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高校生編side晴人 たくさんの初めてを君と
100.その意味を (最後ちょこっとお知らせ有り)
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「自由行動の後、様子がおかしかったからもしかしてって思ってたんだよね。」
サラリと言われて顔が熱くなった。
やっぱりサッキーは勘付いてたらしい。
「蓮ってば、ゴムとかローションとか持って来てたんだ?流石、抜け目ないって言うか…。」
「……え?」
羞恥に身悶えつつも、聞きなれない言葉にキョトンとしてしまった。
「え!?無しで挿れたの!?」
「え!?何を??」
良く分かんないけど、何かが噛み合って無いっぽい。
「もしかして、最後までしてない?」
「し、してない!…多分。」
「多分とは?」
「『最後まで』って、何したら最後までした事になるのか分かんない…。」
サッキーは一瞬呆けたように俺を見て、それから納得したように頷いた。
「そうだ、晴人君ピュアピュアなんだったわ。」
「コラ、馬鹿にすんな!そんなピュアじゃないから!」
「そうかなぁ?男女でヤる時は何するか知ってるの?」
「…そっ、それは知ってる…!中学の時に保健の授業でやったじゃん…。」
「あっ、そっか授業で習うんだっけ。
まぁ簡単に言っちゃえば、挿入するって事なんだけどさ。それって男同士でもできるんだよ。」
「そ、そうなの?」
でも、どうやってーーー?
「うーん…言ってもいいのかなぁ。」
「そ、そんなに大変な感じ?」
説明に乗り気じゃなさそうなサッキーに不安になった。
男女のそれは気持ちいいって聞くし、俺だってAV的な物を見た事くらいはある。
だけど、男同士ってなると言い淀む程大変な事なんだろうか。
「あ、ごめん!不安にさせちゃった?
そうじゃなくてさ、あんまり説明すると蓮に怒られるかもって思って。」
「怒られる?」
「うん。晴人君の気持ちが追いついてない状態でって言うのは蓮も望んでなさそうだなって。」
気持ちって言うのは、俺が先に進みたいかって事だよね?
「恋人同士のセックスは特別な意味合いがあると思うよ。
好き合ってればしたくなるのは当然なんじゃないかなぁ。」
まぁ俺はセフレとしかした事ないんだけどね、と笑うサッキー。
「だから、蓮と一緒にいてそう言う気持ちになった時に言ってみたらいいと思うよ。
蓮は多分いつでもウェルカムだろうから。」
そして、かなり迷いつつ付けたした。
「もしさ…晴人君がやり方だけでも知っておきたいなら、ここのサイト見てみ。URL送っとくから。」
LAINが届いたのか俺のスマホが震える。
「色々ありがとう、サッキー。」
「どういたしまして。蓮には内緒ね!
さて、そろそろ帰ろっか。」
悪戯っぽく笑うサッキーに頷いて、俺達は学校を後にしたのだった。
●side 黒崎●
蓮と晴人君が恋人になったらしい。
マジでめでたい!良かったな、蓮!
って言うかフランスでって超ロマンチックじゃん!!
それは忘れられない思い出になっただろうなぁ。
…だけど、あれだ。
さっき話した晴人君のピュア具合だと、蓮はかなりの我慢が必要になるんじゃないか?
ずっと待ち続けて思いが叶ったのに、それからさらにお預けかぁ。
まあ、当然のように待つんだろうな。
アイツの晴人君に関する忍耐強さは尊敬に値する。
…だからこそさ、ほんの少しのサポートくらいはいいのかなって。
そう思って、晴人君にあるサイトを教えておいた。
友達のカンナが『このサイト神!』とか言いながら俺に送ってきたやつ。
俺はチラッとしか見てないけど、これならソフトそうだし、晴人君には丁度よさそうだと思って。
調べるって事は興味があるって事だし、悪い方には転がらないでしょ。
ーーーーえ、大丈夫だよね???
●side晴人●
サッキーと話した日から数日後。
『あと15分』
バイト終わりの蓮のLAINにソワソワする。
蓮と付き合い出してからの俺はちょっと変。
一緒に登校して、昼休みは一緒に食事して。
蓮のバイトが無ければ一緒に帰るし、夕飯は我が家で一緒に食べるし。
これだけ『一緒』なのにさ、別れた瞬間からもう会いたくなる。
今日みたいに蓮がバイトだと、帰りと夕飯が別々になるから余計にそう思っちゃって。
連絡だって頻繁に取ってるし、家なんか余裕で歩いて行ける距離なのに。
この状態、俺一人がそうだったら苦しかったのかもしれないんだけど…多分、蓮もそうなんじゃないかなって。
バイト終わりは必ず家に寄ってくれるし、家で夕飯食べた後とかはギリギリまで帰らないし。
別れ際のキスが名残惜しげで、俺も堪らなく寂しくなって。
そこから暫く続けちゃうから、お互いに昂ってきちゃったりして。
そこで、ようやく蓮が身を引き剥がして帰って行く。
最近の俺達の日常はこんな感じだ。
今だって後15分が待ちきれなくて、何度も部屋の中を行ったり来たり…。
ダメだ!落ち着け、俺!!
