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英雄編
ライジング・ノヴァ
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「……いいのか?」
「はっ……いいわけないだろ……けど、この様じゃあ私は足手まといだからね」
マドカかレノがらスマートフォンを受け取ると、彼女は傍に座り込み、腹部から流れ出る血の跡を抑える。既に右足同様に肌が腐敗化しており、徐々に彼女の身体を呪詛が犯している。
「ちっ……魔力暴走が切れた途端にこれだよ……まさか、こんな最期を迎えるとはね」
「同情はしない」
「……そこは普通は慰める場面じゃないのかい?まあ、因果応報という奴だね……」
腹部を中心に身体が腐りかけており、既に下半身の感覚が無い。マドカはその場に倒れ込み、ソフィアに向けて苦笑いを浮かべ、
「坊主とは決着をつけたかったんだけどね……まあ、なかなか楽しめたよ」
「そうかい……こいつの使い方は?」
「相手に向けて投げ込むだけさ。最も、巨人族並の腕力でぶつけなければならないけどね」
強い衝撃を与えれば自動的にスマートフォンに内蔵されている装置が発動するらしく、今のソフィアならば肉体強化で強化して投げ込めば問題は無いらしい。
「……どうやら完全に目覚めたようだね」
「……ああ」
後方から聞こえていた怪物の鳴き声が聞こえなくなり、ソフィアは振り返ると、そこには頭を抑えた状態のまま身動き一つ起こさないキメラの姿があり、明らかに雰囲気が変化している。
「出来れば私が死ぬ前に勝負を終わらせな……ここでゆっくり観戦してるよ」
「呑気な奴だな……」
「どう足搔こうが死ぬことに変わりはないからね」
マドカはまるで昼寝でもするように雑魚寝の体勢を取り、もう下半身全体に腐敗化が進んでおり、戦う事は出来ないのだろう。この状態に陥ってしまっては巫女姫であるヨウカでさえも治療は不可能であり、確実な死が待ち構えているにも関わらずにマドカは笑みを浮かべたまま見つめ続ける。
「さっさとあんな出来損ないなんざ倒して来な。ハーフエルフの希望さん」
「茶化すな……そう言えばあんたと出会ったのもここだったな」
「ん?そう言えばそうだね……奇妙な縁だね」
偶然かも知れないが、マドカと最初に相対したのはこの学園であり、この場所で彼女が死を迎えようとしているのは皮肉な話だった。
『ウオォオオオオッ……!!』
ズブズブッ……!!
先ほどの人間の悲鳴を想像させる声音ではなく、大型の魔物を想像させる咆哮を放ち、遂に30人の勇者の残留意識が統一化されたのか、姿も変化し始める。人型の状態から徐々に大きさが増し、背中から再度無数の骨を突きだし、右腕の指先が鋭利に研ぎ澄まされ、全身が一気に完全な黒色化を果たす。
「……ここで逃げるという選択肢はありかな。うん、ありだな」
「待てやっ」
踵を返して立ち去ろうとするソフィアの足元をマドカが掴み止め、仕方なくそのまま彼女を引きずりながら逃走を開始しようとするが、流石にここで見逃すほど甘い相手ではない。
『だぁくれいざぁッ……!!』
ガシャンッ!!
キメラは自身の左腕の「砲台」を構え、ソフィア達の立つ方向に向けて漆黒の光線を放つ。先ほどの発射する際はタイムラグが存在したはずだが、今度は一瞬にして砲撃を放出した。
ズドォオオオンッ――!!
「邪魔っ!!」
「げふっ!?」
咄嗟にソフィアは足元を掴むマドカを蹴り飛ばし、彼女を安全な位置まで移動させ、自分も回避行動に入る。幸いにも発射する直前に反応出来たため、30センチほど離れた場所に漆黒の光線が通過する。
ドガァアアアアンッ!!
後方に存在した講堂に爆発が生じ、ソフィアは咄嗟に魔鎧武装で迫りくる呪詛の風圧に耐え凌ぐ。先ほどよりも格段に威力が向上しており、しかも発射速度が増している。直撃すれば間違いなく即死であり、冗談抜きでカラドボルグ吸の威力だった。
『りぼるばぁしょっと』
ズドドドッ……!!
今度は砲台から大砲の砲弾を想像させる魔弾が複数発射され、ソフィアに目掛けて放たれる。彼女は肉体強化を発動させて移動し、地面に魔弾が激突する。
ズガァンッ!!ドガァアアンッ!!
魔弾が地面に触れた途端に黒煙が舞い上がり、衝撃音の割には地面に大きな痕跡は残らない。だが、魔弾が衝突した場所からは黒煙が延々と漂い、間違いなくこれらも呪詛の類だろう。
「デタラメな奴だな!!」
何度目も心に思った台詞を言い放ち、ソフィアはグラウンドを走り続ける。キメラは自らが動く気はないのか砲台の方向を変えて撃ち続け、無数の魔弾や光線がソフィアに目掛けて放出される。どれもが直撃すれば死を免れず、今までに相対した事がない最悪の相性の相手である。
マドカの聖石が存在する以上、ある程度の呪詛は浄化出来るがソフィアの状態では非常に相性が悪く、いっその事レノに変化して距離を保ちながらこちらも魔法を放とうかと考えていると、
ガシャンッ……!!
