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理解と和解と融和
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「うーん……何か違うな」
「う、う、つっ」
処女を奪われ、なおピストン運動で膣を蹂躙されるも耐えるブラックを見てエヴァは首を傾げた。
ブラックは力なく地面に仰向けに倒れ、抵抗できず為すがままだ。
身体も腕も脱力しエヴァを払いのけるどころか、逃げ出すことも出来ない。精々、膣の中を肉棒が動く度に反射的に膣が収縮するくらいだ。
他に元気なところは無理矢理性的に興奮させられたため胸が膨らみ、その先端が天を衝くように立っている程度だ。
「何か気持ちよくないな」
そんなブラックを見てエヴァはいつものような興奮がないことに首を傾げる。
先ほどまで姉が気持ちよさそうにしていた時は自分も気持ちよかったが、うめき声を耐えるようになってから気持ちよくない。
「お姉ちゃん下手なの」
「な、何が……よ」
少しも艶声を漏らすまいと耐えるブラックにエヴァは首を傾げながら質問を続ける。
「本気で楽しんでいないの?」
「こ、こんなのが……楽しいわけ……ないで……しょ……」
エヴァから伝わってくる快楽、肉棒で膣の中を的確に責めてくるピストン運動の気持ちよさを押さえつけようとブラックは耐え続ける。
「じゃあ楽しいって教えて上げよう。皆こっちに来て!」
エヴァの配下の女戦闘員がブラックの回りを取り囲む。
先ほど吹き飛ばされた者も仲間からエーテルを補給されて目覚めており輪に加わる。
「な、何を」
「皆でいつもしていることをお姉ちゃんにもして上げるんだよ」
そう言ってエヴァはブラックの身体を引き上げるとその背後に女戦闘員が入る。
ブラックのお尻の割れ目に食い込んでいるインナーに切れ込みを入れるとそこへ女戦闘員が伸ばしたクリペニスをアナルへ挿入する。
「あううっ」
「後ろの初めてを奪われた感想はどう? お姉ちゃん?」
「ぬ、抜きなさい! ひっ」
止まるどころかドンドン奥に入れられて行く感覚にブラックは恐怖を覚える。
しかしそれだけでは終わらない。
両手両脚にそれぞれ戦闘員がしがみつきエーテルを注入して感度を上げて行く。更に両胸と口に吸い付く。
残り二人はエヴァとブラックの接合点を舐めて刺激する。
「あ、ああ、あうう」
十一人に寄ってたかって嬲られたブラックは意識が飛ぶ寸前となる。
絶え間ない全ての性感帯への連続責めと身体の中にエーテルを注入され強制的に感度を引き上げられ、快楽の激流の中に放り込まれて溺れていた。
やがてその圧倒的な奔流の前に意識は押しつぶされようとしていた。
「どう? お姉ちゃん?」
ずっと自分の肉棒をブラックの膣の中に入れて突き上げているエヴァが尋ねた。
「……い……」
「うん? なに?」
「……い……や……」
「なになに?聞こえない」
「いやあああっっっ」
ブラックの絶叫と共に身体の中を暴れていたエーテルが放出された。しがみついていた戦闘員は全て再び吹き飛ばされて倒れる。
「うわあ、お姉ちゃん凄い」
唯一深く繋がっていたエヴァだけはそのままだった。
「な、なんで、こんなことするのよ」
度重なる責めに息を荒くして膣にエヴァを咥えたままブラックは叫んだ。
「こんなに……人を……嬲って……楽しい……の……」
「じゃあ、どうしてお姉ちゃんは嫌なの?」
「なんでって」
再び叫ぼうとしたときブラックの目にエヴァの顔が、悲しそうな顔が入って来た。
整った顔は悲しさで歪み、目は縋るように細くなって目尻に涙を湛え、形の良い唇を求めるように突き出す。
そこでブラックはようやく気が付いた。
この子は私と同じで寂しいんだ。
エヴァもブラックと同じで寂しくて仕方ない。だからこそブラックはエヴァを理解できた。
そのことをどうやって表現したら良いか、どうやって解消すれば良いのか、分からない。寂しさへの対処がエヴァには判らず暴れて、ブラックを嬲っているだけ。
ブラックが機械触手を使って自慰をしているのと同じだ。
自分で自分を慰めようとして上手く行かず、全てが上手く行っていない。
そして周りに迷惑を掛けている。
そう思うとブラックは急にエヴァが愛おしくなった。同じ母から生まれた妹という事もあり、自分の手をエヴァの頬にやり撫でる。
「あうっ」
ブラックがエヴァの頬に触れると急にエヴァは艶声をあげて目を瞑った。
「ゴメン、痛かった?」
「ううん、違うの。急にお姉ちゃんの膣が気持ちよくなって、イッちゃった」
エヴァへの警戒と不安が消えてブラックの身体から力が抜けた。それが良い意味で膣への力みも無くなり、エヴァのクリペニスを優しく温かく包み込んだ。
先ほどまでの不安そうな色は消え、蕩けたような表情でエヴァはブラックにいや姉であるイザナミにねだった。
「ねえ、お姉ちゃん。もっとやってえ~っ」
「ちょ、い、いやよ」
幾ら妹と意識できても、これ以上の行為は避けたかった。
「お願い」
穢れのない潤んだ瞳で天使のような顔でお願いされ、ブラックの理性は崩れ、イザナミの姉としての保護欲と身体が求める本能が前に出た。
何より目の前にいて頼ってくるのは、父にも母にも拒まれた自分に寄ってきてくれたただ一人の肉親であり妹だ。
自分の不安と孤独を解消してくれるのはエヴァしかいないとイザナミは思った。
