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脅威のダークネブラ
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「うわっ」
ダークネブラを名乗る女性が起こした地面からの衝撃で足を掬われ、一樹は倒れてしまう。
「逃げるなプリンス」
「逃げるに決まっているだろう!」
半裸の格好をした危ない女だが、屋上の貯水タンクから飛び降りて無傷。
しかも地面を陥没させるパワーを持っているだけで脅威だ。
「冗談じゃない」
一樹は立ち上がるとダークネブラ逆方向へ向かって逃げ出した。
「逃がすか!」
しかしダークネブラは逃がす気はない。
「ネブラロープ」
両手を握ると間に赤く輝く光の線を生み出した。
「なっ」
特撮の特殊効果ではない現実の光景に一樹は驚いた。
「はっ」
一樹が驚いている間にダークネブラは、光線をロープ状にして一樹に投げつける。
「うわっ」
迫ってくるロープから逃れようと一樹は横へ飛ぶ。
しかしロープは一樹を追いかけて方向を変えて迫る。
「なっ」
驚いた一樹は流石に避けられず、光のロープが絡まり、捕らえられてしまった。
「畜生! 抜け出せない!」
絡み付いた光のロープから抜け出そうとするが、抜け出せない。
「放せ!」
「五月蠅い、黙れ」
一樹の声に苛立ったダークネブラが右手を開いて掲げ閉じると一樹を縛るロープが締め上げられる。
「うわあああああっっ」
身体を締め上げられる激痛に一樹は悲鳴を上げる。
「ふん、梃子せるな」
「ううっ」
身体の激痛で一樹は声も上げられなくなり、地面に倒れ伏しる。
「これがコスモパワーの継承者、転生者だと。こんなに貧弱では信じられないな」
一樹の身体を上から下まで視線を巡らし値踏みしたダークネブラは呆れる。
「しかし、美味そうな身体をしているな」
ダークネブラを名乗る女性が起こした地面からの衝撃で足を掬われ、一樹は倒れてしまう。
「逃げるなプリンス」
「逃げるに決まっているだろう!」
半裸の格好をした危ない女だが、屋上の貯水タンクから飛び降りて無傷。
しかも地面を陥没させるパワーを持っているだけで脅威だ。
「冗談じゃない」
一樹は立ち上がるとダークネブラ逆方向へ向かって逃げ出した。
「逃がすか!」
しかしダークネブラは逃がす気はない。
「ネブラロープ」
両手を握ると間に赤く輝く光の線を生み出した。
「なっ」
特撮の特殊効果ではない現実の光景に一樹は驚いた。
「はっ」
一樹が驚いている間にダークネブラは、光線をロープ状にして一樹に投げつける。
「うわっ」
迫ってくるロープから逃れようと一樹は横へ飛ぶ。
しかしロープは一樹を追いかけて方向を変えて迫る。
「なっ」
驚いた一樹は流石に避けられず、光のロープが絡まり、捕らえられてしまった。
「畜生! 抜け出せない!」
絡み付いた光のロープから抜け出そうとするが、抜け出せない。
「放せ!」
「五月蠅い、黙れ」
一樹の声に苛立ったダークネブラが右手を開いて掲げ閉じると一樹を縛るロープが締め上げられる。
「うわあああああっっ」
身体を締め上げられる激痛に一樹は悲鳴を上げる。
「ふん、梃子せるな」
「ううっ」
身体の激痛で一樹は声も上げられなくなり、地面に倒れ伏しる。
「これがコスモパワーの継承者、転生者だと。こんなに貧弱では信じられないな」
一樹の身体を上から下まで視線を巡らし値踏みしたダークネブラは呆れる。
「しかし、美味そうな身体をしているな」
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