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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
マダムバタフライの攻撃
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「なんだと」
一方的なマダムバタフライの勝利宣言にレッドは余計に苛立つ。
「あなたは私の能力の前には敵わないわ。大人しく、捕まって私に蜜を吸われなさい」
「僕はどんな敵にも屈しないぞ!」
「ウフフ、ムキになったところが可愛いわね」
強い決意を宣言するレッドを見て、強情を貫こうとする幼児を見るような目でマダムバタフライは微笑ましく笑う。
「でもその強情が何処まで通じるかしら。むしろ見せてくれた方が楽しそうね」
「なにを!」
レッドはムキになって言い返す。
「お前なんかに僕は、ギアレッドは負けないぞ!」
「では見せて見なさい。あなたが私の攻撃に何処まで耐えられるか」
そう言うとマダムバタフライは、背中のアゲハチョウの様な羽を大きく揺らめかせた。
マダムバタフライが羽を動かして発生させた無数の渦は小さいが後ろの景色を歪めるほど強烈な回転を生み出したあ。
渦は周囲の空気を巻き込んで大きくなり、羽の力でレッドに向かって放たれた。
渦は更に空気を巻き込んで猛烈な強風となり、小柄なレッドの身体に叩き付けるように浴びせられた。
「うわああっっ」
マダムバタフライが起こした強い風に、レッドは飛ばされそうになる。
風は非常に強く、レッドの近くにあった自家用車さえ横転して転がっていってしまう程だ。
「うわああああっっ」
強風の及ぼす範囲も広く、余波を受けた市民が転げ回っていた。
「くううううっっっ負けるものかっっっ」
だが、レッドはマダムバタフライが起こした強風の中、脚を広げ踏みとどまり、風に耐えた。
「あら、やるやね」
転げて行かないレッドを見て、マダムバタフライは意外という表情を浮かべる。
「でもこれはどう」
マダムバタフライは更に羽を大きく動かし、より強い風を叩き付けた。
一方的なマダムバタフライの勝利宣言にレッドは余計に苛立つ。
「あなたは私の能力の前には敵わないわ。大人しく、捕まって私に蜜を吸われなさい」
「僕はどんな敵にも屈しないぞ!」
「ウフフ、ムキになったところが可愛いわね」
強い決意を宣言するレッドを見て、強情を貫こうとする幼児を見るような目でマダムバタフライは微笑ましく笑う。
「でもその強情が何処まで通じるかしら。むしろ見せてくれた方が楽しそうね」
「なにを!」
レッドはムキになって言い返す。
「お前なんかに僕は、ギアレッドは負けないぞ!」
「では見せて見なさい。あなたが私の攻撃に何処まで耐えられるか」
そう言うとマダムバタフライは、背中のアゲハチョウの様な羽を大きく揺らめかせた。
マダムバタフライが羽を動かして発生させた無数の渦は小さいが後ろの景色を歪めるほど強烈な回転を生み出したあ。
渦は周囲の空気を巻き込んで大きくなり、羽の力でレッドに向かって放たれた。
渦は更に空気を巻き込んで猛烈な強風となり、小柄なレッドの身体に叩き付けるように浴びせられた。
「うわああっっ」
マダムバタフライが起こした強い風に、レッドは飛ばされそうになる。
風は非常に強く、レッドの近くにあった自家用車さえ横転して転がっていってしまう程だ。
「うわああああっっ」
強風の及ぼす範囲も広く、余波を受けた市民が転げ回っていた。
「くううううっっっ負けるものかっっっ」
だが、レッドはマダムバタフライが起こした強風の中、脚を広げ踏みとどまり、風に耐えた。
「あら、やるやね」
転げて行かないレッドを見て、マダムバタフライは意外という表情を浮かべる。
「でもこれはどう」
マダムバタフライは更に羽を大きく動かし、より強い風を叩き付けた。
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