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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言73
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「こちらこそ、投げとばしてしまって申し訳なかったです。誤解が解ければそれで良いのです。」
「怪我はねーが兄ちゃん強えーな。なんか格闘技やってるのか?」
トラック乗りの男が井上巡査に聞くと、鈴木が思わず言った。
「この方は京都府警交通機動隊の人ですよ!白バイ隊員なのです。私が感染者達に襲われた時に助けてくれて、今もこうして守ってくださってるんです。」
「白バイ警官??そりゃ強えーはずだぜ。ワッハッハ。ところで、外に俺も通りすがりで助けてやった女の人と娘さんがいるんだが、中に呼んでいいか?俺達は薬を取りに来たんだよ。」
井上は笑顔で答えた。
「もちろんですよ!これからはお互いに協力できるところは協力していきましょう。こっちは近くの山の上にあるペンションみたいな所に避難してます。広い家なのでもし良かったらどうぞ!温かいシャワーも清潔なシーツが敷かれたベットも何台か空いてますし、鈴木さんこの方達も一緒に連れてってもいいかい?」
「断る理由がないですよ。一緒に私達のいるペンションに来ません?」
「そりゃ行きたいけど、実は俺達は東京に避難しにこれから下道で行くところなんだよ。でも、2人の親子だけそちらに預けて俺は東京に行くよ。」
「怪我はねーが兄ちゃん強えーな。なんか格闘技やってるのか?」
トラック乗りの男が井上巡査に聞くと、鈴木が思わず言った。
「この方は京都府警交通機動隊の人ですよ!白バイ隊員なのです。私が感染者達に襲われた時に助けてくれて、今もこうして守ってくださってるんです。」
「白バイ警官??そりゃ強えーはずだぜ。ワッハッハ。ところで、外に俺も通りすがりで助けてやった女の人と娘さんがいるんだが、中に呼んでいいか?俺達は薬を取りに来たんだよ。」
井上は笑顔で答えた。
「もちろんですよ!これからはお互いに協力できるところは協力していきましょう。こっちは近くの山の上にあるペンションみたいな所に避難してます。広い家なのでもし良かったらどうぞ!温かいシャワーも清潔なシーツが敷かれたベットも何台か空いてますし、鈴木さんこの方達も一緒に連れてってもいいかい?」
「断る理由がないですよ。一緒に私達のいるペンションに来ません?」
「そりゃ行きたいけど、実は俺達は東京に避難しにこれから下道で行くところなんだよ。でも、2人の親子だけそちらに預けて俺は東京に行くよ。」
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