1,001 / 2,083
真・闘技祭編
意外な訪問者
しおりを挟む
「えっと……よく分からないけど、ヨクヒちゃんはレナたんに会いに来たの?」
「ヨクヒちゃん!?へ、変な風に呼ぶな!!ともかく、さっさとレナに会わせろ!!」
「落ち着くでござるよ、レナ殿は今は王都にいるからここにはいないと何度も言っているではないでござるか」
「ふん、嘘だな!!あたしはしっかりと聞いたぞ、この都市に鬼の様に強い剣士が訪れたってな!!闘技場の奴等に聞き出したら大剣使いだって言ってたぞ!!」
「えっ!?それは本当の話かしら?」
大剣使いの剣士など滅多に存在せず、この都市でも大剣を扱うのはレナ、バル、ゴウライ程度しか存在しない。巨人族ならば大剣を扱う剣士もいるかもしれないが、闘技場で噂になるような大剣使いとなると話は別である。ヨクヒは大剣使いの剣士が闘技場で連勝しているという噂を聞いてレナが戻ってきたと判断し、屋敷に乗り込んできたらしい。
「さあ、早くレナと会わせろ!!ちゃんと姉者に言われて今日はお土産も持ってきたぞ!!」
「お土産!?変なところで律儀でござるな!!」
「ふん、姉者に言われたから用意しただけだ!!さあ、中に入らせてもらうぞ!!」
和国の名物の饅頭を手土産にヨクヒは屋敷の中に勝手に乗り込もうとしたとき、どうしたものかとアイラは困った表情を浮かべるが、不意に異様な気配を感じ取った彼女は後方を振り返る。
他の人間達も尋常ならざる気配を感じて振り返ると、屋敷に近付いてくる人影が存在し、全身をフードで覆い隠していた。だが、その背中には大剣が掲げられ、それを見たヨクヒはレナが戻ってきたのかと思う。
「遂に現れたか……やい、勝負だレナ!!」
「あ、ちょっと!?」
「その人はレナたんじゃ……!?」
「いかん!!止めるでござる!?」
大剣を背負った人物の元にヨクヒは駆け出し、手にした槍を振り回す。すぐに止めようとハンゾウが動き出すが、間に合わずにヨクヒはフードの人物に槍を振り下ろす。
「だああっ!!」
「……何だお前は?」
「なぁっ!?」
振り下ろされた槍に対してフードの人物は右手を伸ばすと槍の柄を受け止め、ヨクヒは驚愕の表情を浮かべる。自分の一撃を素手で受け止めた相手に動揺を隠せず、一方でフードの人物は槍を勢いよく振りかざしてヨクヒを逆に地面へと叩き込む。
「失せろ」
「ふぎゃっ!?」
「ヨクヒ殿!?なんてことを……」
「邪魔だ」
ヨクヒを地面に叩きつけた人物はそのまま彼女の腹を蹴り飛ばし、ハンゾウの元へとヨクヒを吹き飛ばす。咄嗟にハンゾウは彼女を受け止める事に成功したが、あまりの勢いに身体が後方へと押し込まれ、咄嗟にリンダがハンゾウの背中を支えてどうにか衝撃を殺す。
人間離れした怪力でS級冒険者のヨクヒを蹴り飛ばした人物に全員が冷や汗を流し、一つだけ言える事はこの人物は決してレナではない。一方でアイラの方はフードの人物の声を聞いて何処かで聞き覚えがある事に気付き、すぐに正体を見抜く。
「貴方、まさか……クレナイ将軍!?」
「……ハヅキの娘か、大きくなったな」
「く、クレナイ様!?」
アイラの言葉を聞いてフードの人物は顔を向けると、それは間違いなくヨツバ王国の六聖将筆頭にして守備将の位を持つ「クレナイ」だった。彼はアイラの顔を見て少し驚くが、すぐに改めてティナの方へと振り返り、その場で膝を付く。
「ティナ王女様、国王陛下の命を受けてお迎えに参りました」
「えっ!?お父さん?お父さんが来てるの?」
「すぐに準備を整え、国王様の元へ戻りましょう」
「クレナイ将軍、お待ちください!!どうして貴方ほどの御方が一人で姫様の出迎えに……」
