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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
ジェル治療開始
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ブルーは警戒しつつもレッドの言葉を信じ、レッドを地面に寝かせ、大輝の治療を受けさせる。
「ゴメンね触るよ」
大輝は慎重にレッドの身体を触診する。
「はうううっっっ」
触れた瞬間感応が身体を駆け巡り、レッドは艶声を上げた。
「ゴメン、少し我慢して」
「ふうううううっっっっ」
大輝は危惧を取り付けると同時に、慎重に手を滑らせ身体の状況を確認する。
「手つきがいやらしいわね」
ブルーがナイフのような視線を大輝に浴びせるが、大輝は怯まず進める。
「よし、肌に腫れとかはなさそうだ」
取り付けた診断器具からも麻痺以外の異常は見られない。
肌の表面に付着した毒鱗粉さえ抜けば、治せる。
洗浄のためのジェルを取り出し、レッドの身体に両手で塗りつける。
「あううっ」
だが触れた瞬間レッドは声を上げる。
「あ、ゴメン、大丈夫?」
「だ、大丈夫……冷たくて驚いただけだから……」
ジェルの冷たさにレッドは艶声を上げてしまった。
「そう、へんなことされたら言ってねレッド。この男を殺すから」
大輝に向けていた銃口を下げながらブルーは言う。
恐ろしさを感じながらも大輝は治療を続けた。
今度は冷たくないようにジェルを両手に付けて擦り、体温で温かくした後。レッドの身体に塗りつけた。
「ゴメンね触るよ」
大輝は慎重にレッドの身体を触診する。
「はうううっっっ」
触れた瞬間感応が身体を駆け巡り、レッドは艶声を上げた。
「ゴメン、少し我慢して」
「ふうううううっっっっ」
大輝は危惧を取り付けると同時に、慎重に手を滑らせ身体の状況を確認する。
「手つきがいやらしいわね」
ブルーがナイフのような視線を大輝に浴びせるが、大輝は怯まず進める。
「よし、肌に腫れとかはなさそうだ」
取り付けた診断器具からも麻痺以外の異常は見られない。
肌の表面に付着した毒鱗粉さえ抜けば、治せる。
洗浄のためのジェルを取り出し、レッドの身体に両手で塗りつける。
「あううっ」
だが触れた瞬間レッドは声を上げる。
「あ、ゴメン、大丈夫?」
「だ、大丈夫……冷たくて驚いただけだから……」
ジェルの冷たさにレッドは艶声を上げてしまった。
「そう、へんなことされたら言ってねレッド。この男を殺すから」
大輝に向けていた銃口を下げながらブルーは言う。
恐ろしさを感じながらも大輝は治療を続けた。
今度は冷たくないようにジェルを両手に付けて擦り、体温で温かくした後。レッドの身体に塗りつけた。
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