成長チートと全能神

ハーフ

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王国学園、独立編

えっ婚約?

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「よく来たな。二人共。」
ここは王城の応接間。謁見のあと俺と父さんはここに呼ばれていた。
「そこに掛けてくれ。」
「はっはい。」
王様がそう言うので近くのソファーに腰掛けた。 
この部屋にいるのは四人。俺と父上。エリック王と宰相のマギ公爵だ。
「アーサー。改めて言うが本当にありがとう。これが褒美の龍貨五枚そして君に与える土地への地図だ。そしてこのバッジを胸につけてくれ。これをつけることで龍爵になる。
あ、そうそう土地に建てる家はどうする。良ければこちらから大工を紹介するが…。」
「大丈夫です。家はこちらで用意するので。」
    「分かった。(我々より早いものがいたとは…誰だ?)」
「で、だが。入ってこい。」
国王がそう言うと扉が開き一人の少女が入ってきた。その姿は可憐で、まるで天使のようだった。
「お初にお目にかかります。アーサー様。私の名前はシルク·ヴィ·ガンマ。この国の第三王女です。気軽にシルクと呼んでください。」
「アーサーよ、このシルクと婚約してくれ。政治的な話になるがお主が国から引き抜かれる事はあってはならんのだ。だからお願いだ。」
「国王様やめてください。
分かりました。私もこの国が大好きです。それがこの国の為ならば、私は彼女と婚約します。」
「おお!ありがとう。」
すると宰相さんが…
「王よ、すみませんが私の娘も彼と婚約させても?ディザスティオスとの戦いで惚れてしまったようで。」
「ああ、構わない。アーサーもそれで良いな?」
「え、ええ(一人でも十分なのに二人になるなんて)」
「ではこれで会議を終わる。
改めて…。大義であった!!」

―――――――――――――――――――――――――――

「はぁ」
と溜息をつきながら貰った土地までの道を歩く。
「まさか婚約者が二人も出来ちゃうとは。これからどうなるんだよー。」
市街地に俺の声が響く。
「もういいや。土地着いたし憂さ晴らしに早速家造り始めるか。」
土地は思ったよりも大きい。
家造りを始める。土台は岩魔法でモース硬度9コランダムレベルまで固めて建物自体はくろがねを使う。
それぞれの材料で家を造った後は付与魔法を使う。物理無効,魔法無効その他諸々のスキルを付与していく。仕上げに結界を貼る。
そして完成した家を紹介しよう。
2階建てで2階にそれぞれの専用の部屋がある。書斎も二階だ。
一階には食堂やトイレなどの共同スペース。
そして書斎にはある仕掛けが施されている。
書斎の机にある魔法陣。そこに手を置くと鍵が開く。すると机が真っ二つに割れて床が開き階段ができる。階段を降りると3つの分かれ道がある。それぞれに机と同じ様な魔法陣がある。
右には米や麦、野菜等を育てる為の農園。しかも腐らない仕掛け付き。
左は鍛冶場、錬金場、調合場がある。
そして正面には金庫だ。壁には『魔法·物理攻撃反射』を付与した。更にあの魔法陣にプラスして暗証番号を入力する鍵がある。最強のセキュリティだ。
ん?魔法陣は何なんだって?これは俺が作った魔法陣だ。一定の魔力紋の魔力のみを通す鍵のような役割をする魔法陣だ。魔力紋ってのは指紋や耳紋の様に人それぞれ違う魔力の一定周期のオシロスコープで見た音のような紋だ。つまり現代で言う指紋認証装置だな。

そんなこんなで婚約者ができたり、家を作ったり、謁見したりした濃密な一日が終わったのだった。
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