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第一話 変身ヒーロー好きだった俺、マッドサイエンティストにされる
機甲戦隊ギアレンジャーレッド
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機甲戦隊ギアレンジャー。
アセンデッドとヒビ戦う正義のヒーロー達だ。
構成員も組織も謎だが、人々を守ってくれるため、街の人々の人気は高い。
「ギアレンジャーだ!」
「助かった」
「皆さん! 今助けます! とお!」
叫ぶなり、ビルの屋上に現れた真っ赤なヒーローは、飛び降りると地上に着地。
立ち上がるとアセンデッドに指を向けて叫ぶ。
「秘密結社アセンデッド! また悪行を重ねているな! すぐに町の人々を解放しろ!」
「ふん! 劣った能力しか無い下等な人間を儂の手で数倍もの能力を与えているじゃ。むしろ儂の手が加えられたことに感謝しているじゃろう」
「まだそんな事をいうかドクター・エクシリオン!」
アセンデッドの幹部の一人、人間の改造を行うドクター・エクシリオンをレッドは指弾する。
「今日という今日は許さないぞ!」
「ふん! 返り討ちにしてくれる! 行け!」
命じられて全身黒タイツの怪人と女戦闘員がレッドに襲いかかる。
「はっ」
しかし、レッドは素早く動き拳や蹴りを入れ怪人や女戦闘員を次々と吹き飛ばしていく。
「くっ、相変わらずの力だ。じゃが、今日はそうは行かんぞ! ウルフマン!」
「がははっ! いよいよか!」
ドクターの隣にいた狼男が吠えた。
「俺は、ウルフマン! レッド! 貴様を倒すために生み出された! 今日こそ貴様の最後だ!」
「正義のヒーローとして絶対負けない!」
レッドとウルフマンが激突する。
双方、互角に見えたが僅かにウルフマンが速かった。
「貰った! 食らえウルフクロウ!」
ウルフマンの爪がレッドのスーツに触れた。
「きゃっ」
レッドの悲鳴が響き、吹き飛ばされ地面に転がる。
ようやく止まったレッドのスーツの一部は切り裂かれて、思ったよりもきめ細やかで白い肌が見える。
「ははは! やはり、俺の方が上のようだな」
「どうじゃレッド、儂が開発したウルフクロウは、儂が発明した特殊合金ならば貴様のスーツも簡単に破れるぞ」
「まだまだだ!」
レッドは立ち上がり右手を空に掲げて叫んだ。
「ヴァイオレットソード!」
右手の先に光が集まると剣の形になり赤と白い刀身が現れ、レッドは構えた。
「行くぞ!」
レッドは再びウルフに斬りかかる。
「返り討ちにしてくれる!」
ウルフも爪を立てて剣を迎え撃つ。
斬り合いとなるが、今度はレッドの方が上だった。
「ぬおっ」
ウルフマンは弾き飛ばされ、後ろに大きく後退したところへ、レッドが追撃する。
「たあっ」
返す刀で振り下ろすと、ウルフマンの身体に切り傷ができた。
「くっ、俺の身体が」
「正義は強いんだ!」
動揺するウルフマンにレッドは再び剣を構え、トドメを刺そうとする。
だがその前にウルフマンが動いた。
「ならばこれでどうだ」
ウルフマンは、近くで捕らえられていた山田大輝の首に鋭い爪を当てる。
「動くな! 動いたら、こいつの命はないぞ!」
「ひ、人質なんて卑怯だぞ!」
動揺するレッドの声は上ずり剣先が震える。
「なら、その物騒な剣を仕舞え」
「わかった」
レッドは、剣を光に戻し、消し去った。
「約束通り、ヴァイオレットソードは仕舞ったぞ! 男子を放せ!」
「何を言っているんだお楽しみはこれからだ」
ウルフの爪がレッドの身体を襲った。
「いやっ」
胸の部分を切り裂かれてレッドは悲鳴を上げる。
慌てて手で隠そうとする。だが見えてしまった。
僅かだが、明らかに膨らみが、成長途中だが女性特有の膨らみが見えた。
「ほほう、男かと思ったが女だったか。顔はどんなかな」
ウルフマンの爪が伸び、レッドのマスクを捕らえて砕く。
「あうっ」
