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第一話 変身ヒーロー好きだった俺、マッドサイエンティストにされる

更なる快楽による改造パワーアップ

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「はあ……はあ……はあ……」

『治癒完了。患者の状態は正常に戻りました。各数値正常へ』

 小川さんの荒い息が漏れる中、無機質なアナウンスが秘密研究所の中に流れた。

「ふうっ」

 治療を兼ねた射精を終えた大輝は手術台の上でぐったりとしている小川さんを見て心に充実感が溢れていた。

「ドクターお疲れ様でした」

 隣にいたリリアンがぬれタオルで体を拭いてくれる。
 正直小川さんの物も混ざっているため拭うのが惜しい。
 しかし、止める前に手早く体を拭くと体のべとつきがとれて爽快となり、より充実感が増していく。
 大輝の童貞は、失っているが、それは隣のリリアン強制的に奪われたものだ。
 自分の意志で、好きな女の子を、望まれて抱き、喜ばせ、喘がせ満足させたことに男としての達成感が大輝の心に満ちており、成長したと思えていた。

「賢者タイムの所、申し訳ありませんが」

「おい」

 せっかく気持ちよくしていたのに、リリアンの一言で全て台無しになった。

「彼女に更にパワーアップして貰います」

「パワーアップ?」

「はい、現状は治っただけ。かつての彼女と同じ強さのままです。このままでは負けてしまいます」

「つまりヴァレリーに勝てるだけの力にしないとダメだと言うことだね」

「そうです。前のギアも壊れていますし、負けは目に見えています。博士の力が必要です」

「できるの」

「博士ならできます。しなければ勝てません」

「でも方法はあるの」

「あります。前の博士が作った、ギア類がありますので」

「ギア類?」

「はい」

 嫌な予感がしたが、リリアンは勝手に持ち出してきた。

「うわっ」

 大量のギアだがいずれも体にフィットするタイプだ。
 露骨に体の一部を露出させるタイプもある。

「まさか、これを着せるの」

 特に目を引いたのは、薄く伸縮性のあるインナーだった。
 カラーリングは赤、白、黒だが、ラインの走り方が、あからさまに体の各部の境目になっており、体のラインを強調している。

「はい、ギアの能力を向上させるには、体にフィットさせる必要があります。肌が傷つく恐れもあるためギアを直接体に付けるわけにはいきません」

「でも」

「時間がありません。お楽しみだった分ヴァレリー達の捜索は進んでいます。急いでください」

「う」

 行為を強要したのはリリアンだが、楽しんでいたのは事実であり罪悪感がある。

「わかった。頼むよ」

「では」

 リリアンは許可を取ると小川さんの体にインナーを着せていく。
 まるで人形をラッピングするかのように、それも淫靡に体をしていくようだ。
 インナーの表面がテカっていて、素肌以上に妖しい光を放っている。
 各部が赤、白、黒にカラーリングされ強調しているため、小柄なハズの小川さんの体がエロティックになっている。
 フィッティングが行われると体にインナーが張り付き、ラインが絞り出されより妖艶に体に曲線が表れる。

「終わりました。後の装着は博士がお願いします」

「装着って」

「性的興奮を与えるのです」
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