102 / 167
第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
アセンデッドの襲撃
しおりを挟む
「いやああああっっっっっっっ」
「助けてくれーっ」
「いいいいっっっっっっ」
町の中心部、広場に、人々の叫び声が響く。
アセンデッドが現れ人々を掠っていた。
「一体でも多くの実験体を確保するのよ!」
中心部では黒いハイレグボディースーツを身に纏ったヴァレリーが命じている。
戦闘員達は、各所に分散して、市民を捕まえていった。
アセンデッドの改造によって常人の数倍の能力を発揮する。
たった一人の戦闘員でも捕まってしまえば軽々とお持ち帰り、いや掠われてしまい、逃げ出すことは不可能だ。
警察も対応出来ず、人々は次々と連れ去られていく。
だが、そこに可憐な声が響き渡る。
「待てえええっっっっっっ!」
皆が声の方向を向くと赤いスーツに身を包んだ少女が、ビルの上にいた。
「機甲戦隊ギアレンジャー、ギアレッド! 参上! 人々を誘拐するなんて許さないぞ!」
「出たわねギアレッド」
ヴァレリーが憎々しげにレッドを睨み付ける。
「何時も私の、アセンデッドの邪魔をしてくれるわね」
「お前達が人々を誘拐し改造するからだろう」
「貧弱な身体で、進化の見込みのない連中を私達が改造によって能力をアップさせているのよ。感謝して、その身を捧げる位はして欲しいわ」
「馬鹿なことを言うな! 人々を洗脳しておいてよく言う!」
「常人には過ぎた力よ。巨大すぎる力は不幸を招くわ。そうならないよう、私達が管理するためにも絶対服従して貰うわ」
「なんて身勝手な! そんな事! 絶対に許さないぞ!」
「あなたの許しを得るつもりはないわ。それより、今まで邪魔してきた分、タップリとお礼をしてやるわ。行きなさい!」
「いいいっっっっ」
ヴァレリーが命じると、戦闘員達は次々とレッドに襲いかかっていった。
「大勢で来るか……仕方ない」
レッドは手を空に掲げて叫んだ。
「ヴァイオレットソード!」
レッドの手に光りの粒が集まり、剣の形となって実体化して赤い剣が現れる。
「行くぞ!」
レッドは赤い剣を振り迫ってくる戦闘員達を次々と、倒してく。
「うおおおおおおっっっっっ」
戦闘員達は、数十人で波状攻撃を仕掛けるがレッドが剣によって作る暴風圏の中に貼った瞬間、等真が襲いかかり、はじき返されていく。
「相変わらず、戦闘力は凄まじいようね。戦闘員達が次々と吹き飛ばされていくわ」
戦闘の様子を見ていたヴァレリーが呆れるよう、諦めたようにに呟くいた直後、レッドは襲いかかってきたアセンデッドの戦闘員達を全て倒した。
「さあ、皆倒したぞ! お前達だってやっつけてやる! 人々を解放するなら見逃してやるぞ」
「そんな事するわけないでしょう。それにあなたと戦うための切り札、怪人は別に用意しているわ」
「なにっ」
「行きなさい、マダムバタフライ」
「分かりましたわ、ヴァレリー様」
優雅とも言える発音が響いてきたかと思うと、ヴァレリーの後ろから蝶の仮面を被り、背中からアゲハチョウの羽を生やした黒のハイレグボディースーツを身につけた美女が出てきた。
「助けてくれーっ」
「いいいいっっっっっっ」
町の中心部、広場に、人々の叫び声が響く。
アセンデッドが現れ人々を掠っていた。
「一体でも多くの実験体を確保するのよ!」
中心部では黒いハイレグボディースーツを身に纏ったヴァレリーが命じている。
戦闘員達は、各所に分散して、市民を捕まえていった。
アセンデッドの改造によって常人の数倍の能力を発揮する。
たった一人の戦闘員でも捕まってしまえば軽々とお持ち帰り、いや掠われてしまい、逃げ出すことは不可能だ。
警察も対応出来ず、人々は次々と連れ去られていく。
だが、そこに可憐な声が響き渡る。
「待てえええっっっっっっ!」
皆が声の方向を向くと赤いスーツに身を包んだ少女が、ビルの上にいた。
「機甲戦隊ギアレンジャー、ギアレッド! 参上! 人々を誘拐するなんて許さないぞ!」
「出たわねギアレッド」
ヴァレリーが憎々しげにレッドを睨み付ける。
「何時も私の、アセンデッドの邪魔をしてくれるわね」
「お前達が人々を誘拐し改造するからだろう」
「貧弱な身体で、進化の見込みのない連中を私達が改造によって能力をアップさせているのよ。感謝して、その身を捧げる位はして欲しいわ」
「馬鹿なことを言うな! 人々を洗脳しておいてよく言う!」
「常人には過ぎた力よ。巨大すぎる力は不幸を招くわ。そうならないよう、私達が管理するためにも絶対服従して貰うわ」
「なんて身勝手な! そんな事! 絶対に許さないぞ!」
「あなたの許しを得るつもりはないわ。それより、今まで邪魔してきた分、タップリとお礼をしてやるわ。行きなさい!」
「いいいっっっっ」
ヴァレリーが命じると、戦闘員達は次々とレッドに襲いかかっていった。
「大勢で来るか……仕方ない」
レッドは手を空に掲げて叫んだ。
「ヴァイオレットソード!」
レッドの手に光りの粒が集まり、剣の形となって実体化して赤い剣が現れる。
「行くぞ!」
レッドは赤い剣を振り迫ってくる戦闘員達を次々と、倒してく。
「うおおおおおおっっっっっ」
戦闘員達は、数十人で波状攻撃を仕掛けるがレッドが剣によって作る暴風圏の中に貼った瞬間、等真が襲いかかり、はじき返されていく。
「相変わらず、戦闘力は凄まじいようね。戦闘員達が次々と吹き飛ばされていくわ」
戦闘の様子を見ていたヴァレリーが呆れるよう、諦めたようにに呟くいた直後、レッドは襲いかかってきたアセンデッドの戦闘員達を全て倒した。
「さあ、皆倒したぞ! お前達だってやっつけてやる! 人々を解放するなら見逃してやるぞ」
「そんな事するわけないでしょう。それにあなたと戦うための切り札、怪人は別に用意しているわ」
「なにっ」
「行きなさい、マダムバタフライ」
「分かりましたわ、ヴァレリー様」
優雅とも言える発音が響いてきたかと思うと、ヴァレリーの後ろから蝶の仮面を被り、背中からアゲハチョウの羽を生やした黒のハイレグボディースーツを身につけた美女が出てきた。
0
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/youth.png?id=ad9871afe441980cc37c)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる