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子宮洗浄

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 肉棒と化した己のクリペニスを晶の子宮まで突き通したミーネは、膣壁以外の抵抗がないことに疑問符を頭の中に浮かべる。
 晶に対する性的興奮で暴走気味だった頭脳だが、疑問で冷静さを取り戻し明晰になると状況分析に移る。
 そして、その結論を知り、更に冷静になり、怒りがこみ上げてきた。

「……先輩、どういう事ですか? 何で処女膜が無いんですか?」

「あ、あ、あ……」

 ミーネの質問に姦通されて絶頂を迎えた晶は口から荒い息を出すだけで精一杯だった。
 返事が無いのでミーネは自分の肉棒を引き抜き、その表面の液体を見る。

「これは」

 肉棒の先端に明らかに晶以外の他人の体液が混ざっていることにミーネはようやく気が付いた。
 指の表面に付いた液を何度も擦って確かめている内に、自らの興奮は冷め、巨大な肉棒は縮み元の大きさに戻る。
 だが逆に怒りのボルテージは上がっていく。

「や、やめ、あうっ」

 晶の恥肉に顔を近づけ晶が叫ぶのも聞かず指で無理矢理開き中を覗き込む。
 敏感な部分を乱暴に触れられて快感より激痛が晶の身に襲いかかり悲鳴を上げる。ミーネは気にせず指を晶の膣に入れて強引にこじ開けると、指を奥へ入れていく。
 そして奥を見て愕然とする。

「……先輩、既に処女喪失していたんですか!」

 破瓜の血が無い事を見てミーネは晶に向かって叫んだ。

「……」

 流石に先ほど翔に捧げたというのは恥ずかしくて晶は言えなかった。
 だがその表情を見てミーネは悟り立体ディスプレイを起動して晶のギアのプログラムを確認する。

「……監視プログラムをはじめいくつかのプログラムがブロックされている。翔先輩の仕業ですね。勝手に手を出さないように念の為に仕掛けていたのに。あのチェリーにそんな度胸はないはず。あ、興奮させすぎて晶先輩が翔先輩を襲ったんですか」

「そ、そんなことは……」

 実際はミーネの言うとおり晶自身が襲いかかり、翔を求めていた。
 そのため否定の言葉は尻すぼみになり、晶の顔は少女の用に真っ赤に染まった。

「ああ! やり過ぎた! 晶先輩を興奮させすぎた! まさか晶先輩がこんなに、翔先輩に襲いかかる程欲情してしまうなんて! 素晴らしい身体だったのに! もう少しで上手く行くところだったのに、事を急ぎすぎた! ここに来て最後の段階で監視が緩んだときに処女消失なんて!」

 ミーネは両手で髪をかき乱し頭を振って叫ぶ。

「急いでアレを持ってきて!」

 ミーネは激昂して大声で叫ぶと配下の女戦闘員に命じて、器具を持ってこさせた。
 不気味に高速回転するブラシに二本のホースを付けた器具を見て顔面蒼白となった晶にミーネはその器具を突きつけて宣告する。

「子宮内を洗浄します」

「や、やめてーっ」

 これまでに経験したことの無い恐怖から先ほどより大きな声で晶は叫ぶがミーネは言う事を聞かない。
 必死に太ももを閉じようとするが絡みついた糸が強制的に開かせる。恥肉も開創器でこじ開けて膣を開かせ、ブラシを内部に入れる。

「あああっ」

 先端から冷たい洗浄液が入り膣内を洗っていくと同時に吸引して内部の愛液も何もかもを吸い取り去って行く。
 ブラシの侵入は留まる事を知らず、子宮内部にも入り込む。先端から噴き出してくる冷たい洗浄液が子宮の壁に当たるのが痛い。そして液自体が壁に触れると解けていくような感触が出てくる。そんな液が子宮の内部に広がっていく。

「や、止めてミーネ。それだけは止めて。何でもするから、あ、あああっ」

 晶は涙を浮かべて哀願するがミーネは黙って作業に集中し聞かない。
 さっきまでは翔の熱い情動に満ちあふれていた子宮が急激に冷やされていき、晶の心には闇と絶望が広がる。
 同時にブラシが子宮の壁面を擦り上げて何もかもを奪い去る。
 混ざった液は全て吸引されていくが、晶は自分の大切な物まで吸い取られていく感覚が広がり絶望していく。
 見える範囲を終えるとブラシの先端に付いたカメラを使って内部の様子を確認しながら、洗浄残しがないよう丹念に洗っていく。

「ああ、分かりにくい!」

 丹念に洗っているつもりでも狭い膣の奥の広い子宮を洗うには視野も限られ何処を洗浄したか分からない。
 そこでミーネはギアの力を利用した。
 挿入したカメラで子宮内部をスキャンし正確な地図を作り上げる。そしてその地図を元に洗浄箇所をマッピングするプログラムを手早く作りあげた。
 洗浄した場所を自動的に記録して行き、洗浄するとそのエリアが赤から青へ変わる。
 しかも洗浄する回数が多いほど青の色は濃くなっていく凝りようだ。
 ミーネは早速作り上げたプログラムを使い洗浄し残した場所が無いか探し上げていく。
 何度も洗浄を行い子宮全体を濃い青で染め上げようとする。

「い、いやあ、や、止めて」

 洗浄される晶は最初こそ未知の刺激で快感を得ていたが、やがて子宮の内部を何度も洗浄されると擦れてきたのか痛みが走るようになり、やがて激痛となっていく。

「ひ、ひいっ」

 やがて晶は泣き叫ぶようになったがそれでもミーネの洗浄は終わらない。
 子宮全体を青く染め上げると、子宮のさらに奥、卵管にまで入り込み、徹底的に洗浄を始めた。

「あ、あああっ」

 細く曲がりくねった卵管に太いく長いブラシを入れられて卵管が真っ直ぐ伸ばされてしまった。その痛みに晶は身もだえ、屈辱で顔を歪ませ涙を流す。
 流れた涙は雫となり床に落ちて輝いく。

「……終わりました」

 子宮内の完全洗浄が終わったミーネは、意に沿わない作業を終えた憮然とした表情で告げた。

「やはり事前の確認は必要ですね。もう少しで手遅れに、あの種馬の精子で妊娠するところでした」

「ううっ……」

 一方のミーネは洗浄された清々しさなど一遍も無い、逆に自分の半身を奪い去られたような絶望感に染まる。

「ああ、いけない。私としたことが感情的になりすぎました」

 ミーネは顔に手を当てて、今までに無く感情的になった自分の言動を悔やみ顔を振って正気を取り直す。

「さあ、先輩。始めましょう」
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