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外伝 ~ヨツバ王国編~
そして彼女は……
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『近い将来、といっても10年後か20年後かは分からないけれど……私はバルトロス王国と戦う事になるわ。その前に1人でも多くの味方を付けたいの』
『バルトロス王国を……何故、この国はお前達を快く受け入れているように見えたけど?』
『居心地は正直に言えば悪くはないわ。だけど、この国は既に裏から支配されようとしている。そしてこの国を支配しようとしている存在は非常に厄介な相手なのよ』
『訳が分からない。お前は何を話している?』
『まあ、分かりやすく言えば私は貴女の剣の腕を買っているのよ。その腕をヨツバ王国のためではなく、私のためにも使って欲しい』
『……ハヅキ家の血筋のお前のために私が?』
マリアの提案に最初はハヤテは対抗心を抱き、どうして自分が嫌っているハヅキ家の者のために剣を振るわなければならないのかと反抗しようとしたが、彼女の反応を予測していた様にマリアは言葉を付け加える。
『勿論、貴女がハヅキ家に対して良い印象を抱いているないのは知っているわ。だけど、私達はもうハヅキ家から追放された身よ』
『その割にはお前達の母親、ハヅキは目を掛けているだろう。アイラはともかく、お前の方は定期的に連絡を取っているのは知っているぞ』
『そうね、私は姉さん程はあの人の事を恨んでいるわけではない。いえ、きっと姉さんも本当は母と和解したいと思っているわ。でも、私達はハヅキ家に戻るつもりはない。やっと手に入れた居場所を手放すつもりはないの』
『居場所……?』
『だけど、この国に残るとしても私達はいずれ国を揺るがす大きな脅威と戦う必要があるの。そのためには貴女の力も必要になるわ』
『…………』
ハヤテはマリアが何を語っているのか分からなかったが、これまでの観察からアイラはともかくマリアはハヅキ家との繋がりを保ち、いずれはハヅキ家に戻るつもりではないのかと考えていた。しかし、マリアはハヅキ家に戻るつもりはないという言葉には強い意志を感じられ、同時に彼女が脅威と呼ぶ存在に興味を抱く。
『お前が脅威を感じている相手は誰だ?』
『旧帝国……という組織は知っているかしら?かつてバルトロス王国が建国されるまえに存在した帝国の末裔が作り出した組織よ』
『名前だけはよく耳にする……まさか?』
『そう、私がいずれ戦う事になるのは旧帝国の人間達よ。彼等は王国を裏から支配し、帝国の再建を狙っている。そんな事になれば私達を受け容れてくれたこの王国は滅びてしまうわ。それを阻止するため、私はどうしても権力を手に入れなければならない。だけど、ただの一冒険者として活動していてもそれは敵わない事は分かったわ。だから私は冒険者ギルドを作り出してより優秀な人材を集め、旧帝国の野望を阻止する』
『……壮大な計画だな、だから手始めに私を招きたいというのか?』
『貴方も現状の生活には不満があるのでしょう?それなら今後は私を監視する事も兼ねて冒険者の一員として傍に仕えるふりだけでもしておけばいいわ。姉さんの方には既に別の森人族の監視役を送り込む準備は整えているのでしょう?』
『……そこまで見通していたのか』
最近になってアイラとマリアが別行動を頻繁に行う様になった事からハヤテだけでは監視が難しくなり、彼女はヨツバ王国に新しい密偵を送り込むように頼んだ。その結果、近いうちにアイラの監視役としてミドリ家に所縁のある優秀な騎士が送られてくる事が決まっていた。
どうしてマリアがその情報を掴んでいたのかは気になるところだが、この頃から既にマリアは独自の人脈を築き、冒険者活動以外にも色々な仕事を行っていた。どうやらヨツバ王国内にもマリアを支持する者も存在するらしく、ハヤテはマリアの手腕に恐れさえ抱く。
『貴女が私に協力するからといって、それがハヅキ家に従うというわけではないわ。あくまでも貴女が私に従うのは任務のためだと考えればいいわ』
『…………』
『このまま私達の監視を続けるというつもりなら別に無理にとは言わないわ……だけど、これから私達の監視を続ける事は難しくなるのは間違いないわね。姉さんは既に王国の人間に気に入られているし、私も冒険者ギルドを設立したら部外者の貴女が私を監視し続けるのは不可能よ』
『……なるほど、気に喰わないけど確かにその通りだ』
マリアの言い分にハヤテは悔し気に答え、このまま二人を見張り続ける事は難しい事は分かり切っていた。それにマリアと話してみて分かったが、彼女はハヤテが抱いていたハヅキ家の印象とは違う事に気付く。ハヅキ家の者はミドリ家の森人族を勝手に見下していると思っていたが、マリアはハヤテの事を高く評価し、実際に自ら出向いて交渉を持ち掛けた時点でマリアはハヤテを無視できない存在と捉えていた。
『貴女は私の監視を続けたい、私は貴女の力を借りたい。利害は一致しているわね』