その時スマホが震えて、蓮の到着を知らせた。
浮かれる自分を諌めるように敢えてゆっくり玄関に向かうと、庭の隅に蓮がいた。
最近の待ち合わせ(?)はここが定番だ。
塀があって外から見えないのと、木の影で家の中からも見えないベスポジ。
「蓮、お疲れ!」
「おー。なんか髪濡れてね?」
「お風呂入ったから。」
「ほんとだ、いい匂いする。」
首筋に顔を埋められて、恥ずかしいのに嬉しい。
「湯冷めするから今日は早めに解散な。」
「えっ…暖かいし大丈夫だって。」
引き止めるように言うと、蓮が笑った。
「帰ってほしくない?」
「…………うん。」
心の中の冷静な俺は羞恥に転がり回ってるけど、蓮に見つめられると隠せない。
まだ一緒にいたい。
「晴…可愛い。」
言葉と共に振って来るキスが優しい。
「土曜バイト無くなったから、家泊まりに来ねぇ?」
「え?」
「土日ずっと一緒にいれんじゃん。」
「…んっ…ふぅ…」
返事の前にキスが深くなって甘い声が漏れた。
「親父も陽子も留守だし。どう?」
「うん…行く…。」
思考がポワポワしながらも、嬉しい事には変わりないので頷く。
「よし、決まりな。」
それから暫く話して、それでもいつもよりかなり早く蓮は帰って行った。
うぅ…今度からちゃんと髪は乾かそう…。
部屋に戻ってから、土日一緒に過ごす約束が嬉しくて寂しさが軽減されてる事に気付いた。
楽しみだなぁ。
あ、でもその前に、明日の放課後は塾の体験入学なんだっけ。
もう2年生だしって父さんに勧められた。
確かに大学受験に向けて早めに勉強しとくのも有りかもと思って了承したんだけど…。
ちょっと憂鬱だなぁーーー。
次の日の放課後、例の体験入学なう。
穏やかな感じの個人塾で、思ってたより居心地がいい。
今は休憩中で、体験生の俺は1番後ろの席でスマホタイムだ。
他の塾生達はこの後2時間あるから、食べ物を買いに皆んな出て行ってしまった。
俺はあと少し受講したら帰れるから飯はいらないけど、暇だなぁ。
あ、そうだ。
この前サッキーが送ってくれたサイト、まだ見てないんだよね。
LAINを起動してタップすると、繋がったのはーー。
「えっ!?BLコミック??」
女子が好きそうなピンクの可愛らしいそれは、おススメBL漫画をまとめた個人のサイトみたいだ。
サッキー、何でこんなものを…?
あ、もしかして男同士のあれやこれやが描かれてるって事なのかな?
ってか、BLってこんなに種類があるんだ。
「…メリバって何だろ…。」
初めて触れた文化に、何を見ればいいのか分からなくて思わず呟いた俺は気付かなかった。
スマホの画面に影が落ちてた事に。
つまり、誰かが上から俺のスマホを見てる事にーー。
「オメガ…バース…???」
「独特の設定だから、好き嫌いは別れるかもね。」
「へぇ~、そうなん……だれッッッ!?!?」
驚いてイスから落ちそうになりながら声の主を見ると、目の前に立ってたのはーー。
「お、大谷君…!?」
トレードマークの銀縁メガネを光らせた彼だった。
●●●
いつもお読みいただきありがとうございます!
たくさんお気に入り登録していただき感謝感謝です!
さて、本編の後いつも作者のコメントを書いてるんですが、多くの方に読んでいただけるようになった今、中には「ネタバレっぽくてやだなぁ」なんて方もいるのかなと思いまして。
私自身がネタバレ大歓迎の民(推理小説の結末から読むw)のため配慮が足りなく申し訳ありません!
でも楽しいからコメントはやめたくない!笑
そこで、今後は「●●●」を本編終了のマークとして、そこから行を空けてコメントを書きたいと思います。
「●●●」まで読んでいただければ何の支障もないのでバックしていただいて大丈夫です!
