を望んでいる。
コウシュン
性別:男性
身長:178センチ
年齢:102才
1人称:俺
好きな食べ物:何でも食べる
苦手な食べ物:無し
口調:誰であろうと敬語は使わない。但し、ハヤテやレフィーアには一応は彼なりに言葉を整えている
趣味:刀研ぎ
大切なもの:ミキ(初恋の人)、レイア(生意気な愛弟子)、ハヤテ(師匠)、レノ(レイアとミキの忘れ形見)
苦手なもの:レフィーア(尊敬はしているが、性格面で合わない)
良属性:風
悪属性:火
風の精霊の加護を受けており、あらゆる風属性の魔法を無効化する体質。彼の扱う風属性の斬撃は不可視化する事が可能であり、剣乱武闘ではレノも危うく敗れかけるほどの実力者。何気に森人族の間でもハヤテ、カイザンと並ぶほどの実力者であり、彼を慕う者も意外と多い。
登場時は荒れていたが、レノとの戦闘でミキが死亡した後も彼女の力を受け継ぐ者も居た事に安堵しており、現在は昔のように多少は荒っぽいが頼れる兄貴分として振る舞っている。冒険者として行動していたこともあり、種族差別を行わない珍しいエルフ。
レイアを一流の戦士に育て上げた人物でもあり、フウカとは仲が悪いように見えるがお互いに気を掛けており、信頼している。初恋のミキがレミアに憑依して度々姿を現す事に色々と思う所はあるが、既に彼女の死からは立ち直れている。
風属性
・不可視の斬撃
(名称は存在しないが、彼の斬撃は全て不可視化させて相手に放つ事が出来る。この力はフウカも所持しているが、コウシュンほどは扱えない)
ライオネル
性別:男性
身長:256センチ
年齢:43才
1人称:俺
好きな食べ物:肉類
苦手な食べ物:野菜
口調:偉そう
趣味:爪磨き
大切なもの:魔人族の同胞
苦手なもの:魔人族を付け狙う輩
良属性:風・無
悪属性:炎
魔人族の現代表を務める獅子型の魔人族。その強さはミノタウロス、サイクロプスに匹敵する腕力、ハニーベアーなどような猛獣動物の牙と爪、それでいながら同胞達を守るためならば自分の命でさえもためらわずに差し出す優しさを併せ持つ人格者であり、数多くの魔人族に慕われている。
実力は高く、レノ達と共闘する事も多いが魔人族の立場上、本来は戦線には出てこれない。先代の魔人王の事は尊敬していたが、彼が魔王の幹部として立場を捨てた事を嘆き悲しんでおり、同時に魔人王が残した資料を調査している。
風属性
・獣王斬
(両爪に風属性の魔力を纏わせた切り裂く。威力を調整して遠方まで切り裂く事が可能であり、応用性は高い)
性別:男
身長:180センチ
年齢:20才
1人称:撲
好きな食べ物:ハニーベアーの燻製肉
苦手な食べ物:魚介類
口調:仲間にだけは砕けた口調
趣味:読書(無趣味)
大切なもの:リノン(最愛の相手)ポチ子(親友)ゴンゾウ(親友)レノ(戦友)
苦手なもの:リオ・美香
良属性:聖・無
悪属性:風・火・雷
特徴:バルトロス王国の国王であり、六種族同盟を果たした事で剣乱武闘の汚点を拭う。剣技の腕はリノンには劣るが、聖剣の使い手として大きく成長している。国王となった事で最前線に出る機会は少ないが、それでも王国内でも大将軍に匹敵する実力者。
幼少の頃から様々な優れており、レノ達のような優秀な人材を引き寄せるカリスマ性もある。国王として様々な困難を乗り越えて成長したが、未だに付きまとってくる美香や従姉妹のリオには敵わず、何時も逃げ回っている。
