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第一話 変身ヒーロー好きだった俺、マッドサイエンティストにされる
秘密研究所 救命の代償
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切り裂かれた後の事は大輝はよく覚えていない。
ただ、失敗したと思った。
しかし、直後に小川さんの身体が光、変身してウルフマンを倒したことは良かったと思っていた。
あとはどうでも良かった致命傷という感覚も無く、ただ身体が動かせないだけで小川さんが助かっただけで満足だった。
ただ心配しているレッドいや小川さんが救急車のドアが閉められた後、消えてしまったのは、さみしかった。
その後はどうでも良かった。必死に救命処置をしてくれている救急隊員には悪いが、全て終えたと思っていた。
病院に送られても助かるとは思っていなかった。
ただ、レッド、小川さんが助かっただけで良かった。
しかし、手術室いや怪しげな部屋に入れられると装も言っていられなくなった。
「起きた?」
女性の声を聞いて目覚めた。
先ほどより意識がハッキリとしていた。
そして身体に違和感がない事に大輝は驚いた。
あれほど深い傷を負ったのに完全に治っている。
「ドクターの装置のお陰だけど私の腕も良いでしょう」
妖艶な女性の声が響き、振り向くと異様な看護婦が、いや看護婦のような格好をした女性がいた。
ナース服に帽子を被っていたが、いずれも黒づくめの上、服は身体にピッタリしたサイズの受け表面がテカり余計に色っぽい上、スカートの丈が短く、クロッチが見えてしまう。
腕は黒の長手袋で覆われ、足もロングの黒ブーツで、とても看護婦には見えない。
「ああ、私ね。私の名前はダークナース・リリアンよ」
自己紹介の声で大輝は思い出した。
彼女は大輝を捕まえた女戦闘員だ。
「アセンデッド、ドクターの一味か」
「その通りじゃ」
奥の暗がりからドクター・エクシリオンが現れた。
だがその姿は、ベッドに貼り付けられており、いくつものチューブに繋げられていてまるで生命維持装置でようやく生きている末期のがん患者だ。
「な、なんでこんなことになっているんだ」
「病院の下にある儂の秘密研究所じゃ。病院ならばいくつもの資材や、材料を密かに集める事ができるからのう」
自慢げに言っているが、薬品を盗んだり、時に患者を連れ去っていると言うことだ。
「俺をどうする気だ」
「貴様のお陰で儂は致命傷を負った」
最後に小川さん、いやレッドの攻撃を受けて背中を切り裂かれていた。
「かろうじて生命維持装置のお陰で助かったが、ベッドに縛り付けられたままで研究が進められない」
「それでどうしろと」
ドクターは、借金の取り立て人のような悪魔のような笑いながら言った。
「償いとしてお前の身体を儂が頂く」
ただ、失敗したと思った。
しかし、直後に小川さんの身体が光、変身してウルフマンを倒したことは良かったと思っていた。
あとはどうでも良かった致命傷という感覚も無く、ただ身体が動かせないだけで小川さんが助かっただけで満足だった。
ただ心配しているレッドいや小川さんが救急車のドアが閉められた後、消えてしまったのは、さみしかった。
その後はどうでも良かった。必死に救命処置をしてくれている救急隊員には悪いが、全て終えたと思っていた。
病院に送られても助かるとは思っていなかった。
ただ、レッド、小川さんが助かっただけで良かった。
しかし、手術室いや怪しげな部屋に入れられると装も言っていられなくなった。
「起きた?」
女性の声を聞いて目覚めた。
先ほどより意識がハッキリとしていた。
そして身体に違和感がない事に大輝は驚いた。
あれほど深い傷を負ったのに完全に治っている。
「ドクターの装置のお陰だけど私の腕も良いでしょう」
妖艶な女性の声が響き、振り向くと異様な看護婦が、いや看護婦のような格好をした女性がいた。
ナース服に帽子を被っていたが、いずれも黒づくめの上、服は身体にピッタリしたサイズの受け表面がテカり余計に色っぽい上、スカートの丈が短く、クロッチが見えてしまう。
腕は黒の長手袋で覆われ、足もロングの黒ブーツで、とても看護婦には見えない。
「ああ、私ね。私の名前はダークナース・リリアンよ」
自己紹介の声で大輝は思い出した。
彼女は大輝を捕まえた女戦闘員だ。
「アセンデッド、ドクターの一味か」
「その通りじゃ」
奥の暗がりからドクター・エクシリオンが現れた。
だがその姿は、ベッドに貼り付けられており、いくつものチューブに繋げられていてまるで生命維持装置でようやく生きている末期のがん患者だ。
「な、なんでこんなことになっているんだ」
「病院の下にある儂の秘密研究所じゃ。病院ならばいくつもの資材や、材料を密かに集める事ができるからのう」
自慢げに言っているが、薬品を盗んだり、時に患者を連れ去っていると言うことだ。
「俺をどうする気だ」
「貴様のお陰で儂は致命傷を負った」
最後に小川さん、いやレッドの攻撃を受けて背中を切り裂かれていた。
「かろうじて生命維持装置のお陰で助かったが、ベッドに縛り付けられたままで研究が進められない」
「それでどうしろと」
ドクターは、借金の取り立て人のような悪魔のような笑いながら言った。
「償いとしてお前の身体を儂が頂く」
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