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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
救世主登場 新たなギアレンジャー
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「むっ」
マダムバタフライは触覚に伝わる空気の振動から自分に迫る弾丸の存在を知った。
直ぐに管を引っ込め、レッドから離れる。
「あうっ」
挿入された管を引き上げられる刺激で出たレッドの艶声と、銃弾の擦過音が共鳴する中、自分の頭部が合ったバッシュを通過する弾丸をマダムバタフライは忌々しげに見た。
「誰! 邪魔をするのは!」
銃弾が放たれた方向、通りの先を見ると、発砲音と共に、放った人物の姿をマダムバタフライは捉えた。
レッドと同じようなボディースーツとギアを装着していたが、色は青く、レッドより背丈も高く、髪も長い女性だった。
バイザーに隠れていて素顔は見えないが端正な口元だけで美人だと分かる。
そして、彼女は、手にした小銃を発砲した場所からよく通る声でマダムバタフライに告げた。
「機甲戦隊ギアレンジャー! ギアブルー参上!」
脳に響くような美声だが、明らかに怒りが籠もっていた。
「よくもレッドを虐めたな怪人め! 絶対に許さないぞ!」
「それはこっちの台詞よ! 私の楽しみを、こんなに素晴らしい蜜を吸うのを邪魔して、あなたは絶対に許さないわ。蜜を吸われるくらいで済むと思わないで。酷い姿にして徹底的にいじめ抜いてやるんだから」
「出来るものならやってみろ! 貴様のような悪辣な怪人に倒されるほど、私は弱くないぞ蝶々女」
「あたしを舐めているとひどい目に遭うわよ」
マダムバタフライは羽を広げ空に跳び上がり、ブルーに向かった。
マダムバタフライは触覚に伝わる空気の振動から自分に迫る弾丸の存在を知った。
直ぐに管を引っ込め、レッドから離れる。
「あうっ」
挿入された管を引き上げられる刺激で出たレッドの艶声と、銃弾の擦過音が共鳴する中、自分の頭部が合ったバッシュを通過する弾丸をマダムバタフライは忌々しげに見た。
「誰! 邪魔をするのは!」
銃弾が放たれた方向、通りの先を見ると、発砲音と共に、放った人物の姿をマダムバタフライは捉えた。
レッドと同じようなボディースーツとギアを装着していたが、色は青く、レッドより背丈も高く、髪も長い女性だった。
バイザーに隠れていて素顔は見えないが端正な口元だけで美人だと分かる。
そして、彼女は、手にした小銃を発砲した場所からよく通る声でマダムバタフライに告げた。
「機甲戦隊ギアレンジャー! ギアブルー参上!」
脳に響くような美声だが、明らかに怒りが籠もっていた。
「よくもレッドを虐めたな怪人め! 絶対に許さないぞ!」
「それはこっちの台詞よ! 私の楽しみを、こんなに素晴らしい蜜を吸うのを邪魔して、あなたは絶対に許さないわ。蜜を吸われるくらいで済むと思わないで。酷い姿にして徹底的にいじめ抜いてやるんだから」
「出来るものならやってみろ! 貴様のような悪辣な怪人に倒されるほど、私は弱くないぞ蝶々女」
「あたしを舐めているとひどい目に遭うわよ」
マダムバタフライは羽を広げ空に跳び上がり、ブルーに向かった。
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