レノとゴンゾウは親友であり、基本的には王城にいる時は成るべく行動を共にしている。仕事で忙しい時は学園で過ごしていた頃が恋しくなり、鳳凰学園の復旧のために投資している。現在は新しい都市づくりに協力しており、魔導機兵を利用した荷物の運搬を魔導大国と相談している。
聖剣――デュランダル
・衝撃波
(文字通り、刀身から凄まじい衝撃波を生み出す。但し、範囲が広いために周囲に人工物がある場合は大きな被害を生み出してしまう)
・衝風刃
(レノの乱刃を参考にした三日月状の衝撃波。オリジナルと比べて規模は大きいが、威力に大差はない)
・衝風烈波
(衝風刃の強化版)
・ディバインスラッシュ
(自身の魔力を刀身に掻き集め、光の奔流を放出するアルトが得意とする必殺技。デュランダルの衝撃波を利用すれば威力を向上させる事も可能)
・ディバインスパイラル
(テン直伝の必殺技。魔力消費も少なく、相手を確実に削り取るため殺傷能力が高い。リオ戦では彼自身が魔方陣の罠で疲労していたこともあり、本来の威力を発揮できなかったがレノの「撃雷」と酷似している)
リノン
性別:女
身長:170センチ
年齢:19歳
1人称:私
好きな食べ物:肉類
苦手な食べ物:無し
口調:目上には敬語。親しい者には砕けた口調
趣味:仕事
大切なもの:レノ(弟的存在)アルト(親友)ポチ子(親友)ゴンゾウ(親友)
苦手なもの:美香(勝手に恋愛敵として見られているから)
良属性:火・無
悪属性:風・水・雷
特徴:旧世界の人間の血を引く没落貴族の娘だったが、今現在はアルトの専属騎士として昇格を果たす。小さい頃からアルト達と共に行動しており、その剣技は王国の中でも3本指に入る。アルトとは強い信頼関係で結ばれているが、恋愛関係に発達する予定は今後もない。
剣士としては完成した領域に入り、その美貌から多くの男たちを無意識に虜にしており、アルトの自分に対する想いは気付いているが、応える気は一切ない。
幼馴染であるアルト・ポチ子・ゴンゾウとは一際仲が良く、ジャンヌやレミアとも仲は良好。レノに対して当初は弟的な存在として扱っていたが、今では彼の方が頼りがいのある存在に成長してしまい、少し心境に変化が訪れつつある。実力は大将軍やジャンヌと比べると見劣りしてしまうが、人間でありながら炎属性まで極めた才能豊かな少女であり、実際にシュンを打ち倒す程に成長している。
火属性
・火炎剣
(刀身に炎を走らせ、威力を上げる。ゴーレムの硬い外殻を切り裂くなど、馬鹿に出来ない切れ味を誇る。今ではレーザーサーベルのように刀身を発熱させる)
・爆炎剣
(火炎剣の発展型。爆炎を放つ魔法剣であり、威力はリノンの力加減で大きく変化する)
・旋風(つむじ)
(足元に向けて刀身を走らせる。魔法というわけではないがこの世界でも珍しい剣技)
・火炎陣
(突き刺した刀身から炎を流し込み、内側から爆発させる。大型の魔物、特に「ゴーレム」などに有効。ジャンヌはこれを応用した「極炎陣」を使用できる)
・火針
(指の形を所謂「ピストル」の形にして、指先から火の弾丸を放つ。こちらは無詠唱で発動できる)
・秘剣・火焔
(シュンの居合を見て作り上げた抜刀型の砲撃魔法。鞘の内側に収めた炎属性の魔力を圧縮させ、抜き放つと同時に火炎の刃を放つ。威力は凄まじいが、リノンの力量では魔力を込めるのに時間が掛かり過ぎる)
ポチ子(愛され系ペット)
性別:女
身長:160センチ
年齢:17才
口癖:わぅんっ!(わふぅっ!)
好きな食べ物:ドックフード(ほぼ主食)
苦手な食べ物:酒が入った物
口調:基本的に敬語
趣味:レノに甘える事、コトミとじゃれつく事
大切なもの:レノ(飼い主)リノン(親友)ゴンゾウ(親友)アルト(親友)コトミ(類友)
苦手なもの:小難しい話
良属性:無(肉体強化)
悪属性:風・火・水・雷
特徴:登場人物の中でも珍しい普通の家の出の少女であり、生まれながらに特別な力を持っているわけではないが、戦闘方面では大いに活躍している。
レノに好意を抱いており、甘えてくるのは愛情表現を表しているが、当の本人にはいまいち気づかれていない。立場が似ている(レノに可愛がられるという点)コトミとは比較的に仲が良く、一緒に昼寝も行う。最近では一緒に暮らせなくなったレノ達の事が寂しがりながらも王城で勤務している。ゴンゾウとはお互いの長所をカバーし合い、良き相棒。
戦闘法は獣人族の犬族に伝わる「犬牙流」歴史は三十数年と浅いが、確かな実力者しか選ばれない。猫の獣人であるバルとの仲は良好であり、何気に黒猫酒場ではウエイトレスとして働いている。両親が温泉宿を経営しており、時々試練と称して実家に帰ってくるように言われている。
ゴンゾウ
性別:男
身長:3メートル58センチ
年齢:18才
1人称:俺
好きな食べ物:肉類(骨付き肉が大好き)
苦手な食べ物:豆(自分の指で摘むのが難しい)
口調:区切って話す
趣味:鍛錬
大切なもの:レノ(戦友)アルト(親友)リノン(親友)ポチ子(相棒)ジャンヌ(尊敬)カノン(尊敬)
苦手なもの:政治に関わる事
良属性:無し(肉体強化のみ)
悪属性:無し(魔法は使えない)
特徴:腕力だけならば間違いなく王国一を誇り、巨人族からのレノが苦労して入手した黄金の鉞で敵を薙ぎ払う。巨人族の中でも極めて珍しい「鬼人化」と呼ばれる能力を所有しており、巨人族代表のダンゾウの息子で現在は放浪島に収監されているケンキとは従兄弟に当たるが、本人は自分を育ててくれた家族を大切にしている。
剣や槍の類ではなく、破壊力に特化した棍棒や斧を好んで扱い、奥の手の「鬼人化」を使用すればソフィアにも勝る身体能力を得る。レノ以外で単独で大型の魔物を打ち倒せる実力者であり、大将軍に昇格してからも激しい戦闘地域に赴き、戦果を挙げている。
リノンたち剣士が技術で挑むのに対し、彼は腕力任せの攻撃手段だけで戦い続ける。それが巨人族の戦い方であり、彼等は「技」を捨てて「力」に専念する事を信条とする。大将軍の中ではレノに次ぐ実力者である事は間違いなく、鬼人化の彼に勝てるのはレノとホムラ以外に存在しない。
特殊能力
・鬼人化
(肉体強化を行い、皮膚が赤黒く変化。さらに第二形態が存在し、今度は逆に筋肉が圧縮して縮小化し、こ感覚が研ぎ澄まされる)
・部分強化
(肉体の一部だけを鬼人化で強化させる。肉体の負担は少ないが、精神的に疲労するらしい)
・金剛撃
(腕力任せの一撃。が、当たれば殆どの相手は戦闘不能に追い込める)
・大金剛撃
(レノの弾撃のように回転を加えた一撃。威力は凄まじいが隙も大きく、主に自分よりも巨体の相手にしか使用しない)
カノン
性別:女
身長:165センチ
年齢:25才
1人称:私
好きな食べ物:鍋(大勢と一緒に食べられるから)
苦手な食べ物:アイス
口調:敬語
趣味:魔銃の調整
大切なもの:教え子たち
苦手なもの:無視される事
良属性:風・火・無
悪属性:水
特徴:バルトロス王国の大将軍にして二丁魔銃を操る大将軍。実力は確かであり、遠距離から正確に狙撃できる腕を持ち、単独で動くよりも誰かと組む事でその真価を発揮する。色々と災難に巻き込まれやすい体質。
四人の大将軍の中でも一番の古株であり、統率力に優れているため、彼女が兵士たちの指導を行う事が多く、数多くの者達から慕われている。大将軍の中では一番非力であると自分でも認識しており、そのために魔銃の弾丸に特別な魔力を込めた特殊弾を開発している。
武器
・レイザー
(右手で愛用する魔銃であり、外見はマグナムと酷似している。速射が可能であり、弾丸をまるでレーザーのように射出する)