唐突に左腕の砲撃を中止させ、キメラはソフィアに視線を注ぎながら陸上選手のクラウチングスタートを想像させる体勢に入り、すぐに意図を察した彼女は慌てて逃げようとするが、
『ぱわぁたっくる』
ズドォオオオオオオッ――!!
「うそっ!?」
まるで左腕の砲身からロケットの噴射を想像させる火力が放たれ、そのまま直線的にソフィアが居る位置にまで突進してくる。
(間に合えっ……!!)
ダァンッ!!
彼女は何とか上空に跳躍して回避したが、その直後にキメラは急停止を行い、今度は上空に左腕の砲台を構えると、
『ふれあっ』
ドゴォオオオオンッ!!
今までの光線や魔弾と違い、広範囲に「黒炎」が放たれ、ソフィアはこれを避けるのは不可能と判断し、咄嗟に全身に魔鎧を発現させる。
ゴォオオオオッ……!!
「うぐっ……!?」
魔鎧によって呪詛を防護しているにも関わらず、発生した衝撃波によって彼女の身体が浮き上がり、何時の間にか鳳凰学園の校舎の上空まで吹き飛ばされる。やがてキメラの左腕から放たれる黒炎が消失すると、校舎の屋上に降り立ったソフィアは身を隠し、どうやら今の一撃で仕留めたと思ったのか、キメラが背中を向けて歩いて行く姿が確認できる。
「やばい……」
その方角はレノとマドカが侵入した学園正門の方角であり、もしもこの怪物が結界の外に出たらどれほどの被害が生まれるか想像できない。下手をしたら、外で戦っているはずの仲間達が危ない。
「仕方ない……一か八か」
相当な距離が存在するが、ソフィアはマドカから受け取ったスマートフォンを握りしめ、そのまま勢いよく投擲しようとした時、
ピッ……ピッ……!!
不意にスマートフォンから電子機器の音が聞こえ、画面に視線を移すとそこには数字の「3」という文字が表示され、すぐに「2」と変わり、察しの良いソフィアは反射的に上空に目掛けて投げ放つ。
――ドォオオオオオオオオオオオンッ!!
鳳凰学園全体を覆いつくす眩しい発光がスマートフォンから放たれ、その直後にドーム状に広がる結界の上部に巨大な「電撃」の塊が出現し、地面に目掛けて落下する――
「はっ……いいわけないだろ……けど、この様じゃあ私は足手まといだからね」
マドカかレノがらスマートフォンを受け取ると、彼女は傍に座り込み、腹部から流れ出る血の跡を抑える。既に右足同様に肌が腐敗化しており、徐々に彼女の身体を呪詛が犯している。
「ちっ……魔力暴走が切れた途端にこれだよ……まさか、こんな最期を迎えるとはね」
「同情はしない」
「……そこは普通は慰める場面じゃないのかい?まあ、因果応報という奴だね……」
腹部を中心に身体が腐りかけており、既に下半身の感覚が無い。マドカはその場に倒れ込み、ソフィアに向けて苦笑いを浮かべ、
「坊主とは決着をつけたかったんだけどね……まあ、なかなか楽しめたよ」
「そうかい……こいつの使い方は?」
「相手に向けて投げ込むだけさ。最も、巨人族並の腕力でぶつけなければならないけどね」
強い衝撃を与えれば自動的にスマートフォンに内蔵されている装置が発動するらしく、今のソフィアならば肉体強化で強化して投げ込めば問題は無いらしい。
「……どうやら完全に目覚めたようだね」
「……ああ」
後方から聞こえていた怪物の鳴き声が聞こえなくなり、ソフィアは振り返ると、そこには頭を抑えた状態のまま身動き一つ起こさないキメラの姿があり、明らかに雰囲気が変化している。
「出来れば私が死ぬ前に勝負を終わらせな……ここでゆっくり観戦してるよ」
「呑気な奴だな……」
「どう足搔こうが死ぬことに変わりはないからね」
マドカはまるで昼寝でもするように雑魚寝の体勢を取り、もう下半身全体に腐敗化が進んでおり、戦う事は出来ないのだろう。この状態に陥ってしまっては巫女姫であるヨウカでさえも治療は不可能であり、確実な死が待ち構えているにも関わらずにマドカは笑みを浮かべたまま見つめ続ける。
「さっさとあんな出来損ないなんざ倒して来な。ハーフエルフの希望さん」
「茶化すな……そう言えばあんたと出会ったのもここだったな」
「ん?そう言えばそうだね……奇妙な縁だね」
偶然かも知れないが、マドカと最初に相対したのはこの学園であり、この場所で彼女が死を迎えようとしているのは皮肉な話だった。
『ウオォオオオオッ……!!』
ズブズブッ……!!