だから自分もエヴァがして欲しいことで自分に出来る事はして上げようとイザナミは思った。
「……じゃあ、少しだけよ」
「う、う、つっ」
処女を奪われ、なおピストン運動で膣を蹂躙されるも耐えるブラックを見てエヴァは首を傾げた。
ブラックは力なく地面に仰向けに倒れ、抵抗できず為すがままだ。
身体も腕も脱力しエヴァを払いのけるどころか、逃げ出すことも出来ない。精々、膣の中を肉棒が動く度に反射的に膣が収縮するくらいだ。
他に元気なところは無理矢理性的に興奮させられたため胸が膨らみ、その先端が天を衝くように立っている程度だ。
「何か気持ちよくないな」
そんなブラックを見てエヴァはいつものような興奮がないことに首を傾げる。
先ほどまで姉が気持ちよさそうにしていた時は自分も気持ちよかったが、うめき声を耐えるようになってから気持ちよくない。
「お姉ちゃん下手なの」
「な、何が……よ」
少しも艶声を漏らすまいと耐えるブラックにエヴァは首を傾げながら質問を続ける。
「本気で楽しんでいないの?」
「こ、こんなのが……楽しいわけ……ないで……しょ……」
エヴァから伝わってくる快楽、肉棒で膣の中を的確に責めてくるピストン運動の気持ちよさを押さえつけようとブラックは耐え続ける。
「じゃあ楽しいって教えて上げよう。皆こっちに来て!」
エヴァの配下の女戦闘員がブラックの回りを取り囲む。
先ほど吹き飛ばされた者も仲間からエーテルを補給されて目覚めており輪に加わる。
「な、何を」
「皆でいつもしていることをお姉ちゃんにもして上げるんだよ」
そう言ってエヴァはブラックの身体を引き上げるとその背後に女戦闘員が入る。
ブラックのお尻の割れ目に食い込んでいるインナーに切れ込みを入れるとそこへ女戦闘員が伸ばしたクリペニスをアナルへ挿入する。
「あううっ」
「後ろの初めてを奪われた感想はどう? お姉ちゃん?」
「ぬ、抜きなさい! ひっ」
止まるどころかドンドン奥に入れられて行く感覚にブラックは恐怖を覚える。
しかしそれだけでは終わらない。
両手両脚にそれぞれ戦闘員がしがみつきエーテルを注入して感度を上げて行く。更に両胸と口に吸い付く。
残り二人はエヴァとブラックの接合点を舐めて刺激する。
「あ、ああ、あうう」
十一人に寄ってたかって嬲られたブラックは意識が飛ぶ寸前となる。
絶え間ない全ての性感帯への連続責めと身体の中にエーテルを注入され強制的に感度を引き上げられ、快楽の激流の中に放り込まれて溺れていた。
やがてその圧倒的な奔流の前に意識は押しつぶされようとしていた。
「どう? お姉ちゃん?」
ずっと自分の肉棒をブラックの膣の中に入れて突き上げているエヴァが尋ねた。
「……い……」
「うん? なに?」
「……い……や……」
「なになに?聞こえない」
「いやあああっっっ」
ブラックの絶叫と共に身体の中を暴れていたエーテルが放出された。しがみついていた戦闘員は全て再び吹き飛ばされて倒れる。
「うわあ、お姉ちゃん凄い」
唯一深く繋がっていたエヴァだけはそのままだった。
「な、なんで、こんなことするのよ」
度重なる責めに息を荒くして膣にエヴァを咥えたままブラックは叫んだ。
「こんなに……人を……嬲って……楽しい……の……」
「じゃあ、どうしてお姉ちゃんは嫌なの?」
「なんでって」
再び叫ぼうとしたときブラックの目にエヴァの顔が、悲しそうな顔が入って来た。
整った顔は悲しさで歪み、目は縋るように細くなって目尻に涙を湛え、形の良い唇を求めるように突き出す。
そこでブラックはようやく気が付いた。
この子は私と同じで寂しいんだ。
エヴァもブラックと同じで寂しくて仕方ない。だからこそブラックはエヴァを理解できた。
そのことをどうやって表現したら良いか、どうやって解消すれば良いのか、分からない。寂しさへの対処がエヴァには判らず暴れて、ブラックを嬲っているだけ。
ブラックが機械触手を使って自慰をしているのと同じだ。
自分で自分を慰めようとして上手く行かず、全てが上手く行っていない。
そして周りに迷惑を掛けている。
そう思うとブラックは急にエヴァが愛おしくなった。同じ母から生まれた妹という事もあり、自分の手をエヴァの頬にやり撫でる。
「あうっ」
ブラックがエヴァの頬に触れると急にエヴァは艶声をあげて目を瞑った。
「ゴメン、痛かった?」
「ううん、違うの。急にお姉ちゃんの膣が気持ちよくなって、イッちゃった」
エヴァへの警戒と不安が消えてブラックの身体から力が抜けた。それが良い意味で膣への力みも無くなり、エヴァのクリペニスを優しく温かく包み込んだ。
先ほどまでの不安そうな色は消え、蕩けたような表情でエヴァはブラックにいや姉であるイザナミにねだった。
「ねえ、お姉ちゃん。もっとやってえ~っ」
「ちょ、い、いやよ」
幾ら妹と意識できても、これ以上の行為は避けたかった。
「お願い」
穢れのない潤んだ瞳で天使のような顔でお願いされ、ブラックの理性は崩れ、イザナミの姉としての保護欲と身体が求める本能が前に出た。
何より目の前にいて頼ってくるのは、父にも母にも拒まれた自分に寄ってきてくれたただ一人の肉親であり妹だ。
自分の不安と孤独を解消してくれるのはエヴァしかいないとイザナミは思った。
だから自分もエヴァがして欲しいことで自分に出来る事はして上げようとイザナミは思った。
「……じゃあ、少しだけよ」
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