・キャノン
(左手に装着している手袋に取り付けられた戦車の銃口を想像させる魔銃であり、威力は高いが一発撃つ事の間隔が長く、レイザーと同時に使用する事でカバーする)
技
・バレット
(火属性の弾丸を射出)
・シューター
(レーザーを想像させる熱線を放射)
・バーニング・シェル
(触れた瞬間に激しい爆発を起こす弾丸)
・ライトニング・シェル
(本物の雷並の速度を誇る電撃を放つ)
レミア
性別:女
身長:164センチ
年齢:21歳
1人称:私
好きな食べ物:何でも食べる
苦手な食べ物:嫌いなものはない
口調:基本的には敬語
趣味:英雄コレクター
大切なもの:レノ
苦手なもの:魔王(数多くの英雄を殺したから)
良属性:不明(憑依術は聖属性ではあるが、彼女の場合は憑依した人物の得意とした魔法も扱える)
悪属性:不明
特徴:英雄マニア、伝説マニア、歴史マニアでもあり、色々と頼りになる大将軍。彼女自身の実力はそれほどではないが、憑依する事で歴史上の偉人の力を発揮できる。銀の英雄の「ナナ」最優の聖天魔導士「ミキ」を憑依可能であり、黒煙を操る「エン」だけは先の剣乱武闘の失態もあるため、憑依を拒んでいる。
雷光の英雄と謳われるレノに心酔しており、彼の言う事ならば王命よりも優先する。「英雄は色を好む」と判断しているため、他の女性とレノが良い仲になろうが気にせずに求愛してくる。
子供の頃から大将軍の位についているため、基本的な能力は高く、カノンに次いで兵士の指揮を取り行っている。本人的には寿退職して幸せな家庭を築きたいが、今の王国には必要不可欠の存在の1人である。ちなみに彼女が憑依させる者達はあくまでも本人の記憶と意識を持った存在であり、生まれ変わりや英雄本人ではない。
特殊能力
・憑依術
(過去の英霊の魔晶石を利用して肉体に憑依させる)
・銀の英雄(ナナ)
(本名はヒメナ。レミアが最も頼りにする英雄であり、魔剣「飛燕」と「氷華」を操り、剣技で圧倒するのではなく腕力でねじ伏せる剛剣を得意とする)
・片翼の天使(ミキ)
(誰もが知っている聖導教会の最優の聖天魔導士。五大属性を全て操り、聖属性にも特化した魔術師。レノが聖天魔導士になる前は最強の称号も有していた)
・紅蓮のエン
(長らくの間、存在が知られていても姿を見せなかった英雄。その実力は上記の二名にも劣らず、能力的に危険すぎるためレミアも滅多に憑依しない。正確には過去の英雄というよりも悪英雄であり、悪名の方が有名である)
ジャンヌ
性別:乙女
身長:170センチ
年齢:20才
1人称:私
好きな食べ物:レノが造る物なら何でも
苦手な食べ物:ステーキ(レア)
口調:敬語
趣味:家庭菜園
大切なもの:レノ(初恋)、仲間達
苦手なもの:しつこく見合い話を持ち込んでくる人
良属性:聖・無
悪属性:闇
特徴:鮮血のジャンヌと言われるほどの実力者であり、現在もテンペスト騎士団の団長として働いている。聖剣と戦斧を使い分けて戦闘を行い、間違いなく王国内では三本指に入る実力者であり、実質的には大将軍にも劣らない功績の持ち主。
レノを意識し始めてから彼にアプローチを掛けているつもりが、未だに告白へと踏み込めず、彼に見合い話が来たというだけで苛立ちを露わにするほどだった。カトレアの事は吹っ切れ、時折聖導教会に訪れては彼女の墓参りを行い、センリから巫女姫の護衛役として教会に戻ってこないかを誘われたが断っている。
王国内ではレノ、ゴンゾウに次ぐ三本指に入る実力者であり、本来ならば大将軍や専属騎士の位に昇格してもおかしくはないが、本人はテンペスト騎士団の団長の位を望んでいる。
聖遺物
・レーヴァティン
(真紅の炎を操る浄化の聖剣。魔力を蓄積させることで威力を上昇させ、場合によってはカラドボルグにも匹敵する聖剣。但し、魔力容量がそれほど多くないジャンヌではそこまでの威力は望めない)
・巨人殺し(ジャイアント・キリング)
(元々はジャンヌが聖導教会から抜け出す時に持ち込んだ武器。非常に頑丈で相当な重量を誇るが、レノのカリバーン作成の際に何時の間にかアイリィに提供(強奪に近い)しており、現在は似たような武器を所有している)