『私を良いように利用するつもりじゃないのか?』
『そうね、もしも貴女が剣聖の称号を持つ剣士でなければ気にも留めなかったかもしれないわ。だけど、私が貴女を利用するのなら貴女も私の事を利用すればいいわ。私の権力がこの国で大きくなればなるほど、ヨツバ王国にとって私という存在は非常に扱いにくい存在へと変わる。いずれ私はバルトロス王国だけではなく、ヨツバ王国にも影響力を与える存在になれば貴女の任を解いて元の国に戻してあげる事も出来るわ』
『そんな事が出来るはずが……』
『ない、と言い切れるのかしら?貴女は私の事を監視し続けていたのなら知っているでしょう。私は欲しい物があればどんな手を使っても手に入れるわ』
ハヤテはマリアの言葉に否定する事が出来ず、これまでの監視でマリアの能力を知り尽くしていたハヤテはマリアならば本当にバルトロス王国だけではなく、ヨツバ王国にも影響力を与える事が出来る程に大きな「権力」を手に入れられる存在になるのではないかと思った。
――この日、ハヤテは初めてマリアという存在をただの「護衛対象」や「ハヅキ家の世継ぎ」としてではなく、自分の剣を預ける事が出来るかもしれない相手として接した。彼女はマリアの提案を受け入れ、冒険者ギルドの「氷雨」の初めての冒険者として迎え入れられる。
同時期にマリアが声を掛けていた数人の人材と共にハヤテは氷雨の創設者の一人となり、その後は冒険者活動を行う傍ら、マリアの監視役として彼女の傍に仕えた。表面上はマリアに従うような振る舞いを行いながらもヨツバ王国への報告を行い、あくまでも利害が一致しただけの協力関係と考え込み、決して彼女に対して心を許すつもりはなかった。
だが、冒険者活動を何年も続けていく内にあれほど不便な土地だと感じていた王国の領地も、何時の間にか居心地が良いように感じられる程にハヤテは馴染んでいた。氷雨の先輩冒険者として後輩の冒険者達と接する事も多くなり、剣士や騎士の職業の人間には剣の指導を行う事も増えた。この頃からハヤテの元にシュンが訪れるようになり、更にロウガやジャンヌといった剣聖の称号を持つ人間も集まり始める。
最初の頃はお互いを利用する関係として割り切っていたハヤテとマリアだったが、共に行動を過ごすうちにお互いの事を信用する関係を築き、ただの監視役と護衛対象という関係ではいられなくなった。何時の間にかハヤテはマリアの事を「ハヅキ家」の者とは見なくなり、本当に彼女に対して忠誠心に近い感情を抱く。
だが、マリアが闘技祭の直後に姿を消し、そしてハヤテの元にヨツバ王国へ帰還する命令が届いた頃から二人の関係は大きく狂ってしまう。
『バルトロス王国を……何故、この国はお前達を快く受け入れているように見えたけど?』
『居心地は正直に言えば悪くはないわ。だけど、この国は既に裏から支配されようとしている。そしてこの国を支配しようとしている存在は非常に厄介な相手なのよ』
『訳が分からない。お前は何を話している?』
『まあ、分かりやすく言えば私は貴女の剣の腕を買っているのよ。その腕をヨツバ王国のためではなく、私のためにも使って欲しい』
『……ハヅキ家の血筋のお前のために私が?』
マリアの提案に最初はハヤテは対抗心を抱き、どうして自分が嫌っているハヅキ家の者のために剣を振るわなければならないのかと反抗しようとしたが、彼女の反応を予測していた様にマリアは言葉を付け加える。
『勿論、貴女がハヅキ家に対して良い印象を抱いているないのは知っているわ。だけど、私達はもうハヅキ家から追放された身よ』
『その割にはお前達の母親、ハヅキは目を掛けているだろう。アイラはともかく、お前の方は定期的に連絡を取っているのは知っているぞ』
『そうね、私は姉さん程はあの人の事を恨んでいるわけではない。いえ、きっと姉さんも本当は母と和解したいと思っているわ。でも、私達はハヅキ家に戻るつもりはない。やっと手に入れた居場所を手放すつもりはないの』
『居場所……?』
『だけど、この国に残るとしても私達はいずれ国を揺るがす大きな脅威と戦う必要があるの。そのためには貴女の力も必要になるわ』
『…………』
ハヤテはマリアが何を語っているのか分からなかったが、これまでの観察からアイラはともかくマリアはハヅキ家との繋がりを保ち、いずれはハヅキ家に戻るつもりではないのかと考えていた。しかし、マリアはハヅキ家に戻るつもりはないという言葉には強い意志を感じられ、同時に彼女が脅威と呼ぶ存在に興味を抱く。
『お前が脅威を感じている相手は誰だ?』
『旧帝国……という組織は知っているかしら?かつてバルトロス王国が建国されるまえに存在した帝国の末裔が作り出した組織よ』
『名前だけはよく耳にする……まさか?』
『そう、私がいずれ戦う事になるのは旧帝国の人間達よ。彼等は王国を裏から支配し、帝国の再建を狙っている。そんな事になれば私達を受け容れてくれたこの王国は滅びてしまうわ。それを阻止するため、私はどうしても権力を手に入れなければならない。だけど、ただの一冒険者として活動していてもそれは敵わない事は分かったわ。だから私は冒険者ギルドを作り出してより優秀な人材を集め、旧帝国の野望を阻止する』
