【R18】俺は変身ヒーローが好きだが、なったのは同級生の女子でした。一方の俺は悪の組織に捕らえられマッドサイエンティストにされた

第四話

驚くべきレパードウーマンの能力

「！　早いっ！」

　突如目の前に現れて驚くレッド。
　レッドもスピードタイプだが、レパードウーマンの方が早い。
　驚くレッドに向かってレパードウーマンはグローブの指先から鋭い爪を出現させレッドに突き出す。

「くっ」

　間一髪のところで反応してえ後ろに下がってレッドは回避する。

「良いところを邪魔するな」

「！」

　だがレッドの耳元にレパードウーマンの声が響き、レッドは反射的に振り向く。
　顔を向けた先には、楽しい自艦を邪魔されて眉を吊り上げて怒るレパードウーマンの顔があった。

「は、早い！」

　レッドはスピードタイプであり早さには自信がある。
　素早く回避したのにレパードウーマンは直ぐにレッドに追いついてこられた。
　その事実にレッドは衝撃を受ける。

「消えろ」

　レパードウーマンの腕が鞭のようにしなりレッドに向かって鋭い爪を突き立てながら伸びる。

「くっ」

　慌ててヴァイオレットソードを盾にして爪を防ぐ。
　最初の一撃は止めたが、直ぐに刀身を回り込むようにもう一方の腕がレッドの身体に向かって行く。

「まずいっ」

　レッドは避けようとするがレパードウーマンの方が早い。
　身体を切り裂かれることをレッドは覚悟した。

「！」

　だが、突如レパードウーマンは動きを止め、後ろに跳ね飛んだ。。
　そしてレパードウーマンがいた場所を一発の銃弾が貫いた。