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検診

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「け、検診?」

 聞き慣れた言葉だが、ミーネが言ったため晶は背筋に寒気が走った。

「そうです。改造前の検査ですよ。先輩がどんな身体か見て上げますよ。改造するために隅々まで徹底的に。手足は勿論、身体を使って先輩の身体を隅々まで手に取って分かるまで」

「巫山戯ないで!」

 つよく晶は叫ぶが、ミーネはゆっくりと近づいて来る。
 近づく度に糸を引いてるため、晶を縛る糸は緩まなかった。

「こ、こないで」

 晶は叫ぶが、近づいて来たミーネは熱に浮かされたようにウットリと見つめる。やがて息がかかる程、近づくとミーネは両手を晶の頬に添えてキスをした。

「!」

 晶が止める間もなくミーネの舌が晶の中に入り込み口の中を蹂躙していく。
 歯茎、ベロ裏、頬の裏などを自由気ままに駆け回り舌を絡ませてくる。
 異物が口の中にある不快感と的確に性感帯を責められる快感に晶は身体がゾクゾクした。口の中の敏感な部分を触られる度に身体がビクンビクンと動く。

「うふ、先輩ってウブなんですね」

 長いキスが終わり口を離して妖艶な笑みを浮かべながらミーネは言う。
 キスをしている間、糸を通じて晶の身体が何時動いたのか正確に把握していた。

「ふはへないへ」

 晶は言い返そうとしたが口が快感で麻痺して間抜けな音しか出ない。
 そんな晶を微笑ましくミーネは見ると、晶の頬に添えた手をゆっくりと下に動かす。
 耳を触り、首筋を伝って肩へ、そして腕へと身体のラインに沿って指先で撫でる。

「ひっ」

 インナー越しでもブーツに包まれた指先の感触にゾクゾクして晶は悲鳴を上げる。

「綺麗な身体ですね。ラインも綺麗ですけど肉付きも良く脂肪もそれほどない。鍛えているだけありますね」

 ミーネは腕から指を引き返し鎖骨を撫でると、豊かな乳房に触れていく。掌を押し付けて指を埋める。
 伸縮性に優れた特殊繊維は、晶の胸の感触を余すこと無くミーネに伝えた。

「成長していますね先輩。柔らかすぎず堅すぎず、絶妙の張りです。苦労して調整していった甲斐がありました」

「あ、あなた何をしたの」

「毎回の出撃後の検査や定期検診の時にエーテルの影響を抑えるための薬打っていましたよね。あれ、嘘なんです。本当はエーテルの流れを加速させる薬なんですよ。でも副作用で色々なところがエッチになっちゃうんですよね。だから、薬が効いているかどうか先輩の感度で分かっちゃうんですよ」

「ひゃうっ」

 ミーネが胸の先端を摘まむと走った快電に晶は艶声を上げる。

「十分に育っていますね。感度も極めて敏感。苦労して調合した甲斐がありました」

 自分の成果にニッコリと笑うミーネの顔に、薄ら寒ささえ晶は感じた。
 ミーネはそんな事は気にせず、両手を下に向けて動かしていく。くびれた腰を通り、ハイレグカットに沿って、女子の大事な部分へ。

「きゃっ」

 突然触れられた驚きで晶は悲鳴を上げる。

「うふふ、結構感じていますね」

「や、やめて、触らないで」

 晶の叫びを効いてもミーネは手を止めず、縛り上げていた糸を断つとクロッチを指で摘まんでズラした。

「凄く良く出来ていますね。凄く膨らんでいます」

「み、見るな!」

 晶は止めるように叫ぶがミーネは止めない。
 クロッチの覆いから解放された晶の秘所を覗き込む。
 恥丘は膨れあがり、二枚貝のようにヒクヒクと内側の肉を動かしている。肉は血色の良い綺麗なピンク色をしている。
 時折、愛液が流れ出してきて潮を吹き、床に水滴を垂れ流す。
 そして、奥から濃厚な甘い乙女の香りを放っている。

「ああ、良い香り」

 晶の良い香りで鼻孔を刺激され一瞬薬物が決まったような状態になったミーネは目を閉じて陶酔し、残り香を楽しむ。

「か、嗅ぐな!」

「勿論です。折角膨らんでいるのに見て嗅ぐだけじゃダメです」

 そういってミーネは自分のインナーのクロッチをズラして秘所を晒した。

「はあ」

 そして自分の敏感な場所を自らの手で擦って刺激する。忽ちの内にクリトリスは肥大化してクリペニスと化した。

「もう限界でしたから直ぐに伸びました。ずっと待ち望んできたんですから」

「ひっ」

 今まで以上に太く長く、血管を浮き上がらせてグロテスクな姿をした肉棒を見て晶は悲鳴を上げる。
 怯える晶を見て諧謔の心を刺激されたミーネは肉棒を晶の恥部に擦りつける。そして腰を前後に動かしてクリペニスを恥丘に擦り始める。

「あ、ああ」

 恐怖に震えているのに快楽の感情が晶の脳に伝わってくる。
 恐怖で心が壊れるのを防ぐ為の身体の機能だったが、晶は自分がおかしくなってしまったのでは無いかと思った。

「うふふ、先輩ったらそんなに嬉しいですか? 怖がっているのに身体は求めていますよ」

 ミーネのに肉棒は晶から流れ始めた愛液によって濡れ、表面を覆い妖しげな光を照り返す。

「そろそろ良いでしょう。先輩も待っているようですし、私も我慢出来ませんから」

 ミーネは一度距離をとって肉棒を離すと、肉棒の先端を晶の恥肉の割れ目にねじ込んだ。

「い、いや。そんなの入ったら壊れちゃう」

 咄嗟に晶は内股を閉じる。肉棒を入れられるのも嫌だが、翔だけに捧げた貞操を失いたくなかった。

「うふふ、ダメですよ先輩。このまま終わるなんて。初めてがどういう物だか知らないでしょう」

 しかしミーネは止めなかった。
 既に翔と初めてを体験しているのだが、ミーネは知らない。
 そのためミーネは自分の肉棒が晶の膣内を通過し、処女膜を突き破る時を想像して当然とする。その様子を思い描きながら喜々として腰を突き上げ、両手の指を晶の柔らかい尻肉に食い込ませた。

「行きますよ先輩。一気に貫いて上げます」

「いやあああっ」

 ミーネは大声で宣言するが、晶は絶叫して拒絶する。しかし、ミーネを止めることは出来なかった。
 晶の尻肉に手を当てたミーネは自分の腰を思いっきり突き上げ肉棒を晶の中へ入れた。

「ああああっっっっ」

 先ほど破瓜を迎えたばかりの傷だらけの膣内へ小よりも大きく太い肉棒が滑り込む。
 膣は限界以上に広げられ、肉が裂け、無数の傷を作りながら進む。激痛だが、途中で神経が正気を保つために快楽に変換したため晶は絶え間ない快感に喘ぐ。

「あ、あ、あああ」

 溢れ出る愛液が潤滑剤の役目を果たし、肉棒は晶の子宮まで到達した。
 そしてミーネは気が付いてしまった。

「……あれ?」

 晶にあるべきものが無い事に。
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