『……壮大な計画だな、だから手始めに私を招きたいというのか?』
『貴方も現状の生活には不満があるのでしょう?それなら今後は私を監視する事も兼ねて冒険者の一員として傍に仕えるふりだけでもしておけばいいわ。姉さんの方には既に別の森人族の監視役を送り込む準備は整えているのでしょう?』
『……そこまで見通していたのか』
最近になってアイラとマリアが別行動を頻繁に行う様になった事からハヤテだけでは監視が難しくなり、彼女はヨツバ王国に新しい密偵を送り込むように頼んだ。その結果、近いうちにアイラの監視役としてミドリ家に所縁のある優秀な騎士が送られてくる事が決まっていた。
どうしてマリアがその情報を掴んでいたのかは気になるところだが、この頃から既にマリアは独自の人脈を築き、冒険者活動以外にも色々な仕事を行っていた。どうやらヨツバ王国内にもマリアを支持する者も存在するらしく、ハヤテはマリアの手腕に恐れさえ抱く。
『貴女が私に協力するからといって、それがハヅキ家に従うというわけではないわ。あくまでも貴女が私に従うのは任務のためだと考えればいいわ』
『…………』
『このまま私達の監視を続けるというつもりなら別に無理にとは言わないわ……だけど、これから私達の監視を続ける事は難しくなるのは間違いないわね。姉さんは既に王国の人間に気に入られているし、私も冒険者ギルドを設立したら部外者の貴女が私を監視し続けるのは不可能よ』
『……なるほど、気に喰わないけど確かにその通りだ』
マリアの言い分にハヤテは悔し気に答え、このまま二人を見張り続ける事は難しい事は分かり切っていた。それにマリアと話してみて分かったが、彼女はハヤテが抱いていたハヅキ家の印象とは違う事に気付く。ハヅキ家の者はミドリ家の森人族を勝手に見下していると思っていたが、マリアはハヤテの事を高く評価し、実際に自ら出向いて交渉を持ち掛けた時点でマリアはハヤテを無視できない存在と捉えていた。
『貴女は私の監視を続けたい、私は貴女の力を借りたい。利害は一致しているわね』
『私を良いように利用するつもりじゃないのか?』
『そうね、もしも貴女が剣聖の称号を持つ剣士でなければ気にも留めなかったかもしれないわ。だけど、私が貴女を利用するのなら貴女も私の事を利用すればいいわ。私の権力がこの国で大きくなればなるほど、ヨツバ王国にとって私という存在は非常に扱いにくい存在へと変わる。いずれ私はバルトロス王国だけではなく、ヨツバ王国にも影響力を与える存在になれば貴女の任を解いて元の国に戻してあげる事も出来るわ』
『そんな事が出来るはずが……』
『ない、と言い切れるのかしら?貴女は私の事を監視し続けていたのなら知っているでしょう。私は欲しい物があればどんな手を使っても手に入れるわ』
ハヤテはマリアの言葉に否定する事が出来ず、これまでの監視でマリアの能力を知り尽くしていたハヤテはマリアならば本当にバルトロス王国だけではなく、ヨツバ王国にも影響力を与える事が出来る程に大きな「権力」を手に入れられる存在になるのではないかと思った。
――この日、ハヤテは初めてマリアという存在をただの「護衛対象」や「ハヅキ家の世継ぎ」としてではなく、自分の剣を預ける事が出来るかもしれない相手として接した。彼女はマリアの提案を受け入れ、冒険者ギルドの「氷雨」の初めての冒険者として迎え入れられる。
同時期にマリアが声を掛けていた数人の人材と共にハヤテは氷雨の創設者の一人となり、その後は冒険者活動を行う傍ら、マリアの監視役として彼女の傍に仕えた。表面上はマリアに従うような振る舞いを行いながらもヨツバ王国への報告を行い、あくまでも利害が一致しただけの協力関係と考え込み、決して彼女に対して心を許すつもりはなかった。
だが、冒険者活動を何年も続けていく内にあれほど不便な土地だと感じていた王国の領地も、何時の間にか居心地が良いように感じられる程にハヤテは馴染んでいた。氷雨の先輩冒険者として後輩の冒険者達と接する事も多くなり、剣士や騎士の職業の人間には剣の指導を行う事も増えた。この頃からハヤテの元にシュンが訪れるようになり、更にロウガやジャンヌといった剣聖の称号を持つ人間も集まり始める。
最初の頃はお互いを利用する関係として割り切っていたハヤテとマリアだったが、共に行動を過ごすうちにお互いの事を信用する関係を築き、ただの監視役と護衛対象という関係ではいられなくなった。何時の間にかハヤテはマリアの事を「ハヅキ家」の者とは見なくなり、本当に彼女に対して忠誠心に近い感情を抱く。
だが、マリアが闘技祭の直後に姿を消し、そしてハヤテの元にヨツバ王国へ帰還する命令が届いた頃から二人の関係は大きく狂ってしまう。
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