「これは王命である、護衛如きが意見をするな」
「くっ……」
クレナイの言葉にティナは驚き、リンダが口を挟むとクレナイは険しい表情を浮かべる。その気迫にリンダは言い返せず、王命で訪れたというのであればリンダは逆らう事が出来ない。
唐突に現れたクレナイに全員が戸惑い、ティナの方もいきなり戻って来いと言われても困るのだが、普段は彼女の味方をしてくれるリンダも口出しできない。もう一人のエリナも現在は別件で離れているため、彼の行動を止める者はいなかった。
「さあ、ティナ王女様。すぐに準備を……」
「そ、そんな……いきなり言われても困るよ」
「国王様がお待ちです、どうか準備を……」
「待ってください、クレナイ将軍。勝手に私の息子のお嫁さんを連れて行くなんていくらなんでも横暴ではありませんか?」
「お、お義母さん!!」
ティナに迫るクレナイに対してアイラが間に割って入ると、クレナイは訝し気な表情を浮かべ、一方でティナの方は嬉し気な声を上げる。ここでアイラに邪魔をされるとは思わなかったクレナイだが、ため息を吐きながらも彼女に応える。
「邪魔をしないでもらおうか……バルトロス王国の王母と言えど、これはヨツバ王国の問題。口出しされる謂れはない」
「それはおかしいわね、私の息子のレナとここにいるティナは結婚しているの、つまりは夫婦よ。それなのに夫の許可や養母の私の許可も得ずに勝手に義理の娘を連れ帰るなんて納得できませんわ」
「むっ……」
身内の問題に口出しするなとクレナイは苦言するが、経緯はどうであれティナも現在はバルトロス王族の一員でもある。それを勝手にヨツバ王国側が連れ出そうとするなど国際問題でもあり、アイラはティナを抱きしめながら言い返す。
※ホネミン「次の公開は11時です」( ゚Д゚)ノ公開ボタン
カタナヅキ「か、返せ!!」
「ヨクヒちゃん!?へ、変な風に呼ぶな!!ともかく、さっさとレナに会わせろ!!」
「落ち着くでござるよ、レナ殿は今は王都にいるからここにはいないと何度も言っているではないでござるか」
「ふん、嘘だな!!あたしはしっかりと聞いたぞ、この都市に鬼の様に強い剣士が訪れたってな!!闘技場の奴等に聞き出したら大剣使いだって言ってたぞ!!」
「えっ!?それは本当の話かしら?」
大剣使いの剣士など滅多に存在せず、この都市でも大剣を扱うのはレナ、バル、ゴウライ程度しか存在しない。巨人族ならば大剣を扱う剣士もいるかもしれないが、闘技場で噂になるような大剣使いとなると話は別である。ヨクヒは大剣使いの剣士が闘技場で連勝しているという噂を聞いてレナが戻ってきたと判断し、屋敷に乗り込んできたらしい。
「さあ、早くレナと会わせろ!!ちゃんと姉者に言われて今日はお土産も持ってきたぞ!!」
「お土産!?変なところで律儀でござるな!!」
「ふん、姉者に言われたから用意しただけだ!!さあ、中に入らせてもらうぞ!!」
和国の名物の饅頭を手土産にヨクヒは屋敷の中に勝手に乗り込もうとしたとき、どうしたものかとアイラは困った表情を浮かべるが、不意に異様な気配を感じ取った彼女は後方を振り返る。
他の人間達も尋常ならざる気配を感じて振り返ると、屋敷に近付いてくる人影が存在し、全身をフードで覆い隠していた。だが、その背中には大剣が掲げられ、それを見たヨクヒはレナが戻ってきたのかと思う。
「遂に現れたか……やい、勝負だレナ!!」
「あ、ちょっと!?」
「その人はレナたんじゃ……!?」
「いかん!!止めるでござる!?」
大剣を背負った人物の元にヨクヒは駆け出し、手にした槍を振り回す。すぐに止めようとハンゾウが動き出すが、間に合わずにヨクヒはフードの人物に槍を振り下ろす。
「だああっ!!」
「……何だお前は?」
「なぁっ!?」
振り下ろされた槍に対してフードの人物は右手を伸ばすと槍の柄を受け止め、ヨクヒは驚愕の表情を浮かべる。自分の一撃を素手で受け止めた相手に動揺を隠せず、一方でフードの人物は槍を勢いよく振りかざしてヨクヒを逆に地面へと叩き込む。
「失せろ」
「ふぎゃっ!?」
「ヨクヒ殿!?なんてことを……」
「邪魔だ」
ヨクヒを地面に叩きつけた人物はそのまま彼女の腹を蹴り飛ばし、ハンゾウの元へとヨクヒを吹き飛ばす。咄嗟にハンゾウは彼女を受け止める事に成功したが、あまりの勢いに身体が後方へと押し込まれ、咄嗟にリンダがハンゾウの背中を支えてどうにか衝撃を殺す。
人間離れした怪力でS級冒険者のヨクヒを蹴り飛ばした人物に全員が冷や汗を流し、一つだけ言える事はこの人物は決してレナではない。一方でアイラの方はフードの人物の声を聞いて何処かで聞き覚えがある事に気付き、すぐに正体を見抜く。
「貴方、まさか……クレナイ将軍!?」
「……ハヅキの娘か、大きくなったな」
「く、クレナイ様!?」
アイラの言葉を聞いてフードの人物は顔を向けると、それは間違いなくヨツバ王国の六聖将筆頭にして守備将の位を持つ「クレナイ」だった。彼はアイラの顔を見て少し驚くが、すぐに改めてティナの方へと振り返り、その場で膝を付く。
「ティナ王女様、国王陛下の命を受けてお迎えに参りました」
「えっ!?お父さん?お父さんが来てるの?」
「すぐに準備を整え、国王様の元へ戻りましょう」
「クレナイ将軍、お待ちください!!どうして貴方ほどの御方が一人で姫様の出迎えに……」
「これは王命である、護衛如きが意見をするな」
「くっ……」
クレナイの言葉にティナは驚き、リンダが口を挟むとクレナイは険しい表情を浮かべる。その気迫にリンダは言い返せず、王命で訪れたというのであればリンダは逆らう事が出来ない。
唐突に現れたクレナイに全員が戸惑い、ティナの方もいきなり戻って来いと言われても困るのだが、普段は彼女の味方をしてくれるリンダも口出しできない。もう一人のエリナも現在は別件で離れているため、彼の行動を止める者はいなかった。
「さあ、ティナ王女様。すぐに準備を……」
「そ、そんな……いきなり言われても困るよ」
「国王様がお待ちです、どうか準備を……」
「待ってください、クレナイ将軍。勝手に私の息子のお嫁さんを連れて行くなんていくらなんでも横暴ではありませんか?」
「お、お義母さん!!」
ティナに迫るクレナイに対してアイラが間に割って入ると、クレナイは訝し気な表情を浮かべ、一方でティナの方は嬉し気な声を上げる。ここでアイラに邪魔をされるとは思わなかったクレナイだが、ため息を吐きながらも彼女に応える。
「邪魔をしないでもらおうか……バルトロス王国の王母と言えど、これはヨツバ王国の問題。口出しされる謂れはない」
「それはおかしいわね、私の息子のレナとここにいるティナは結婚しているの、つまりは夫婦よ。それなのに夫の許可や養母の私の許可も得ずに勝手に義理の娘を連れ帰るなんて納得できませんわ」
「むっ……」
身内の問題に口出しするなとクレナイは苦言するが、経緯はどうであれティナも現在はバルトロス王族の一員でもある。それを勝手にヨツバ王国側が連れ出そうとするなど国際問題でもあり、アイラはティナを抱きしめながら言い返す。
※ホネミン「次の公開は11時です」( ゚Д゚)ノ公開ボタン
カタナヅキ「か、返せ!!」
0
お気に入りに追加
16,545
あなたにおすすめの小説
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。