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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
レッドを連れていこうとするブルー
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それはとても明るい声だった。
まるで天使のような声と笑みで、誰もが思わず見とれて仕舞う。
長身で顔が整った美女ということもあり、皆が視線を向けてしまう。
とても一瞬前まで怪人とはいえ人型に死神のような顔で銃弾を叩き込んでいた人物と同一とは思えなかった。
「ぶ、ブルー……」
だがレッドからの返事は声が出ない。
毒鱗粉の麻痺が続いており体を動かせないのだ
「大変、レッド大丈夫」
ブルーはレッドの様子に気がつき近づいて両腕で優しくレッドを抱き起こそうとした。
「はうっ」
身体が痺れて官能が強く流れる。
しかも豊満なボディを持つブルーに触れ、温かく柔らかいものが当たり、余計に疼いて仕舞う。
「大丈夫レッド」
「あううっ」
ブルーが抱き寄せると、肉感のある身体がレッドの身体を包み込み、快感を放ち苦しみながら艶声を出してしまう。
「苦しそう。どうしましょう。本部に連れて行くしか」
「! い、いや……」
本部に連れて行かれたらレッドに施された改造がバレてしまう。
そうなれば大輝は捕まり、アセンデッドの関係者として処罰される。
そのような事は避けたかった。
「だ、だめ」
「でもレッド、このままだと治らないわ。今みたいな声を聞き続けるのも嬉しいけど、あなたと一緒に楽しいことも、正義を果たすことも出来ないのよ。キチンと元の身体にしましょう」
ブルーは強引に連れて行こうとした。
だが、それを止める声が響いた。
まるで天使のような声と笑みで、誰もが思わず見とれて仕舞う。
長身で顔が整った美女ということもあり、皆が視線を向けてしまう。
とても一瞬前まで怪人とはいえ人型に死神のような顔で銃弾を叩き込んでいた人物と同一とは思えなかった。
「ぶ、ブルー……」
だがレッドからの返事は声が出ない。
毒鱗粉の麻痺が続いており体を動かせないのだ
「大変、レッド大丈夫」
ブルーはレッドの様子に気がつき近づいて両腕で優しくレッドを抱き起こそうとした。
「はうっ」
身体が痺れて官能が強く流れる。
しかも豊満なボディを持つブルーに触れ、温かく柔らかいものが当たり、余計に疼いて仕舞う。
「大丈夫レッド」
「あううっ」
ブルーが抱き寄せると、肉感のある身体がレッドの身体を包み込み、快感を放ち苦しみながら艶声を出してしまう。
「苦しそう。どうしましょう。本部に連れて行くしか」
「! い、いや……」
本部に連れて行かれたらレッドに施された改造がバレてしまう。
そうなれば大輝は捕まり、アセンデッドの関係者として処罰される。
そのような事は避けたかった。
「だ、だめ」
「でもレッド、このままだと治らないわ。今みたいな声を聞き続けるのも嬉しいけど、あなたと一緒に楽しいことも、正義を果たすことも出来ないのよ。キチンと元の身体にしましょう」
ブルーは強引に連れて行こうとした。
だが、それを止める声が響いた。
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