ハヤテ
性別:男性
身長:172センチ
年齢:124才
1人称:わっし
好きな食べ物:麺類
苦手な食べ物:辛い物
口調:独特な喋り方
趣味:鍛錬
大切なもの:レフィーア(主人)アトラス大森林(故郷)
苦手なもの:洗脳された同胞
良属性:風
悪属性:火
アトラス大森林を守護する護衛長の古株であり、実質的にカイザンよりも上に立つ実力者であり、過去にホムラとも何度か対戦をした事がある。普段から両目を閉じているのはレイアに敗北した事で自分が視力に頼り過ぎている事に気づき、独自に修行を行って「心眼」を修得する。
シュンを超える居合術の達人であり、その斬撃はあらゆる魔法を断ち切り、護衛長最強の名に相応しい実力者。森人族の間では年若いが、アトラス大森林の守護戦士達は彼を崇拝しており、数多くの弟子が存在する。コウシュンもフウカも元々はハヤテの弟子であり、カイザンも幼少の頃はフウカと共に指導を受けていた。
自分を唯一打ち破ったレイアが死亡した事を悲しんでおり、同時に息子であるレノに彼女と同じ可能性を見出し、何時か立ち会う事を望んでいる。
コウシュン
性別:男性
身長:178センチ
年齢:102才
1人称:俺
好きな食べ物:何でも食べる
苦手な食べ物:無し
口調:誰であろうと敬語は使わない。但し、ハヤテやレフィーアには一応は彼なりに言葉を整えている
趣味:刀研ぎ
大切なもの:ミキ(初恋の人)、レイア(生意気な愛弟子)、ハヤテ(師匠)、レノ(レイアとミキの忘れ形見)
苦手なもの:レフィーア(尊敬はしているが、性格面で合わない)
良属性:風
悪属性:火
風の精霊の加護を受けており、あらゆる風属性の魔法を無効化する体質。彼の扱う風属性の斬撃は不可視化する事が可能であり、剣乱武闘ではレノも危うく敗れかけるほどの実力者。何気に森人族の間でもハヤテ、カイザンと並ぶほどの実力者であり、彼を慕う者も意外と多い。
登場時は荒れていたが、レノとの戦闘でミキが死亡した後も彼女の力を受け継ぐ者も居た事に安堵しており、現在は昔のように多少は荒っぽいが頼れる兄貴分として振る舞っている。冒険者として行動していたこともあり、種族差別を行わない珍しいエルフ。
レイアを一流の戦士に育て上げた人物でもあり、フウカとは仲が悪いように見えるがお互いに気を掛けており、信頼している。初恋のミキがレミアに憑依して度々姿を現す事に色々と思う所はあるが、既に彼女の死からは立ち直れている。
風属性
・不可視の斬撃
(名称は存在しないが、彼の斬撃は全て不可視化させて相手に放つ事が出来る。この力はフウカも所持しているが、コウシュンほどは扱えない)
ライオネル
性別:男性
身長:256センチ
年齢:43才
1人称:俺
好きな食べ物:肉類
苦手な食べ物:野菜
口調:偉そう
趣味:爪磨き
大切なもの:魔人族の同胞
苦手なもの:魔人族を付け狙う輩
良属性:風・無
悪属性:炎
魔人族の現代表を務める獅子型の魔人族。その強さはミノタウロス、サイクロプスに匹敵する腕力、ハニーベアーなどような猛獣動物の牙と爪、それでいながら同胞達を守るためならば自分の命でさえもためらわずに差し出す優しさを併せ持つ人格者であり、数多くの魔人族に慕われている。
実力は高く、レノ達と共闘する事も多いが魔人族の立場上、本来は戦線には出てこれない。先代の魔人王の事は尊敬していたが、彼が魔王の幹部として立場を捨てた事を嘆き悲しんでおり、同時に魔人王が残した資料を調査している。
風属性
・獣王斬
(両爪に風属性の魔力を纏わせた切り裂く。威力を調整して遠方まで切り裂く事が可能であり、応用性は高い)
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●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
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