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第二話 レッドピンチ 驚異の女幹部レディスコルピオン

パワーアップ改造 エッチなやり方再び

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「それでは更にパワーアップするために改造手術をしましょう」

「いや、待て」

 リリアンに大輝はストップをかける。

「ギアの取り付けだけだろう」

「はい、ですがエネルギーを通わせてフィッティングを迅速に済ませるには改造手術台が必要です」

「って、ことはまた」

「はい、ドクターに注いで貰います」

「いっ」

 大輝と優子は顔を真っ赤に染めた。

「……でも」

「ですが、このままでは負けてしまいます。良いのですか?」

「いや、でも」

「時間もありません。連中は、いえレディスコルピオンはこらえ性がないようです」

 リリアンは外部モニターを空中に投影して町の様子を見せる。

『まだレッドは、玩具は見つからないの!』

 周囲の戦闘員に当たり散らした。

『早く見つけないと、酷いわよ!』

 尻尾が捕まえた一般人、明らかにヤクザ者の身体に刺さった。

『ぐああああっっっ』

 毒を受けたらしく緑色に身体が変色して奇声を上げて全身から血を吹いて絶命する。

「うっ」

 そのおぞましい光景に大輝も優子も顔を背ける。

「このままでは多くの市民の方が、殺されるでしょう」

 リリアンはモニターを消しながら淡々と言った。

「大輝君」

 優子が、大輝を見て恥ずかしそうに言う。

「お願い、皆を助けるために僕を……」

 顔の赤みを増しつつ思い切って言った。

「強くして」

  言い終わっても優子は強くまっすぐな瞳を大輝に向け続けた。
 何をするか分かっていても、決意は揺らいでいなかった。
 タダひたすら、人々の為に戦う。そのためにどんなことでも受け入れる覚悟をしていた。

「……分かった」

 ここまで優子の強い意志を見せられては、恥ずかしいなどと言ってられない。
 大輝は了承する。

「では、早速、準備します」

「頼む」

 喜々として働くリリアンを見て、不安に思うが、頼りになるのは、彼女しかいない。

「では、優子様。改造のために裸になって貰います」

「う、うんっ」

 決意したものの裸になるのはやはり抵抗があるようだ。
 だが、優子の意志は固く、服を一枚一枚、丁寧に脱いでいく。
 先ほども見たが、一糸纏わぬ立ち姿は、さらに美しい。
 小柄だが、美の女神に愛されたスタイル。
 肉感は少ないが、ラインが綺麗で肌はシミ一つ無く、思わず見つめてしまう。

「うっ」

 大輝の視線に気がついて恥ずかしそうに両手を胸に当てて背を向ける。
 身体が捻れて新たに流麗なラインを見せつける上、小さく可愛らしいお尻が丸見え。
 更に綺麗に見えてしまう。
  どうも自分のプロポーションに自信が無いようだが、来れでも十分に綺麗だ。
 子供っぽいところが心身共にあるが、これも優子の魅力だ。
 堪能しているとリリアンが声をかけてきた。

「では、ドクター、手術台に乗っていただけますか」
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