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廃トンネル34
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再び配信をつけながら歩き出した健太は今度はライトを壁に照らしながら何か抜け穴がないか確かめながら歩いた。
「壁はほとんど亀裂がはいってるな。 何かバールか何か鉄棒みたいなのがあれば壊せそうなのもあるけど、うん?なんだこれ」
健太がふとライトを照らした場所になにやら落書きみたいなのが書かれていた。
「これ最近書かれたような感じだな。」
健太はより近くでその落書きらしき物を確認すると。
「あぁぁぁ!これて嘘だろ?」
その落書きは文字だった、そして内容は
"健太助けてくれ、俺はここにいる"
「ここにいるて・・どこだよ、おーい!!春樹いい!!!!どこにいるんだよ。」
大声で叫ぶ健太、その時健太の顔に何かが触れた。そう、その感触は人の手だった、しかし、目の前には誰もいない、その後不思議な事がさらに続く、今度は健太のポケットの手帳がすうーっと抜かれた、慌ててポケットに目をやると手帳は無かった。そして、目線を前に戻すとそこには。
「春樹なのか??おまえそこにいるのか??」
そこには人の姿など見えないが確かに手帳だけが空を浮いていたのだった。
「壁はほとんど亀裂がはいってるな。 何かバールか何か鉄棒みたいなのがあれば壊せそうなのもあるけど、うん?なんだこれ」
健太がふとライトを照らした場所になにやら落書きみたいなのが書かれていた。
「これ最近書かれたような感じだな。」
健太はより近くでその落書きらしき物を確認すると。
「あぁぁぁ!これて嘘だろ?」
その落書きは文字だった、そして内容は
"健太助けてくれ、俺はここにいる"
「ここにいるて・・どこだよ、おーい!!春樹いい!!!!どこにいるんだよ。」
大声で叫ぶ健太、その時健太の顔に何かが触れた。そう、その感触は人の手だった、しかし、目の前には誰もいない、その後不思議な事がさらに続く、今度は健太のポケットの手帳がすうーっと抜かれた、慌ててポケットに目をやると手帳は無かった。そして、目線を前に戻すとそこには。
「春樹なのか??おまえそこにいるのか??」
そこには人の姿など見えないが確かに手帳だけが空を浮いていたのだった。
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