22 / 32
窮地
しおりを挟む
「だ、ダメよ!」
美羽は頭の中に広がった妄想を声を出して否定する。
「なにくそっ」
美羽は迷いを振り払い再び鬼に攻撃を加えた。
「がああっっ」
だが美羽の攻撃は顔面に直撃したが、有効打にはならなかった。
鬼が目に手を当てていて視界を奪ったようだが、倒れる気配はない。
「あああんんっっっ」
鬼が健在な様子を見て再び美羽の心に迷いが生じた。
そして、裕樹の方向に目が向かってしまう。
その回数は増えていき、特にある一点を見てしまう。
「だ、ダメよ」
美羽はその妄想を真っ赤にした顔を激しく振って否定した。
だが、どうしても視線が裕樹の方を向いてしまう。その上、
身体の奥、お腹の下のあたりが疼き始めていた。
「うううっ」
腰の部分が疼き熱くなるのを、うめきながら絶えようとする美羽。
足の付け根だけで無く胸の方も疼き始めている。激しく動いてサラシで擦れているせいもあるが、胸の奥が激しく疼き始めている。
身体が熱くなり、平常心を保つのに精神力を使う。
「あうっ」
動く度に身体の疼きは大きくなり身体の奥の方が燃えているような感じになる。
ついには身体の奥、膣の先から温かい露が出てきてしまった。
滴は徐々に貯まっていきやがて膣の中を流れ始める。
膣壁を流れる度に濡れた部分が熱くなり、その感覚がリアルタイムで膣の脳に伝わる。
熱くなった部分が余計に疼いて滴を増やす。
それが美羽の隙になった。
「はっ」
目をやられて視界を奪われた鬼だったが美羽の嘆く声を聞いて、声の方向に金棒を振り回した。
なんとか避けたが、金棒は建物の壁に当たり壁を粉砕、無数の破片を飛ばした。
「ぐはっ」
「裕樹さん!」
鬼が壊した壁の破片を頭部に受けた裕樹は、地面に倒れた。
破片が当たった衝撃で脳震盪を起こして気絶してしまったのだ。
美羽は駆け寄ろうとするが、裕樹を呼ぶ声を聞いた鬼が美羽に、正確には美羽の声に向かって金棒を振り回した。
「きゃあああっっ」
金棒が身体に当たった美羽は、弾き飛ばされ弧を描いて宙を飛び裕樹の上を通過して、地面に落ちた。
「あうっ」
地面に落ちた衝撃でうめき声を美羽は上げた。
その声を聞いた鬼は、美羽に向かって振り向き、近づいていく。
その途中に裕樹が倒れていた。
「裕樹さん! 逃げて!」
美羽は叫ぶが、裕樹が目覚めることは無かった。
そうこうしている間に鬼が裕樹の元に来てしまい、裕樹を踏みつけた。
美羽は頭の中に広がった妄想を声を出して否定する。
「なにくそっ」
美羽は迷いを振り払い再び鬼に攻撃を加えた。
「がああっっ」
だが美羽の攻撃は顔面に直撃したが、有効打にはならなかった。
鬼が目に手を当てていて視界を奪ったようだが、倒れる気配はない。
「あああんんっっっ」
鬼が健在な様子を見て再び美羽の心に迷いが生じた。
そして、裕樹の方向に目が向かってしまう。
その回数は増えていき、特にある一点を見てしまう。
「だ、ダメよ」
美羽はその妄想を真っ赤にした顔を激しく振って否定した。
だが、どうしても視線が裕樹の方を向いてしまう。その上、
身体の奥、お腹の下のあたりが疼き始めていた。
「うううっ」
腰の部分が疼き熱くなるのを、うめきながら絶えようとする美羽。
足の付け根だけで無く胸の方も疼き始めている。激しく動いてサラシで擦れているせいもあるが、胸の奥が激しく疼き始めている。
身体が熱くなり、平常心を保つのに精神力を使う。
「あうっ」
動く度に身体の疼きは大きくなり身体の奥の方が燃えているような感じになる。
ついには身体の奥、膣の先から温かい露が出てきてしまった。
滴は徐々に貯まっていきやがて膣の中を流れ始める。
膣壁を流れる度に濡れた部分が熱くなり、その感覚がリアルタイムで膣の脳に伝わる。
熱くなった部分が余計に疼いて滴を増やす。
それが美羽の隙になった。
「はっ」
目をやられて視界を奪われた鬼だったが美羽の嘆く声を聞いて、声の方向に金棒を振り回した。
なんとか避けたが、金棒は建物の壁に当たり壁を粉砕、無数の破片を飛ばした。
「ぐはっ」
「裕樹さん!」
鬼が壊した壁の破片を頭部に受けた裕樹は、地面に倒れた。
破片が当たった衝撃で脳震盪を起こして気絶してしまったのだ。
美羽は駆け寄ろうとするが、裕樹を呼ぶ声を聞いた鬼が美羽に、正確には美羽の声に向かって金棒を振り回した。
「きゃあああっっ」
金棒が身体に当たった美羽は、弾き飛ばされ弧を描いて宙を飛び裕樹の上を通過して、地面に落ちた。
「あうっ」
地面に落ちた衝撃でうめき声を美羽は上げた。
その声を聞いた鬼は、美羽に向かって振り向き、近づいていく。
その途中に裕樹が倒れていた。
「裕樹さん! 逃げて!」
美羽は叫ぶが、裕樹が目覚めることは無かった。
そうこうしている間に鬼が裕樹の元に来てしまい、裕樹を踏みつけた。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる