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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言117
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その米軍特殊作戦同意書は米軍の係官が再チェックをしたうえで封筒に入れられた。
「では、以上となります。作戦決行日時においては事前に我々米軍からお知らせいたします。それと、この作戦同意書が効力を有した今から、この地下施設から外には一切出れませんのでご了承下さい。本作戦終了までは指揮監督権は我々米軍に委ねられますので宜しくお願い致します。」
そう言うと通訳の軍人と係官、サンダース中将は席を立った。
部屋に残されたのは無力感に苛まれた4人の自政党という形だけ残った日本の内閣総理大臣とその一部の閣僚、党の若手だけが虚しくそこに存在していた。
「なあ、山下、俺て情けないよな・・もう好きなだけ責めてくれ。日本を駄目にしたのも俺だ。国のリーダーとして最後の最後まで責任を全うせず、他国に任せてしまった事を許してくれ・・」
松本総理は1人その場から静かに部屋を退出した。
残された3人は途方に暮れていた。
「では、以上となります。作戦決行日時においては事前に我々米軍からお知らせいたします。それと、この作戦同意書が効力を有した今から、この地下施設から外には一切出れませんのでご了承下さい。本作戦終了までは指揮監督権は我々米軍に委ねられますので宜しくお願い致します。」
そう言うと通訳の軍人と係官、サンダース中将は席を立った。
部屋に残されたのは無力感に苛まれた4人の自政党という形だけ残った日本の内閣総理大臣とその一部の閣僚、党の若手だけが虚しくそこに存在していた。
「なあ、山下、俺て情けないよな・・もう好きなだけ責めてくれ。日本を駄目にしたのも俺だ。国のリーダーとして最後の最後まで責任を全うせず、他国に任せてしまった事を許してくれ・・」
松本総理は1人その場から静かに部屋を退出した。
残された3人は途方に暮れていた。
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