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押し倒し
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「!」
突然飛び込んできた美羽に対処できず裕樹は後ろに倒れ込んでしまった。
黒のグローブに包まれた美羽の両腕が頭の後ろに回されてクッションとなり後頭部強打は避けられた。
素肌で抱きしめられた先日の感触を覚えているだけにグローブで包まれているのは、惜しい気がしたが、ツルツルした肌触りを持つ布の気持ちよさと細くも柔らかい指の感触の相乗効果で気持ちよい。
少し冷たいがひんやりとしているし、機能の指の暖かさを身体が記憶しており、触られた場所がその時を思い出してむしろ熱くなる。
「うふふ」
抱き付いて押し倒した後、美羽は頬ずりしていた。
まるで仔犬のように頬を裕樹の顔に押しつけ親愛の情を示していた。至近距離にある髪の艶やかさに目が釘付けになり、あふれ出てくる甘い香りに惑わされる。
押しつけたのは頬だけでは無かった。
美羽は身体全体を押しつけ、自分の身体の良さを裕樹に伝えようとばかりにぐいぐいと押していく。
豊満な胸が押しつけられ裕樹と美羽の身体に挟まれて押し潰されて変形し広がる。
スーツと露出した肌の境界の冷たさと暖かさだけで無く、つるつるした布とすべすべの肌の感触がシャツ越しにも伝わり裕樹の身体を熱くする。
身体を動かそうとしたが、黒タイツに包まれた脚で挟み込み、柔らかい太ももで動きを止めた。
そして下腹のあたりに秘所をこすりつける。
クロッチ越しにも丸く膨らんだ恥丘の形が想像できてしまい、逸物の根元が熱くなり硬くなっていく。
「うふふ」
そこでようやく美羽は顔を離した。
しかし長いマツゲを持つ目を細め、ジッと裕樹を見つめる。
そして頬をピンクに染めたまま、口を近づけ、裕樹の唇に触れた。
小さいながらも肉厚な唇で情熱的だった。
更に美羽は舌を侵入させ裕樹の舌に絡め付かせる。
相変わらず勢いに任せて絡ませてくるだけだが美羽の体温が情熱が注ぎ込まれているようで口を通じて裕樹に熱量が送り込まれているようだ。
入れるだけでは無く美羽は吸い込むように裕樹の舌を自分の口に導こうとしていた。
それはまるで裕樹の存在を自分の中に入れようとしているようで気持ちよかった。
先日、飛縁魔に襲われたときは血を吸われて命の危機に瀕していたが、美羽の場合は裕樹を求め、自分と一体になろうとする気持ちがあり、吸い込まれたとしても嫌では無かった
自分を求めてくる美羽が裕樹は愛おしくなり、両腕を美羽の背中に回した。
サラサラとした髪の中に入れスベスベとした肌を撫でる。
一度引き寄せ美羽の体温を感じた後そのまま腕を美羽の身体の曲線をなぞるように下げていく。
途中スーツとの境界線にたどり着き境目の感触の違いと、隙間から漏れ出てくる蒸れた暖かい空気を堪能した後、スーツのエリアへ入り、滑らかな表面の上を滑るように移動。
ふわふわのシッポを横を通って更に下へ向かう。
突然飛び込んできた美羽に対処できず裕樹は後ろに倒れ込んでしまった。
黒のグローブに包まれた美羽の両腕が頭の後ろに回されてクッションとなり後頭部強打は避けられた。
素肌で抱きしめられた先日の感触を覚えているだけにグローブで包まれているのは、惜しい気がしたが、ツルツルした肌触りを持つ布の気持ちよさと細くも柔らかい指の感触の相乗効果で気持ちよい。
少し冷たいがひんやりとしているし、機能の指の暖かさを身体が記憶しており、触られた場所がその時を思い出してむしろ熱くなる。
「うふふ」
抱き付いて押し倒した後、美羽は頬ずりしていた。
まるで仔犬のように頬を裕樹の顔に押しつけ親愛の情を示していた。至近距離にある髪の艶やかさに目が釘付けになり、あふれ出てくる甘い香りに惑わされる。
押しつけたのは頬だけでは無かった。
美羽は身体全体を押しつけ、自分の身体の良さを裕樹に伝えようとばかりにぐいぐいと押していく。
豊満な胸が押しつけられ裕樹と美羽の身体に挟まれて押し潰されて変形し広がる。
スーツと露出した肌の境界の冷たさと暖かさだけで無く、つるつるした布とすべすべの肌の感触がシャツ越しにも伝わり裕樹の身体を熱くする。
身体を動かそうとしたが、黒タイツに包まれた脚で挟み込み、柔らかい太ももで動きを止めた。
そして下腹のあたりに秘所をこすりつける。
クロッチ越しにも丸く膨らんだ恥丘の形が想像できてしまい、逸物の根元が熱くなり硬くなっていく。
「うふふ」
そこでようやく美羽は顔を離した。
しかし長いマツゲを持つ目を細め、ジッと裕樹を見つめる。
そして頬をピンクに染めたまま、口を近づけ、裕樹の唇に触れた。
小さいながらも肉厚な唇で情熱的だった。
更に美羽は舌を侵入させ裕樹の舌に絡め付かせる。
相変わらず勢いに任せて絡ませてくるだけだが美羽の体温が情熱が注ぎ込まれているようで口を通じて裕樹に熱量が送り込まれているようだ。
入れるだけでは無く美羽は吸い込むように裕樹の舌を自分の口に導こうとしていた。
それはまるで裕樹の存在を自分の中に入れようとしているようで気持ちよかった。
先日、飛縁魔に襲われたときは血を吸われて命の危機に瀕していたが、美羽の場合は裕樹を求め、自分と一体になろうとする気持ちがあり、吸い込まれたとしても嫌では無かった
自分を求めてくる美羽が裕樹は愛おしくなり、両腕を美羽の背中に回した。
サラサラとした髪の中に入れスベスベとした肌を撫でる。
一度引き寄せ美羽の体温を感じた後そのまま腕を美羽の身体の曲線をなぞるように下げていく。
途中スーツとの境界線にたどり着き境目の感触の違いと、隙間から漏れ出てくる蒸れた暖かい空気を堪能した後、スーツのエリアへ入り、滑らかな表面の上を滑るように移動。
ふわふわのシッポを横を通って更に下へ向かう。
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