【R18】俺は変身ヒーローが好きだが、なったのは同級生の女子でした。一方の俺は悪の組織に捕らえられマッドサイエンティストにされた

第二話 レッドピンチ 驚異の女幹部レディスコルピオン

治療開始 まずは膣から

　優子の膣の中には大量の毒液を入れられており、ここからも体内に吸収されている。
　しかも、何度も子宮を針で突かれたり、硬い尻尾をピストン運動させられたため、膣壁が傷ついている。
　早急に処置しなければ、危険だ。

「入れるね」

「い、いや」

　従順だった優子が明確に拒絶反応を見せた。

「どうして」

「は、恥ずかしい」

　優子は顔を赤らめながら、断る。
　しかしそれでは治療が出来ない。大輝は懸命に頼み込む。

「頼む、処置しなければ助けられない」

「けど……」

「頼む」

「……うん」

　優子は承諾すると、脚に込める力を抜き、割れ目が広がるよう力を抜いた。
　鉗子を使って割れ目を広げ固定すると内視鏡を入れていく。

「あうっ」

　敏感になった膣に入り込むと優子は艶声を上げ、無意識に尻尾を思い出し膣に力を入れて拒もうとする。

「大丈夫、治すだけだから」

「う、うん」

　大輝の言葉で優子は落ち着きを取り戻し、力を緩める。
　内視鏡を入れると大輝は早速、治療を始めた。

「酷いな」

　毒を吸引しつつ、膣壁をカメラで見る。
　硬い尻尾を無理矢理、動かしたためかなり傷ついている。

「傷ついた部分を切除して、薬液で再生させる」

　ドクター特製の再生剤は、治癒力を高める。簡単な傷ならすぐに治る。それは膣壁であっても変わらない。
　内視鏡のレーザーメスで傷ついた部分を切除し薬液を掛ける。

「あああんんっっ……だ、大輝……君に……見ら、れ……触られて……る……あああんんっっ」

　治療の間、優子は官能の刺激を受け続け、高い艶声を上げたが、大輝は治療集中したため耳に入らなかった。

「よし、ここの処置は終わり」

　子宮まで到達し、処置を終えると大輝はようやく顔を上げて優子を見た。

「ああああ……」

　優子は恍惚とした表情で悩ましげに、しかし嬉しそうに、虚空を見つめていた。

「まだ毒の影響が強いようだ。早く体内の毒を排出しないと」

　大輝は優子の為にも次の処置を急いだ。

「生理食塩水で輸液を行いつつ、利尿剤を入れるんだ」

「い、嫌」

　大輝の指示に優子は拒絶反応を示す。だが大輝は説明して行おうとする。

「ギアレンジャーとなった人間の腎臓は強い。特に毒物除去能力は高い。尿を出させて体内の毒を排出させる」

「で、でも」

　大輝は懇切丁寧に説明するが、優子は伏せ目がちに大輝を見て拒む。

「大丈夫」

「……う、うん」

　大輝の説得にようやく優子は同意した。

「リリアン、ラインを確保。最低限六つ。輸液を開始したら、利尿剤を入れて」

「分かりました」