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第一話 変身ヒーロー好きだった俺、マッドサイエンティストにされる
処置は順調、だがアクシデントが
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「ふむ、上手くいっているようじゃ」
リリアンが大輝を貪る姿をドクター・エクシリオンは、満足そうに見ていた。
貪られている方の少年は気持ちよさそうだ。
快感を与えたほうが意識が朦朧とし記憶の注入がすんなりといく。
現に知識の定着は上手くいっている。
無意識のうちに大輝はリリアンの気持ちの良いポイントを的確に攻めている。
リリアンはドクター自ら手を加えて調整しており性感帯を作り上げており、自分以外はどうすれば喜ぶか知らない。
短時間で喜ばせたと言うことは確実にドクター自身の知識が大輝に入り込んでいる証だ。
「あああんっ! もっとおおっっ!」
激しく腰を動かしながら顔を擦り付けねだるリリアンがあそこまで乱れる事は通常ない。
それだけ上手くいっている証拠だった。
「素体も良さそうだ。見繕っただけのことはある」
記憶の改変は順調、今は技術的な知識だけだが、これから人格を移し始める最終段階に入る。
ものの数分で自分はあの少年の体に移れるだろう。
ドクターは満足していたが、次の瞬間凍り付く。
「あんっ」
大輝の突き上げが激しく気持ちよくて思わず体が動いてしまった。
腕が勢いよく振られ、洗脳装置のケーブルに触れ、外れて仕舞った。
「ま、まずい! 入力ケーブルが!」
記憶を送り込むケーブルが外れて仕舞っては、記憶を塗りつぶせない。
「早く、直さねば!」
ドクターは慌ててケーブルを付け直そうと体を動かしたが、拙かった。
背中に刺さる生命維持装置のチューブが外れ、液体が流れ出る。
「ま、まずい、人工血液が」
先の戦いで負傷したドクターは生命維持装置の力が無ければ、自分が作り出した人工血液を注入しなければ生きていけない。
漏れ出るチューブを掴み刺し直そうとする。
だが、背中にあるため見えず上手く差すことができない。
「り、リリアン! 生命維持装置の修理を!」
「ああんっ」
リリアンの返事は嬌声だった。
大輝とのセックスが気持ちよすぎてドクターの声が耳に入らない。
「な、何をいているのだ。そんなことより、うおっ」
体を前のめりにしたため、ドクターはベッドから倒れた。
落ちた衝撃でチューブも離れる。
「り、リリアン、早くチューブを」
「あうううっっ」
懇願するように言うが、大輝に突き上げられ、性感帯を巧みに撫でられ握られたリリアンは嬌声を上げるばかりで、ドクターの声が届かない。
「は、早く……人工血液を……」
嬌声が響くなかドクターは薄れ行く意識の中、自分でチューブを繋ごうと手を伸ばすが届かない。
漏れ出た人工血液が広がり、ドクターの顔を濡らした時には既に意識がなかった。
リリアンが大輝を貪る姿をドクター・エクシリオンは、満足そうに見ていた。
貪られている方の少年は気持ちよさそうだ。
快感を与えたほうが意識が朦朧とし記憶の注入がすんなりといく。
現に知識の定着は上手くいっている。
無意識のうちに大輝はリリアンの気持ちの良いポイントを的確に攻めている。
リリアンはドクター自ら手を加えて調整しており性感帯を作り上げており、自分以外はどうすれば喜ぶか知らない。
短時間で喜ばせたと言うことは確実にドクター自身の知識が大輝に入り込んでいる証だ。
「あああんっ! もっとおおっっ!」
激しく腰を動かしながら顔を擦り付けねだるリリアンがあそこまで乱れる事は通常ない。
それだけ上手くいっている証拠だった。
「素体も良さそうだ。見繕っただけのことはある」
記憶の改変は順調、今は技術的な知識だけだが、これから人格を移し始める最終段階に入る。
ものの数分で自分はあの少年の体に移れるだろう。
ドクターは満足していたが、次の瞬間凍り付く。
「あんっ」
大輝の突き上げが激しく気持ちよくて思わず体が動いてしまった。
腕が勢いよく振られ、洗脳装置のケーブルに触れ、外れて仕舞った。
「ま、まずい! 入力ケーブルが!」
記憶を送り込むケーブルが外れて仕舞っては、記憶を塗りつぶせない。
「早く、直さねば!」
ドクターは慌ててケーブルを付け直そうと体を動かしたが、拙かった。
背中に刺さる生命維持装置のチューブが外れ、液体が流れ出る。
「ま、まずい、人工血液が」
先の戦いで負傷したドクターは生命維持装置の力が無ければ、自分が作り出した人工血液を注入しなければ生きていけない。
漏れ出るチューブを掴み刺し直そうとする。
だが、背中にあるため見えず上手く差すことができない。
「り、リリアン! 生命維持装置の修理を!」
「ああんっ」
リリアンの返事は嬌声だった。
大輝とのセックスが気持ちよすぎてドクターの声が耳に入らない。
「な、何をいているのだ。そんなことより、うおっ」
体を前のめりにしたため、ドクターはベッドから倒れた。
落ちた衝撃でチューブも離れる。
「り、リリアン、早くチューブを」
「あうううっっ」
懇願するように言うが、大輝に突き上げられ、性感帯を巧みに撫でられ握られたリリアンは嬌声を上げるばかりで、ドクターの声が届かない。
「は、早く……人工血液を……」
嬌声が響くなかドクターは薄れ行く意識の中、自分でチューブを繋ごうと手を伸ばすが届かない。
漏れ出た人工血液が広がり、ドクターの顔を濡らした時には既に意識がなかった。
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