上 下
7 / 32

乳房責め

しおりを挟む
 飛縁魔の愛撫に感じてしまい艶声を上げて悶える美羽。
 その様子を飛縁魔は諧謔の表情を浮かべて楽しむ。

「それにしては反応に驚きがないな。初めてだと驚きの声を上げるんだが」

 美羽の声は抑えようとする思いと恥じらいはあるが、声の響きに驚きはなく純粋に気持ちよさそうだった。

「さては何度もオナニーしているな」
「うっ」

 飛縁魔の指摘に美羽の顔が更に赤く染まる。

「男がいないんで自分でしているのか」
「うっ、うるさいっ!」

 美羽は目をつぶるほど強く大声で叫んで否定する。
 しかし、その必至さが余計に真実を物語り、飛縁魔を悦ばせる。

「ははは、良いなその顔は」
「ううう」
「さて、仕上げといこうか」

 上げた手を振り下ろした飛縁魔は羞恥の色を深める美羽の身体に最後に残ったショーツとサラシも破いた。
 破かれたサラシの舌からは大きな胸が飛び出して膨らんだ。

「サラシで抑えていたのか。それとも、興奮しているのか」
「うううっ」
「良い身体だな。胸は大きく、肌は艶がある。ああ、腋もつるつるだ。ヘソなど淫靡な形をしているな。身体のラインも良いぞ。バストのあたりは大きいがウエストに行く程くびれて細くなるが、ヒップのあたりは盛り上がり肉感があるの素晴らしい体つきだ」
「い、言うな!」

 飛縁魔の言葉責めに美羽の羞恥を更に色濃くする。

「嫌がるな。お前の身体は最高で、それを褒めているんだぞ」
「う、嬉しくない」
「こっちは見るだけでも嬉しい。だが、見るだけで終わらせるつもりもないがな」

 飛縁魔は胸に手を伸ばし直接美羽の胸を揉み出す。

「きゃああんっ」

 揉まれた瞬間、美羽は大きな嬌声を上げた。

「くふふっ、敏感な言い乳房だな」
「あ、あううっ」

 感じてしまっているため美羽の口から漏れるのは桃色の嬌声だけだった。
 拒絶の言葉を放とうにも、飛縁魔のテクニック、指の間に乳首を挟み揉み上げつつ、指を立てて乳房の奥深くを揉み上げ性感帯を刺激するため、身体の奥から官能中枢を捕まれ刺激させられ、強制的に絶頂させられ、歓喜の言葉しか出てこなかった。

「おお、興奮して膨れ上がっているな。乳腺が肥大化しているぞ」
「あああっ」

 たたみかけるように飛縁魔が言葉責めを行い美羽の羞恥の紅が色濃くなる。
 同時に耐えようとする抵抗心も生まれてきて、ようやく美羽は言い返す。

「や、やめて」
「そんな事を言っても喜んでいるじゃないか」

 飛縁魔が美羽の身体の中心線を指先で下に向かって、なぞっていくと、その先にある割れ目が膨らみ、ヒクヒクしていた。割れ目からは恥肉が見え、血管が鮮やかなピンク色を浮かべている。

「身体は楽しみにしているぞ、身体は正直だな」
「や、やめて」

 最も敏感な部分に視線を向けられた美羽はそこを撫でられた様な感覚に陥った。
 そのため、割れ目の奥からは愛液が出始め、膣をたどり、割れ目に滴を浮かべ始める。
 草に浮き出る朝露か水晶のように輝く淫靡な滴を見て、飛縁魔は最高級の宝石と極上の料理を見る様な目で美羽を見つめる。

「口では嫌がっているが身体は求めているぞ。もっともここでお預けなんてあたしは勘弁だよ」

 飛縁魔は美羽の秘所へ指を伸ばしていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

レンタルメイド ~ご主人様とメイドの恋愛は定番でございます~

ななよ廻る
恋愛
朝から夜までコンビニや外食で済ませる男子高校生らしい一人暮らしを満喫するノアの元に、ある日レンタルメイドを名乗る銀髪のメイド・リースが訪れる。 ノアの不健康な生活を心配してノアの母親に雇われたリースは、おはようからおやすみまで付きっ切りでお世話をしてくる。はてはお風呂でのご奉仕まで!? 休まる暇がない彼女の徹底した奉仕に戸惑っているというのに、ノアの級友である狂華や、ノアの住むマンションコンシェルジュであるソフィアまでもがノアのメイドとなってしまう。 気楽な一人暮らしは一体いつ戻ってくるのか……。 朝から晩まで可憐なメイドたちによって献身的なお世話をされる日常。 ――ご主人様、こちらメイドのご奉仕ラブコメでございます。 ※この作品は「カクヨム」「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも掲載しています※

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~

白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。 日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。 ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。 目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ! 大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ! 箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。 【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

処理中です...