先ほどの人間の悲鳴を想像させる声音ではなく、大型の魔物を想像させる咆哮を放ち、遂に30人の勇者の残留意識が統一化されたのか、姿も変化し始める。人型の状態から徐々に大きさが増し、背中から再度無数の骨を突きだし、右腕の指先が鋭利に研ぎ澄まされ、全身が一気に完全な黒色化を果たす。
「……ここで逃げるという選択肢はありかな。うん、ありだな」
「待てやっ」
踵を返して立ち去ろうとするソフィアの足元をマドカが掴み止め、仕方なくそのまま彼女を引きずりながら逃走を開始しようとするが、流石にここで見逃すほど甘い相手ではない。
『だぁくれいざぁッ……!!』
ガシャンッ!!
キメラは自身の左腕の「砲台」を構え、ソフィア達の立つ方向に向けて漆黒の光線を放つ。先ほどの発射する際はタイムラグが存在したはずだが、今度は一瞬にして砲撃を放出した。
ズドォオオオンッ――!!
「邪魔っ!!」
「げふっ!?」
咄嗟にソフィアは足元を掴むマドカを蹴り飛ばし、彼女を安全な位置まで移動させ、自分も回避行動に入る。幸いにも発射する直前に反応出来たため、30センチほど離れた場所に漆黒の光線が通過する。
ドガァアアアアンッ!!
後方に存在した講堂に爆発が生じ、ソフィアは咄嗟に魔鎧武装で迫りくる呪詛の風圧に耐え凌ぐ。先ほどよりも格段に威力が向上しており、しかも発射速度が増している。直撃すれば間違いなく即死であり、冗談抜きでカラドボルグ吸の威力だった。
『りぼるばぁしょっと』
ズドドドッ……!!
今度は砲台から大砲の砲弾を想像させる魔弾が複数発射され、ソフィアに目掛けて放たれる。彼女は肉体強化を発動させて移動し、地面に魔弾が激突する。
ズガァンッ!!ドガァアアンッ!!
魔弾が地面に触れた途端に黒煙が舞い上がり、衝撃音の割には地面に大きな痕跡は残らない。だが、魔弾が衝突した場所からは黒煙が延々と漂い、間違いなくこれらも呪詛の類だろう。
「デタラメな奴だな!!」
何度目も心に思った台詞を言い放ち、ソフィアはグラウンドを走り続ける。キメラは自らが動く気はないのか砲台の方向を変えて撃ち続け、無数の魔弾や光線がソフィアに目掛けて放出される。どれもが直撃すれば死を免れず、今までに相対した事がない最悪の相性の相手である。
マドカの聖石が存在する以上、ある程度の呪詛は浄化出来るがソフィアの状態では非常に相性が悪く、いっその事レノに変化して距離を保ちながらこちらも魔法を放とうかと考えていると、
ガシャンッ……!!
唐突に左腕の砲撃を中止させ、キメラはソフィアに視線を注ぎながら陸上選手のクラウチングスタートを想像させる体勢に入り、すぐに意図を察した彼女は慌てて逃げようとするが、
『ぱわぁたっくる』
ズドォオオオオオオッ――!!
「うそっ!?」
まるで左腕の砲身からロケットの噴射を想像させる火力が放たれ、そのまま直線的にソフィアが居る位置にまで突進してくる。
(間に合えっ……!!)
ダァンッ!!
彼女は何とか上空に跳躍して回避したが、その直後にキメラは急停止を行い、今度は上空に左腕の砲台を構えると、
『ふれあっ』
ドゴォオオオオンッ!!
今までの光線や魔弾と違い、広範囲に「黒炎」が放たれ、ソフィアはこれを避けるのは不可能と判断し、咄嗟に全身に魔鎧を発現させる。
ゴォオオオオッ……!!
「うぐっ……!?」
魔鎧によって呪詛を防護しているにも関わらず、発生した衝撃波によって彼女の身体が浮き上がり、何時の間にか鳳凰学園の校舎の上空まで吹き飛ばされる。やがてキメラの左腕から放たれる黒炎が消失すると、校舎の屋上に降り立ったソフィアは身を隠し、どうやら今の一撃で仕留めたと思ったのか、キメラが背中を向けて歩いて行く姿が確認できる。
「やばい……」
その方角はレノとマドカが侵入した学園正門の方角であり、もしもこの怪物が結界の外に出たらどれほどの被害が生まれるか想像できない。下手をしたら、外で戦っているはずの仲間達が危ない。
「仕方ない……一か八か」
相当な距離が存在するが、ソフィアはマドカから受け取ったスマートフォンを握りしめ、そのまま勢いよく投擲しようとした時、
ピッ……ピッ……!!
不意にスマートフォンから電子機器の音が聞こえ、画面に視線を移すとそこには数字の「3」という文字が表示され、すぐに「2」と変わり、察しの良いソフィアは反射的に上空に目掛けて投げ放つ。
――ドォオオオオオオオオオオオンッ!!
鳳凰学園全体を覆いつくす眩しい発光がスマートフォンから放たれ、その直後にドーム状に広がる結界の上部に巨大な「電撃」の塊が出現し、地面に目掛けて落下する――
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