68 / 81
ジャスティスエーズ
しおりを挟む
「今助けるぞ!」
エントランスに声が響くと、一迅の風が吹き洗脳されたミーネであるリリム一号が展開した糸が切れてエヴァとイザナミを解放した。
「アンノウンを確認。何者か」
リリム一号は自分を邪魔した存在に視線を移し無機質に尋ねる。
そこにいたのは全身を黒いインナーで覆い各部に白いアーマーを装着した翔だった。
鋭角でスピード感溢れる形のアーマーは各部にエーテルの発光体があり、各所から噴出しそうなほどのエーテルの光を放っており、威圧するようなオーラを放っていた。
「ジャスティスセイバーの新たなメンバー。ジャスティスエース。ここに参上!」
脚を広げ腕を大きく振り上げて決めポーズをして翔は宣言した。
ジャスティスセイバーが結成されたとき、翔も出動しようとした。しかし警察側に付いたエーテル研究の第一人者であり出撃してパラダイムの手に落ちる危険を恐れを理由に許可が下りなかった。
そのため晶とミーネだけが出撃していた。
だが彼女たちが度々危機に陥るのを見た翔は、自分も出動しなければならない、と思い作り上げたのが翔専用のギア、ジャスティスエースだ。
これまで出動の機会はなかったが、今回は後が無い決戦という事もあり、翔は装着して挑んできた。
「アンノウンを敵と認識。制圧若しくは殺害します」
しかし洗脳されたミーネは無機質に言い放つと迷いも無く銃口を翔に向けて銃撃を放った。
だが素早い射撃にも拘わらず、翔は射撃を躱す。そして洗脳されたミーネ、リリム一号に近づいて行く。
リリム一号は連射に変えてジャスティスエースの接近を防ごうとするが、エースが速すぎて当たらない。
しかもエースはただ射撃を避けているだけでは無かった。
弾幕を避けて駆け回る間、ジャスティスエースはリリム一号が展開しエヴァとイザナミを拘束する特殊繊維の糸を装備していたナイフで切り刻み二人を自由にした。
「新たな敵を最重要ターゲットと認識。攻撃を続行」
拘束した二人を解放したエースの動きを止めようとリリム一号は銃を乱射して弾幕を張ろうとする。
だがジャスティスエースに変身した翔は二人を解放すると洗脳されたミーネ、リリム一号に向かって走り出した。
リリム一号はアラクネの各アームから糸を乱射してエースを止め拘束しようとするとが、エースは糸が絡まる寸前で方向を転換し迂回してミーネに忍び寄る。
リリム一号が迎撃しようとしたときには既に遅かった。
洗脳されたミーネの懐に入ったエースはアラクネのアームをナイフで切り落としミーネに体当たりした。
翔の体当たりでミーネは銃を手放してしまった上に地面に倒れ込む。
「はっ」
エースはそれでも動きを止めず、ミーネに刺さった突起をナイフと指を使って素早く抜いていく。
元々医学系の翔は手術の実習も受けておりこのような処置は得意だ。自分用に開発したジャスティスエースのギアは翔自身の得意分野を更に強化することを主眼に設計していた。
ジャスティスエースとなった翔はエーテルによって身体が強化され、素早さと繊細さ、手先の器用さに磨きが掛かっている。
しかもジャスティスエースの各パーツには作業支援用の小アームが装備されており細かい作業は得意だった。
一瞬の内にミーネに刺さった突起物はエースによって引き抜かれていく。
「あうっ、うっ」
途中、膣とアナルに刺さった突起を抜いた衝撃でミーネが絶頂し艶声を上げた。
「ゴメン、我慢して」
エースの処置は僅か十数秒でミーネの突起を全て抜いてしまった上、エーテルを流し込んで傷口を塞いで行く。
「ミーネ、大丈夫?」
「あ、アンノウン、を、捕獲、します」
翔が声を掛けるがミーネはまだ洗脳から抜け出せていなかった。
ミーネは声を掛けた翔に両手を伸ばして抱きついた。
「!」
間近にいたエースはは避ける間もなく捕らえられ、顔を近づけてきたミーネにキスをされた。
ミーネは舌を翔の口に入れて翔の舌に絡むとエーテルを流し込み、翔を洗脳しようとする。
翔は逃れようとするが、両手を背後に回され、脚を絡められ身動きが取れない状況に陥る。しかも触れた場所から洗脳エーテルを流し込まれ翔の身体の中はエーテルの暴風で快感が与えられる。