もし「作者コメントも読んでやるかな。」なんて方がいらっしゃれば下まで読んでいただければと思います(*´∀`*)
では、引き続き「桜の記憶」をよろしくお願いいたします♡
サラリと言われて顔が熱くなった。
やっぱりサッキーは勘付いてたらしい。
「蓮ってば、ゴムとかローションとか持って来てたんだ?流石、抜け目ないって言うか…。」
「……え?」
羞恥に身悶えつつも、聞きなれない言葉にキョトンとしてしまった。
「え!?無しで挿れたの!?」
「え!?何を??」
良く分かんないけど、何かが噛み合って無いっぽい。
「もしかして、最後までしてない?」
「し、してない!…多分。」
「多分とは?」
「『最後まで』って、何したら最後までした事になるのか分かんない…。」
サッキーは一瞬呆けたように俺を見て、それから納得したように頷いた。
「そうだ、晴人君ピュアピュアなんだったわ。」
「コラ、馬鹿にすんな!そんなピュアじゃないから!」
「そうかなぁ?男女でヤる時は何するか知ってるの?」
「…そっ、それは知ってる…!中学の時に保健の授業でやったじゃん…。」
「あっ、そっか授業で習うんだっけ。
まぁ簡単に言っちゃえば、挿入するって事なんだけどさ。それって男同士でもできるんだよ。」
「そ、そうなの?」
でも、どうやってーーー?
「うーん…言ってもいいのかなぁ。」
「そ、そんなに大変な感じ?」
説明に乗り気じゃなさそうなサッキーに不安になった。
男女のそれは気持ちいいって聞くし、俺だってAV的な物を見た事くらいはある。
だけど、男同士ってなると言い淀む程大変な事なんだろうか。
「あ、ごめん!不安にさせちゃった?
そうじゃなくてさ、あんまり説明すると蓮に怒られるかもって思って。」
「怒られる?」
「うん。晴人君の気持ちが追いついてない状態でって言うのは蓮も望んでなさそうだなって。」
気持ちって言うのは、俺が先に進みたいかって事だよね?
「恋人同士のセックスは特別な意味合いがあると思うよ。
好き合ってればしたくなるのは当然なんじゃないかなぁ。」
まぁ俺はセフレとしかした事ないんだけどね、と笑うサッキー。
「だから、蓮と一緒にいてそう言う気持ちになった時に言ってみたらいいと思うよ。
蓮は多分いつでもウェルカムだろうから。」
そして、かなり迷いつつ付けたした。
「もしさ…晴人君がやり方だけでも知っておきたいなら、ここのサイト見てみ。URL送っとくから。」
LAINが届いたのか俺のスマホが震える。
「色々ありがとう、サッキー。」
「どういたしまして。蓮には内緒ね!
さて、そろそろ帰ろっか。」
悪戯っぽく笑うサッキーに頷いて、俺達は学校を後にしたのだった。
●side 黒崎●
蓮と晴人君が恋人になったらしい。
マジでめでたい!良かったな、蓮!
って言うかフランスでって超ロマンチックじゃん!!
それは忘れられない思い出になっただろうなぁ。
…だけど、あれだ。
さっき話した晴人君のピュア具合だと、蓮はかなりの我慢が必要になるんじゃないか?
ずっと待ち続けて思いが叶ったのに、それからさらにお預けかぁ。
まあ、当然のように待つんだろうな。
アイツの晴人君に関する忍耐強さは尊敬に値する。
…だからこそさ、ほんの少しのサポートくらいはいいのかなって。
そう思って、晴人君にあるサイトを教えておいた。
友達のカンナが『このサイト神!』とか言いながら俺に送ってきたやつ。
俺はチラッとしか見てないけど、これならソフトそうだし、晴人君には丁度よさそうだと思って。
調べるって事は興味があるって事だし、悪い方には転がらないでしょ。
ーーーーえ、大丈夫だよね???
●side晴人●
サッキーと話した日から数日後。
『あと15分』
バイト終わりの蓮のLAINにソワソワする。
蓮と付き合い出してからの俺はちょっと変。
一緒に登校して、昼休みは一緒に食事して。
蓮のバイトが無ければ一緒に帰るし、夕飯は我が家で一緒に食べるし。
これだけ『一緒』なのにさ、別れた瞬間からもう会いたくなる。
今日みたいに蓮がバイトだと、帰りと夕飯が別々になるから余計にそう思っちゃって。
連絡だって頻繁に取ってるし、家なんか余裕で歩いて行ける距離なのに。
この状態、俺一人がそうだったら苦しかったのかもしれないんだけど…多分、蓮もそうなんじゃないかなって。
バイト終わりは必ず家に寄ってくれるし、家で夕飯食べた後とかはギリギリまで帰らないし。
別れ際のキスが名残惜しげで、俺も堪らなく寂しくなって。
そこから暫く続けちゃうから、お互いに昂ってきちゃったりして。
そこで、ようやく蓮が身を引き剥がして帰って行く。
最近の俺達の日常はこんな感じだ。
今だって後15分が待ちきれなくて、何度も部屋の中を行ったり来たり…。
ダメだ!落ち着け、俺!!
