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美羽のお願い
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「あんっ」
裕樹の手が美羽のお尻に触れた瞬間、美羽の身体に電撃が走り、小さく背筋を仰け反らせ、裕樹から離れた口から艶声が漏れ出した。
頭の中も真っ白になり、一瞬思考停止になり身体のほてりもあって目の焦点が合わず、ぼーっとする。
しかし徐々に思考が回復すると、裕樹に目が合い、頬が真っ赤に染まった。
「す、すみません」
押し倒した事が恥ずかしくなったのか美羽は身体を起こし、裕樹の腹の上に座る。
身体を起こしたと同時に潰れていた胸がゴム鞠のように揺れる。
見下ろされているため、星明かりで逆光になっているが美羽の身体の輪郭は肌と光沢のあるスーツのおかげで輪郭がうっすらと輝いていた。
おかげで少し目が利くようになると彼女の身体がよく見えた。
先ほどより膨らんでいるのか、こぼれ落ちそうでスーツのカット部分に乳輪のピンク色が見えてしまった。
戦いのためか、それとも身体が熱くなっているのか、肌にはうっすらと汗が出て湿り肌の輝きを増していた。首筋を一滴の汗が流れ、うなじの近くを通って鎖骨の部分にたどり着き泉を作り宝石のように輝いていた。
「ご、ごめんなさい」
許しも得ずに座ってしまったことを恥じて慌てて横に座った。
「いやお気になさらず」
申し訳なさそうにする美羽を慰めるように、気にしていない風に裕樹は答えた。
むしろ小さなお尻が乗っかり、その感触を腹で、脚の付け根から伸びていく柔らかな太ももが挟む身体の側面で感じることが出来てむしろずっと乗っていて欲しかった。
「あ、あの」
切羽詰まったような感じで美羽はおずおずと裕樹に話しかけた。
「な、なんですか」
「こんな時に……昨日の今日で何なんですか……」
恥ずかしさから口を閉じ、視線を逸らしたが、意を決して目を閉じて美羽は大声で頼み込んだ。
「変身を解くために私を抱いて貰えませんか!」
「……いや、もう抱いているでしょう」
「そうじゃなくて」
必死の思いで、伝えたいことがありすぎて言葉に詰まった美羽はたどたどしく説明を続けた。
「あ、あなた、裕樹さんの方から抱いて貰えませんか」
「……え?」
一瞬、裕樹は理解できず間抜けな声を出してしまった。
「ええと、このままではダメだと」
「そ、そうです」
「どうして?」
「女の私から襲うんじゃなくて、抱いて貰うのが夢なので、じゃなくて、その方が変身が解けやすいんです!」
「そうなの?」
「はい、自分で変身を解こうとしても解けにくいので」
恥ずかしそうに美羽が言う。
昨日、自慰しても無理だったので裕樹が抱くことで変身が解けた。
その再現を狙っているのだろう。
「それとも、私ではダメですか?」
美羽は正座の状態から膝の下を外側に向けて座り込み、両手を自分の上乳に黒いグローブに包まれた指を揃えて乗せ、顔を恥ずかしそうに逸らす、だが、視線は裕樹に向けてきた。
バニーガール姿の少女に、魅力的なポーズでそんなことことを言われて拒絶したら男が廃る。
「ダメじゃありません」
裕樹の手が美羽のお尻に触れた瞬間、美羽の身体に電撃が走り、小さく背筋を仰け反らせ、裕樹から離れた口から艶声が漏れ出した。
頭の中も真っ白になり、一瞬思考停止になり身体のほてりもあって目の焦点が合わず、ぼーっとする。
しかし徐々に思考が回復すると、裕樹に目が合い、頬が真っ赤に染まった。
「す、すみません」
押し倒した事が恥ずかしくなったのか美羽は身体を起こし、裕樹の腹の上に座る。
身体を起こしたと同時に潰れていた胸がゴム鞠のように揺れる。
見下ろされているため、星明かりで逆光になっているが美羽の身体の輪郭は肌と光沢のあるスーツのおかげで輪郭がうっすらと輝いていた。
おかげで少し目が利くようになると彼女の身体がよく見えた。
先ほどより膨らんでいるのか、こぼれ落ちそうでスーツのカット部分に乳輪のピンク色が見えてしまった。
戦いのためか、それとも身体が熱くなっているのか、肌にはうっすらと汗が出て湿り肌の輝きを増していた。首筋を一滴の汗が流れ、うなじの近くを通って鎖骨の部分にたどり着き泉を作り宝石のように輝いていた。
「ご、ごめんなさい」
許しも得ずに座ってしまったことを恥じて慌てて横に座った。
「いやお気になさらず」
申し訳なさそうにする美羽を慰めるように、気にしていない風に裕樹は答えた。
むしろ小さなお尻が乗っかり、その感触を腹で、脚の付け根から伸びていく柔らかな太ももが挟む身体の側面で感じることが出来てむしろずっと乗っていて欲しかった。
「あ、あの」
切羽詰まったような感じで美羽はおずおずと裕樹に話しかけた。
「な、なんですか」
「こんな時に……昨日の今日で何なんですか……」
恥ずかしさから口を閉じ、視線を逸らしたが、意を決して目を閉じて美羽は大声で頼み込んだ。
「変身を解くために私を抱いて貰えませんか!」
「……いや、もう抱いているでしょう」
「そうじゃなくて」
必死の思いで、伝えたいことがありすぎて言葉に詰まった美羽はたどたどしく説明を続けた。
「あ、あなた、裕樹さんの方から抱いて貰えませんか」
「……え?」
一瞬、裕樹は理解できず間抜けな声を出してしまった。
「ええと、このままではダメだと」
「そ、そうです」
「どうして?」
「女の私から襲うんじゃなくて、抱いて貰うのが夢なので、じゃなくて、その方が変身が解けやすいんです!」
「そうなの?」
「はい、自分で変身を解こうとしても解けにくいので」
恥ずかしそうに美羽が言う。
昨日、自慰しても無理だったので裕樹が抱くことで変身が解けた。
その再現を狙っているのだろう。
「それとも、私ではダメですか?」
美羽は正座の状態から膝の下を外側に向けて座り込み、両手を自分の上乳に黒いグローブに包まれた指を揃えて乗せ、顔を恥ずかしそうに逸らす、だが、視線は裕樹に向けてきた。
バニーガール姿の少女に、魅力的なポーズでそんなことことを言われて拒絶したら男が廃る。
「ダメじゃありません」
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