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第二話 レッドピンチ 驚異の女幹部レディスコルピオン
レッドの身体に渦巻くエネルギー
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「お帰りなさい、レッド。大丈夫だった?」
「……うん」
戻ってきたレッドに大輝が尋ねる。
するとレッドは消え入りそうな、しかし熱く思い詰めた声で話しかけてくる。
「どうしたの?」
不信に思って大輝は尋ねる。
レッドはバイザーを外し、熱を帯びた大きな瞳を向ける。
頬もほんのり赤く染まっており色っぽく、 その可憐さに大輝も見とれて仕舞い息をのんだ。
そのため不意打ち気味に言われてしまった。
「……身体が……熱いの」
桃色に見えそうな溜息と共に言葉が出てきた。
大輝は再びドキッとするが、心を静めてレッドの姿を確認する。
同時に、形態スキャナーを使いレッドの身体を走査し、状態を確認する。
全身を見られる事に、大輝に見られることに気づいたレッドの顔はより赤く染まる。
「全身が活発になっている。体温も体内の分泌物もエネルギーも多い。ギアの副作用か」
レッドの言葉に大輝はドクター・エクシリオンの知識から推測した。
改造したギアだが身体を活発にする。
お陰で驚異的な能力を発揮する事が出来る。
ヴァレリーを撃退できたのもそのためだ。
しかし、ギアには欠点があった。
身体が活発になりすぎて女性ホルモンやフェロモンの分泌量も増えて興奮状態、発情した状態になって仕舞う。
そのため、戦う毎に身体がイッてしまうのだ。
「大丈夫、すぐに抜いてあげるから」
大輝は機械を操作して手術台を用意する。
目の前にアームで吊された手術台がやって来てレッドの前に置かれ、座りやすいように変形する。
「さあ、横になって」
「……うん」
大輝に促されると悲しそうにレッドは言われたとおり、ベッドに横たわる。
レッドが身体を横たえると、リリアンが新たな装置、無数のケーブルを装備した装置を運んできた。
この装置を使って身体の中の余計なエネルギーを吸い取り、
レッドの前に置くと、付属するケーブル、その端末を何個か手に持ちレッドの胸や秘所に貼り付ける。
「はうっ」
興奮して感度の高まった身体はボディースーツ越しでも触れるだけで快電が走り、レッドは艶声を上げた。
特に敏感な性感帯だと著しく、越えに熱が帯びる。
「お、おい」
大輝は止めようとした。
必要な事とは分かっていても、エネルギーが集まりやすい局所などに貼り付けるのが一番効率が良い。
しかし、いくら何でも思春期の女子には酷すぎる。
「待って」
流石にレッドいや優子も恥ずかしいのか、大声で止めた。
「しかし、処置には必要です」
リリアンが妖艶な笑みを浮かべながら慌てる優子に言う。
「ち、違うの必要な事だとは分かっている」
「では何です」
「だ、大輝君!」
「な、なに?」
突然自分の名前を呼ばれて大輝は驚いた。
そして、とんでもない願い事をされてしまった。
「処置をする間、抱きしめてくれないかな」
「……うん」
戻ってきたレッドに大輝が尋ねる。
するとレッドは消え入りそうな、しかし熱く思い詰めた声で話しかけてくる。
「どうしたの?」
不信に思って大輝は尋ねる。
レッドはバイザーを外し、熱を帯びた大きな瞳を向ける。
頬もほんのり赤く染まっており色っぽく、 その可憐さに大輝も見とれて仕舞い息をのんだ。
そのため不意打ち気味に言われてしまった。
「……身体が……熱いの」
桃色に見えそうな溜息と共に言葉が出てきた。
大輝は再びドキッとするが、心を静めてレッドの姿を確認する。
同時に、形態スキャナーを使いレッドの身体を走査し、状態を確認する。
全身を見られる事に、大輝に見られることに気づいたレッドの顔はより赤く染まる。
「全身が活発になっている。体温も体内の分泌物もエネルギーも多い。ギアの副作用か」
レッドの言葉に大輝はドクター・エクシリオンの知識から推測した。
改造したギアだが身体を活発にする。
お陰で驚異的な能力を発揮する事が出来る。
ヴァレリーを撃退できたのもそのためだ。
しかし、ギアには欠点があった。
身体が活発になりすぎて女性ホルモンやフェロモンの分泌量も増えて興奮状態、発情した状態になって仕舞う。
そのため、戦う毎に身体がイッてしまうのだ。
「大丈夫、すぐに抜いてあげるから」
大輝は機械を操作して手術台を用意する。
目の前にアームで吊された手術台がやって来てレッドの前に置かれ、座りやすいように変形する。
「さあ、横になって」
「……うん」
大輝に促されると悲しそうにレッドは言われたとおり、ベッドに横たわる。
レッドが身体を横たえると、リリアンが新たな装置、無数のケーブルを装備した装置を運んできた。
この装置を使って身体の中の余計なエネルギーを吸い取り、
レッドの前に置くと、付属するケーブル、その端末を何個か手に持ちレッドの胸や秘所に貼り付ける。
「はうっ」
興奮して感度の高まった身体はボディースーツ越しでも触れるだけで快電が走り、レッドは艶声を上げた。
特に敏感な性感帯だと著しく、越えに熱が帯びる。
「お、おい」
大輝は止めようとした。
必要な事とは分かっていても、エネルギーが集まりやすい局所などに貼り付けるのが一番効率が良い。
しかし、いくら何でも思春期の女子には酷すぎる。
「待って」
流石にレッドいや優子も恥ずかしいのか、大声で止めた。
「しかし、処置には必要です」
リリアンが妖艶な笑みを浮かべながら慌てる優子に言う。
「ち、違うの必要な事だとは分かっている」
「では何です」
「だ、大輝君!」
「な、なに?」
突然自分の名前を呼ばれて大輝は驚いた。
そして、とんでもない願い事をされてしまった。
「処置をする間、抱きしめてくれないかな」
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