しかもミーネの身体が柔らかく抱き心地が良く翔の意識は蕩けそうになる。
(晶を助ける為に耐えるんだ)
だが、翔は意識を失う寸前で強い意志で踏みと止まる。
身動きは取れないし色々あったが今は仲間であるミーネを乱暴に扱うことは出来ない。
だから翔はミーネを抱き返した。
背中へ両手を回し愛撫し右手を胸に滑り込ませて揉み、左手を背中のラインに沿って這わせ腰から小さな尻肉を掴む。そして自分のエーテルを流し込んだ。
「!」
突起の制御が無くなりミーネの身体のエーテルは暴走状態だったが、翔のエーテルが混ざり流れが整い始める。絡ませた舌からもエーテルを流し込み口の中の感じるポイントを的確に突いたり舐め回すと徐々にミーネの瞳に光りが戻り始める。
「う、ううっ」
翔を抱きしめる四肢の力が弱まり、くぐもった艶声が出始めた時、翔はようやくミーネを解放した。
「大丈夫? ミーネ」
「……は、はい」
リリム一号からミーネに戻った彼女は熱っぽい瞳で翔を見つめながら答えた。
「良かった」
ミーネの洗脳が解けて意識が戻った事に翔は安堵した。
「晶を助け出そう。他にも大勢を洗脳して仲間を操っているようだし。問題はどうやって捕らえるかだが」
その時、巨大なアームが翔とミーネに向かって飛び込んできた。
「リリム一号の従属化解除を確認。これより処分します」
無機質にリリスである晶は言い放った。
エントランスに声が響くと、一迅の風が吹き洗脳されたミーネであるリリム一号が展開した糸が切れてエヴァとイザナミを解放した。
「アンノウンを確認。何者か」
リリム一号は自分を邪魔した存在に視線を移し無機質に尋ねる。
そこにいたのは全身を黒いインナーで覆い各部に白いアーマーを装着した翔だった。
鋭角でスピード感溢れる形のアーマーは各部にエーテルの発光体があり、各所から噴出しそうなほどのエーテルの光を放っており、威圧するようなオーラを放っていた。
「ジャスティスセイバーの新たなメンバー。ジャスティスエース。ここに参上!」
脚を広げ腕を大きく振り上げて決めポーズをして翔は宣言した。
ジャスティスセイバーが結成されたとき、翔も出動しようとした。しかし警察側に付いたエーテル研究の第一人者であり出撃してパラダイムの手に落ちる危険を恐れを理由に許可が下りなかった。
そのため晶とミーネだけが出撃していた。
だが彼女たちが度々危機に陥るのを見た翔は、自分も出動しなければならない、と思い作り上げたのが翔専用のギア、ジャスティスエースだ。
これまで出動の機会はなかったが、今回は後が無い決戦という事もあり、翔は装着して挑んできた。
「アンノウンを敵と認識。制圧若しくは殺害します」
しかし洗脳されたミーネは無機質に言い放つと迷いも無く銃口を翔に向けて銃撃を放った。
だが素早い射撃にも拘わらず、翔は射撃を躱す。そして洗脳されたミーネ、リリム一号に近づいて行く。
リリム一号は連射に変えてジャスティスエースの接近を防ごうとするが、エースが速すぎて当たらない。
しかもエースはただ射撃を避けているだけでは無かった。
弾幕を避けて駆け回る間、ジャスティスエースはリリム一号が展開しエヴァとイザナミを拘束する特殊繊維の糸を装備していたナイフで切り刻み二人を自由にした。
「新たな敵を最重要ターゲットと認識。攻撃を続行」
拘束した二人を解放したエースの動きを止めようとリリム一号は銃を乱射して弾幕を張ろうとする。
だがジャスティスエースに変身した翔は二人を解放すると洗脳されたミーネ、リリム一号に向かって走り出した。
リリム一号はアラクネの各アームから糸を乱射してエースを止め拘束しようとするとが、エースは糸が絡まる寸前で方向を転換し迂回してミーネに忍び寄る。
リリム一号が迎撃しようとしたときには既に遅かった。
洗脳されたミーネの懐に入ったエースはアラクネのアームをナイフで切り落としミーネに体当たりした。
翔の体当たりでミーネは銃を手放してしまった上に地面に倒れ込む。
「はっ」
エースはそれでも動きを止めず、ミーネに刺さった突起をナイフと指を使って素早く抜いていく。
元々医学系の翔は手術の実習も受けておりこのような処置は得意だ。自分用に開発したジャスティスエースのギアは翔自身の得意分野を更に強化することを主眼に設計していた。
ジャスティスエースとなった翔はエーテルによって身体が強化され、素早さと繊細さ、手先の器用さに磨きが掛かっている。
しかもジャスティスエースの各パーツには作業支援用の小アームが装備されており細かい作業は得意だった。
一瞬の内にミーネに刺さった突起物はエースによって引き抜かれていく。
「あうっ、うっ」
途中、膣とアナルに刺さった突起を抜いた衝撃でミーネが絶頂し艶声を上げた。
「ゴメン、我慢して」
エースの処置は僅か十数秒でミーネの突起を全て抜いてしまった上、エーテルを流し込んで傷口を塞いで行く。
「ミーネ、大丈夫?」
「あ、アンノウン、を、捕獲、します」
翔が声を掛けるがミーネはまだ洗脳から抜け出せていなかった。
ミーネは声を掛けた翔に両手を伸ばして抱きついた。
「!」
間近にいたエースはは避ける間もなく捕らえられ、顔を近づけてきたミーネにキスをされた。
ミーネは舌を翔の口に入れて翔の舌に絡むとエーテルを流し込み、翔を洗脳しようとする。
翔は逃れようとするが、両手を背後に回され、脚を絡められ身動きが取れない状況に陥る。しかも触れた場所から洗脳エーテルを流し込まれ翔の身体の中はエーテルの暴風で快感が与えられる。
しかもミーネの身体が柔らかく抱き心地が良く翔の意識は蕩けそうになる。
(晶を助ける為に耐えるんだ)
だが、翔は意識を失う寸前で強い意志で踏みと止まる。
身動きは取れないし色々あったが今は仲間であるミーネを乱暴に扱うことは出来ない。
だから翔はミーネを抱き返した。
背中へ両手を回し愛撫し右手を胸に滑り込ませて揉み、左手を背中のラインに沿って這わせ腰から小さな尻肉を掴む。そして自分のエーテルを流し込んだ。
「!」
突起の制御が無くなりミーネの身体のエーテルは暴走状態だったが、翔のエーテルが混ざり流れが整い始める。絡ませた舌からもエーテルを流し込み口の中の感じるポイントを的確に突いたり舐め回すと徐々にミーネの瞳に光りが戻り始める。
「う、ううっ」
翔を抱きしめる四肢の力が弱まり、くぐもった艶声が出始めた時、翔はようやくミーネを解放した。
「大丈夫? ミーネ」
「……は、はい」
リリム一号からミーネに戻った彼女は熱っぽい瞳で翔を見つめながら答えた。
「良かった」
ミーネの洗脳が解けて意識が戻った事に翔は安堵した。
「晶を助け出そう。他にも大勢を洗脳して仲間を操っているようだし。問題はどうやって捕らえるかだが」
その時、巨大なアームが翔とミーネに向かって飛び込んできた。
「リリム一号の従属化解除を確認。これより処分します」
無機質にリリスである晶は言い放った。
0
お気に入りに追加
73
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
【R18】俺は変身ヒーローが好きだが、なったのは同級生の女子でした。一方の俺は悪の組織に捕らえられマッドサイエンティストにされた
瀬緋 令祖灼
SF
変身ヒーロー好きの男子高校生山田大輝は、普通の学生生活を送っていたが、気が晴れない。
この町には侵略を企む悪の組織がいて、変身ヒーローがいる。
しかし、ヒーローは自分ではなく、同級生の知っている女子、小川優子だった。
しかも、悪の組織に大輝は捕まり、人質となりレッドである優子は陵辱を受けてしまう。大輝は振り切って助けようとするが、怪人に致命傷を負わされた。
救急搬送で病院に送られ命は助かったが、病院は悪の組織のアジトの偽装。
地下にある秘密研究所で大輝は改造されてマッドサイエンティストにされてしまう。
そんな時、変身ヒーローをしている彼女、小川優子がやって来てしまった。
変身ヒーローの少女とマッドサイエンティストの少年のR18小説
実験的に画像生成AIのイラストを使っています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる