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第四話

レパードウーマンとヴァレリーの愛撫

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「ううんっ、いいわ」

 魅力的なボディラインはなぞるだけで気持ちが良くヴァレリーの手がレパードウーマンの身体を這う。

「ふううううっっっっっ」

 撫でられたレパードウーマンも官能を感じやすく改造されているため、与えられる刺激に猫のような艶声を上げる。
 そしてもっと撫でろと、ねだるように身体をヴァレリーに擦りつける。
 その姿が猫のようで気を良くしたヴァレリーはレパードウーマンの豊満な胸に手を伸ばし握りしめる。

「はあうううっ」

 胸を握りしめられたレパードウーマンは更に高い声を上げた。

「なっ」

「むうっ」

 人前を憚らず、愛撫する姿にブルーは驚き、レッドは声を上げる。

「なんて破廉恥な……」

「あら、ごめんなさい」

 レッドとブルーがいたことを思い出したヴァレリーは見下すように謝る。

「あなたと違って愛嬌があるから可愛くてつい構っちゃうの」

「そんな風に改造したんだろう!」

「ええ、だからこんな風に可愛く啼いてくれるのよ」

「あうっ」

 ヴァレリー自ら付けたチョーカーごと、首筋を舐めるとレパードウーマンは嬉しそうな艶声を上げた。
 そして嬉しさを表すようにヴァレリーの顔を舐め始める。
 嬉しそうに愛撫するレパードウーマンの姿は、人間ではなく猫そのものだった。



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