苦しそうな声を出したのは小さな唇。壊れたマスクの下からは活発そうな赤い短髪を持つ見知らぬ少女の顔、いや見覚えがあった。
「小川さん!」
レッドは、同級生の小川優子だった。
アセンデッドとヒビ戦う正義のヒーロー達だ。
構成員も組織も謎だが、人々を守ってくれるため、街の人々の人気は高い。
「ギアレンジャーだ!」
「助かった」
「皆さん! 今助けます! とお!」
叫ぶなり、ビルの屋上に現れた真っ赤なヒーローは、飛び降りると地上に着地。
立ち上がるとアセンデッドに指を向けて叫ぶ。
「秘密結社アセンデッド! また悪行を重ねているな! すぐに町の人々を解放しろ!」
「ふん! 劣った能力しか無い下等な人間を儂の手で数倍もの能力を与えているじゃ。むしろ儂の手が加えられたことに感謝しているじゃろう」
「まだそんな事をいうかドクター・エクシリオン!」
アセンデッドの幹部の一人、人間の改造を行うドクター・エクシリオンをレッドは指弾する。
「今日という今日は許さないぞ!」
「ふん! 返り討ちにしてくれる! 行け!」
命じられて全身黒タイツの怪人と女戦闘員がレッドに襲いかかる。
「はっ」
しかし、レッドは素早く動き拳や蹴りを入れ怪人や女戦闘員を次々と吹き飛ばしていく。
「くっ、相変わらずの力だ。じゃが、今日はそうは行かんぞ! ウルフマン!」
「がははっ! いよいよか!」
ドクターの隣にいた狼男が吠えた。
「俺は、ウルフマン! レッド! 貴様を倒すために生み出された! 今日こそ貴様の最後だ!」
「正義のヒーローとして絶対負けない!」
レッドとウルフマンが激突する。
双方、互角に見えたが僅かにウルフマンが速かった。
「貰った! 食らえウルフクロウ!」
ウルフマンの爪がレッドのスーツに触れた。
「きゃっ」
レッドの悲鳴が響き、吹き飛ばされ地面に転がる。
ようやく止まったレッドのスーツの一部は切り裂かれて、思ったよりもきめ細やかで白い肌が見える。
「ははは! やはり、俺の方が上のようだな」
「どうじゃレッド、儂が開発したウルフクロウは、儂が発明した特殊合金ならば貴様のスーツも簡単に破れるぞ」
「まだまだだ!」
レッドは立ち上がり右手を空に掲げて叫んだ。
「ヴァイオレットソード!」
右手の先に光が集まると剣の形になり赤と白い刀身が現れ、レッドは構えた。
「行くぞ!」
レッドは再びウルフに斬りかかる。
「返り討ちにしてくれる!」
ウルフも爪を立てて剣を迎え撃つ。
斬り合いとなるが、今度はレッドの方が上だった。
「ぬおっ」
ウルフマンは弾き飛ばされ、後ろに大きく後退したところへ、レッドが追撃する。
「たあっ」
返す刀で振り下ろすと、ウルフマンの身体に切り傷ができた。
「くっ、俺の身体が」
「正義は強いんだ!」
動揺するウルフマンにレッドは再び剣を構え、トドメを刺そうとする。
だがその前にウルフマンが動いた。
「ならばこれでどうだ」
ウルフマンは、近くで捕らえられていた山田大輝の首に鋭い爪を当てる。
「動くな! 動いたら、こいつの命はないぞ!」
「ひ、人質なんて卑怯だぞ!」
動揺するレッドの声は上ずり剣先が震える。
「なら、その物騒な剣を仕舞え」
「わかった」
レッドは、剣を光に戻し、消し去った。
「約束通り、ヴァイオレットソードは仕舞ったぞ! 男子を放せ!」
「何を言っているんだお楽しみはこれからだ」
ウルフの爪がレッドの身体を襲った。
「いやっ」
胸の部分を切り裂かれてレッドは悲鳴を上げる。
慌てて手で隠そうとする。だが見えてしまった。
僅かだが、明らかに膨らみが、成長途中だが女性特有の膨らみが見えた。
「ほほう、男かと思ったが女だったか。顔はどんなかな」
ウルフマンの爪が伸び、レッドのマスクを捕らえて砕く。
「あうっ」
苦しそうな声を出したのは小さな唇。壊れたマスクの下からは活発そうな赤い短髪を持つ見知らぬ少女の顔、いや見覚えがあった。
「小川さん!」
レッドは、同級生の小川優子だった。
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