その時スマホが震えて、蓮の到着を知らせた。
浮かれる自分を諌めるように敢えてゆっくり玄関に向かうと、庭の隅に蓮がいた。
最近の待ち合わせ(?)はここが定番だ。
塀があって外から見えないのと、木の影で家の中からも見えないベスポジ。
「蓮、お疲れ!」
「おー。なんか髪濡れてね?」
「お風呂入ったから。」
「ほんとだ、いい匂いする。」
首筋に顔を埋められて、恥ずかしいのに嬉しい。
「湯冷めするから今日は早めに解散な。」
「えっ…暖かいし大丈夫だって。」
引き止めるように言うと、蓮が笑った。
「帰ってほしくない?」
「…………うん。」
心の中の冷静な俺は羞恥に転がり回ってるけど、蓮に見つめられると隠せない。
まだ一緒にいたい。
「晴…可愛い。」
言葉と共に振って来るキスが優しい。
「土曜バイト無くなったから、家泊まりに来ねぇ?」
「え?」
「土日ずっと一緒にいれんじゃん。」
「…んっ…ふぅ…」
返事の前にキスが深くなって甘い声が漏れた。
「親父も陽子も留守だし。どう?」
「うん…行く…。」
思考がポワポワしながらも、嬉しい事には変わりないので頷く。
「よし、決まりな。」
それから暫く話して、それでもいつもよりかなり早く蓮は帰って行った。
うぅ…今度からちゃんと髪は乾かそう…。
部屋に戻ってから、土日一緒に過ごす約束が嬉しくて寂しさが軽減されてる事に気付いた。
楽しみだなぁ。
あ、でもその前に、明日の放課後は塾の体験入学なんだっけ。
もう2年生だしって父さんに勧められた。
確かに大学受験に向けて早めに勉強しとくのも有りかもと思って了承したんだけど…。
ちょっと憂鬱だなぁーーー。
次の日の放課後、例の体験入学なう。
穏やかな感じの個人塾で、思ってたより居心地がいい。
今は休憩中で、体験生の俺は1番後ろの席でスマホタイムだ。
他の塾生達はこの後2時間あるから、食べ物を買いに皆んな出て行ってしまった。
俺はあと少し受講したら帰れるから飯はいらないけど、暇だなぁ。
あ、そうだ。
この前サッキーが送ってくれたサイト、まだ見てないんだよね。
LAINを起動してタップすると、繋がったのはーー。
「えっ!?BLコミック??」
女子が好きそうなピンクの可愛らしいそれは、おススメBL漫画をまとめた個人のサイトみたいだ。
サッキー、何でこんなものを…?
あ、もしかして男同士のあれやこれやが描かれてるって事なのかな?
ってか、BLってこんなに種類があるんだ。
「…メリバって何だろ…。」
初めて触れた文化に、何を見ればいいのか分からなくて思わず呟いた俺は気付かなかった。
スマホの画面に影が落ちてた事に。
つまり、誰かが上から俺のスマホを見てる事にーー。
「オメガ…バース…???」
「独特の設定だから、好き嫌いは別れるかもね。」
「へぇ~、そうなん……だれッッッ!?!?」
驚いてイスから落ちそうになりながら声の主を見ると、目の前に立ってたのはーー。
「お、大谷君…!?」
トレードマークの銀縁メガネを光らせた彼だった。
●●●
いつもお読みいただきありがとうございます!
たくさんお気に入り登録していただき感謝感謝です!
さて、本編の後いつも作者のコメントを書いてるんですが、多くの方に読んでいただけるようになった今、中には「ネタバレっぽくてやだなぁ」なんて方もいるのかなと思いまして。
私自身がネタバレ大歓迎の民(推理小説の結末から読むw)のため配慮が足りなく申し訳ありません!
でも楽しいからコメントはやめたくない!笑
そこで、今後は「●●●」を本編終了のマークとして、そこから行を空けてコメントを書きたいと思います。
「●●●」まで読んでいただければ何の支障もないのでバックしていただいて大丈夫です!
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